コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

呉港高等学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
呉港高等学校
呉武田学園呉港高等学校校門より
地図北緯34度13分59.30秒 東経132度37分43.80秒 / 北緯34.2331389度 東経132.6288333度 / 34.2331389; 132.6288333座標: 北緯34度13分59.30秒 東経132度37分43.80秒 / 北緯34.2331389度 東経132.6288333度 / 34.2331389; 132.6288333
過去の名称 稽古屋敷
欽明路支校
大正学校
大正中等学校
大正中学校
呉港中学校
呉商業学校
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人呉武田学園
校訓 敬愛・自律・剛健
設立年月日 1818年
創立者 武田宗左衛門
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
工業科
学期 3学期制
学校コード D134310000184 ウィキデータを編集
高校コード 34524F
所在地 737-0141
広島県呉市広大新開三丁目3番4号
外部リンク 公式ウェブサイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
テンプレートを表示

呉港高等学校(ごこうこうとうがっこう)は、広島県呉市広大新開三丁目に所在する私立高等学校

概要

歴史
文政元年(1818年)創立の私塾と翌1874年明治7年)創立の旧制中学校を前身とする。1948年昭和23年)の学制改革によりそれぞれが新制高等学校となり、両校が統合された。2018年平成30年)に創立200周年を迎える。
設置課程・学科
全日制課程
普通科
機械科
電気情報科
校訓
「敬愛・自律・剛健」
校歌・応援歌
校歌 - 作詞は武田キヨ、田坂弘二三による。歌詞は2番まであり、校名は歌詞中に登場しない。
応援歌 - 作詞は瀬島總八郎、作曲は岡田卓三による。歌詞は4番まである。
建学の精神
「社会に役立つ人材の育成をめざす」
一人ひとりの個性や能力を大切にし、きめ細かな指導体制を整えています。
大学進学者にはその可能性を引き出し、伸ばします。
就職希望者には将来役立つ資格の取得を目標とします。
クラブ活動などの課外活動を通じて健やかな人間性を養い、社会生活に豊かに対応できるよう、規律ある生活態度が身につく親身な指導をします。
教育目標
自分を大切にし、他人も大切にする心を持つ生徒を育てる。
確かな学力を有し、個性豊かな魅力ある生徒を育てる。
制服
冬服はブレザーネクタイ廃止。登下校または行事時は着用必。
校則・学校生活
自動車、バイク等の免許取得は認められていない。
アルバイトは認められていない。
携帯電話、ゲーム機など学習に関係ないものの校内持ち込みは禁止されている。
その他
兄弟校
日本の旗 武田中学校・高等学校

沿革

出典[1][2]

私塾

旧制中学校

  • 1874年明治7年): 武田為十郎 - 第三代校長に就任し、学制発布により、欽明路支校と改称。
  • 1906年(明治39年): 武田易太郎 - 第四代校長、玖珂実科女学院を設立。
  • 1913年大正2年): 大正学校(中等教育を施す各種学校)を設立。
  • 1917年(大正6年): 武田甲斐人 - 第五代校長、呉市今西四丁目に移転し、大正中等学校(修業年限3年、夜間授業)と改称。
  • 1926年(大正15年): 文部省認可財団法人私立大正中学校と改称。
  • 1927年昭和2年): 文部省認可の大正中学校(修業年限5年、昼間授業)となり、呉市下長ノ木町に移転。
  • 1933年(昭和8年): 大正中学校を呉港中学校と改称。
  • 1934年(昭和9年): 第20回全国中等学校優勝野球大会夏の甲子園大会)で優勝。
  • 1945年(昭和20年): 空襲により、校舎を焼失、広町町田の仮校舎で終戦後の授業を再開。

新制高等学校

  • 1948年(昭和23年)4月 : 武田武彦 - 初代校長に就任。学制改革により、呉港高等学校を設立。
  • 1951年(昭和26年): 学校法人呉港学園と組織変更。
  • 1958年(昭和33年): 工業科(機械課程)を設置。
  • 1962年(昭和37年): 電気科設置。
  • 1965年(昭和40年): 内閣総理大臣岸信介より、学校法人呉港学園理事長武田甲斐人功徳碑建設。
  • 1966年(昭和41年): 呉市広町大新開の校舎に移転(長ノ木町の旧校舎跡地には、1967年武田中学校・高等学校の前身である呉中学校を開校)。
  • 1970年(昭和45年): 設置法人名を学校法人呉港学園から学校法人呉武田学園に改称。
  • 1971年(昭和46年): 田坂弘二三 - 第二代校長に就任。
  • 1973年(昭和48年): 増田忠夫 - 第三代校長に就任。
  • 1975年(昭和50年): 舘弘志 - 第四代校長に就任。
  • 1979年(昭和54年): 空本敏三 - 第五代校長に就任。
  • 1984年(昭和59年) : 商業科廃止。藤井一彦 - 第六代校長に就任。
  • 1989年平成元年): 島川昭三 - 第七代校長に就任。
  • 1996年(平成8年): 三浦康宏 - 第八代校長に就任。
  • 1999年(平成11年): 松本豊尊 - 第九代校長に就任。
  • 2000年(平成12年): 第4回全国スターリングテクノラリー人間乗車クラス、高校の部優勝。
    文部科学省経済産業省他後援。呉市長より「くれオーク賞」受賞(エコテック部)。
  • 2001年(平成13年): 教育委員会より、「メイプル賞」受賞(エコテック部)。
  • 2004年(平成16年): 薄井光二 - 第十代校長に就任。学校改革推進。学校方針・諸制度の見直し等を行う。夏の高校野球全校応援を開始。
  • 2005年(平成17年): 文部科学省の教育改革推進モデル事業の指定校に指定。
  • 2006年(平成18年):『呉武田学園史』完成。
  • 2007年(平成19年): 呉武田学園歴史展示室オープン。
  • 2011年(平成23年): 東日本大震災ボランティア活動石巻市に教師、生徒14人派遣。
    第35回全国高等学校総合文化祭ふくしま大会・合唱の部で文化連盟賞を受賞。
  • 2014年(平成26年): 体育館新築。福田薫 - 第十一代校長に就任。
  • 2015年(平成27年): 普通科完全共学化。テニスコート人工芝敷設。
  • 2018年(平成30年): 創立200周年記念式典。設立70周年。
  • 2019年(平成31年/令和元年): 学生寮・食堂・図書室を新築。

基礎データ

校風・特徴

文武両道を校是とする。入学当初から常に上下関係を重んじる体質となっている。普通科に於いては、受験に対応できるカリキュラムが組まれている。なお、本校の入学試験では帰国生入試は設けていない。

年間行事

  • 9月 - 体育祭
  • 2月 - 呉港祭(文化祭)

部活動 

文化部
運動部
工業

交通アクセス

最寄りの鉄道駅
最寄りのバス停留所
最寄りの幹線道路

周辺

学校関係者と組織

関連団体 

高校関係者一覧

関連文献 

脚注

関連項目

外部リンク