上白滝駅
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上白滝駅 | |
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駅舎(2009年6月) | |
かみしらたき Kami-Shirataki | |
◄A43 上川 (34.0 km) (3.3 km) 白滝 A45► | |
所在地 | 北海道紋別郡遠軽町上白滝 |
駅番号 | ○A44 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■石北本線 |
キロ程 | 78.9 km(新旭川起点) |
電報略号 | カラ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1932年(昭和7年)10月1日[1] |
廃止年月日 | 2016年(平成28年)3月26日 |
備考 | 無人駅 |
上白滝駅(かみしらたきえき)は、かつて北海道紋別郡遠軽町上白滝にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)石北本線の駅 (廃駅) 。駅番号はA44であった。電報略号はカラ。
歴史
[編集]- 1932年(昭和7年)10月1日:省線石北線の中越駅(現在の中越信号場) - 白滝駅間延伸開業[2][新聞 1]に伴い開業[3][4]。一般駅[1]。
- 1949年(昭和24年)6月1日:公共企業体日本国有鉄道(国鉄)に移管。
- 1961年(昭和36年)4月1日:所属路線が石北本線に改称[4]。
- 1978年(昭和53年)3月1日:貨物の取り扱いが終了[1]。
- 1983年(昭和58年)1月10日:荷物の取り扱いが終了[1]。同時に無人駅となる[新聞 2]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:同日のダイヤ改正より、上川駅 - 白滝駅間で毎日運転の普通列車が1往復に削減され、土曜の登校日以外は1日1往復の停車となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、北海道旅客鉄道(JR北海道)に承継[1][4]。
- 1992年(平成4年)3月14日:この日のダイヤ改正より、土曜の登校日に行っていた白滝駅 - 遠軽駅間定期列車の奥白滝駅延長を廃止。すべての日で1日1往復の停車となる。
- 2015年(平成27年)7月21日:JR北海道が、2016年(平成28年)3月実施予定のダイヤ改正で当駅を廃止する方針を遠軽町へ通知[新聞 3]。
- 2016年(平成28年)
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線だったが、合理化により棒線化され、廃止時は単式ホーム1面1線の地上駅であった。遠軽駅管理の無人駅。別棟に木造のトイレもあった。
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ホーム
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発車時刻表
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待合室
利用状況
[編集]乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
年度 | 乗車人員 | 出典 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|
年間 | 1日平均 | JR調査 | |||
1978年(昭和53年) | 16 | [5] | |||
2015年(平成27年) | 「1名以下」 | [報道 2] |
駅周辺
[編集]駅前に小さな工場がある。国道沿いに小さな集落や商店がある。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、918頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『写真で見る北海道の鉄道』 上巻 国鉄・JR線 100-101頁
- ^ 『写真で見る北海道の鉄道』 上巻 国鉄・JR線 314頁
- ^ a b c 『歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』28号 22-23頁
- ^ 藤田, 稔 編『国鉄全駅大事典』藤田書店、1980年4月30日、898頁。doi:10.11501/12065814 。
報道発表資料
[編集]- ^ 『平成28年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2015年12月18日。オリジナルの2015年12月18日時点におけるアーカイブ 。2015年12月18日閲覧。
- ^ “極端にご利用の少ない駅” (PDF). 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年2月10日). 2018年6月19日閲覧。
新聞記事
[編集]- ^ 国立国会図書館デジタルコレクション (1932年9月26日). “鉄道省告示第370号・第371号” (日本語). 官報 (内閣印刷局). オリジナルの2015年6月17日時点におけるアーカイブ。 2015年6月17日閲覧。
- ^ “「通報」●石北本線桜岡駅ほか12駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1983年1月10日)
- ^ どうしんウェブ/電子版(社会) (2015年7月22日). “上白滝・旧白滝・下白滝の3駅も廃止 JR石北線、来年3月に” (日本語). 北海道新聞 (北海道新聞社). オリジナルの2015年7月23日時点におけるアーカイブ。 2015年8月11日閲覧。
- ^ どうしんウェブ/電子版(社会) (2016年10月18日). “「秘境」北海道・旧白滝駅舎が解体 地元住民が別れ惜しむ” (日本語). 北海道新聞 (北海道新聞社). オリジナルの2016年10月18日時点におけるアーカイブ。 2016年10月18日閲覧。
- ^ どうしんウェブ/電子版(道東) (2016年6月16日). “さらば上白滝駅 駅舎解体、北海道・遠軽の住民「寂しい」” (日本語). 北海道新聞 (北海道新聞社). オリジナルの2016年6月18日時点におけるアーカイブ。 2016年6月18日閲覧。
参考文献
[編集]書籍
[編集]- 田中和夫(監修)『写真で見る北海道の鉄道』 上巻 国鉄・JR線、北海道新聞社(編集)、2002年7月15日、94-105,311-319頁。ISBN 978-4-89453-220-5。ISBN 4-89453-220-4。
雑誌
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- “上白滝駅” (日本語). 旭川支社管内駅紹介(石北本線A) (北海道旅客鉄道旭川支社). オリジナルの2016年3月19日時点におけるアーカイブ。 2016年3月19日閲覧。
- えんがる町観光協会 - テレビ朝日の番組をきっかけに上白滝駅を紹介