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レッドガラン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
レッドガラン
2021年京都金杯
欧字表記 Red Galant[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 鹿毛[1]
生誕 2015年3月11日(9歳)[1]
抹消日 2023年1月26日[2]
ロードカナロア[1]
ダンスオンザルーフ[1]
母の父 シンボリクリスエス[1]
生国 日本の旗 日本北海道千歳市[1]
生産者 社台ファーム[1]
馬主 (株)東京ホースレーシング[1]
調教師 安田隆行栗東[1]
競走成績
生涯成績 29戦7勝[1]
獲得賞金 2億1206万9000円[1]
勝ち鞍
GIII 中山金杯 2022年
GIII 新潟大賞典 2022年
Listed 大阪城S 2020年
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レッドガラン(欧字名:Red Galant2015年3月11日 - )は、日本競走馬[1]。主な勝ち鞍は2022年中山金杯新潟大賞典

馬名の意味は、冠名+優雅に(音楽用語)。優雅にターフを舞う。母名より連想。

戦績

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3歳(2018年)

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2歳時のソエの影響などによりデビューが遅れ、新馬戦終了後の4月1日の未勝利戦(阪神芝1600m)でデビューする。レース経験馬相手に道中後方から上がり最速で差し切って初勝利を挙げる。2戦目、平場の500万下で1番人気に推されたが6着に敗れる。5か月後、松浜特別で4着となり3戦で3歳シーズンを終える。

4歳(2019年)

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4歳初戦、1月の500万下でアタマ差の2着に入ると続く500万下を後方から上がり最速の脚で2着に2馬身差をつけて快勝、2勝目を挙げる。さらに3か月後の蓬莱峡特別でも上り最速を出しスリーマキシマムをクビ差捕えて連勝を飾った[3]。5か月の休み明け、昇級初戦のムーンライトハンデキャップは人気を裏切り7着に終わる。続く逆瀬川ステークスを中段から外に持ち出し伸びると接戦のなかクビ差前に出て1着、OP入りを果たした[4]

5歳(2020年)

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5歳初戦となった白富士ステークスは唯一の上り33秒台を出し3着に入る。続く大阪城ステークスは先行策を取り、2番手から直線で逃げ粘るサトノフェイバーを捕らえて抜け出し、1馬身1/4差をつけゴール、オープン初勝利を挙げる[5]。重賞初挑戦となった新潟大賞典は1番人気に推されたが6着、続く鳴尾記念は5着となる。夏は出走せず、5か月後、カシオペアステークスは0.2秒差の4着、続くリゲルステークスは中団から脚を伸ばし3着と好走した。

6歳(2021年)

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6歳初戦、京都金杯は6着、続く洛陽ステークスは中団から追い込み3着に入る。1番人気にとなった東風ステークスは前目につけたが6着に敗れた。7か月の休み明け、ポートアイランドステークスリステッド競走4回目の3着となり、カシオペアステークスは0.1秒差の4着に敗れた。続くリゲルステークスは前年に続き3着となる。

7歳(2022年)

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7歳初戦、1年7か月ぶりに2000mを使われた中山金杯は先団追走から直線で外に持ち出すと、一気の差し脚で後続を突き放し、追い込んできた2着のスカーフェイスに2馬身半差をつけて重賞初制覇を飾った[6]。その後、2月の京都記念では6着、大阪城ステークスでは4着と精彩を欠いたが、5月8日の新潟大賞典では向正面でまくり気味に進出すると、最後の直線で抜け出して重賞2勝目をマークした[7]。しかし、その後のレースでは着外が続いた。

2022年中山金杯

8歳(2023年)

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1月22日のアメリカジョッキークラブカップに出走するも12着と大敗。レース後の1月26日付けで競走馬登録を抹消された。引退後は岡山県吉備中央町のサラブリトレーニング・ジャパンで乗馬となる予定。

競走成績

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以下の内容は、JBISサーチ[8]およびnetkeiba.com[9]に基づく。

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上がり3F)
着差 騎手 斤量
[kg]
1着馬(2着馬) 馬体重
[kg]
2018.04.01 阪神 3歳未勝利 芝1600m(良) 18 7 15 016.40(6人) 01着 R1:34.3(33.6) -0.0 0池添謙一 56 (ラルムドランジュ) 504
0000.06.03 阪神 3歳上500万下 芝1600m(良) 17 1 2 002.60(1人) 06着 R1:33.8(35.3) -0.6 0池添謙一 54 チャレアーダ 500
0000.10.28 新潟 松浜特別 500万下 芝1800m(重) 17 7 14 008.40(5人) 04着 R1:49.0(34.9) -0.4 0鮫島克駿 55 レッドラフェスタ 514
2019.01.13 京都 4歳上500万下 芝1600m(良) 16 7 14 006.20(4人) 02着 R1:35.1(35.6) -0.0 0鮫島克駿 56 シュバルツボンバー 512
0000.01.26 京都 4歳上500万下 芝1800m(良) 9 4 4 002.90(1人) 01着 R1:48.1(34.3) -0.3 0福永祐一 56 (ドラグーンシチー) 510
0000.04.13 阪神 蓬莱峡特別 1000万下 芝1800m(良) 14 8 14 004.40(3人) 01着 R1:47.1(33.9) -0.0 0福永祐一 57 (スリーマキシマム) 498
0000.09.08 阪神 ムーンライトH 3勝 芝1800m(良) 11 8 11 002.30(1人) 07着 R1:45.8(33.3) -0.3 0福永祐一 55 マイネルネーベル 510
0000.12.01 阪神 逆瀬川S 3勝 芝1800m(良) 10 8 10 004.10(2人) 01着 R1:44.8(33.8) -0.0 0北村友一 55 (ワイプティアーズ) 510
2020.02.01 東京 白富士S L 芝2000m(良) 14 6 9 0011.90(5人) 03着 R1:59.2(33.7) -0.1 0M.デムーロ 56 インビジブルレイズ 514
0000.03.08 阪神 大阪城S L 芝1800m(稍) 16 2 3 004.40(2人) 01着 R1:46.9(35.4) -0.2 0北村友一 55 サトノフェイバー 514
0000.05.10 新潟 新潟大賞典 GIII 芝2000m(良) 16 3 6 004.70(1人) 06着 R1:59.4(35.0) -0.8 0鮫島克駿 56 トーセンスーリヤ 514
0000.06.06 京都 鳴尾記念 GIII 芝2000m(良) 16 7 13 009.20(3人) 05着 R2:00.8(36.6) -0.7 0北村友一 56 パフォーマプロミス 512
0000.11.01 京都 カシオペアS L 芝1800m(良) 18 7 14 006.30(3人) 04着 R1:46.3(34.6) -0.2 0浜中俊 57 ランブリングアレー 514
0000.12.12 阪神 リゲルS L 芝1600m(良) 17 4 8 004.30(2人) 03着 R1:33.3(33.3) -0.2 0北村友一 57 シュリ 514
2021.01.05 中京 京都金杯 GIII 芝1600m(良) 16 4 8 008.60(3人) 06着 R1:33.5(33.6) -0.4 0北村友一 56 ケイデンスコール 516
0000.02.13 阪神 洛陽S L 芝1600m(良) 10 7 7 002.50(1人) 03着 R1:35.3(32.7) -0.1 0岩田康誠 56 サトノフェイバー 516
0000.03.14 中山 東風S L 芝1600m(重) 14 7 12 004.00(1人) 06着 R1:35.5(36.9) -1.1 0横山和生 57 トーラスジェミニ 514
0000.10.03 中京 ポートアイランドS L 芝1600m(良) 16 4 7 0011.00(5人) 03着 R1:32.9(34.3) -0.3 0斎藤新 57 プリンスリターン 512
0000.10.31 阪神 カシオペアS L 芝1800m(良) 15 4 7 0011.00(5人) 04着 R1:47.3(33.4) -0.1 0斎藤新 57 ファルコニア 514
0000.12.11 阪神 リゲルS L 芝1600m(良) 12 5 5 004.60(2人) 03着 R1:34.3(33.2) -0.3 0斎藤新 57 エアロロノア 526
2022.01.05 中山 中山金杯 GIII 芝2000m(良) 17 4 8 015.90(4人) 01着 R2:00.1(35.2) -0.4 0斎藤新 56 (スカーフェイス) 520
0000.02.13 阪神 京都記念 GII 芝2200m(稍) 13 4 4 006.90(3人) 06着 R2:12.3(34.3) -0.4 0斎藤新 56 アフリカンゴールド 524
0000.03.06 阪神 大阪城S L 芝1800m(良) 12 4 4 004.10(2人) 04着 R1:45.1(34.5) -0.3 0斎藤新 57.5 アルサトワ 518
0000.05.08 新潟 新潟大賞典 GIII 芝2000m(良) 15 8 14 014.20(7人) 01着 R1:57.7(34.9) -0.1 0岩田康誠 57.5 (カイザーバローズ) 518
0000.08.21 札幌 札幌記念 GII 芝2000m(良) 16 7 13 032.30(9人) 09着 R2:02.1(37.0) -0.9 0岩田康誠 57 ジャックドール 518
0000.10.10 阪神 京都大賞典 GII 芝2400m(稍) 14 4 5 028.3(13人) 09着 R2:25.3(34.1) -1.0 0岩田康誠 56 ヴェラアズール 514
0000.10.30 東京 天皇賞(秋) GI 芝2000m(良) 15 6 11 279.7(14人) 14着 R1:58.7(33.4) -1.2 0横山和生 58 イクイノックス 520
0000.12.04 中京 チャンピオンズC GI ダ1800m(良) 16 3 6 189.2(13人) 11着 R1:52.9(36.9) -1.0 0斎藤新 57 ジュンライトボルト 520
0000.12.29 大井 東京大賞典 GI ダ2000m(良) 14 8 13 036.50(9人) 12着 R2:07.6(39.4) -2.6 0岩田康誠 57 ウシュバテソーロ 520
2023.01.22 中山 AJCC GII 芝2200m(良) 14 7 12 085.9(12人) 12着 R2:15.8(36.3) -2.3 0田辺裕信 57 ノースブリッジ 520

血統表

[編集]
レッドガラン血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 キングマンボ系
[§ 2]

ロードカナロア
2008 鹿毛
父の父
キングカメハメハ
2001 鹿毛
Kingmambo Mr.Prospecter
Miesque
*マンファス *ラストタイクーン
Pilot Bird
父の母
レディブラッサム
1996 鹿毛
Storm Cat Storm Bird
Terlingua
*サラトガデュー Cormorant
Super Luna

ダンスオンザルーフ
2009 鹿毛
シンボリクリスエス
1999 黒鹿毛
Kris S. Roberto
Sharp Queen
Tee Kay Gold Meridian
Tri Argo
母の母
ダンシングサンデー
1997 鹿毛
*サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
*ダンシングキイ Nijinsky
Key Partner
母系(F-No.) ダンシングキイ(USA) 系(FN:F7) [§ 3]
5代内の近親交配 Northern Dancer 5×5、Hail to Reason 5×5 [§ 4]
出典
  1. ^ [10]
  2. ^ [11]
  3. ^ [10]
  4. ^ [10]


脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o レッドガラン”. JBISサーチ. 2022年12月4日閲覧。
  2. ^ レッドガランが競走馬登録抹消日本中央競馬会、2023年1月26日配信・閲覧
  3. ^ “【蓬莱峡特別】(阪神) 外から伸びたレッドガランが競り合いを制す”. ラジオNIKKEI. https://www.radionikkei.jp/keiba_article/news/post_17574.html 2022年2月7日閲覧。 
  4. ^ “【逆瀬川S】(阪神) レッドガランが追い比べを制してOP入り”. ラジオNIKKEI. https://www.radionikkei.jp/keiba_article/news/post_19475.html 2022年2月7日閲覧。 
  5. ^ “【大阪城S】レッドガランが2番手から押し切り5勝目/JRAレース結果”. ラジオNIKKEI. https://www.radionikkei.jp/keiba_article/news/post_20258.html 2022年2月7日閲覧。 
  6. ^ “【中山金杯】レッドガラン 師弟タッグでV 安田隆師重賞50勝 斎藤「もっと恩返しを」”. デイリースポーツ. https://www.daily.co.jp/horse/2022/01/06/0014964588.shtml 2022年2月7日閲覧。 
  7. ^ 【新潟大賞典】トップHのレッドガランがゴール前抜け出し重賞2勝目サンケイスポーツ、2022年5月8日配信・閲覧
  8. ^ レッドガラン 競走成績”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2022年12月4日閲覧。
  9. ^ レッドガランの競走成績”. netkeiba.com. Net Dreamers Co., Ltd.. 2022年12月4日閲覧。
  10. ^ a b c JBIS(Japan Bloodstock Information System)レッドガラン血統情報、2022年1月28日閲覧。
  11. ^ レッドガラン - 競走馬詳細 - UMATOKU”. 馬トク. 報知新聞社. 2024年2月19日閲覧。

外部リンク

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