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全国クラブチームサッカー選手権大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
全国クラブチームサッカー選手権大会
開始年 1994年
主催 日本サッカー協会
全国社会人サッカー連盟
参加チーム数 16
前回優勝 古河シティFC
最多優勝 鈴鹿クラブ(3回)
サイト 公式サイト
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全国クラブチームサッカー選手権大会(ぜんこくクラブチームサッカーせんしゅけんたいかい)は、日本サッカー協会第1種登録の、都道府県リーグで活動している社会人クラブチームを対象としたサッカートーナメント大会である。

概要

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全国規模の大会に出場する機会がほとんどない都道府県リーグで活動している社会人チームが、全国規模の大会を通して交流を深められるよう、1994年に創設された[1]

2008年(第15回)から、前年度国民体育大会開催地(都道府県)での開催となった。

大会方式

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  • 都道府県大会(6-8月。北海道は道内地区・ブロック大会)[2]、地域大会(8-9月。地域区別は地域リーグと同様)、全国大会(10月下旬-11月上旬)の順で行われる。
  • 試合時間は70分(35分ハーフ)。決着がつかない場合はPK戦を行い勝敗を決する[3]
  • 交代人数は7名。交代回数はハーフタイムを除き、3回まで[4]

出場資格

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出場チーム数は全16チーム

  • 各地域代表(9地域。開催都道府県チームを除く) 計9チーム
  • 開催地代表(都道府県) 1チーム(2024年は2チーム)
  • 開催地代表(市区町村) 複数チーム[5](2024年は選出無し)
  • (16チームに満たない分)年度ごとの地域持ち回りで[6]、各地域から1枠ずつ追加。2023年度は九州・東海・北海道・中国・北信越が該当。

自衛隊・自治体職員・大学・高専・専門学校の各連盟加盟チームは出場できない[7]。また、大学・高専・専門学校生の単独チームも認められていない[8]。同一学校の選手の登録は5名以内。

結果(決勝戦)

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年度 優勝 スコア 準優勝 開催地
1 1994 VANKEI MAKI FC (北海道・道央) 1-0 コスモ石油SC (三重) 茨城
2 1995 広島FC (広島) 3-0 佐野クラブ (大阪)
3 1996 津田サッカークラブ (兵庫) 1v-0 F.C. ELAN (福岡)
4 1997 帯広FC (北海道・道東) 2-1 春日井クラブ (愛知) 福島
5 1998 鈴鹿クラブ (三重) 2-0 広島県工クラブ (広島)
6 1999 1-0
7 2000 日川クラブ (山梨) 2-1 三和クラブ (高知) 大阪
8 2001 鈴鹿クラブ (三重) 2-1 出水サッカークラブ (鹿児島) 愛知
9 2002 鹿島さわやかFC (茨城) 1-1 aet
(PK 4-1)
鹿陵FC姫路 (兵庫) 愛知
10 2003 六浦FC (神奈川) 5-1 クラブ・ドラゴンズ (茨城) 茨城
11 2004 愛知FC (愛知) 1-1 aet
(PK 4-2)
六浦FC (神奈川) 富山
12 2005 佐川コンピューター・システム (東京) 4-0 横内FC (静岡) 熊本
13 2006 FC加古川 (兵庫) 3-1 HOYO Atletico ELAN (大分) 兵庫
14 2007 FCガンジュ岩手 (岩手) 6-0 六浦FC (神奈川) 北海道
15 2008 S.C.相模原 (神奈川) 2-0 愛知FC (愛知) 秋田
16 2009 FCガンジュ岩手 (岩手) 1-1 aet
(PK 12-11)
HOYO Atletico ELAN (大分) 大分
17 2010 アンソメット岩手・八幡平 (岩手) 2-0 FC川崎 (岐阜) 新潟
18 2011 VONDS市原 (千葉) 4-2 aet 名古屋サッカークラブ (愛知) 千葉
19 2012 O.F.C (群馬) 5-1 岩見沢FC北蹴会 (北海道・道央) 山口
20 2013 龍野FC (兵庫) 1-0 Y.Sエストレーラ (長野) 岐阜
21 2014 ザスパ草津チャレンジャーズ (群馬) 2-0 関大クラブ2010 (大阪) 東京
22 2015 関大クラブ2010 (大阪) 1-0 アルティスタグランデ (長野) 長崎
23 2016 いわきFC (福島) 9-0 ルート11 (大阪) 和歌山
24 2017 5-1 AS刈谷 (愛知) 岩手
25 2018 パナソニック岡山 (岡山) 2-1 アヴェントゥーラ川口 (埼玉) 愛媛
26 2019 FC淡路島 (兵庫) 3-1 FC古河 (茨城) 福井
27 2020 習志野シティFC (千葉) 2-1 鹿島さわやかFC (茨城) 茨城
28 2021 F.C.Lazo (大阪) 2-1 aet 習志野シティFC (千葉) 茨城[注 1]
29 2022 OKFC (大阪) 5-0 FC KUROSHIO 84 (高知) 三重
30 2023 E-WING出雲 (島根) 1-0 FC猛獣王 (兵庫) 北海道[注 2]
31 2024 古河シティFC (茨城) 1-0 FC中津 (大分) 福島[注 3]

脚注

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注釈

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  1. ^ 当初は鹿児島県志布志市で行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により開催不可となったため茨城県ひたちなか市に変更[9][10]
  2. ^ 前年度の国民体育大会開催地ではない地域で開催(国体開催地は栃木県)。
  3. ^ 前年度の国民体育大会開催地ではない地域で開催(国体開催地は鹿児島県)。

出典

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  1. ^ 2002年(第9回)まではトヨタ自動車協賛、全国民放ラジオ局(NRN加盟)後援による「TOYOTA CHALLENGE CUP 全国クラブチームサッカー選手権」として開催された。
  2. ^ 出場資格は各都道府県によって異なっており、一例として静岡県大会では各支部リーグ所属チームのみ出場権が与えられている(静岡県リーグ所属チームは出場できない)。
  3. ^ 2021年までは20分間の延長戦を行い、なお決しない場合PK戦となっていた。
  4. ^ 大会要項|第30回全国クラブチームサッカー選手権大会|JFA.jp”. JFA|公益財団法人日本サッカー協会. 2023年7月17日閲覧。
  5. ^ 前年度の国民体育大会サッカー競技の会場となった自治体の代表が選出される。第23回大会(和歌山開催)や第26回大会(福井開催)など、市区町村代表を選出しない代わりに県予選で2位以下だったチームに出場権を与える場合もある。
  6. ^ 全国社会人連盟登録チーム数の多い順(関東-関西-九州-東海-北海道-中国-北信越-東北-四国 2010年6月基準)
  7. ^ 2008年2009年は、「参加チーム名に法人名(組織名)を冠していないこと」という規定があり、実業団チームの出場は制限されていた。2008年大会で優勝したS.C.相模原は翌2009年の関東大会を制したものの、「運営会社である株式会社スポーツクラブ相模原の法人名を冠している」と判断され、本大会への出場権を取り消されている。
  8. ^ 2008年大会から。
  9. ^ 第28回全国クラブチームサッカー選手権大会開催地変更について”. 全国社会人サッカー連盟 (2021年9月29日). 2021年9月30日閲覧。
  10. ^ 第28回全国クラブチームサッカー選手権大会 鹿児島開催中止の御報告”. 鹿児島県社会人サッカー連盟 (2021年9月22日). 2021年9月30日閲覧。

外部リンク

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