高円宮杯 JFA 全日本U-15サッカー選手権大会
今シーズンの大会: 高円宮杯 JFA 第34回全日本 U-15 サッカー選手権大会 | |
競技 | サッカー |
---|---|
開始年 | 1989 |
主催 | 日本サッカー協会 |
チーム数 | 32チーム |
加盟国 | 日本 |
前回優勝 |
浦和レッズジュニアユース (3回目) |
最多優勝 |
東京ヴェルディジュニアユース (5回) |
高円宮杯 JFA 全日本U-15サッカー選手権大会(たかまどのみやはいジェイエフエイぜんにほんアンダーフィフティーンサッカーせんしゅけんたいかい)は、日本サッカー協会 (JFA) が主催して毎年11-12月に開く中学生年代(第3種登録)の選手を対象としたサッカーの公式戦。
大会名は当主(高円宮憲仁親王)が1987年からJFA名誉総裁を務めている高円宮家から優勝杯(高円宮杯)が下賜されていることに由来する。1989年に高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会(たかまどのみやはいぜんにほんユース(アンダーフィフティーン)サッカーせんしゅけんたいかい)として第1回大会が開かれ、さらに2017年11月1日に日本サッカー協会 (JFA) が発表した「JFAブランディング」の一環としてJFA主催の2018年以降全ての大会名称に "JFA" の文字を加えること[1] となったことから、現在の大会名となっている。
概要
[編集]当大会は中学校の部活動として行っているサッカー部と、Jリーグ、日本フットボールリーグの傘下チームを含む地域のクラブチームのジュニアユースチーム全てに参加の門戸を開放し、都道府県予選→地域予選を勝ち上がった32チームによって争う。中学生年代においてはクラブユースが部活動をリードし続けてきたため、中学校サッカー部の優勝は1991年の第3回大会を最後に途絶えている。
決勝は12月29日に国立競技場で開催されてきたが、2011年大会は九州で開催されることになり、それに伴い決勝も大分銀行ドームで開催されることになった[2]。2012年大会は滋賀県と大阪府で開催され、決勝はJ-GREEN堺にて行われる。
開催方式
[編集]※以下は2012年度の大会を参考とする。なお2013年から地域リーグおよび県リーグ以下のリーグ名称に「高円宮杯」を冠することになった。
出場枠
[編集]- 地域U-15リーグと高円宮杯地域予選を勝ち抜いた32チームが出場。
- 全国中学校サッカー大会の優勝・準優勝チーム及び、日本クラブユースサッカー選手権 (U-15)大会の優勝・準優勝チームの出場は、2010年大会より廃止となった。
地区 | 出場枠 | 備考 |
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北海道 | 2 | 北海道カブスリーグU-15の優勝チームを含む |
東北 | 3 | 東北U-15みちのくリーグの南北1位による決定戦の勝利チームを含む |
関東 | 7 | 関東ユース (U-15)サッカーリーグの上位4チームを含む |
北信越 | 2 | 北信越ユース (U-15)サッカーリーグの優勝チームを含む |
東海 | 5 | 東海地域リーグ (U-15)の上位2チームを含む |
関西 | 4 | 関西サッカーリーグ (U-15)サンライズリーグの上位2チームを含む |
中国 | 2 | 高円宮杯U-15プログレスリーグの優勝チームを含む |
四国 | 2 | 四国U-15クローバーリーグの優勝チームを含む |
九州 | 3 | 九州ユース (U-15)サッカーリーグの優勝チームを含む |
決勝トーナメント
[編集]- 32チームによるトーナメント制。
- 試合時間は80分(40分ハーフ)。同点の場合は20分(10分ハーフ)の延長戦を行い、それでも決しない場合はPK戦で勝敗を決する。
結果
[編集]チーム別成績
[編集]チーム名 | 優 | 準 | 優勝年度 | 準優勝年度 |
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東京ヴェルディジュニアユース | 5 | 4 | 1989,1993,1996,2003,2004 | 1990,1998,2000,2007 |
ガンバ大阪ジュニアユース | 4 | 2 | 2006,2007,2012,2019 | 2015,2024 |
FC東京U-15深川 | 3 | 2 | 2008,2014,2018 | 2005,2017 |
清水エスパルスジュニアユース | 3 | 0 | 1998,2000,2016 | |
浦和レッズジュニアユース | 3 | 0 | 2005,2013,2024 | |
サガン鳥栖U-15 | 2 | 1 | 2017,2020 | 2019 |
ヴィッセル神戸ジュニアユース | 2 | 1 | 2009,2022 | 2014 |
三菱養和サッカースクール | 2 | 0 | 1994,1997 | |
名古屋グランパスU-15 | 2 | 0 | 1999,2010 | |
鹿島アントラーズジュニアユース | 2 | 0 | 2002,2023 | |
東海大静岡翔洋中 | 1 | 3 | 1991 | 1989,1992,2001 |
横浜F・マリノスジュニアユース | 1 | 2 | 1992 | 1994,1997 |
横浜F・マリノスジュニアユース追浜 | 1 | 1 | 2001 | 1991 |
京都サンガF.C. U-15 | 1 | 1 | 2011 | 2010 |
藤枝中 | 1 | 0 | 1990 | |
浦和スポーツクラブ | 1 | 0 | 1995 | |
セレッソ大阪U-15 | 1 | 0 | 2015 | |
北海道コンサドーレ札幌U-15 | 0 | 4 | 2002,2003,2009,2016 | |
大宮アルディージャジュニアユース | 0 | 3 | 2012,2013,2023 | |
雲仙国見中 | 0 | 1 | 1993 | |
ジェフユナイテッド千葉U-15 | 0 | 1 | 1995 | |
横浜フリューゲルスジュニアユース | 0 | 1 | 1996 | |
ディアブロッサ高田FCU-15 | 0 | 1 | 1999 | |
アビスパ福岡U-15 | 0 | 1 | 2004 | |
FC東京U-15むさし | 0 | 1 | 2006 | |
アルビレックス新潟ジュニアユース | 0 | 1 | 2008 | |
柏レイソルU-15 | 0 | 1 | 2011 | |
ツエーゲン金沢U-15 | 0 | 1 | 2018 | |
鹿島アントラーズつくばジュニアユース | 0 | 1 | 2020 | |
サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース | 0 | 1 | 2022 |
得点王
[編集]回 | 年度 | 名前(所属チーム) | 得点数 |
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18 | 2006年 | 宇佐美貴史(ガンバ大阪ジュニアユース) 原口拓人(ガンバ大阪ジュニアユース) |
10
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19 | 2007年 | 山嵜駿(柏レイソルU-15) | 9
|
20 | 2008年 | 近藤勝成(コンサドーレ札幌U-15) 吉井優真(FCライオス) |
8
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21 | 2009年 | 神田夢実(コンサドーレ札幌U-15) 下田康太(コンサドーレ札幌U-15) |
8
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22 | 2010年 | 北川柊斗(名古屋グランパスU-15) 岩元颯オリビエ(京都サンガF.C. U-15) 田中健太(横浜F.マリノスジュニアユース追浜) |
5
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23 | 2011年 | 大島康樹(柏レイソルU-15) | 7
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24 | 2012年 | 立石爽志(大宮アルディージャジュニアユース) | 6
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関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ JFAブランディング概要資料 (PDF) - 日本サッカー協会、2018年1月3日閲覧。
- ^ 高円宮杯第23回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会 大会概要
外部リンク
[編集]- 高円宮杯 JFA 全日本U-15サッカー選手権大会 - 日本サッカー協会
高円宮杯 JFA 全日本U-15サッカー選手権大会 | |
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日本クラブユース選手権 | 全国中学校サッカー大会 |
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