水間観音駅
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水間観音駅* | |
---|---|
駅舎(2019年5月) | |
みずまかんのん Mizumakannon | |
◄三ヶ山口 (0.4 km) | |
所在地 | 大阪府貝塚市水間260 |
所属事業者 | 水間鉄道 |
所属路線 | ■水間線 |
キロ程 | 5.5 km(貝塚起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗降人員 -統計年次- |
1,434人/日 -2019年- |
開業年月日 | 1926年(大正15年)1月30日[1] |
水間観音駅(みずまかんのんえき)は、大阪府貝塚市水間にある[1]、水間鉄道水間線の駅で同線の終着駅である[2][3]。古刹水間寺への最寄駅となっている[4]。第1回近畿の駅百選認定駅[5]。
歴史
[編集]- 1926年(大正15年)1月30日:名越駅から当駅までの開通とともに水間駅(みずまえき)として開業する[1][4]。
- 1991年(平成3年)8月:当駅の駅舎に自動改札が設置となる[4]。
- 1998年(平成10年)2月17日:当駅の駅舎が国の登録有形文化財に登録される[4][5][8]。
- 2009年(平成21年)6月1日:水間観音駅へ改称[9]。
- 2018年(平成30年)12月24日:駅のリニューアルが完了、「苔玉の駅」としての供用を開始[6][7]。
- 2023年(令和5年)6月17日:駅構内に水間鉄道が運営するうどん店「金胡麻木うどん」がオープン[10]。
駅構造
[編集]行き止まりの島式ホーム1面2線と、さらに1番線の線路の脇にもう1つのホームのある2面2線の地上駅。列車は主に1番線より出発するが、車両交換時や臨時列車などは2番線から出発することもある。
駅舎は開業当時からのもので、水間寺にちなんだ二重塔のデザインとなっており[3][5]、1999年(平成11年)には国の登録有形文化財に登録されている[4]。2018年(平成30年)には「苔玉の駅」としてのブランド化を見据えた駅舎のリニューアルが行われた[6][7]。
1番線のそばにはカフェ「まち愛Cafe みずがめ庵 和」がある[1][11][12]。
駅の裏手には501形電車(元南海1201形電車)1両が静態保存されている。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | ■水間線 | 貝塚方面 | |
2 | 一部列車のみ |
-
ホーム(2022年2月)
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構内(2006年8月)
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静態保存される501形(553)
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1番線脇ホーム上のカフェ
利用状況
[編集]「大阪府統計年鑑」によると、2019年(令和元年)次の1日平均乗降人員は1,434人(乗車人員:711人、降車人員:723人)である。
近年の1日平均乗降人員推移は下記の通り。
年次 | 1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|---|
2010年 | 1,463 | 738 | [* 1] |
2011年 | 1,386 | 700 | [* 2] |
2012年 | 1,312 | 662 | [* 3] |
2013年 | 1,444 | 726 | [* 4] |
2014年 | 1,441 | 711 | [* 5] |
2015年 | 1,445 | 713 | [* 6] |
2016年 | 1,414 | 699 | [* 7] |
2017年 | 1,379 | 682 | [* 8] |
2018年 | 1,370 | 680 | [* 9] |
2019年 | 1,434 | 711 | [* 10] |
駅周辺
[編集]水間寺(水間観音)は当駅の南およそ600 mほど、徒歩で約10分の場所に位置する[3]。正月(三が日)には水間寺への初詣の客により、駅付近は賑わいを見せる[4]。
また、市域南部への玄関口となっており、コミュニティバスや送迎バスが発着している。
- 松葉温泉 滝の湯
- 奥水間温泉
- 大阪府立少年自然の家
- かいづか いぶき温泉
- かいづか いぶきヴィレッジ
バス路線
[編集]駅前および駅沿いを通る道路上に貝塚市コミュニティバス(は〜もに〜ばす)「水間観音駅」停留所があり、下記の路線が乗り入れる。
隣の駅
[編集]- 水間鉄道
- ■水間線
- 三ヶ山口駅 - 水間観音駅
脚注
[編集]本文中の出典
[編集]- ^ a b c d e 鼠入昌史『終着駅巡礼』イカロス出版、2016年12月25日、79頁。ISBN 978-4-8022-0259-6。
- ^ “工藤あやの鉄道1両貸し切りヒット願う車掌姿で笑顔”. 日刊スポーツ. (2017年11月11日) 2022年1月4日閲覧。
- ^ a b c “懐かしい15分の旅 村井美樹さん”. 東京新聞 TOKYO Web. (2020年7月14日). オリジナルの2020年9月2日時点におけるアーカイブ。 2021年8月1日閲覧。
- ^ a b c d e f “街の駅再発見 近畿の駅百選 水間駅”. 大阪日日新聞 (2003年3月3日). 2007年9月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月1日閲覧。
- ^ a b c “【関西プチ遺産】「信号機支配」の中でゆったりした時間が流れる「水間観音駅」(大阪府貝塚市)”. 産経ニュース. (2018年4月8日) 2021年8月1日閲覧。
- ^ a b c 『2メートルの大苔玉を配置、95周年へ向けた水間鉄道活性化「水間観音駅リニューアル」』(PDF)(プレスリリース)グルメ杵屋、2018年12月14日 。2022年1月4日閲覧。
- ^ a b c “大阪に「苔玉の駅」登場 大小1000個の苔玉”. 産経ニュース. (2018年12月24日) 2022年1月4日閲覧。
- ^ 水間鉄道水間駅舎 - 文化遺産オンライン(文化庁)
- ^ いよいよ水間鉄道にPiTaPaが導入されます! (PDF)
- ^ “うどん店「金胡麻木うどん」オープン”. 水間鉄道株式会社. 2023年6月27日閲覧。
- ^ まち愛Cafe みずがめ庵 和 (PDF) - 貝塚市障害児者施設連絡会
- ^ “苦境の私鉄ローカル線、松平健さん主演ドラマで救う…制作資金1千万円集まる”. 読売新聞オンライン. (2021年11月22日). オリジナルの2021年11月23日時点におけるアーカイブ。 2022年1月4日閲覧。
利用状況の出典
[編集]- ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和2年) (PDF)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 水間観音駅 時刻表・運賃 - 水間鉄道
- 水間鉄道水間駅舎 - 国指定文化財等データベース(文化庁)
- 動画で見るニッポンみちしる 水間観音駅(水間鉄道) - NHKアーカイブス
- 国土地理院地図閲覧サービス - 水間駅周辺の1/25000地形図