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丸瀬布駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
丸瀬布駅
駅舎(2018年5月)
まるせっぷ
Maruseppu
A45 白滝[* 1] (19.7 km)
(7.8 km) 瀬戸瀬 A49
地図
所在地 北海道紋別郡遠軽町丸瀬布水谷町
北緯44度0分23.32秒 東経143度20分9.56秒 / 北緯44.0064778度 東経143.3359889度 / 44.0064778; 143.3359889座標: 北緯44度0分23.32秒 東経143度20分9.56秒 / 北緯44.0064778度 東経143.3359889度 / 44.0064778; 143.3359889
駅番号 A48
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 石北本線
キロ程 101.9 km(新旭川起点)
電報略号 マセ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
50人/日
-2014年-
開業年月日 1927年昭和2年)10月10日[1]
備考 無人駅
  1. ^ この間に下白滝信号場有り(当駅から9.2 km先)。
テンプレートを表示

丸瀬布駅(まるせっぷえき)は、北海道紋別郡遠軽町丸瀬布水谷町(まるせっぷみずたにまち)にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石北本線である。電報略号マセ事務管理コードは▲122517[2][3]駅番号A48

特急「大雪」4号を除く全ての列車が停車する。

歴史

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昭和初期の開駅直後に武利意森林鉄道が開通し、木材や物資輸送の中継点として多くの側線を有し、貨物輸送でも活況を呈した。

年表

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1977年の丸瀬布駅と周囲約1km範囲。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

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地名より。

駅構造

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島式ホーム1面2線の地上駅であり、ホームへは構内踏切を渡る[8]。かつては駅舎に面した単式ホームがあり2面3線で運用された。トイレは設置されている。

遠軽駅管理の無人駅。駅舎は2000年に、図書館や託児所を併設した丸瀬布生涯学習館と合築となった[9]

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 石北本線 上り 旭川札幌方面
2 下り 遠軽網走方面

利用状況

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乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

年度 乗車人員 出典 備考
年間 1日平均 JR調査
1927年(昭和02年) 17,489 (47.7) [5] 開業初年度
1930年(昭和05年) 23,987 (65.7) 前年度に石北線(旭川駅 - 野付牛駅間)全通。
1935年(昭和10年) 47,452 (129.7)
1940年(昭和15年) 92,652 (253.8)
1945年(昭和20年) 136,007 (372.6)
1950年(昭和25年) 121,131 (331.9)
1955年(昭和30年) 156,803 (428.4)
1960年(昭和35年) 151,028 (413.8)
1965年(昭和40年) 136,176 (373.1)
1970年(昭和45年) 129,801 (355.6)
1971年(昭和46年) 126,006 (344.3)
1978年(昭和53年) 274 [10]
2016年(平成28年) 25.6 [JR北 2]
2017年(平成29年) 22.6 [JR北 3]
2018年(平成30年) 20.4 [JR北 4]
2019年(令和元年) 17.2 [JR北 5]
2020年(令和02年) 16.8 [JR北 6]
2021年(令和03年) 20.6 [JR北 7]
2022年(令和04年) 21.6 [JR北 8]
2023年(令和05年) 20.6 [JR北 9]

駅周辺

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丸瀬布地区では唯一の駅であり、丸瀬布の市街が広がる。

隣の駅

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
石北本線
特別快速「きたみ
白滝駅 (A45) - 丸瀬布駅 (A48) - 遠軽駅 (A50)
普通
白滝駅 (A45) - *旧白滝駅 (A46) - (下白滝信号場) - 丸瀬布駅 (A48) - *伊奈牛駅 - 瀬戸瀬駅 (A49)
*打消線は廃駅

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、918-919頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  3. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、244頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362023年3月21日閲覧 
  4. ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 28号・釧網本線/石北本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月31日、22-23頁。 
  5. ^ a b c d e f g h i j 丸瀬布町史編集委員会 編『丸瀬布町史 下巻』丸瀬布町、1974年7月1日、1040-1052頁。doi:10.11501/9569221https://dl.ndl.go.jp/pid/9569221/1/144 
  6. ^ 吉田, 揵治、前崎, 順亮「56・10ダイヤ改正」『交通技術』第36巻第10号、交通協力会、1981年10月、5-8頁、doi:10.11501/2248666 
  7. ^ “「通報」●函館本線江部乙駅ほか49駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 1. (1984年11月9日) 
  8. ^ a b 宮脇俊三原田勝正 著、二見康生 編『北海道630駅』小学館〈JR・私鉄各駅停車〉、1993年6月20日、129頁。ISBN 4-09-395401-1 
  9. ^ a b 佐藤英法 (2012年7月8日). “駅 人 話 丸瀬布駅”. 朝日新聞(朝日新聞社)
  10. ^ 藤田, 稔 編『国鉄全駅大事典』藤田書店、1980年4月30日、898頁。doi:10.11501/12065814https://dl.ndl.go.jp/pid/12065814 
  11. ^ バスを使ってみませんか?” (PDF). 遠軽町. 2019年9月19日閲覧。
  12. ^ 丸瀬布”. 北海道中央バス. 2019年9月19日閲覧。

JR北海道

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  1. ^ 2025年3⽉ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2024年12月13日。オリジナルの2024年12月13日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20241213055036/https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20241213_KO_kaisei.pdf2024年12月13日閲覧 
  2. ^ 石北線(新旭川・網走間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)』、北海道旅客鉄道、2017年12月8日。オリジナルの2017年12月9日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20171209102701/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/senku/pdf/senku/10.pdf2017年12月10日閲覧 
  3. ^ 石北線(新旭川・網走間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために)』、北海道旅客鉄道株式会社、3頁、2018年7月2日。オリジナルの2018年8月19日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20180818171718/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/region/pdf/senku/10.pdf2018年8月19日閲覧 
  4. ^ 石北線(新旭川・網走間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
  5. ^ 石北線(新旭川・網走間)” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区(「黄色」8線区). 北海道旅客鉄道. p. 3・4 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月2日閲覧。
  6. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
  7. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月3日閲覧。
  8. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2023年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。
  9. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道 (2024年). 2024年9月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月9日閲覧。

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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