全国クラブチームサッカー選手権大会
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全国クラブチームサッカー選手権大会 | |
---|---|
開始年 | 1994年 |
主催 |
日本サッカー協会 全国社会人サッカー連盟 |
参加チーム数 | 16 |
前回優勝 | 古河シティFC |
最多優勝 | 鈴鹿クラブ(3回) |
サイト | 公式サイト |
全国クラブチームサッカー選手権大会(ぜんこくクラブチームサッカーせんしゅけんたいかい)は、日本サッカー協会第1種登録の、都道府県リーグで活動している社会人クラブチームを対象としたサッカーのトーナメント大会である。
概要
[編集]全国規模の大会に出場する機会がほとんどない都道府県リーグで活動している社会人チームが、全国規模の大会を通して交流を深められるよう、1994年に創設された[1]。
2008年(第15回)から、前年度国民体育大会開催地(都道府県)での開催となった。
大会方式
[編集]- 都道府県大会(6-8月。北海道は道内地区・ブロック大会)[2]、地域大会(8-9月。地域区別は地域リーグと同様)、全国大会(10月下旬-11月上旬)の順で行われる。
- 試合時間は70分(35分ハーフ)。決着がつかない場合はPK戦を行い勝敗を決する[3]。
- 交代人数は7名。交代回数はハーフタイムを除き、3回まで[4]。
出場資格
[編集]出場チーム数は全16チーム
- 各地域代表(9地域。開催都道府県チームを除く) 計9チーム
- 開催地代表(都道府県) 1チーム(2024年は2チーム)
- 開催地代表(市区町村) 複数チーム[5](2024年は選出無し)
- (16チームに満たない分)年度ごとの地域持ち回りで[6]、各地域から1枠ずつ追加。2023年度は九州・東海・北海道・中国・北信越が該当。
自衛隊・自治体職員・大学・高専・専門学校の各連盟加盟チームは出場できない[7]。また、大学・高専・専門学校生の単独チームも認められていない[8]。同一学校の選手の登録は5名以内。
結果(決勝戦)
[編集]回 | 年度 | 優勝 | スコア | 準優勝 | 開催地 |
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1 | 1994 | VANKEI MAKI FC (北海道・道央) | 1-0 | コスモ石油SC (三重) | 茨城 |
2 | 1995 | 広島FC (広島) | 3-0 | 佐野クラブ (大阪) | |
3 | 1996 | 津田サッカークラブ (兵庫) | 1v-0 | F.C. ELAN (福岡) | |
4 | 1997 | 帯広FC (北海道・道東) | 2-1 | 春日井クラブ (愛知) | 福島 |
5 | 1998 | 鈴鹿クラブ (三重) | 2-0 | 広島県工クラブ (広島) | |
6 | 1999 | 1-0 | |||
7 | 2000 | 日川クラブ (山梨) | 2-1 | 三和クラブ (高知) | 大阪 |
8 | 2001 | 鈴鹿クラブ (三重) | 2-1 | 出水サッカークラブ (鹿児島) | 愛知 |
9 | 2002 | 鹿島さわやかFC (茨城) | 1-1 aet (PK 4-1) |
鹿陵FC姫路 (兵庫) | 愛知 |
10 | 2003 | 六浦FC (神奈川) | 5-1 | クラブ・ドラゴンズ (茨城) | 茨城 |
11 | 2004 | 愛知FC (愛知) | 1-1 aet (PK 4-2) |
六浦FC (神奈川) | 富山 |
12 | 2005 | 佐川コンピューター・システム (東京) | 4-0 | 横内FC (静岡) | 熊本 |
13 | 2006 | FC加古川 (兵庫) | 3-1 | HOYO Atletico ELAN (大分) | 兵庫 |
14 | 2007 | FCガンジュ岩手 (岩手) | 6-0 | 六浦FC (神奈川) | 北海道 |
15 | 2008 | S.C.相模原 (神奈川) | 2-0 | 愛知FC (愛知) | 秋田 |
16 | 2009 | FCガンジュ岩手 (岩手) | 1-1 aet (PK 12-11) |
HOYO Atletico ELAN (大分) | 大分 |
17 | 2010 | アンソメット岩手・八幡平 (岩手) | 2-0 | FC川崎 (岐阜) | 新潟 |
18 | 2011 | VONDS市原 (千葉) | 4-2 aet | 名古屋サッカークラブ (愛知) | 千葉 |
19 | 2012 | O.F.C (群馬) | 5-1 | 岩見沢FC北蹴会 (北海道・道央) | 山口 |
20 | 2013 | 龍野FC (兵庫) | 1-0 | Y.Sエストレーラ (長野) | 岐阜 |
21 | 2014 | ザスパ草津チャレンジャーズ (群馬) | 2-0 | 関大クラブ2010 (大阪) | 東京 |
22 | 2015 | 関大クラブ2010 (大阪) | 1-0 | アルティスタグランデ (長野) | 長崎 |
23 | 2016 | いわきFC (福島) | 9-0 | ルート11 (大阪) | 和歌山 |
24 | 2017 | 5-1 | AS刈谷 (愛知) | 岩手 | |
25 | 2018 | パナソニック岡山 (岡山) | 2-1 | アヴェントゥーラ川口 (埼玉) | 愛媛 |
26 | 2019 | FC淡路島 (兵庫) | 3-1 | FC古河 (茨城) | 福井 |
27 | 2020 | 習志野シティFC (千葉) | 2-1 | 鹿島さわやかFC (茨城) | 茨城 |
28 | 2021 | F.C.Lazo (大阪) | 2-1 aet | 習志野シティFC (千葉) | 茨城[注 1] |
29 | 2022 | OKFC (大阪) | 5-0 | FC KUROSHIO 84 (高知) | 三重 |
30 | 2023 | E-WING出雲 (島根) | 1-0 | FC猛獣王 (兵庫) | 北海道[注 2] |
31 | 2024 | 古河シティFC (茨城) | 1-0 | FC中津 (大分) | 福島[注 3] |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 2002年(第9回)まではトヨタ自動車協賛、全国民放ラジオ局(NRN加盟)後援による「TOYOTA CHALLENGE CUP 全国クラブチームサッカー選手権」として開催された。
- ^ 出場資格は各都道府県によって異なっており、一例として静岡県大会では各支部リーグ所属チームのみ出場権が与えられている(静岡県リーグ所属チームは出場できない)。
- ^ 2021年までは20分間の延長戦を行い、なお決しない場合PK戦となっていた。
- ^ “大会要項|第30回全国クラブチームサッカー選手権大会|JFA.jp”. JFA|公益財団法人日本サッカー協会. 2023年7月17日閲覧。
- ^ 前年度の国民体育大会サッカー競技の会場となった自治体の代表が選出される。第23回大会(和歌山開催)や第26回大会(福井開催)など、市区町村代表を選出しない代わりに県予選で2位以下だったチームに出場権を与える場合もある。
- ^ 全国社会人連盟登録チーム数の多い順(関東-関西-九州-東海-北海道-中国-北信越-東北-四国 2010年6月基準)
- ^ 2008年・2009年は、「参加チーム名に法人名(組織名)を冠していないこと」という規定があり、実業団チームの出場は制限されていた。2008年大会で優勝したS.C.相模原は翌2009年の関東大会を制したものの、「運営会社である株式会社スポーツクラブ相模原の法人名を冠している」と判断され、本大会への出場権を取り消されている。
- ^ 2008年大会から。
- ^ “第28回全国クラブチームサッカー選手権大会開催地変更について”. 全国社会人サッカー連盟 (2021年9月29日). 2021年9月30日閲覧。
- ^ “第28回全国クラブチームサッカー選手権大会 鹿児島開催中止の御報告”. 鹿児島県社会人サッカー連盟 (2021年9月22日). 2021年9月30日閲覧。
外部リンク
[編集]- 全国クラブチームサッカー選手権大会 日本サッカー協会 大会ページ
- 大会情報一覧 (全国社会人サッカー連盟公式サイト)
- にかほ市サッカー協会 大会特集(第1回-第15回の大会概要・結果を掲載)