稲原駅
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稲原駅 | |
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駅舎(2010年3月) | |
いなはら Inahara | |
◄印南 (4.3 km) (6.8 km) 和佐► | |
和歌山県日高郡印南町大字印南原1047-2 | |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■紀勢本線(きのくに線) |
キロ程 |
313.6 km(亀山起点) 新宮から133.4 km |
電報略号 | イラ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
68人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1930年(昭和5年)12月14日[1][2] |
備考 | 無人駅 |
稲原駅(いなはらえき)は、和歌山県日高郡印南町大字印南原にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)の駅である。
歴史
[編集]本来紀勢西線は稲原を通る予定ではなかったが当時の稲原村の村長の夏見康太郎が鉄道省に請願を行い紀勢西線が稲原を通るようにしてもらいこの駅が開業した。
年表
[編集]- 1930年(昭和5年)12月14日:国鉄紀勢西線の駅として開業する[1][2]。
- 1959年(昭和34年)7月15日:現在の紀勢本線が全通、紀勢本線所属となる[1]。
- 1963年(昭和38年)10月1日:貨物の取り扱いを廃止[2]。
- 1978年(昭和53年)4月1日:荷物扱い廃止[2]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:無人化[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[1][2]。
- 2020年(令和2年)3月14日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[4]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。紀伊田辺方面行きホームに駅舎があり、反対側の御坊・和歌山方面行きホームへは跨線橋で連絡している。古くからの木造駅舎があるが、紀伊田辺駅管理の無人駅となっている。券売機は、設置されていない。ICOCAのチャージも出来ない。以前は1番ホームにツゲの木で作られた鶴と亀があったが、既に撤去されている。駅舎横にトイレあり。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | きのくに線 | 紀伊田辺・新宮方面 |
2 | 和歌山・天王寺方面 |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
利用状況
[編集]年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年 | 113 |
1999年 | 99 |
2000年 | 102 |
2001年 | 90 |
2002年 | 84 |
2003年 | 108 |
2004年 | 113 |
2005年 | 115 |
2006年 | 101 |
2007年 | 106 |
2008年 | 112 |
2009年 | 110 |
2010年 | 90 |
2011年 | 74 |
2012年 | 82 |
2013年 | 88 |
2014年 | 94 |
2015年 | 87 |
2016年 | 86 |
2017年 | 79 |
2018年 | 86 |
2019年 | 68 |
2020年 | 70 |
2021年 | 67 |
2022年 | 82 |
駅周辺
[編集]- 印南町立稲原小学校
- 印南町立稲原中学校
- 稲原郵便局
- 紀州農業協同組合(JA紀州)稲原出張所
- 御坊警察署印南原駐在所
- 印南川
- 正覚寺
- おたき龍法寺
- 紀南カントリークラブ
- 熊野御坊南海バス「稲原駅」停留所 - 日裏線
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 25号 紀勢本線・参宮線・名松線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月10日、19-21頁。
- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、379頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「通報 ●福知山線石生駅ほか147駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1985年3月12日、15-16面。
- ^ 『2020年春ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道和歌山支社、2019年12月13日、3頁。オリジナルの2021年1月4日時点におけるアーカイブ 。2021年1月4日閲覧。
- ^ 『和歌山県統計年鑑』及び『和歌山県公共交通機関等資料集』
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 稲原駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道