安足間駅
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安足間駅 | |
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駅舎(2018年5月) | |
あんたろま Antaroma | |
◄A39 中愛別 (6.0 km) (6.9 km) 上川 A43► | |
所在地 | 北海道上川郡愛別町字愛山 |
駅番号 | ○A41 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■石北本線 |
キロ程 | 38.0 km(新旭川起点) |
電報略号 | アマ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
12人/日 -2014年- |
開業年月日 | 1923年(大正12年)11月15日[1] |
備考 | 無人駅 |
安足間駅(あんたろまえき)は、北海道上川郡愛別町字愛山にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石北本線の駅である。電報略号はアマ。事務管理コードは▲122507[2]。駅番号はA41。難読駅名として知られている。
歴史
[編集]- 1923年(大正12年)11月15日:鉄道省石北線愛別駅 - 上川駅間延伸開業に伴い設置[3]。一般駅[1]。
- 1927年(昭和2年)10月10日:所属路線名が石北西線に改称[3]。
- 1929年(昭和4年)11月20日:上川駅 - 中越駅間延伸開業[3]。
- 1932年(昭和7年)10月1日:新旭川駅 - 野付牛駅(現・北見駅)間を石北線と線名改称[3]。
- 1949年(昭和24年)6月1日:公共企業体である日本国有鉄道に移管。
- 1961年(昭和36年)4月1日:所属路線名が石北本線に改称[3]。
- 1975年(昭和50年)12月25日:貨物取り扱い廃止[1]。同年10月に取り扱い休止[4]。
- 1983年(昭和58年)1月10日:CTC化完成に伴い、業務委託駅となる[5][4]。
- 1984年(昭和59年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR北海道に継承[3]。
- 1988年(昭和63年)11月3日:駅舎改築[5]。この日までに当駅の地上設備の改良工事が行なわれ、優等列車の到達時分の短縮に寄与した[7]。
駅名の由来
[編集]現地名の由来については「愛山駅#駅名の由来」を参照
旧地名より。現在も山や川の名前に残る。アイヌ語の「アンタㇻオマㇷ゚(antar-oma-p)」(淵?・ある・もの)、あるいは「アㇻタオㇿオマㇷ゚(ar-taor-oma-p)」(片側・髙岸・ある・もの)が転訛した「アンタオロマㇷ゚(an-taor-oma-p)」に由来すると推測される[8]。
駅構造
[編集]2面2線の相対式ホームをもつ地上駅。駅舎反対側2番線が一線スルーとなっている。簡易駅舎を有する。ホームは跨線橋で連絡する。
なお、交換可能駅であるが、普通列車は全て駅舎寄りの1番線に停車する。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■石北本線 | 上り | 旭川方面 |
下り | 上川方面 | ||
2 | (通過・待避ホーム) |
-
ホーム(2018年5月)
-
跨線橋(2018年5月)
-
駅名標(2018年5月)
利用状況
[編集]乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
年度 | 乗車人員 | 出典 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|
年間 | 1日平均 | JR調査 | |||
1978年(昭和53年) | 175 | [9] | |||
2016年(平成28年) | 5.4 | [JR北 1] | |||
2017年(平成29年) | 4.8 | [JR北 2] | |||
2018年(平成30年) | 5.2 | [JR北 3] | |||
2019年(令和元年) | 4.2 | [JR北 4] | |||
2020年(令和 | 2年)3.4 | [JR北 5] | |||
2021年(令和 | 3年)2.8 | [JR北 6] | |||
2022年(令和 | 4年)3.2 | [JR北 7] | |||
2023年(令和 | 5年)3.0 | [JR北 8] |
駅周辺
[編集]隣の駅
[編集]- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- ■石北本線
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、917頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、244頁。doi:10.11501/1873236 。2023年3月21日閲覧。
- ^ a b c d e f 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 28号・釧網本線/石北本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月31日、22-23頁。
- ^ a b 『愛別町史第二巻』愛別町、1985年3月31日、412-414頁。
- ^ a b c d 『愛別町百年記念史』愛別町、1994年8月1日、314-316頁。
- ^ “「通報」●函館本線江部乙駅ほか49駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 1. (1984年11月9日)
- ^ 『JR特急10年の歩み』弘済出版社、1997年5月15日、39頁。ISBN 4-330-45697-4。
- ^ “アイヌ語地名リスト ア~イチ P1-10” (PDF). アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2014年1月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月20日閲覧。
- ^ 藤田, 稔 編『国鉄全駅大事典』藤田書店、1980年4月30日、897頁。doi:10.11501/12065814 。
JR北海道
[編集]- ^ 「石北線(新旭川・網走間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)』、北海道旅客鉄道、2017年12月8日。オリジナルの2017年12月9日時点におけるアーカイブ 。2017年12月10日閲覧。
- ^ 「石北線(新旭川・網走間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために)』、北海道旅客鉄道株式会社、3頁、2018年7月2日。オリジナルの2018年8月19日時点におけるアーカイブ 。2018年8月19日閲覧。
- ^ “石北線(新旭川・網走間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
- ^ “石北線(新旭川・網走間)” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区(「黄色」8線区). 北海道旅客鉄道. p. 3・4 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月2日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月3日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2023年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道 (2024年). 2024年9月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月9日閲覧。
参考文献
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 安足間|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|鉄道・きっぷ|JR北海道- Hokkaido Railway Company