六甲山上駅
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六甲山上駅* | |
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六甲山上駅駅舎と山上バス | |
ろっこうさんじょう ROKKO SANJO | |
◄六甲ケーブル下 (1.7 km) | |
所在地 | 神戸市灘区六甲山町一ケ谷1番32号[1] |
所属事業者 | 神戸六甲鉄道 |
所属路線 | ■六甲ケーブル線 |
キロ程 | 1.7 km(六甲ケーブル下起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面1線 |
開業年月日 | 1932年(昭和7年)3月10日[2][3] |
備考 | * 開業時は六甲山駅[2]。 |
六甲山上駅(ろっこうさんじょうえき)は、兵庫県神戸市灘区六甲山町一ケ谷にある[1]、神戸六甲鉄道六甲ケーブル線(六甲ケーブル)の駅である。六甲ケーブルの山上駅(山頂駅)となっている[4]。また、駅舎は1932年(昭和7年)の開業当時の建物のままでありアール・デコ様式を取り入れたその様は[5]、建築的にも価値が高い。
歴史
[編集]- 1932年(昭和7年)3月10日 - 六甲越有馬鉄道の土橋駅(現在の六甲ケーブル下駅) - 当駅間が開業、六甲山駅(ろっこうざんえき)として開業[2][3]。
- 1938年(昭和13年)
- 1944年(昭和19年)2月11日 - 不要不急線として路線休止のため、駅も営業休止となる[2]。
- 1945年(昭和20年)8月25日 - 営業を再開[2]。
- 1970年(昭和45年)または1971年(昭和46年) - 駅名を六甲山上駅に改称[2]。なお、正確な改称日は不明となっている[2]。
- 1975年(昭和50年)10月1日 - 六甲越有馬鉄道と摩耶鋼索鉄道との合併に伴い、六甲摩耶鉄道の駅となる[2]。
- 1995年(平成7年)
- 2007年(平成19年)
- 2013年(平成25年)
- 2014年(平成26年)1月25日 - 土砂の完全撤去により復旧、運行再開。
- 2021年(令和3年)7月28日 - 神戸市による神戸歴史遺産認定制度において、当駅が第1回の認定を受ける[3][7]。
- 2024年(令和6年)4月1日 - 社名変更及び観光事業の会社分割に伴い、神戸六甲鉄道の駅となる。
駅構造
[編集]ホームは軌道の両側に作られており、駅舎からホーム側を見て右側が乗車用ホーム、左側が降車用ホームである。ホームは階段状である。改札口は出札口の右側の出入口であり、改札時以外は扉で閉鎖されている。出口側は扉があるものの、普段はいつも開かれている。ホーム全体が上屋で覆われている。六甲有馬ロープウェーの表六甲駅が併設されているが、2004年12月19日に休止されており、現在は利用されていない。
- その他の駅併設の設備
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- ショップ737(売店)
- 六甲遊山案内処(観光案内所)
- 天覧台
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ホームに停車中の1,2号車
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コンコース
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階段
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駅入口の近代化産業遺産プレート
接続路線バス
[編集]- 六甲山上バス - 六甲有馬ロープウェー裏六甲線六甲山頂駅方面
- 阪急バス・六甲摩耶スカイシャトルバス - 六甲山サイレンスリゾート・六甲山牧場・摩耶ロープウェー星の駅方面
隣の駅
[編集]- 神戸六甲鉄道
- ■六甲ケーブル線
- 六甲ケーブル下駅 - 六甲山上駅
脚注
[編集]- ^ a b 神戸・六甲山公式おでかけサイト 六甲ケーブル、神戸六甲鉄道株式会社の本社所在地にあたる。
- ^ a b c d e f g h 今尾恵介 (監修)『日本鉄道旅行地図帳 9号 関西2』新潮社、2009年1月19日、57頁。ISBN 978-4-10-790027-2。
- ^ a b c “神戸歴史遺産認定制度について”. 神戸市文化スポーツ局文化財課 (2021年11月16日). 2022年1月19日閲覧。
- ^ “ケーブルカー改札に顔認証 六甲山観光とNECが試験導入”. 日本経済新聞. (2020年2月27日) 2022年1月19日閲覧。
- ^ a b “コトリスの「阪急沿線ノスタルジック散歩」 六甲山建築めぐり① アールデコ様式の駅舎「六甲山上駅」”. 阪急電鉄 (2017年10月19日). 2021年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月19日閲覧。
- ^ “近代化産業遺産33” (PDF). 経済産業省. p. 23 (2007年11月30日). 2022年1月19日閲覧。
- ^ “「神戸歴史遺産」に建造物や行事 神戸市内5つを認定”. サンテレビニュース (2021年7月28日). 2022年1月19日閲覧。