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上白滝駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
上白滝駅
駅舎(2009年6月)
かみしらたき
Kami-Shirataki
A43 上川 (34.0 km)
(3.3 km) 白滝 A45
地図
所在地 北海道紋別郡遠軽町上白滝
北緯43度52分35.2秒 東経143度8分37.6秒 / 北緯43.876444度 東経143.143778度 / 43.876444; 143.143778座標: 北緯43度52分35.2秒 東経143度8分37.6秒 / 北緯43.876444度 東経143.143778度 / 43.876444; 143.143778
駅番号 A44
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 石北本線
キロ程 78.9 km(新旭川起点)
電報略号 カラ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1932年昭和7年)10月1日[1]
廃止年月日 2016年平成28年)3月26日
備考 無人駅
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上白滝駅(かみしらたきえき)は、かつて北海道紋別郡遠軽町上白滝にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)石北本線 (廃駅) 。駅番号A44であった。電報略号カラ

歴史

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1977年の上白滝駅と周囲約500m範囲。右が遠軽方面。相対式ホーム2面2線、駅舎横の上川側に貨物ホームと引込み線を有する。駅裏側に敷かれていた貨物線の跡が白く残されている。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅構造

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相対式ホーム2面2線だったが、合理化により棒線化され、廃止時は単式ホーム1面1線の地上駅であった。遠軽駅管理の無人駅。別棟に木造のトイレもあった。

利用状況

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乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

年度 乗車人員 出典 備考
年間 1日平均 JR調査
1978年(昭和53年) 16 [5]
2015年(平成27年) 「1名以下」 [報道 2]

駅周辺

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駅前に小さな工場がある。国道沿いに小さな集落や商店がある。

隣の駅

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
石北本線(廃止時)
上川駅 (A43) - (中越信号場) - (上越信号場) - (奥白滝信号場) - 上白滝駅 (A44) - 白滝駅 (A45)

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、918頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 『写真で見る北海道の鉄道』 上巻 国鉄・JR線 100-101頁
  3. ^ 『写真で見る北海道の鉄道』 上巻 国鉄・JR線 314頁
  4. ^ a b c 『歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』28号 22-23頁
  5. ^ 藤田, 稔 編『国鉄全駅大事典』藤田書店、1980年4月30日、898頁。doi:10.11501/12065814https://dl.ndl.go.jp/pid/12065814 

報道発表資料

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  1. ^ 平成28年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2015年12月18日。オリジナルの2015年12月18日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20151218154545/http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2015/151218-3.pdf2015年12月18日閲覧 
  2. ^ 極端にご利用の少ない駅” (PDF). 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年2月10日). 2018年6月19日閲覧。

新聞記事

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  1. ^ 国立国会図書館デジタルコレクション (1932年9月26日). “鉄道省告示第370号・第371号” (日本語). 官報 (内閣印刷局). オリジナルの2015年6月17日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150617211501/https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2958194/4 2015年6月17日閲覧。 
  2. ^ “「通報」●石北本線桜岡駅ほか12駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1983年1月10日) 
  3. ^ どうしんウェブ/電子版(社会) (2015年7月22日). “上白滝・旧白滝・下白滝の3駅も廃止 JR石北線、来年3月に” (日本語). 北海道新聞 (北海道新聞社). オリジナルの2015年7月23日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150723021609/http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0159320.html 2015年8月11日閲覧。 
  4. ^ どうしんウェブ/電子版(社会) (2016年10月18日). “「秘境」北海道・旧白滝駅舎が解体 地元住民が別れ惜しむ” (日本語). 北海道新聞 (北海道新聞社). オリジナルの2016年10月18日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20161018132155/http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0328036.html 2016年10月18日閲覧。 
  5. ^ どうしんウェブ/電子版(道東) (2016年6月16日). “さらば上白滝駅 駅舎解体、北海道・遠軽の住民「寂しい」” (日本語). 北海道新聞 (北海道新聞社). オリジナルの2016年6月18日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160618160725/http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0282565.html 2016年6月18日閲覧。 

参考文献

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書籍

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  • 田中和夫(監修)『写真で見る北海道の鉄道』 上巻 国鉄・JR線、北海道新聞社(編集)、2002年7月15日、94-105,311-319頁。ISBN 978-4-89453-220-5ISBN 4-89453-220-4 

雑誌

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  • 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 28号 釧網本線/石北本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月31日、22-23頁。 

関連項目

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外部リンク

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