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箕島駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
箕島駅
駅舎(2021年6月)
みのしま
Minoshima
紀伊宮原 (4.4 km)
(2.5 km) 初島
所在地 和歌山県有田市箕島893
北緯34度5分9.6秒 東経135度7分28.3秒 / 北緯34.086000度 東経135.124528度 / 34.086000; 135.124528 (箕島駅)座標: 北緯34度5分9.6秒 東経135度7分28.3秒 / 北緯34.086000度 東経135.124528度 / 34.086000; 135.124528 (箕島駅)
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 紀勢本線(きのくに線)
キロ程 355.6km(亀山起点)
新宮から175.4 km
電報略号 ミノ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
1,642人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1924年大正13年)2月28日[1]
備考 業務委託駅
みどりの券売機プラス設置駅[2]
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箕島駅(みのしまえき)は、和歌山県有田市箕島にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)のである。

有田市の代表駅で中心地の一角にあり、特急「くろしお」の一部が停車する(主に新大阪 - 白浜間を運転する停車型タイプ)。また、御坊方面行きを中心に当駅で特急を待避する普通列車も多い(2010年3月改正ダイヤでは、和歌山方面の待避列車の設定は1本もなかった。2013年3月16日現在では一日に数本和歌山方面への列車の待避が行われる)。なお例年8月に開催される「紀文まつり」当日は3万人ほどの観光客が利用する。また、普通電車が3本(和歌山方面行き2本、御坊方面行き1本)が臨時で運行される。駅東側にはJR西日本和歌山保線区箕島管理室がある。

歴史

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1933年頃の箕島駅
2018年の箕島駅改札口

駅構造

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単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅。駅舎は単式ホームの1番のりば側にあり、島式ホームの2・3番のりばへは跨線橋で連絡している。

業務委託駅であり、紀伊田辺駅管理駅)管区の業務委託駅。かつては広川ビーチ駅 - 黒江駅の各駅を管理していたが、後に海南駅に管理権限が移管され、当駅自体も海南駅の被管理駅となった。2012年6月からは海南駅の管理駅廃止に伴い(和歌山駅の管理となる)、当駅も御坊駅の被管理駅となった。その後、御坊駅が紀伊田辺駅の被管理駅になったことに伴って、2020年より紀伊田辺駅の被管理駅となった。みどりの券売機プラス設置駅である。駅舎は開業当初からのものを使っている。

自動体外式除細動器(AED)が1台設置されている。「こども110番の駅」にも指定されている[5]

2014年3月末からエレベーターの利用が開始された[6]

のりば

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のりば 路線 行先 備考
1 W きのくに線 和歌山天王寺新大阪方面
2 和歌山・天王寺方面 一部の普通列車
御坊白浜新宮方面
3 御坊・白浜・新宮方面

※上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。

付記事項
  • 下り本線は1番のりば、上り本線は3番のりば。2番のりばは上下共用の待避線(中線)であり、基本的には後続の特急を待ち合わせる普通列車が使用する。
  • 2010年3月13日改正ダイヤでは和歌山方面への待避列車がなかったことから錆取り列車として、1日1回のみ2番線に入線させていた。

利用状況

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近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通りである[7]

年度 1日平均
乗車人員
1998年 2,284
1999年 2,155
2000年 2,095
2001年 2,086
2002年 2,081
2003年 2,060
2004年 1,994
2005年 1,927
2006年 1,888
2007年 1,801
2008年 1,775
2009年 1,731
2010年 1,786
2011年 1,748
2012年 1,738
2013年 1,767
2014年 1,665
2015年 1,712
2016年 1,714
2017年 1,747
2018年 1,715
2019年 1,642
2020年 1,304
2021年 1,269
2022年 1,305

駅周辺

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箕島の街並
有田市役所

周辺は、有田市の中心市街地である。また、有田みかんの産地となっている。

バス路線

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その他

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  • 当駅は有田市の中心駅だが、旧町名に因んで箕島駅と呼称している(有田は郡名から来た市名)。なお、有田を呼称する駅は佐世保線有田駅のほか、紀勢本線には旧国名を冠した紀伊有田駅(串本町有田)がある。
  • 当駅で天王寺駅以遠の区間までの乗車券類を購入し往復特急を利用した場合に、駐車料金が48時間以内に限り無料となる「パークアンドライド」を実施していた。なお、駐車スペースは8台分用意されていた。

隣の駅

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西日本旅客鉄道(JR西日本)
W きのくに線(紀勢本線)
快速
藤並駅 - 箕島駅 - 加茂郷駅
普通(阪和線内で直通快速または紀州路快速となる列車を含む)
紀伊宮原駅 - 箕島駅 - 初島駅

脚注

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  1. ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 25号 紀勢本線・参宮線・名松線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月10日、18-21頁。 
  2. ^ a b c 箕島駅 駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2020年2月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月29日閲覧。
  3. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、380頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ 和歌山県内の特急 「くろしお」号停車駅で、ICOCAがご利用できるようになります! 西日本旅客鉄道 ニュースリリース 2016年8月9日
  5. ^ こども110番の駅 実施駅 - JR西日本(2012年3月15日閲覧)
  6. ^ [1]広報ありだ2014年4月号
  7. ^ 『和歌山県統計年鑑』及び『和歌山県公共交通機関等資料集』

関連項目

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外部リンク

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