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利用者:桂鷺淵/寛政譜/a05

寛政重修諸家譜』巻129~

▲前

巻129-130:佐竹

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巻第百二十九

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清和源氏(義光流)

[注釈 1]

§129-1

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佐竹
旧刊本 397
NDL写本

巻第百三十

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§130-1

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佐竹
  • 佐竹義知:久保田新田藩〔のちの岩崎藩〕2万石
旧刊本 406

§130-2

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佐竹
――
旧刊本 406

巻131:坂本

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巻第百三十一

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§131-1

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坂本
佐竹氏の支流、小瀬義春の末裔と称する一族。武田旧臣の坂本豊前貞次が家康に仕え、370石。坂本小左衛門重安は大坂の陣に参加、加増を受け570石。坂本内記重治は弟の百助貞政に270石を分知し300石を知行。大目付・寺社奉行を歴任、加増を重ねて1万石の大名(相模深見藩)となるが、のちに新恩分7800石を没収される。坂本小左衛門成方は1700石を継承するが弟の久之丞治之に500石を分知。坂本美濃守直富は御小姓。
旧刊本 407

§131-2

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坂本
  • 坂本安平:500石
旧刊本 408

§131-3

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坂本
  • 坂本貞秀:270石
旧刊本 408

§131-4

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中沢
  • 中沢清繁:650石
旧刊本 409

巻132-137:山本

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巻第百三十二

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§132-1

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山本
左兵衛 雅直
山本義重の末裔と称する。山本四兵衛正直が清康・広忠に仕える。
山本四兵衛正吉は家康に仕え400石。正貞は600石。山本紀伊守雅攄は奈良奉行在任中死去。
旧刊本 409

§132-2

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山本
  • 山本正贇:1500石
旧刊本 410

§132-3

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山本
  • 山本正久:350石
旧刊本 411

巻第百三十三

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§133-1

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山本
  • 山本正順:400俵
旧刊本 412

§133-2

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山本
  • 山本吉勝:館林徳川家鉄炮頭→幕臣、320俵
  • 山本正信:狂気し自死【絶家】
旧刊本 412

§133-3

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山本
  • 山本正寿:300俵
旧刊本 413

§133-4

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山本
  • 山本正邦:250俵
旧刊本 413

§133-5

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福村
  • 福村某 長右衛門:御勘定・御代官、150俵【遠流】
旧刊本 414

巻第百三十四

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§134-1

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山本
平六郎 邑良
山本義経の子孫と称す。間野与三右衛門は岩倉織田家に、小六郎邑重は信長・信雄に仕える。
六右衛門邑次は家康に仕え1500石。
旧刊本 414

§134-2

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山本
――
山本義重の子孫と称す。山本九郎左衛門は武田家に仕え、弥右衛門は武田家滅亡後に家康に仕える。
山本忠房は八王子千人同心支配。
弥右衛門忠安のとき、同僚に連座して班次を貶され呈譜の列から外れる。
  • 山本九郎左衛門(山本忠恒)-山本弥右衛門(山本忠玄)-山本忠房-山本忠吉:230石・山本忠安・山本忠重
旧刊本 415

§134-3

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山本
  • 山本政方:150俵
旧刊本 416

§134-4

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山本
  • 山本政徳:250俵
旧刊本 416

§134-5

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山本
  • 山本政博:200俵
旧刊本 417

巻第百三十五

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§135-1

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山本
  • 山本正利:500石
旧刊本 417

§135-2

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山本
  • 山本正通:300俵
旧刊本 419

§135-3

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山本
  • 山本正良:300俵
旧刊本 419

§135-4

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山本
  • 山本正度:200俵
旧刊本 419

巻第百三十六

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§136-1

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山本
  • 山本義方:330俵
旧刊本 420

§136-2

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山本
  • 山本陳俊:300俵
旧刊本 421

§136-3

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山本
豊前守 正虎
家祖・治右衛門義忠は山本喜右衛門正高の四男。はじめ小浦を称し、義晴のとき山本姓に復す。
  • ●小浦義忠 治右衛門:はじめ松平左馬允忠頼に属す。のち家康に直仕、遠江で郡代。次いで紀伊頼宣に附属。
    • ●山本義晴 喜平次:紀伊家に仕える
      • ●山本正永 喜平次:紀伊家に仕える
        • ●山本正堅#藤四郎/摂津守 <大石某 与五右衛門《紀州家臣》の子:紀州家臣→幕臣御小納戸頭取、300石/養老料300俵
          • 山本正辰*四郎五郎:御小納戸【食禄没収】
          • *:山本正相妻 ∥ *:岩瀬忠香妻
          • ●山本正胤#喜平次/豊前守 <梶川忠栄の子△ :御小納戸頭取・新番頭
            • 山本正虎#喜右衛門/出羽守・摂津守・豊前守:御納戸・御小姓、300石
              • *:岩瀬忠福妻 ∥ 山本正興【逐電】 ∥ 山本正明 >山本正勝《清水家臣》の養子
          • *:岩瀬忠英妻 ∥ 山本正雄 >山本正般《清水家臣》の養子
          • *:山本正胤の妻△
旧刊本 421

巻第百三十七

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§137-1

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山本
又十郎 尚挟
  • ●山本清近{山本信近}甚次郎:広忠・家康に仕える
    • ●山本近正 藤右衛門:50石
      • 山本盛近 藤右衛門:御手鷹師
        • ●山本尚盛 藤右衛門:御鷹匠・寄合番、+40俵+5口→100石
          • 山本尚房 藤右衛門 …―→ 権之助久正の家
          • 山本尚征 又十郎:寄合番・御手鷹師・利根姫用達
            • ●山本尚平 助次郎 <朝夷某 小平次の子
              • 山本尚挟 又十郎:御鷹匠、50石+45俵+5口
            • *:沼某 藤一郎の妻
          • 生野友房 >生野友忠の養子 ∥ *:上田元常の妻 ∥ *:富永正義の妻
        • 榊原某 惣五郎 >榊原長勝の養子 ∥ 榊原長行 >榊原長勝の養子 ∥ *:山本正次の妻
旧刊本 422

§137-2

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山本
藤右衛門 久正
  • ●山本尚房 藤右衛門:小十人組頭、100俵+10口
    • 山本某 市十郎
    • ●山本久清 五郎七郎<川井久重の子△:小十人
      • ●山本久延 藤右衛門:小十人組頭
        • ●山本久正 藤右衛門<大河原正富の子△:100俵+10口
        • *:山本久正の妻△
    • *:山本久清の妻△ ∥ *:石川正容の妻 ∥ *:竹村某 八郎兵衛の妻
旧刊本 423

§137-3

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山本
――
寛永系図によれば祖先は信濃出身という。正縄が清康に仕える。
  • ●山本正縄 又助
    • ●山本縄義 又十郎
      • ●山本縄次 与三兵衛
        • ●山本正勝 与三兵衛
          • ●山本次正 十太夫【記録途絶】
旧刊本 423

§137-4

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山本
――
山本義晴は今川義元に仕え、駿河国藁科を領する。正義は家康に従い各地を転戦。正勝・正直兄弟は100石ずつを分ける。正勝は阿部正次の組下で大坂の陣に参戦。
  • ●山本義晴 左衛門佐:今川義元家臣
    • ●山本正義 忠兵衛:家康に仕える。200石
      • ●山本正勝 与九郎:100石【記録途絶】
      • 山本正直 …―→ 千之助某のとき絶える家
      • *:久世定勝の妻
旧刊本 423

§137-5

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山本
――
  • ●山本正直 平九郎:御小納戸頭・御留守居番、1350石
    • ●山本某 忠兵衛<某氏の子:御書院番
      • ●山本某 平九郎<杉浦吉勝の子:御書院番士・中奥番・御小姓
        • ●山本某 千之助【記録途絶】(137-4には無嗣とある)
        • *:小田切直利の妻
    • *:杉浦吉勝の妻
旧刊本 423

巻138-139:逸見

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巻第百三十八

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§138-1

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逸見へんみ
甲斐源氏逸見光長から始まる系譜。子孫の義重は承久の乱で美濃大桑を領し逸見大桑を号する。逸見義忠まで略。
  • ●逸見義忠:武蔵国秩父郡に移り、北条氏邦に属する
    • ●逸見義久:北条氏邦に属する
      • ●逸見義次:北条氏邦に属する
        • ●逸見義助:家康に仕える。大番組頭、330石
          • 逸見義重 …―→ 嘉兵衛義量の家
          • ●逸見義持:大番組頭、+200石+200俵
            • ●逸見義寛*:御書院番・御徒頭・御目付・御船手・御先鉄炮頭・寄合、530石
              • 逸見某 千之助
              • ●逸見義教* <安部信友の子△
                • *:牧義陳の妻
                • ●逸見義次*:御書院番組頭・御先鉄炮頭
                  • *:押田季勝の妻
                  • ●逸見義真:御小姓組、530石
                  • 柴村盛庸 >柴村盛方の養子 ∥ 富永記武 >富永記雄の養子
                • 逸見義乗 >本間政興の養子×
              • *:逸見義教の妻△
            • 逸見一義 …―→ 銕之助義育の家
            • 逸見義雅 …―→ 源左衛門義広の家
            • 逸見貞義 >兄・一義の養子
            • *:牧長高の妻
        • 逸見忠助 …―→ 亦右衛門寿倍の家
        • 逸見義記 …―→ 五左衛門義方の家
旧刊本 424

§138-2

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逸見
  • 逸見義育:200俵
旧刊本 425

§138-3

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逸見
  • 逸見義広:300俵
旧刊本 425

§138-4

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逸見
  • 逸見義量:200石+50俵
旧刊本 426

§138-5

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逸見
  • 逸見寿倍:500石
旧刊本 426

巻第百三十九

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§139-1

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逸見
  • 逸見義方 五左衛門:600石
旧刊本 427

§139-2

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逸見
  • 逸見儀象:500石
旧刊本 428

§139-3

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逸見
  • 逸見義戌:250俵
旧刊本 428

§139-4

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逸見
  • 逸見義如:200俵
旧刊本 429

巻140-142:溝口

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巻第百四十

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§140-1

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溝口
旧刊本 429

§140-2

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逸見
  • 逸見長祥:3000俵
旧刊本 431

巻第百四十一

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§141-1

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溝口
  • 溝口長静:5000石
旧刊本 429

§141-2

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溝口
  • 溝口長旧:5000石
旧刊本 433

巻第百四十二

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Category:沢海溝口家

§142-1

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溝口
旧刊本 433

§142-2

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溝口
  • 溝口安勝*:御書院番・御使番・御目付代、1500石
  • 溝口勝興:1000石
旧刊本 434

§142-3

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溝口
  • 溝口応勝:500俵
旧刊本 435

§142-4

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溝口
  • 溝口勝明:2500石
旧刊本 435

巻143:飯田

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巻第百四十三

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§143-1

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飯田
  • 飯田在久:300石
  • 飯田在勝【無嗣】
旧刊本 436

§143-2

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飯田
  • 飯田有詮:250俵
旧刊本 436

§143-3

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飯田
  • 飯田久風:300俵
旧刊本 437

§143-4

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飯田
  • 飯田有定:200俵
旧刊本 437

巻144:青沼

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巻第百四十四

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§144-1

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青沼
  • 青沼某 助兵衛:武田家臣→家康に従う、本領178貫文安堵
  • 青沼某 七左衛門:駿河大納言家臣【浪人】→御留守居与力【無嗣】
旧刊本 438

§144-2

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青沼
  • 青沼政義:300俵
旧刊本 439

§144-3

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青沼
  • 青沼昌秀:750石
旧刊本 439

巻145:武田(鎌倉~戦国)

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巻第百四十五

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§145-1

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(1)信武まで、甲斐一条氏
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武田 治承寿永の頃の武田信義から系図を起こす。
  • 武田信義
    • 武田忠頼(一条忠頼):『寛永系図』に、坂東の甘利氏、伊勢の愛祖氏らの祖という
    • 武田兼信(板垣兼信
    • 武田有義(逸見有義)…―→五島氏
    • 武田信光(石和信光)
      • 武田朝信:『寛永系図』に、黒坂氏の祖という
      • 武田信忠
      • 武田信政(石和信政)
      • 武田信長(一条信長):〔甲斐一条氏参照〕
        • 武田光家(一条光家
        • 武田義長(一条義長
        • 武田頼長(一条頼長
        • 武田信経(一条信経
          • 武田時信(一条時信):『寛永系図』に、武川氏の祖という
            • 武田信重
            • 武田義行(一条義行):『寛永系図』に、東条氏の祖という
              • 武田信方(一条信方、山高信方)…―→山高八左衛門信成の家
              • 武田頼行
              • 武田行貞
            • 武田貞連
            • 武田宗景
            • 武田貞家
            • 武田時光(青木時光)…―→青木氏、折井氏、柳沢氏
            • 源光[僧] 青木別当
            • 信源[僧]
          • 武田宗信(一条宗信
        • 武田信久
        • 武田信行(一条信行、高畠信行)
      • 武田信隆(一宮信隆
        • 武田正隆
        • 武田時隆
        • 武田信賢(上条信賢):安芸国に住す
          • 武田泰嗣
      • 武田信平(早川信平)
      • 武田信基(間淵信基)
      • 信快[僧]:『寛永系図』に、殖木氏の祖という
      • 武田光経〔円井光経〕:『寛永系図』に、円井氏・増坪氏の祖という
        • 武田貞経〔円井貞経〕
          • 武田信経〔円井信経〕
旧刊本 440
(2)信武の子、若狭・安芸武田家
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武田
旧刊本 441
(3)信昌まで
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武田
  • 武田信成:甲斐守護
    • 武田信春:甲斐守護
      • 武田信満:安芸甲斐守護
        • 武田信重
          • 武田信守
          • 武田信介(穴山信介)
            • 穴山信縣
              • 穴山信永
              • 穴山信堯
              • 穴山信風
          • 武田永信 …―→小佐手彦次郎信清の家
          • 武田基経
          • 武田賢信(下曾根賢信)…―→下曾根小十郎信親の家
          • 周檜[僧]
          • 以珍[僧]
        • 武田信長(田沢信長)…―→田沢氏
        • 武田信康
        • 宗印[僧]
        • 武田信景(今井信景)…―→高尾伊賀守信福の家
        • 武田信賢(巨勢村信賢)
        • 武田信広(倉科信広)
        • 武田信安(山宮信安)
      • 武田成春(吉田成春)
      • 武田満春(穴山満春)
      • 武田信継(下条信継)
        • 下条信久(北海信久)
          • 下条信元
      • 武田信久(市部信久)
      • 法阿弥陀仏[僧]
      • 法久[僧]
    • 武田基信
    • 武田武春(下条武春)>下条伊豆守某の養子
    • 武田武続(栗原武続
      • 栗原信通(巨海信通):三河国巨海に住す
        • 巨海信明
          • 巨海信遠
            • 巨海信友
              • 巨海信重
                • 巨海信方
    • 武田満春(布施満春)
      • 布施頼武
      • 布施満頼
        • 布施信清
      • 大廈和尚:慈恩寺の僧
旧刊本 441
(4)
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武田
旧刊本 441

巻146-147:武田

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巻第百四十六

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清和源氏(義光流 武田支流)

§146-1

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武田
河内守 信親
  • 武田信親:御小姓・寄合肝煎・小普請組支配・御小姓組番頭、5310石
旧刊本 442

§146-2

[編集]
川窪
安之丞 信睦
  • 川窪信睦:400石
旧刊本 444

§146-3

[編集]
武田
与五郎 信誼
  • 武田信誼:1700石
旧刊本 444

巻第百四十七

[編集]

§147-1

[編集]
川窪
  • 川窪信軌:400石
旧刊本 445

§147-2

[編集]
川窪
  • 川窪信貞:200石
旧刊本 446

§147-3

[編集]
武田
  • 武田信成:300俵
旧刊本 446

§147-4

[編集]
川窪
  • 川窪信明:200俵
旧刊本 446

§147-5

[編集]
武田
源兵衛 信義
旧刊本 447

巻148-152:武田庶流

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巻第百四十八

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§148-1

[編集]
岩手
――
武田旧臣。『日記』には延宝年間に「岩手佐五右衛門」(御賄頭、400俵)一族が遠流に処された記録があるが不明(一信の項に参考記載あり)。平左衛門2が尊類書の虚偽報告・身元の定かでない従者を大坂城守衛に伴ったこと・身内のトラブルなどを問題視され改易される。
  • ●岩手信盛 能登:武田信玄家臣・旗奉行
    • 岩手信景 右衛門:武田勝頼に仕える。武田家滅亡後、信長の命により自害
    • ●岩手一信{岩手信直} 佐五右衛門:徳川家に仕える。
      • ●岩手信次
        • 岩手信久 平十郎
        • ●岩手某 喜左衛門:大番、450石
          • ●岩手某 七之助:大番・大坂御鉄炮奉行
            • ●岩手某 平左衛門1:大番・御腰物方
              • ●岩手某 平左衛門2:大番【改易】
      • 岩手信定 …―→ 六之助信敬の家
旧刊本 448

§148-2

[編集]
岩出
六之助 信敬
岩手信定は岩手一信の子。信就が御勘定に出仕。信就のとき岩出に改める。
  • ●岩手信定
    • ●岩出信就(岩手信就):御勘定・同組頭、250俵
      • 岩出信守:御勘定・御蔵奉行・御代官
        • ●岩出信綿:御勘定・大番・御天守番
          • 岩出信之:御代官
            • ●岩出信厚:大番・御蔵奉行
              • 岩出信敬 六之助:250俵
        • 岩出某 与左衛門 …―→別家(148-3)
旧刊本 448

§148-3

[編集]
岩出
――
岩出与左衛門は岩出信就の二男。
  • ●岩出某 与左衛門:御勘定、150俵
    • ●岩出某 長三郎:御勘定
      • ●岩出某 新太郎:小十人・小五郎君御近習
        • ●岩出某 定之進:【記録途絶】宝暦
旧刊本 449

§148-4

[編集]
岩手
直五郎 信知
呈譜によれば甲斐武田氏の一族で武田信昌の三男・信安の子孫。武田信昌岩手信安岩手信盛と続き、信盛の長男が信景、二男が信政。

『寛政譜』では信盛の長男を信景、二男を一信(148-1)とし、信政を載せない。

岩手信政が紀州藩に仕える。岩手信吉が幕臣(御勘定)となる。

  • 岩手信知 直五郎:650石
旧刊本 450

§148-5

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岩手
――
岩手信吉の二男・信国が召される。
  • ●岩手信国:御勘定、150俵
    • ●岩手某
      • ●岩手某:小十人・二条御鉄炮奉行
        • ●岩手某 藤助【追放】
旧刊本 449

巻第百四十九

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清和源氏(義光流 武田庶流)

§149-1

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小佐手をさて
  • 小佐手信清:300俵
旧刊本 451

§149-2

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小佐手
  • 小佐手信継:300俵
旧刊本 451

§149-3

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下曾根
  • 下曾根信親:900石
旧刊本 452

巻第百五十

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清和源氏(義光流 武田支流)

§150-1

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田沢
  • 田沢昆当:750石
旧刊本 453

§150-2

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田沢
  • 田沢昌徳:200俵
旧刊本 454

§150-3

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田沢
  • 田沢昌彪:200俵
旧刊本 454

§150-4

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田沢
  • 田沢昌陽:300俵
旧刊本 455

§150-5

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田沢
  • 田沢道正:200俵
旧刊本 455

§150-6

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田沢
  • 田沢正路:100俵+5口
旧刊本 456

巻第百五十一

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§151-1

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高尾
伊賀守 信福
もとは今井を称するといい、武田信満の五男・信景に始まる系譜を掲げる。昌俊は高尾伊賀守の養子になった(今の呈譜によれば、高尾伊賀守の子から今井家の養子になった)という。高尾伊賀守は天目山で討死したため、家名が絶えるのを惜しんで高尾に改めたという。
  • 今井信俊:武田家に仕え駿河田中城代。家康に召し出される。
    • ●高尾昌俊(今井昌俊):父とともに徳川家に出仕。
      • ●高尾嘉文:御小姓→勘気→松平康重に属し戦功→召し返され300石→忠長附属となるが浪人→大番、300石。
        • 高尾良幸 七兵衛:大番。同僚の鈴木三郎右衛門信照と争論し、麹町門枡形で信照を殺害し逐電。
        • ●高尾文薫:新番 ◇松崎是純の娘
          • ●高尾文信 惣十郎:御蔵奉行・大番組頭、500石 ◇横地義長の娘
            • 高尾信季:✝
            • 高尾某 惣兵衛 < 某氏の子
            • ●高尾信敦 < 辻守誠の二男△:御蔵奉行
              • ●高尾信秀:大番・御裏門切手番頭 ◇堀内安但の娘
                • 高尾信福#:勘定吟味役・長崎奉行・普請奉行、500石 ◇桜井依勝5女→同6女→川村徳救養女
                  • 高尾信一* < 松平忠明 与十郎(3-2)[注釈 2]の三男△:御書院番・御小納戸
                  • * < 伊奈忠富の娘:信一の妻△
                  • *:渡辺久武の妻
                • 小宮山某 徳之進
                • *:桜井政直の妻
              • 高尾信泰:一橋宗尹に仕える
              • 高尾元善 >乾光久の養子
              • * < 佐々尾武左衛門某《鳥居伊賀守家臣》の娘:豊前祭忠の妻
            • *:三橋佐左衛門某の妻→信敦の妻△
          • *:高尾信仍の妻
        • 高尾嘉昌 ※a1 > 信正の養子
        • *:酒井実英の妻
        • 高尾政好 …―→ 九兵衛信興の家(151-2)
        • *:千村昌義の妻
      • 高尾忠正:家光に仕える
        • 高尾信正:大番、200石
          • 高尾嘉昌 ※a2 < 嘉文の三男
      • *:辻久吉の妻
      • *:勝間田源兵衛某の妻
旧刊本 456

§151-2

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高尾
九兵衛 信興
高尾嘉文の四男・高尾与一郎政好が家を立てる。
  • ●高尾政好:大番、200俵
    • 高尾信仍# <岡野英明の六男 :御目付・御廊下番頭、800石 ◇高尾文薫の娘→川村広俊《甲府家臣》の娘→同養女
      • *<岡野重明の娘:向井正友の妻→塙直章の妻
      • ●高尾信之:御小姓組番士
        • *:石巻康幸の妻
        • ●高尾信憙* <柳生久寿の二男、母は塙直章の娘:佐渡奉行・御持弓頭 ◇安部一信の娘
          • 高尾信興:御小姓組、800石
      • 高尾重仍 > 岡野重明の養子
      • 高尾忠知(久世広氐) > 久世為康の養子
      • *:伊勢供定の妻
      • 高尾信広
      • 高尾信仁
      • *:桜井政春の妻
旧刊本 458

§151-3

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栗原
――
武田信成の四男・栗原武続の子孫と称する。武続の子・信通は三河国巨海に移住し巨海氏を称した。その6代の孫・巨海信方の子が信頼であるという。「子孫にいたりて栗原に復す」という。
  • ●栗原信頼(巨海信頼) 伊豆守
    • ●栗原政長 日向守:武田家滅亡後徳川家に仕え、「本領」甲斐国永井郷を与えられる。武蔵国横山(子の知行地)で死去。
      • ●栗原忠重:家康に仕える。500石。
        • ●栗原清次:大坂城番
          • ●栗原忠正:御番【記録途絶】
旧刊本 458

§151-4

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安藤
――
彦大夫忠勝は巨海半五郎信方の子とあり、上掲栗原家(151-3)の信頼と兄弟に当たる。市郎兵衛忠次の時、母方の安藤氏を称するという。
  • ●巨海忠勝 彦大夫:家康に仕え「三河国堤の奉行」を務める
    • ●巨海忠正:内藤家長の組に属す ◇安藤定次の娘
      • 巨海某 兵蔵:慶長5年伏見で討死
      • ●安藤忠次(巨海忠次)* 市郎兵衛:秀忠の小姓を務める。御目付、400石+300俵
        • ●安藤忠利:御書院番
          • ●安藤某 次郎右衛門・市郎兵衛 ※2 <忠次の二男、兄の養子:700石
            • *:榊原忠賢の妻
            • ●安藤某 嘉右衛門
              • ●安藤某 半次郎・市郎兵衛 < 佐々木正和の二男:【記録途絶】
            • *:溝口政珍の妻
        • 安藤某 次郎右衛門 ※a1:御小姓、300俵。兄の養子となり廩米は収められる
        • *:松平政次の妻
        • *:西山昌春の妻
      • * > 安藤正次の養女
旧刊本 458

巻第百五十二

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§152-1

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大井
  • 大井昌富:300石
旧刊本 459

§152-2

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大井
  • 大井昌予:200俵
旧刊本 460

§152-3

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大井
  • 大井長国:290俵
旧刊本 461

§152-4

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大井
  • 大井信嘉:700石
旧刊本 461

§152-5

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大井
  • 大井一装:300俵
旧刊本 462

§152-6

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大井
  • 大井昌永:150俵
旧刊本 462

第153:内藤(若狭武田庶流)

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巻第百五十三

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§153-1

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内藤
周防守 矩佳
若狭武田氏の流れを汲み、内蔵助某のときに内藤に改めたという。
  • 武田元信
    • 武田元光
      • 武田信豊
      • 武田信重〔武田信高?〕
      • 内藤某 内蔵助内藤政信}:若狭に住し、代々の家老になるという。宗祇の和歌の弟子。
        • 内藤重政 筑前守:若狭国天下城〔天ヶ城〕主。織田信長が越前一向一揆を鎮定した際に参加。
          • 内藤政高 筑前守:秀吉が若狭を支配した際に浪人となる
            • ●内藤長縄 大蔵・理兵衛:丹羽長秀の縁者であったことから丹羽家に属し、梶理兵衛を称する。
              • 内藤長教 伝左衛門:家康に召し出される。道奉行、800石
                • 内藤長富
                • ●内藤長武:御小姓組
                  • 内藤品寛*:御小姓組、二の丸御留守居
                    • 内藤光利 <山口光冬の二男
                    • ●内藤品知 <内藤郡教(153-2)の長男
                      • ●内藤品俊 <山口光奉の二男:御書院番・屋敷頭 ◇内藤郡教(153-2)の娘
                        • 内藤品明 <久保勝庸の三男△:御小姓組✝
                          • ●内藤品照
                        • *:品明の妻△
                  • 内藤長就 …―→熊太郎長純の家(153-2)
                  • 内藤長清 > 後藤長則の養子
                • *:山口光俊の妻
            • 内藤重純 …―→権大夫知直の家(153-3)
          • 内藤某{内藤高広} 筑前守
          • 内藤直治 左助
            • 内藤元能 三郎右衛門
        • 内藤直則 伊賀守
          • 内藤直兼 兵庫
            • 内藤直為 弥左衛門
            • 内藤之実 八左衛門

旧刊本 463

§153-2

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内藤
熊太郎 長純
内藤長武(153-1)の二男・伝兵衛長就が300石の分知を受けて家を立てる。
  • ●内藤長就 次郎右衛門・伝兵衛:大番・小普請奉行、300石 ◇建部賢豊《甲府家臣》の娘
    • ●内藤郡教 :御書院番 ◇鎮目惟元の娘
      • 内藤品知 > 内藤品覚(153-1)の養子
      • *:内藤品俊(153-1)の妻
      • ●内藤長政:大番・新番 ◇日根野高豊の娘
        • 内藤長道 < 青山俊延の五男×
        • 内藤長純 < 成田勝豊の三男△:大番、300石 ◇長政の娘→加藤氏養女
          • 内藤長堅:病
          • 内藤長高
        • *:長政婚約者→長純妻△
        • 内藤長重:✝
        • *:千葉胤英《田安家臣》妻
        • *:須藤信政《佐竹右京大夫家臣》妻→加藤氏養女
        • 内藤義紀 > 里見義章の養子
旧刊本 464

§153-3

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内藤
権大夫 知直
家祖の内藤重純は内藤筑前守政高(153-1)の二男
  • ●内藤重純 石見守
    • ●内藤政貞 又十郎:若狭武田氏滅亡後、京都で浪人
      • ●内藤政勝 新十郎・宮内少輔:豊臣秀頼に仕え、大坂の陣では木村重成に属して奮戦。八尾で討死
        • 内藤伊知 蔵人・清左衛門:700石、紀州頼宣附属。祖母の刑部卿局が千姫の老女であったため殊遇。
        • ●内藤勝房 市郎左衛門:紀州頼宣に仕える
          • 内藤某 幾右衛門:紀州頼宣に仕える
          • 内藤某 外右衛門:紀州綱教に仕える
          • 内藤某 瀬兵衛:紀州綱教に仕える
          • ●内藤某 権大夫:紀州綱教に仕える
            • ●内藤持就 市郎大夫:吉宗に従い幕臣。御小姓400石→収公。母(瀬川)が大奥に仕えたため、30人扶持。
              • ●内藤信相#:瀬川の孫のため召し出される。御小姓・御小納戸、300俵。◇佐原高音の娘
                • *:大奥に仕える
                • ●内藤知度:御書院番士 ◇浅羽幸明の娘
                  • 内藤知直 <佐原義久の四男:御書院番、300俵。◇杉原守昌の娘
              • 内藤就相 …―→ 斧吉就信の家(153-4)
              • 内藤相尚 > 細井正利の養子。病気により家に帰り、のち弟の相永の家を相続
              • *:奥村正明の妻
              • 内藤相永:清水重好に仕える
              • *:中野房彦の妻
      • 内藤直信 勝兵衛:はじめ東福寺の僧。家光に仕え還俗、知行地給付。黒書院の寄合の書物を預かる。
    • 内藤政景 山三郎
旧刊本 464

§153-4

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内藤
斧吉 就信
内藤造酒丞就相は、内藤持就の三男で、はじめ奥村を称した。
  • ●内藤就相(奥村就相):万次郎君(清水重好)近習番、現米50石・月俸20口→小姓→清水家物頭
    • 内藤就信:現米50石・月俸20口
旧刊本 465

巻154-155:松前

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巻第百五十四

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§154-1

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松前
  • 松前章広:松前藩
旧刊本 465

§154-2

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松前
  • 松前忠広:2000石
旧刊本 468

§154-3

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松前
  • 松前恭広:600石
旧刊本 469

巻第百五十五

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§155-1

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松前
  • 松前広澄:1500石
旧刊本 469

§155-2

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松前
  • 松前広歓:1500石
旧刊本 470

§155-3

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松前
  • 松前浮広:500石
旧刊本 471

§155-3

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松前
  • 松前広具:300俵
旧刊本 472

巻156:武田(道安系)

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巻第百五十六

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§156-1

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武田
秀安 信敏
安芸守護武田信武の子孫と称する。武田信重(武田道安)が医師として幕府に仕える。
『寛永系図』によれば、武田信武(足利尊氏の頃の人物)―直信―信綱―信賢―信光―信治という系図を示す。『寛永系図』の段階から編者に「世系中絶」を疑われているが、『寛永譜』でも『寛永系図』を踏襲して直信からの系図を記している。なお、「今の呈譜」は信重から系図を起こしていたという。ここでは信治からを載せる。
  • ●武田信治 修理:伊予河野氏に仕え、最終的に織田信雄に仕える。
    • ●武田信重(武田道安法印 猟徳院:東福門院附属、月俸100口。
      • ●武田信良法眼 泰安・道安・猟徳院:京都で没 ◇小笠原長俊の娘
        • ●武田信広法眼 泰安・道安、已有:江戸に来住、奥医 ◇小笠原長頼の娘
          • ●武田信方 泰安・道安
            • ●武田信直 道安:番医
              • 武田信敏 秀安:番医、100口
              • 武田信雅 ∥ *:三井高義の妻 ∥ *:近藤延充の妻 ∥ *:岡田元英の妻
            • 武田信久 > 武田信郷(156-2)の養子
      • 武田信成(武田杏仙) …―→叔安信邦の家(156-2)
      • 武田某 道元 ∥ 武田信孝 勝九郎 ∥ 南丘[僧]:品川東海寺慈雲庵開基・住職 ∥ *:佐野良安某《紀伊家臣》の妻 ∥ *:上林政次の妻 ∥ *:片山氏の妻 ∥ *:武田儀安某《松平讃岐守家臣》の妻 ∥ *:林与右衛門某の妻 ∥ *:大久保氏の妻
    • 武田信勝(武田岌淵法眼
      • 武田信徳 寿仙 ∥ 武田信経 帯刀
旧刊本 472

§156-2

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武田
叔安 信邦
  • ●武田信成(武田杏仙法印 長春院:番医、400俵 ◇上杉長貞の娘
    • ●武田信任 杏安:番医 ◇上杉長之の娘
      • 武田信古 文安:✝
        • * ※a1 > 信任の養女
      • ●武田信郷(武田叔安法印 長春院<黒川氏の子、母は信成娘※α△:奥医、御匙
        • 武田信久 仙安・杏安<武田信方(156-1)の二男:✝ ◇細川元信 桃庵 の娘※β
        • * ※β < 細川元信 桃庵 の娘、信久寡婦:石谷清盛の妻
        • 武田某 松軒・恭安 < 細川元信 桃庵 の二男×
        • ●武田信復 法眼 宗安 < 曾屋俊宇の二男:奥医 ◇有馬純之の娘
          • 武田信邦 叔安:400俵 ◇近藤政明の娘
      • * ※a2 <信古の娘:信郷の妻△
    • *:黒川氏の妻※α
旧刊本 473

巻157-159:駒井

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巻第百五十七

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§157-1

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駒井
但馬守 信貫
武田信政の三男・駒井信盛(鎌倉時代前期)は甲斐国巨摩郡駒井を領して駒井を称す(『寛政譜』には信盛からの系図があるが省略)。駒井信為は武田信虎・信玄に仕える。按文にいわく、『寛永系図』では信為から昌長の代数が多すぎ不審であり(信為とその五代孫の昌長がともに武田信玄に仕えるとする)、「今の呈譜」は肥前某・宮内某を記さないが、さしあたり『寛永系図』のままとする、という。
  • ●駒井政時
    • 駒井信為 筑後{筑後守・肥前守}:武田信虎・信玄に仕える
      • ●駒井某 肥前:甲斐積翠寺城〔要害山城〕城代
        • ●駒井某 宮内:積翠寺城に住す
          • ●駒井勝英 宮内大輔・肥前:積翠寺城代
            • 駒井昌長 ⇒下段系図
            • 駒井勝盛 …―→ 左近祐之の家(159-1)
            • 市川昌倚 > 市川昌忠の養子
            • 駒井某 源次郎
            • 長井吉正 > 長井吉成の養子
    • 駒井政武 高白斎 …―→ 右京政明の家(159-3)

駒井昌長は武田家滅亡後に徳川家に仕える。

  • 駒井昌長 宮内・次郎右衛門・釣意斎:家康の関東入部後870石 ◇高坂昌忠弾正忠の娘 ≪コ≫
    • 駒井昌保* 次郎左衛門: 普請奉行、+1300石
      • ●駒井昌信:御書院番
        • 駒井昌勝*:御使番、2370石
          • * ∥ 駒井昌白:✝ ∥ *:阿部某 四郎兵衛 の妻
          • ●駒井政春 内匠・次郎左衛門:書院番士、2070石 ‡勘気を蒙り閉門
            • 駒井勝岑#次右衛門・但馬守 ※a2:兄の養子となる。御使番・日光奉行
              • 駒井勝門* 源右衛門・角右衛門:御書院番・御使番 ‡職務怠慢等で一時出仕停止
                • ●駒井昌臧 ※b2 <勝岑の二男:御書院番士
                  • *:伊藤正威妻→渥美友貞妻 ∥ *:土岐頼族(293-4)妻(先妻)
                  • 駒井信貫 安房守・加賀守・但馬守:御小姓・御小納戸2070石 ◇小笠原信喜娘→屋代忠国
                    • 駒井昌一 ∥ * ∥ 駒井某 七之助:✝ ∥ *>小笠原信成養女 ∥ 駒井信輝 ∥ 駒井某 楊之助
                  • 小笠原広厚 > 小笠原広穀養子 ∥ 駒井広英
              • * ∥ * ∥ 駒井昌臧 ※b1 > 兄の養子 ∥ 駒井岑有 帯刀
                • *:土岐頼族(293-4)の妻(後妻)×→土岐頼看(頼族の父)の養女
            • 駒井政幸 > 駒井親行の養子×
          • 駒井勝岑 ※a1:御書院番士、300石。>兄の養子
        • *:皆川重照妻×→飯田重成妻 ∥ 竹尾俊勝 > 竹尾俊勝養子
        • 駒井信俊 孫兵衛:御書院番士300石【無嗣】
        • 駒井親澄 > 駒井長治養子
      • *:松波勝信の妻 ∥ *:河野氏利の妻
      • 駒井保親 …―→ 藤五郎寿久の家(157-2)
    • *:市川満友 茂左衛門 の妻 ∥ *
    • 駒井長成 …―→ 半蔵為隣の家(158-1)
    • 駒井長重 半兵衛
旧刊本 474

§157-2

[編集]
駒井
  • 駒井寿久:300俵
旧刊本 476

巻第百五十八

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§158-1

[編集]
駒井
  • 駒井為隣:500石
旧刊本 477

§158-2

[編集]
駒井
  • 駒井親保:300俵
旧刊本 478

§158-3

[編集]
駒井
  • 駒井信賀:300俵
旧刊本 478

巻第百五十九

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§159-1

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駒井
左近 祐之
駒井帯刀勝盛は駒井勝英の二男。武田家滅亡後に徳川家に仕える。
  • ●駒井勝盛 孫六郎・帯刀:御小姓
    • ●駒井勝正{駒井吉清}孫四郎・左近:300石
      • ●駒井勝重 孫四郎:御小姓組→勘気を蒙り浪人→大番、530石
        • ●駒井勝定{駒井勝貞} 孫四郎:大番・新番 ◇向井正綱の娘
          • ●駒井貞俊 孫四郎:大番、330石
            • ●駒井貞盛 内蔵助:大番
              • ●駒井勝政 内蔵助:大番
                • ●駒井喬房 孫四郎:大番
                  • ●駒井延陳 又右衛門:大番
                    • 駒井祐之 左近:大番、330石 ◇三枝守万の娘
                      • * ∥ 駒井尚玆 ∥ 駒井惟親 ∥ *
                    • 石場定俊 > 石場定常《清水家臣》の養子 ∥ *:杉原季宜の妻 ∥ * ∥ * ∥ * ∥ * ∥ *:石川直教の妻 ∥ 駒井惟一 直吉
                  • 駒井某 大吉 ∥ 駒井之盈 ∥ * ∥ 石場定常 > 石場定門《清水家臣》の養子
                • *:秋田実邦《秋田信濃守家臣》の妻
              • * > 多賀常之の養女:隼人邦守の妻
            • 駒井貞植 > 駒井勝則(159-2)の養子 ∥ 駒井某 久弥 ∥ * ∥ 駒井勝応 八左衛門:秋田信濃守の家臣となる
          • 駒井勝茂 …―→伊織貞植の時に絶える家(159-2)
          • 松下正明 > 松下重安の養子
          • 駒井勝則 > 兄・勝茂(159-2)の養子
        • *:坂部正盛の妻 ∥ 駒井正勝 作平 ∥ *:仙波長種の妻
      • 桑島吉宗 孫六郎 > 桑島親義の養子 …―→(159-4)
旧刊本 479

§159-2

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駒井
駒井勝定(159-1)の二男・駒井勝茂が父の遺領から200石を分知される。貞植は「狂気」して姑と妻を傷害し自死。食禄は収められる。
  • ●駒井勝茂 宇右衛門:200石
    • ●駒井勝則 源蔵<駒井勝定の四男:大番
      • ●駒井貞植 伊織<駒井貞俊の二男:大番・御納戸番【絶家】‡(上掲)
旧刊本 480

§159-3

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駒井
右京 政明
駒井政武の二男・駒井政武の子孫。寛政譜によれば駒井政武の号は高白斎〔「駒井高白斎」の人物比定には諸説あるという〕。政武の子・政直が武田家滅亡後に徳川家に仕える。
旧刊本 480

§159-4

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駒井
藤助 佳氏
駒井勝正(159-1)の二男・吉宗は桑島家の養子となる。桑島吉宗の子・吉成は別家を立てた際に父の実家である駒井名字を称する。
  • ●桑島吉宗{桑島佳宗}:御馬預、150俵
    • ●駒井信成:御馬方
      • 駒井某 市太郎:✝
      • ●駒井佳叙 < 古里信次の子△:小十人組頭・破損奉行
        • ●駒井邦佳
          • *:美濃部茂郷の妻× ∥ * ∥ 駒井某 伝之助:✝
          • ●駒井邦資 < 坂本資秀の二男△
            • 駒井佳氏:150俵
            • *:富永屯 弥一郎 の妻 ∥ * ∥ * ∥ *
          • *:邦資の妻△ ∥ *:滝川一興の妻
        • 古里信孟 > 古里信之の養子 ∥ *:前田安慮の妻× ∥ *:平岡道能の妻 ∥ *:太田久儔の妻 ∥ 松下長佳 > 松下長房の養子 ∥ 糟屋義弘 > 糟屋義勝の養子 ∥ *:田辺庸広の妻
      • *:佳叙の妻△
    • 松下長利 > 松下宗長の養子 ∥ *:内藤重之の妻
旧刊本 481

巻160-162:武川衆(山高・青木)

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巻第百六十

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§160-1

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山高
  • 山高信成:1800石
旧刊本 482

§160-2

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山高
  • 山高信敬:270石+130俵
旧刊本 483

§160-4

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山高
  • 山高信枚:500石
旧刊本 484

巻第百六十一

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§161-1

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青木
旧刊本 485

§161-2

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青木
  • 青木信孝 与右衛門:580石
旧刊本 485

§161-3

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青木
  • 青木信孝 八十郎:200俵
旧刊本 485

巻第百六十二

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§162-1

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山寺
  • 山寺信義:390石
旧刊本 487

§162-2

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山寺
  • 山寺信寿:300俵
旧刊本 488

§162-3

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青木
――
  • 青木豊信:500石【無嗣】
旧刊本 488

§162-4

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青木
  • 青木正満:250石
旧刊本 489

巻163-165:柳沢

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巻第百六十三

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§163-1

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柳沢
  • 柳沢政位:430俵
旧刊本 490

§163-2

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柳沢
  • 柳沢聴信:800石
旧刊本 491

第百六十四

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§164-1

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柳沢
旧刊本 492

第百六十五

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§165-1

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柳沢
旧刊本 496

§165-2

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柳沢
旧刊本 497

巻166:武川衆(折井)

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巻第百六十六

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§166-1

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折井
  • 折井正篤:1200石
旧刊本 498

§166-2

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折井
  • 折井次目:300俵
旧刊本 500

§166-3

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折井
  • 折井朋正:150俵
旧刊本 501

巻167:曾根

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巻第百六十七

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§167-1

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曾根
  • 曾根次武:2500石
旧刊本 502

§167-2

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曾根
  • 曾根次彭:1600石
旧刊本 503

§167-3

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曾根
  • 曾根次㰤:200石+100俵
旧刊本 504

§167-4

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曾根
  • 曾根昌信:300俵
旧刊本 504

§167-5

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曾根
  • 曾根次功:300俵
旧刊本 505

巻168:東条・内藤

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巻第百六十八

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§168-1

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東条
  • 東条頼備:300俵
旧刊本 506

§168-2

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東条
  • 東条長堅:600石
旧刊本 507

§168-3

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東条
  • 東条長祗:500石
旧刊本 507

§168-4

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内藤
  • 内藤正尚:850石
旧刊本 508

§168-5

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内藤
  • 内藤正恭:400俵
旧刊本 508
▼次

脚注

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注釈

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  1. ^ 国民図書版は巻第百二十九を「義家流」とするが義光流の誤り。
  2. ^ 三木松平家の系譜では「忠朋」

出典

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