双子山信号場
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双子山信号場 | |
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構内配線図 A:見老津方 B:周参見方 | |
ふたごやま Futagoyama | |
◄見老津 (5.7 km) (3.3 km) 周参見► | |
所在地 | 和歌山県西牟婁郡すさみ町和深川 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■紀勢本線(きのくに線) |
キロ程 |
250.7 km(亀山起点) 新宮から70.5 km |
電報略号 | フコ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2線 |
開業年月日 | 1965年(昭和40年)2月27日[1] |
双子山信号場(ふたごやましんごうじょう)は、和歌山県西牟婁郡すさみ町和深川にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線の信号場である。見老津駅と周参見駅の間が単線で約10kmもあるため、開設された。きのくに線の区間内では唯一の単線交換信号場である。和歌山駅 - 紀伊田辺駅間複線化以前には南広信号場(現、広川ビーチ駅付近)があった。
構造
[編集]列車交換用に設けられた信号場である。海側の線路(1番線)を本線とした一線スルー式となっており、副本線である内陸側の線路(2番線)をともども双方向に出発信号機を備えている。そのため、行違いのない限りは上下方向に関係なく1番線を通行し、2番線は行違い待ちを行う列車のみが運転停車する。1番線周参見方、2番線見老津方に、それぞれ安全側線が設けられており、通常は無人の信号所で和歌山指令所にて遠隔操作・監視をしているが、毎年1回串本駅・白浜駅合同で異常時取扱い訓練を行っている。旅客を乗り降りを行う予定はない。
歴史
[編集]- 1965年(昭和40年)2月27日:国鉄の信号場として開設[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR西日本が継承[1]。
- 2021年(令和3年)3月13日:この日のダイヤ改正で定期列車の行き違いがなくなり、2番線は使用停止状態となった(信号設備は機能中)。それまでは昼過ぎに普通列車と「くろしお」の行き違い設定があった。
周辺
[編集]双子山の山裾にあり、山の谷間を縫って設置されており、移動手段は国道42号を走る路線バス以外交通機関はない。