第90回全国高等学校ラグビーフットボール大会
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第90回全国高等学校ラグビーフットボール大会 | |||
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開催国 | 日本 | ||
試合日程 | 2010年12月27日 - 2011年1月8日 | ||
出場校 | 55校 | ||
優勝校 |
桐蔭学園高校(初優勝) 東福岡高校(2年連続3回目) 両校優勝 | ||
|
第90回全国高等学校ラグビーフットボール大会は、2010年12月27日から2011年1月8日まで近鉄花園ラグビー場にて行われた全国高校ラグビー大会である。平成22年度全国高等学校総合体育大会を兼ねて開催。
概要
[編集]日程
[編集]- 平年なら決勝は1月7日であるが、8日が土曜日であるため、今回は1日ずらしとなった。
決勝は前大会と同じ東福岡(福岡第1) VS 桐蔭学園(神奈川第2)の対戦となったが、31-31の同点で引き分け(トライ数も同じ)、両校優勝となった。東福岡は2大会連続3回目の優勝、桐蔭学園は初優勝。両校優勝は昭和天皇崩御に伴い決勝戦が中止となった第68回以来、史上4度目で22年ぶり。引き分けによる両校優勝は第27回大会以来、63年ぶり。
出場校
[編集]- 東北
- 青森県代表 - 青森工(初出場)
- 岩手県代表 - 黒沢尻工(2年連続25回目)
- 宮城県代表 - 仙台育英(15年連続17回目)
- 秋田県代表 - 秋田工(2年連続63回目)
- 山形県代表 - 山形中央(13年連続19回目)
- 福島県代表 - 磐城(2年連続16回目)
- 関東
- 茨城県代表 - 常総学院(20年ぶり2回目)
- 栃木県代表 - 國學院栃木(11年連続16回目)
- 群馬県代表 - 明和県央(2年連続2回目)
- 埼玉県第一代表 - 正智深谷(3年ぶり13回目)
- 埼玉県第二代表 - 深谷(3年連続4回目)
- 千葉県代表 - 流通経済大柏(16年連続18回目)
- 東京都第一代表 - 本郷(3年ぶり9回目)
- 東京都第二代表 - 國學院久我山(20年連続36回目)
- 神奈川県第一代表 - 慶応義塾(9年ぶり33回目)
- 神奈川県第二代表 - 桐蔭学園(6年連続10回目)
- 山梨県代表 - 日川(5年連続40回目)
- 北信越
- 新潟県代表 - 新潟工(7年連続35回目)
- 長野県代表 - 岡谷工(3年ぶり24回目)
- 富山県代表 - 富山工(2年ぶり14回目)
- 石川県代表 - 日本航空石川(6年連続6回目)
- 福井県代表 - 若狭(3年ぶり8回目)
- 東海
- 近畿
- 滋賀県代表 - 八幡工(3年ぶり25回目)
- 京都府代表 - 伏見工(3年ぶり18回目)
- 大阪府第一代表 - 大阪朝鮮(2年連続5回目)
- 大阪府第二代表 - 大阪桐蔭(2年ぶり6回目)
- 大阪府第三代表 - 東海大仰星(6年連続12回目)
- 兵庫県代表 - 関西学院(3年ぶり4回目)
- 奈良県代表 - 御所実(3年連続6回目)
- 和歌山県代表 - 和歌山工(2年連続18回目)
- 中国
- 鳥取県代表 - 倉吉総合産(2年連続2回目)[1]
- 島根県代表 - 石見智翠館(20年連続20回目)
- 岡山県代表 - 倉敷工(24年ぶり2回目)
- 広島県代表 - 尾道(4年連続5回目)
- 山口県代表 - 萩商工(9年連続17回目)
- 四国
- 九州・沖縄
シード校
[編集]11月24日、関西ラグビーフットボール協会によってシード校が以下のとおり発表された。[2]
西 | 東 | |
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Aシード | 東福岡 | 桐蔭学園 |
大阪朝鮮 | 流通経済大柏 | |
Bシード | 東海大仰星 | 慶應義塾 |
伏見工 | 秋田工 | |
関西学院 | - |
試合結果
[編集]1回戦
[編集]2010年12月27日 12:00 | 倉敷工 | 12-50 | (0−38) | 岡谷工 | 第1グラウンド |
2010年12月27日 13:15 | 名護 | 7-38 | (0−26) | 札幌山の手 | 第1グラウンド |
2010年12月27日 14:30 | 八幡工 | 15-71 | (5−33) | 常総学院 | 第1グラウンド |
2010年12月27日 12:00 | 大分舞鶴 | 12-5 | (12−0) | 磐城 | 第2グラウンド |
2010年12月27日 13:15 | 御所実 | 5-45 | (0−26) | 明和県央 | 第2グラウンド |
2010年12月27日 14:30 | 日向 | 12-14 | (0−7) | 木本 | 第2グラウンド |
2010年12月27日 12:00 | 石見智翠館 | 17-14 | (14−0) | 日川 | 第3グラウンド |
2010年12月27日 13:15 | 倉吉総合産 | 0-59 | (0−28) | 深谷 | 第3グラウンド |
2010年12月27日 14:30 | 萩商工 | 7-17 | (7−10) | 黒沢尻工 | 第3グラウンド |
2010年12月28日 10:00 | 尾道 | 12-12[3] | (5−5) | 春日丘 | 第1グラウンド |
2010年12月28日 11:15 | 福岡 | 14-8 | (7−5) | 本郷 | 第1グラウンド |
2010年12月28日 12:30 | 鹿児島実 | 31-7 | (12−0) | 富山工 | 第1グラウンド |
2010年12月28日 13:45 | 高知中央 | 0-74 | (0−45) | 正智深谷 | 第1グラウンド |
2010年12月28日 10:00 | 若狭 | 27-26 | (10−21) | 山形中央 | 第2グラウンド |
2010年12月28日 11:15 | 和歌山工 | 12-26 | (0−7) | 仙台育英 | 第2グラウンド |
2010年12月28日 12:30 | 北条 | 0-65 | (0−24) | 國學院久我山 | 第2グラウンド |
2010年12月28日 13:45 | 長崎北陽台 | 75-0 | (21−0) | 遠軽 | 第2グラウンド |
2010年12月28日 15:00 | 日本航空石川 | 38-12 | (19−7) | 静岡聖光学院 | 第2グラウンド |
2010年12月28日 10:00 | 高松北 | 3-67 | (3−31) | 青森工 | 第3グラウンド |
2010年12月28日 11:15 | 貞光工 | 0-81 | (0−38) | 國學院栃木 | 第3グラウンド |
2010年12月28日 12:30 | 大阪桐蔭 | 43-10 | (12−5) | 旭野 | 第3グラウンド |
2010年12月28日 13:45 | 佐賀工 | 46-10 | (29−5) | 岐阜工 | 第3グラウンド |
2010年12月28日 15:00 | 荒尾 | 11-13 | (8-5) | 新潟工 | 第3グラウンド |
2回戦
[編集]2010年12月30日 15:15 | 桐蔭学園 | 81-10 | (38−0) | 岡谷工 | 第3グラウンド |
2010年12月30日 14:00 | 札幌山の手 | 19-27 | (14−12) | 常総学院 | 第3グラウンド |
2010年12月30日 12:45 | 東海大仰星 | 71-5 | (26−5) | 大分舞鶴 | 第3グラウンド |
2010年12月30日 11:30 | 明和県央 | 14-24 | (7−12) | 秋田工 | 第3グラウンド |
2010年12月30日 10:15 | 伏見工 | 70-5 | (27−0) | 木本 | 第3グラウンド |
2010年12月30日 14:30 | 石見智翠館 | 5-31 | (0−12) | 深谷 | 第2グラウンド |
2010年12月30日 13:15 | 黒沢尻工 | 15-25 | (5−10) | 尾道 | 第2グラウンド |
2010年12月30日 12:00 | 福岡 | 12-48 | (0−24) | 大阪朝鮮 | 第3グラウンド |
2010年12月30日 12:00 | 流通経済大柏 | 53-0 | (39−0) | 鹿児島実 | 第2グラウンド |
2010年12月30日 10:45 | 正智深谷 | 41-5 | (17−0) | 若狭 | 第2グラウンド |
2010年12月30日 14:30 | 仙台育英 | 17-38 | (0−19) | 國學院久我山 | 第1グラウンド |
2010年12月30日 13:15 | 長崎北陽台 | 15-17 | (0−12) | 慶應義塾 | 第1グラウンド |
2010年12月30日 12:00 | 関西学院 | 36-10 | (0−0) | 日本航空石川 | 第1グラウンド |
2010年12月30日 9:30 | 青森工 | 7-55 | (7−31) | 國學院栃木 | 第2グラウンド |
2010年12月30日 10:45 | 大阪桐蔭 | 12-7 | (5−0) | 佐賀工 | 第1グラウンド |
2010年12月30日 9:30 | 新潟工 | 13-48 | (6−26) | 東福岡 | 第1グラウンド |
3回戦
[編集]2011年1月1日 10:30 |
桐蔭学園 | 52-26 | (26−7) | 常総学院 | 第1グラウンド |
2011年1月1日 11:45 |
東海大仰星 | 33-24 | (19−19) | 秋田工 | 第1グラウンド |
2011年1月1日 13:00 |
伏見工 | 65-15 | (31−10) | 深谷 | 第1グラウンド |
2011年1月1日 10:30 |
尾道 | 7-12 | (7−12) | 大阪朝鮮 | 第3グラウンド |
2011年1月1日 14:15 |
流通経済大柏 | 12-0 | (0−0) | 正智深谷 | 第1グラウンド |
2011年1月1日 11:45 |
國學院久我山 | 21-0 | (7−0) | 慶應義塾 | 第3グラウンド |
2011年1月1日 13:00 |
関西学院 | 21-15 | (7−5) | 國學院栃木 | 第3グラウンド |
2011年1月1日 14:15 |
大阪桐蔭 | 12-35 | (12−13) | 東福岡 | 第3グラウンド |
準々決勝
[編集]2011年1月3日 10:30 |
関西学院 | 5-0 | (5−0) | 國學院久我山 | 第1グラウンド |
2011年1月3日 11:50 |
伏見工 | 12-20 | (5−8) | 東福岡 | 第1グラウンド |
2011年1月3日 13:10 |
桐蔭学園 | 27-26 | (17−19) | 東海大仰星 | 第1グラウンド |
2011年1月3日 14:30 |
大阪朝鮮 | 32-10 | (10−5) | 流通経済大柏 | 第1グラウンド |
準決勝
[編集]2011年1月5日 13:00 |
桐蔭学園 | 21-10 | (16−7) | 大阪朝鮮 | 第1グラウンド |
2011年1月5日 14:25 |
関西学院 | 7-42 | (0−28) | 東福岡 | 第1グラウンド |
決勝
[編集]2011年 14:05 |
1月 8日桐蔭学園 | 31-31 (24-10) |
東福岡 | 第1グラウンド 観客数: 10,000人 レフリー: 麻生彰久 |
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トライ: 5 コンバート: 3[注釈 1] PK: 0 ドロップ: 0 |
詳細 日本ラグビーフットボール協会 2011年1月8日 | トライ: 5 コンバート: 3[注釈 2] PK: 0 ドロップ: 0 |
桐蔭学園 | |||
FW | 1 | 伊藤良 | |
FW | 2 | 中村駿太 | |
FW | 3 | 神谷哲平 | |
FW | 4 | 谷嶋悠大 | |
FW | 5 | 平井伸幸 | |
FW | 6 | 諫山鉄生 | |
FW | 7 | 山崎一臣 | |
FW | 8 | 森川翼 | |
HB | 9 | 浦部岳之 | |
HB | 10 | 小倉順平 | 前半29' |
TB | 11 | 鈴木亮 | |
TB | 12 | 西橋誠人 | |
TB | 13 | 濱野大輔 | |
TB | 14 | 竹中祥 | 前半14' 前半16' 後半1' |
FB | 15 | 松島幸太朗 | 前半6' |
リザーブ: | |||
16 | 増田潤 | ||
17 | 小坂祐貴 | ||
18 | 三木敬介 | ||
19 | 岡田悠太郎 | ||
20 | 岡田直起 | ||
21 | 武井将也 | ||
22 | 浅見晋吾 | ||
23 | 川田修司 | ||
24 | 島田拓也 | ||
25 | 中島健吾 | ||
監督 | |||
藤原秀之 |
東福岡 | ||||
FW | 1 | 北川賢吾 | 後半24' | |
FW | 2 | 林隼司 | ||
FW | 3 | 松波昭哉 | 後半15分 | |
FW | 4 | 西竜徳 | ||
FW | 5 | 水上彰太 | ||
FW | 6 | 木村貴大 | 前半26' | |
FW | 7 | 西内勇人 | 前半2' | |
FW | 8 | 中村圭佑 | ||
HB | 9 | 後藤大 | ||
HB | 10 | 大庭慎也 | ||
TB | 11 | 中野涼 | 後半22分 | |
TB | 12 | 布巻峻介 | ||
TB | 13 | 石松伸崇 | 前半17分 | |
TB | 14 | 門間麗 | ||
FB | 15 | 藤田慶和 | 後半7' | |
リザーブ: | ||||
16 | 才田智 | |||
17 | 林栄 | |||
18 | 平野翔平 | 後半15分 | ||
19 | 貞方準 | |||
20 | 堺光弘 | |||
21 | 岩村昂太 | |||
22 | 大政亮 | 後半22分 | 後半29' | |
23 | 川上剛右 | |||
24 | 日名子千里 | |||
25 | 藤崎匠 | 前半17分 | ||
監督 | ||||
谷崎重幸 |
※赤字は、優勝校もしくは得点が高いことを示す。また、脚注の( )内の分数はキックの成功率、[ ]内の自然数は当該選手の背番号を示す。
全国高等学校ラグビーフットボール大会 第90回大会 優勝 |
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桐蔭学園 初優勝 |
東福岡 2年連続3回目 |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 前身の倉吉工の2回の出場回数は含まず。
- ^ 「第90回 全国高校ラグビーフットボール大会」について - 日本ラグビーフットボール協会公式サイト(2010年11月24日)
- ^ トライ数も同じため(2-2)、抽選で尾道が2回戦進出。
関連試合
[編集]女子ラグビーユース7人制エキシビジョンマッチ
[編集]- 今大会では18歳以下の代表候補から20人を選抜して東西2チームにそれぞれ10人に分けて試合が実施された。
2010年12月27日 花園ラグビー場 第1グラウンド 11:20開始 試合結果東軍 12-10 西軍
第3回U18合同チーム東西対抗戦~もうひとつの花園~
[編集]- 今大会では第6回全国高等学校合同チームラグビーフットボール大会に出場した選手を50人選抜して、東西2チームにそれぞれ25人に分けて試合が実施された。
2011年1月8日 花園ラグビー場 第1グラウンド 12:00開始試合結果西軍 19-12 東軍
関連項目
[編集]- 清水富美加 - イメージキャラクター
- Aqua Timez - 決勝戦前にミニライブを行った。