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含香

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

含香(がんこう又はかんごう、がんごう)は、密教で灌頂や勤行前の口内のお清めとして、口に含み噛んで使用する[1]。 同時に粉末状のお香(塗香)を手に摺り合わせて使用することも多い。

現在では主に乾燥した丁子(クローブ)を細かく切ったものを使う。ただし花の部分は使わない。 クローブはスーパーや百貨店香辛料のコーナーに置いてあるが、量が必要であれば、お香屋さんや漢方薬を扱う店で購入できる。 日本密教での「香水」(こうずい)はこの丁子を煮出したものを用いるが、チベット仏教ではサフラン水を用いる。

脚注

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  1. ^ 真言宗豊山派 大本山 護国寺