大塚龍児
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大塚 龍児(おおつか りゅうじ、1945年4月23日 - )は、日本の法学者。専門は商法。学位は、法学士(東京大学)[1]。北海道大学名誉教授。北海学園大学教授。北海道出身。竹内昭夫門下。
人物情報 | |
---|---|
生誕 | 1945年4月23日(79歳) |
国籍 | 日本 |
出身校 | 東京大学法学部 |
学問 | |
研究分野 |
民事法学 商法 |
研究機関 |
東京大学 北海道大学 北海学園大学 |
学位 | 法学士 (東京大学) |
学会 |
金融法学会 日本空法学会 日本海法学会 日本私法学会 |
経歴
[編集]- 北海道札幌北高等学校[2]卒業
- 1968年10月 司法試験合格
- 1969年6月 東京大学法学部第一類卒業
- 1969年7月 東京大学法学部助手
- 1972年8月 北海道大学法学部助教授
- 1980年12月 北海道大学法学部教授
- 1991年3月 ミュンヘン大学法学部・コロンビア大学ロースクールに研究留学(1991年12月まで)
- 1992年12月 北海道大学評議員(1994年12月まで)
- 1994年12月 北海道大学大学院法学研究科長・法学部長 評議員
- 1995年 旧司法試験第二次試験考査委員(2003年まで)[3]
- 2000年4月 北海道大学大学院法学研究科教授 北海道建設工事紛争審査会会長(2006年まで)[4]
- 2009年3月 北海道大学停年退官[5]
- 2009年4月 北海道大学名誉教授[6] 北海学園大学大学院法務研究科教授[7]
- 2023年11月 瑞宝中綬章受章[8][9]
- 2024年3月 北海学園大学大学院法務研究科廃止に伴い、北海学園大学退任、北海学園大学大学院法学研究科法務特任教授
研究内容
[編集]主な著書・論文
[編集]著書
[編集]- 「商法Ⅰ ― 総則・商行為〔有斐閣Sシリーズ ; 19〕」(有斐閣、1988年初版・2013年第5版、共著)
- 「商法Ⅲ ― 手形・小切手〔有斐閣Sシリーズ ; 25〕」(有斐閣、1989年初版・2011年第4版、共著)
論文
[編集]- 「持分の承継と訴訟の承継」(『商法の判例と論理〔倉沢康一郎教授還暦記念〕』、日本評論社、1994年)
- 「株主権の強化・株主代表訴訟」(『現代企業立法の軌跡と展望〔鴻常夫先生古稀記念〕』、商事法務研究会、1995年)
- 「他人の氏名による署]」(「別冊ジュリスト」73号、2004年)
- 「信義則上株主総会決議のないことを理由に取締役への退職金の支払いを拒めないとされた事例」(判例評釈)(「私法判例リマークス」28号、2004年)
- 「表見代表取締役と第三者の過失」(「別冊ジュリスト」180号、2006年)
門下生
[編集]脚注
[編集]- ^ 大塚龍児 北海学園大学法務研究科教員プロフィール 2022年4月閲覧
- ^ “一般財団法人庁立・北高会”. ノースエイム ~ 一般財団法人庁立・北高会 ~. 2020年8月10日閲覧。
- ^ 「大塚龍児先生略歴」『民商法の課題と展望 : 大塚龍児先生古稀記念』信山社、2018年、613頁
- ^ 「大塚龍児先生略歴」『民商法の課題と展望 : 大塚龍児先生古稀記念』信山社、2018年、613頁
- ^ 生年月日、「経歴」のうち、大学卒業から北大退職までの経歴は、「北大を去るにあたって」『北大時報』NO.660、北海道大学総務部総務課、2009年3月
- ^ 「名誉教授に35氏」『北大時報』NO.661、北海道大学総務部総務課、2009年4月
- ^ 「新任教員あいさつ」『北海学園大学 学報』第78号、北海学園大学、2009年6月1日、4面
- ^ 『官報』号外232号、令和5年11月6日
- ^ “令和5年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 5 (2023年11月3日). 2023年11月18日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 大塚龍児 - researchmap
- 大塚龍児 - J-GLOBAL
- 大塚龍児 - KAKEN 科学研究費助成事業データベース
- 大塚 龍児|教員紹介|北海学園大学法科大学院
- 山本哲生「大塚龍児教授の経歴と業績」『北大法学論集』第59巻第6号、北海道大学大学院法学研究科、2009年、3229-3244,巻頭1枚,図巻頭1枚、ISSN 03855953、NAID 120001253421。