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山沢拓也

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
山沢 拓也
秩父宮ラグビー場
(2018年9月15日撮影)
生年月日 (1994-09-21) 1994年9月21日(30歳)
出身地 日本の旗 日本 埼玉県熊谷市
身長 1.76 m (5 ft 9+12 in)
体重 81 kg (12 st 11 lb)
学校 深谷高校
大学 筑波大学
愛称 ヤマ、タクヤ
ラグビーユニオンでの経歴
ポジション スタンドオフフルバック
アマチュア経歴
チーム 出場 (得点)
2010-2013
2013-2017
深谷高校
筑波大学
()
シニア経歴
チーム 出場 (得点)
2016- 埼玉WK 73 (515)
更新日:  2024年5月19日
スーパーラグビー
チーム 出場 (得点)
2019 サンウルブズ 5 (0)
更新日:  2019年6月15日
代表
チーム 出場 (得点)
2017-  日本 8 (53)
更新日:  2024年7月13日

山沢 拓也(やまさわ たくや、1994年9月21日 - )は、ジャパンラグビーリーグワン埼玉パナソニックワイルドナイツに所属するラグビー選手。

プロフィール

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略歴

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中学からラグビーを始め[5]熊谷市立熊谷東中学校のラグビー部に所属した[6]。その一方で、中学時代は地元のサッカークラブ・クマガヤSCフォワードを務めるなど二足の草鞋を履いて活動し、流通経済大学付属柏高等学校をはじめとした関東のサッカー強豪校から獲得のオファーを受けた[6]

高校進学の際、兄の勧めもありラグビーを選択し埼玉県立深谷高等学校へ進学すると、1年時からスタンドオフのレギュラーを務め全国高等学校ラグビーフットボール大会に出場[6][7]。高校大会には3年連続で出場し、2年時(第90回大会)と3年時(第91回大会)のベスト16が最高の成績となった[6]

2年時には、高校日本代表に選ばれイタリア・フランス遠征に参加した[8]

2012年6月、高校3年時にジュニアジャパンに選ばれトンガ代表戦に出場すると[6]、同年7月に日本代表スコッド強化合宿メンバーに選ばれた[6][9]。その後もジュニア・ジャパンには定期的に招集された[10][11]

2013年内田啓介の勧めもあり高校卒業後は筑波大学に進学してラグビー部に入部[7]。1年時からスタンドオフのレギュラーを獲得し東日本大学セブンズ優勝、大学選手権ベスト4進出に貢献した[12]。当時の日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズからも有望選手という評価を受けていたが、2年時から3年時には左膝前十字靱帯を断裂するなど怪我が重なり、長期離脱を余儀なくされた[6][12]

2016年1月、トップ14ラシン・メトロに練習生として参加[6]。同年8月、ジャパンラグビートップリーグパナソニック ワイルドナイツ(現・埼玉パナソニックワイルドナイツ)への加入が発表され[13]、史上初の学生トップリーガーとなった[14]。また同年8月26日に行われたジャパンラグビートップリーグ第1節のヤマハ発動機ジュビロ戦にて先発出場で公式戦初出場を果たした[15]

2017年4月、アジアラグビーチャンピオンシップへ向けた日本代表のスコッドに選出され[16]、4月29日に秩父宮ラグビー場で行われた韓国代表戦で途中出場し、初キャップを獲得した[17]

2019年3月、サンウルブズに追加招集された[18]

CM出演

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  • プラスワン[19]

受賞歴

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  • 2018-19トップリーグベスト15

出典

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  1. ^ IRB Junior World Rugby Trophy 2013 U20日本代表メンバー・直前強化合宿スケジュール”. 日本ラグビーフットボール協会 (2013年5月17日). 2016年10月10日閲覧。
  2. ^ 「ジャパンラグビーチャレンジマッチ2017」 世界選抜参加選手のお知らせ . パナソニック ワイルドナイツ公式サイト(2017年10月23日). 2018年5月11日閲覧。
  3. ^ 山沢一人 選手プロフィール”. ジャパンラグビートップリーグ公式サイト. 2017年4月30日閲覧。
  4. ^ 「NEW“MEIJI”」掲げる明大、東日本学生セブンズ初制覇!”. RUGBY REPUBLIC (2017年4月10日). 2017年4月30日閲覧。
  5. ^ パナ・山沢、技ありトライも「まだ完全に戻った感触ではない」/TL”. SANSPO.COM (2016年7月10日). 2016年10月10日閲覧。
  6. ^ a b c d e f g h 筑波大・山沢拓也が仏名門挑戦 日本ラグビーの逸材”. nikkansports.com (2016年1月13日). 2016年10月10日閲覧。
  7. ^ a b 斉藤健仁. “山沢拓也デビュー・SOとして初先発も早稲田に勝利ならず”. ラグビー専門WEBマガジン Rugby Japan 365. 2016年10月10日閲覧。
  8. ^ 高校日本代表 SO山沢 「もっと相手にわからせないように」”. RUGBY REPUBLIC (2012年3月13日). 2016年10月10日閲覧。
  9. ^ 日本代表スコッド「強化合宿(長野県・菅平)」参加メンバー”. 日本ラグビーフットボール協会 (2012年7月16日). 2016年10月10日閲覧。
  10. ^ ジュニア・ジャパン、2013年度スコッドのお知らせ”. 日本ラグビーフットボール協会 (2013年2月28日). 2017年5月1日閲覧。
  11. ^ ジュニア・ジャパン「IRBパシフィックラグビーカップ2014(PRC)」フォースA戦試合結果”. 日本ラグビーフットボール協会 (2014年3月2日). 2016年10月10日閲覧。
  12. ^ a b ラグビー 筑波大4年・山沢拓也が飛び級参戦 史上初の大学生トップリーガー”. 中日スポーツ/東京中日スポーツ. 2016年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月11日閲覧。
  13. ^ 2016年度新加入選手(追加)のお知らせ”. パナソニック ワイルドナイツ (2012年8月10日). 2016年10月10日閲覧。
  14. ^ 「学生トップリーガー」誕生へ 山沢拓也、パナソニックワイルドナイツ加入!”. RUGBY REPUBLIC (2012年8月10日). 2016年10月10日閲覧。
  15. ^ リーグ戦 第1節 パナソニック ワイルドナイツ vs ヤマハ発動機ジュビロ”. ジャパンラグビートップリーグ公式サイト. 2016年10月10日閲覧。
  16. ^ 日本代表「アジアラグビーチャンピオンシップ2017」スコッドおよび直前合宿・遠征スケジュール”. 日本ラグビーフットボール協会 (2017年4月10日). 2017年4月30日閲覧。
  17. ^ ラグビー19年W杯期待の山沢初キャップ「40点」”. nikkansports.com (2017年4月30日). 2017年4月30日閲覧。
  18. ^ 追加招集選手のお知らせ . サンウルブズ(2019年3月18日). 2019年6月9日閲覧。
  19. ^ オリジナルTシャツのプラスワン 2018年7月9日 . twitter. 2018年7月9日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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