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坂本宿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
木曽海道六十九次 坂本(渓斎英泉画)

坂本宿(さかもとじゅく)は、中山道六十九次のうち江戸から数えて17番目の宿場

国道18号「坂本宿」として道路再整備がなされ、土木学会デザイン賞2017奨励賞を受賞[1][2]

概要

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佐藤本陣

現在の群馬県安中市松井田町坂本。JR信越本線横川駅から国道18号線(旧道)を軽井沢方向に2 kmほど行ったところにあり、その途中に碓氷関がある。中山道有数の難所であった碓氷峠の東の入口にあたり、本陣脇本陣合わせて4軒、旅籠は最盛期には40軒ある、比較的大きな宿場であった。

中山道坂本宿、碓氷峠を西へ下った軽井沢から見た浅間山。軽井沢宿は食売などで繁盛していたが、天明3年(1783)の浅間山爆発で大打撃を受けた。また、明治に入り碓氷新道が開通するとともに、同村は衰退していく。 — 長崎大学附属図書館、「中山道軽井沢からの浅間山」『幕末・明治期日本古写真コレクション』に拠る。

特徴

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天保14年(1843年)の『中山道宿村大概帳』によれば、坂本宿の宿内家数は732軒、うち本陣2軒、脇本陣2軒、旅籠40軒で宿内人口は732人であった。

最寄り駅

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隣の宿

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中山道
松井田宿 - (碓氷関所) - 坂本宿 - (碓氷峠) - 軽井沢宿

参考文献

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写真

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  • 日下部金兵衛「中山道軽井沢からの浅間山」、長崎大学附属図書館『幕末・明治期日本古写真』コレクション、2008年。

脚注

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  1. ^ 国道18号「坂本宿」道路再整備一覧”. 土木学会デザイン賞. 2020年7月25日閲覧。
  2. ^ 安中・坂本宿景観整備”. 小野寺康都市設計事務所. 2020年7月25日閲覧。

関連項目

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