前佑囲斗
オリックス・バファローズ #128 | |
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2024年09月11日京セラドーム大阪 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 三重県亀山市 |
生年月日 | 2001年8月13日(23歳) |
身長 体重 |
182 cm 90 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2019年 ドラフト4位 |
初出場 | 2023年6月11日 |
年俸 | 570万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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派遣歴 | |
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この表について
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前 佑囲斗(まえ ゆいと、2001年8月13日 - )は、三重県亀山市出身のプロ野球選手(投手・育成選手)。右投右打。オリックス・バファローズ所属。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]津田学園では3年時に春夏連続で甲子園に出場。春の甲子園では龍谷大平安を相手に9回までノーヒットに抑えるが、延長11回に2失点し敗北[2]。同年夏の甲子園では初戦の静岡高校戦では11奪三振1失点で勝利を収めるが[3]、続く2回戦では履正社を相手に3回9安打6失点と打ち込まれ、チームは7対3で敗退[4]。その後侍U18代表メンバーに選出された[5]。
2019年のドラフト会議では、オリックス・バファローズから4位指名を受け、11月13日に契約金4000万円、年俸550万円(いずれも推定)で仮契約を結んだ[6]。背番号は43。
オリックス時代
[編集]2020年は、ウエスタン・リーグ14試合に登板し、0勝3敗、防御率3.38という成績だった。奪三振数が24投球回を上回る28を記録するなど、高卒1年目から高い奪三振力を見せた[7]。
2021年は、ウエスタン・リーグ7試合に登板し、0勝1敗、防御率3.27という成績だった[8]。
2022年は、ウエスタン・リーグ13試合に登板し、1勝1敗、防御率7.30という成績だった[9]。
2023年は、6月8日に中継ぎ要員として一軍に初昇格し[10]、6月11日の横浜DeNAベイスターズ戦(京セラドーム)で5点差ビハインドの8回表にプロ初登板し、三者凡退に抑えた[11]。オフシーズンの11月から12月まではオーストラリアン・ベースボールリーグのメルボルン・エイシズに派遣され経験を積んだ[12]。
2024年は、ウエスタン・リーグ36試合に登板し、4勝2敗、防御率1.98という好成績[13]を残したが、一軍登板は4試合のみで防御率7.20に終わり[14]、10月3日に戦力外通告と育成契約の打診を受けた[15]。11月19日に育成再契約が発表され[16]、背番号も128に変更された。
選手としての特徴
[編集]ストレートの最速は152km/h[5]。スライダー、カーブが武器[17]。空振りの取れるストレートを持ち味とする[18]。
人物・エピソード
[編集]2006年のオールスターゲームで藤川球児が全球予告ストレートで勝負し小笠原道大とアレックス・カブレラから連続空振り三振を奪った映像を見てから、球の質で三振を取る投球に惹きつけられ、藤川球児を憧れのプロ野球選手としている[19]。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2023 | オリックス | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 8 | 2.0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 1.00 |
通算:1年 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 8 | 2.0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 1.00 |
- 2023年度シーズン終了時
年度別守備成績
[編集]年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2023 | オリックス | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- |
通算 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- |
- 2023年度シーズン終了時
記録
[編集]- 初記録
- 初登板:2023年6月11日、対横浜DeNAベイスターズ3回戦(京セラドーム大阪)、8回表に3番手で救援登板、1回無失点[20]
- 初奪三振:2023年6月14日、対阪神タイガース2回戦(阪神甲子園球場)、8回裏に近本光司から空振り三振
背番号
[編集]- 43(2020年 - 2024年)
- 128(2025年 - )
代表歴
[編集]脚注
[編集]- ^ “オリックス - 契約更改”. 日刊スポーツ 2024年11月20日閲覧。
- ^ “津田学園エース前「疲れ感じた」170球、力尽きる”. 日刊スポーツ. (2019年3月25日) 2020年2月24日閲覧。
- ^ “津田学園・前が投打に活躍 11K完投、V二塁打”. 日刊スポーツ. (2019年8月7日) 2020年2月24日閲覧。
- ^ “履正社、猛打爆発で3年ぶり3回戦へ 3回打者一巡で最速152キロの津田学園・前を攻略”. fullcount. (2019年8月13日) 2020年2月24日閲覧。
- ^ a b “オリックス・ドラ4前 由伸背番「43」継承で気合「番号に恥じぬよう持ち味出す」”. スポーツニッポン. (2019年11月14日) 2020年2月24日閲覧。
- ^ “【オリックス】前佑囲斗、現状維持550万円「来年こそは1軍に」同期の宮城らの活躍が刺激”. 日刊スポーツ (2022年11月22日). 2023年7月22日閲覧。
- ^ “東京ヤクルト・奥川恭伸(星稜出身)はWHIP0.67、オリックス・前佑囲斗(津田学園出身)は奪三振率10.5をマーク!3”. 高校野球ドットコム (2020年11月4日). 2023年7月22日閲覧。
- ^ “オリックス・前 来季は「必ず1軍で投げる」 宮城や奥川らとU18日本代表でプレー”. スポニチアネックス (2021年12月2日). 2023年7月22日閲覧。
- ^ “オリックス4位前が仮契約、背番は山本背負った43”. 日刊スポーツ (2022年11月22日). 2023年7月22日閲覧。
- ^ “オリックスの高卒4年目・前佑囲斗がプロ初登板で1回無失点”. 日刊スポーツ (2023年6月8日). 2023年7月22日閲覧。
- ^ “オリックスの高卒4年目・前佑囲斗がプロ初登板で1回無失点”. パ・リーグ.com (2023年6月11日). 2023年7月22日閲覧。
- ^ “【オリックス】前佑囲斗ら4選手を豪州ウインターリーグに派遣 4年前には宗佑磨が参加”. スポーツ報知 (2023年11月8日). 2024年4月9日閲覧。
- ^ “2024年度 オリックス・バファローズ 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp. 日本野球機構. 2024年10月3日閲覧。
- ^ “2024年度 オリックス・バファローズ 個人投手成績(パシフィック・リーグ)”. NPB.jp. 日本野球機構. 2024年10月3日閲覧。
- ^ 「【オリックス】村西良太、前佑囲斗ら8選手に戦力外通告 支配下組には育成契約を打診か」『スポーツ報知』2024年10月3日。2024年10月3日閲覧。
- ^ “育成選手契約締結のお知らせ”. オリックス・バファローズ. 2024年11月19日閲覧。
- ^ どら増田 (2019年11月14日). “オリックスD4位152キロ右腕、前佑囲斗が仮契約!背番号はヨシノブの「43」”. リアルライブ 2020年2月24日閲覧。
- ^ “前佑囲斗(津田学園 3年)”. 週刊野球太郎 2023年7月22日閲覧。
- ^ “「43」を受け継いだ男…オリックス・前佑囲斗から感じるスター性”. BASEBALL KING (2019年12月31日). 2023年7月22日閲覧。
- ^ “オリックス・前佑囲斗がプロ初登板 宮城の同期 DeNA主軸を無安打無失点「いつも通りのピッチングができた」”. デイリースポーツ. (2023年6月11日) 2023年6月11日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 前佑囲斗 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 43 前 佑囲斗 選手名鑑 - オリックス・バファローズオフィシャルサイト
- 前佑囲斗 (@yuito8.13) - Instagram