東相内駅
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東相内駅 | |
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駅舎(2021年5月) | |
ひがしあいのない Higashi-Ainonai | |
◄A57 相内 (4.6 km) (2.6 km) 西北見 A59► | |
所在地 | 北海道北見市東相内町 |
駅番号 | ○A58 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■石北本線 |
キロ程 | 173.7 km(新旭川起点) |
電報略号 | ヒノ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
256人/日 -2014年- |
開業年月日 | 1912年(大正元年)11月18日[1] |
備考 | 無人駅 |
東相内駅(ひがしあいのないえき)は、北海道北見市東相内町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石北本線の駅である。電報略号はヒノ。事務管理コードは▲122527[2]。駅番号はA58。
歴史
[編集]- 1912年(大正元年)11月18日:鉄道院湧別軽便線の野付牛駅(現在の北見駅) - 留辺蘂駅間開業にともない相ノ内駅(初代)として開業[3][4]。一般駅[1]。
- 1914年(大正3年)10月5日:野付牛駅 - 留辺蘂駅間を留辺蘂軽便線と改称[5]。
- 1916年(大正5年)11月7日:野付牛駅 - 遠軽駅 - 下湧別駅間を湧別軽便線と改称[5]。
- 1922年(大正11年)
- 1934年(昭和9年)2月5日:東相ノ内駅に改称[6][3]。同時に上相ノ内駅が相ノ内駅(2代)に改称[6][3]。
- 1949年(昭和24年)6月1日:公共企業体である日本国有鉄道に移管。
- 1961年(昭和36年)4月1日:新旭川駅 - 網走駅間を石北本線に改称[5]。
- 1971年(昭和46年)10月1日:農産品ターミナル(倉庫及び側線)設置[7][注 1]
- 1984年(昭和59年)
- 1985年(昭和60年)3月14日:貨物(専用線発送車扱貨物)取扱廃止[1]、旅客駅となる[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承[1]。
- 1992年(平成4年)4月1日:簡易委託廃止、完全無人化。
- 1997年(平成9年)4月1日:東相内駅に改称[9]。
駅名の由来
[編集]→「相内駅」も参照
当初は当駅が「相ノ内駅」を名乗ったが、西隣の上相ノ内駅を相ノ内駅(新)に改称すると同時に、「東」を冠することとなった[10]。その後相ノ内駅(新)とともに「ノ」が取れ現在に至っている[11]。
駅構造
[編集]単式ホーム2面2線の地上駅。ホーム間の線路は両方と接するが、駅舎と反対側のホームでは乗降を取り扱わない。ホーム間は構内踏切で連絡している。北見駅管理の無人駅。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | ■石北本線 | 上り | 留辺蘂・遠軽方面 | |
2 | 下り | 北見・網走方面 | 当駅始発は1番線 |
-
待合室(2018年7月)
-
ホーム(2021年5月)
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構内踏切(2021年5月)
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駅名標(2018年7月)
利用状況
[編集]乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
年度 | 乗車人員 | 出典 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|
年間 | 1日平均 | JR調査 | |||
1978年(昭和53年) | 424 | [12] | |||
2016年(平成28年) | 162.4 | [JR北 1] | |||
2017年(平成29年) | 158.4 | [JR北 2] | |||
2018年(平成30年) | 142.6 | [JR北 3] | |||
2019年(令和元年) | 128.8 | [JR北 4] | |||
2020年(令和 | 2年)108.8 | [JR北 5] | |||
2021年(令和 | 3年)88.2 | [JR北 6] | |||
2022年(令和 | 4年)74.4 | [JR北 7] | |||
2023年(令和 | 5年)67.8 | [JR北 8] |
駅周辺
[編集]- 北海道道555号東相内停車場線
- 国道39号
- 北見市役所東相内出張所
- 北見警察署東相内駐在所
- 東相ノ内郵便局
- 北海道北見工業高等学校
- 北海道北見バス・道北バス・阿寒バス「東相内」停留所[13]
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 農産物搬出は季節変動が大きいため価格の変動が激しく、農家を圧迫していた。農業協同組合と国鉄が協力して農産地域の核となる駅(北見地区では当駅)が選定され、保管中継施設を整備して計画出荷を行うことで価格の安定を図るために設けられた。
出典
[編集]- ^ a b c d e f g 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、920頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、245頁。doi:10.11501/1873236 。2023年3月21日閲覧。
- ^ a b c 『北海道鉄道百年史 下巻』1981年3月 日本国有鉄道北海道総局 編集・発行。第5編資料/1年表。
- ^ 『官報』 1912年11月16日 鉄道院告示第44号(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 28号・釧網本線/石北本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月31日、22-23頁。
- ^ a b 『官報』 1934年01月19日 鉄道省告示第7号(国立国会図書館)
- ^ 『北海道鉄道百年史 下巻』 P94-96。
- ^ “「通報」●函館本線江部乙駅ほか49駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 1. (1984年11月9日)
- ^ “<こだま>「留萠駅」から「留萌駅」に”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1997年2月21日)
- ^ 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、213頁。ASIN B000J9RBUY。
- ^ 太田幸夫『北海道の駅 878ものがたり ~駅名のルーツ探求~』(1版)富士コンテム、札幌市、2004年2月29日、114頁。ISBN 4-89391-549-5。
- ^ 藤田, 稔 編『国鉄全駅大事典』藤田書店、1980年4月30日、900頁。doi:10.11501/12065814 。
- ^ “東相内”. NAVITIME. 2023年11月6日閲覧。
JR北海道
[編集]- ^ 「石北線(新旭川・網走間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)』、北海道旅客鉄道、2017年12月8日。オリジナルの2017年12月9日時点におけるアーカイブ 。2017年12月10日閲覧。
- ^ 「石北線(新旭川・網走間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために)』、北海道旅客鉄道株式会社、3頁、2018年7月2日。オリジナルの2018年8月19日時点におけるアーカイブ 。2018年8月19日閲覧。
- ^ “石北線(新旭川・網走間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
- ^ “石北線(新旭川・網走間)” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区(「黄色」8線区). 北海道旅客鉄道. p. 3・4 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月2日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月3日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2023年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道 (2024年). 2024年9月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月9日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 東相内|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|鉄道・きっぷ|JR北海道- Hokkaido Railway Company