戸塚 (川口市)
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戸塚 | |
---|---|
東川口駅南口 | |
北緯35度52分01.09秒 東経139度44分55.79秒 / 北緯35.8669694度 東経139.7488306度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 埼玉県 |
市町村 | 川口市 |
地区 | 戸塚地区 |
面積 | |
• 合計 | 1.215 km2 |
人口 | |
• 合計 | 11,347人 |
• 密度 | 9,300人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
333-0811[2] |
市外局番 | 048 (川口MA)[3] |
ナンバープレート | 川口 |
戸塚(とづか)は、埼玉県川口市の町名。現行行政地名は、戸塚一丁目から戸塚六丁目。住居表示実施地区[4]。郵便番号は333-0811[2]。
地理
[編集]川口市の北東部、かつての戸塚村の地域に位置する。地区内は大宮台地(鳩ヶ谷支台)および綾瀬川流域沿いの沖積平野からなる。北東部はさいたま市緑区と接する。戸塚地区の中心地であり、戸塚支所が所在する。また、東川口駅の南口の市街にあたる範囲であるため、住宅地が増え続けている。 川口市戸塚南部特定土地区画整理事業によって整備された街並みが広がっている。2014年4月に、残っていた大字戸塚が住居表示実施し戸塚南となり、大字戸塚は消滅した[要出典]。
地価
[編集]住宅地の地価は、2017年(平成29年)の公示地価によれば、戸塚三丁目29-10の地点で22万5000円/m2となっている[6]。
歴史
[編集]もとは江戸期より存在した足立郡三沼(見沼)領に属する戸塚村であった[5]。
- はじめは幕府領、以降変遷無し[5]。なお、検地は1695年(元禄8年)に実施[7]。
- 1871年(明治4年)11月13日 - 第1次府県統合により埼玉県の管轄となる。
- 1879年(明治12年)3月17日 - 郡区町村編制法により成立した北足立郡に属す。郡役所は浦和宿に設置。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、戸塚、西立野、長蔵新田および久左衛門新田、藤兵衛新田の2箇村3新田が合併し、戸塚村が成立。旧戸塚村は戸塚村の大字戸塚となる[5]。戸塚村の村役場を大字戸塚に開設する。
- 1956年(昭和31年)4月1日 - 戸塚村が大門村・野田村と合併し、美園村が成立[8][9]。美園村の大字となる。
- 1962年(昭和37年)5月1日 - 美園村のうち、旧大門村のうち差間・大字北原の一部(小字行衛)を除く区域と旧野田村が浦和市に、旧戸塚村と旧大門村のうち差間・行衛が川口市にそれぞれ編入される[8][9]。川口市の大字となる。
- 1973年 - 東川口駅が開業。
- 1980年(昭和55年)11月1日 - 大字戸塚から戸塚鋏町・戸塚境町が分離[10]。
- 1982年(昭和57年)5月1日 - 大字戸塚から東川口一丁目〜六丁目が分離[10]。
- 1984年(昭和59年)10月1日 - 大字戸塚から戸塚一丁目〜五丁目が成立(四丁目は行衛の一部を含む)。また、大字戸塚から戸塚東一丁目〜四丁目も成立[10]。
- 2014年(平成26年)3月1日 - 戸塚南部特定土地区画整理事業完了に伴い、大字戸塚(最後の残部)から戸塚南一丁目〜五丁目が成立[11]、大字部分が消滅。
世帯数と人口
[編集]2018年(平成30年)3月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
戸塚一丁目 | 904世帯 | 2,019人 |
戸塚二丁目 | 1,006世帯 | 2,104人 |
戸塚三丁目 | 1,063世帯 | 2,550人 |
戸塚四丁目 | 879世帯 | 2,349人 |
戸塚五丁目 | 570世帯 | 1,429人 |
戸塚六丁目 | 392世帯 | 896人 |
計 | 4,814世帯 | 11,347人 |
小・中学校の学区
[編集]丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
戸塚一丁目 | 全域 | 川口市立戸塚小学校 | 川口市立戸塚西中学校 |
戸塚二丁目 | 全域 | ||
戸塚三丁目 | 全域 | ||
戸塚四丁目 | 1〜4番 9~26番 | ||
その他 | 川口市立戸塚南小学校 | ||
戸塚五丁目 | 全域 | ||
戸塚六丁目 | 全域 | 川口市立戸塚中学校 |
交通
[編集]鉄道
[編集]バス
[編集]道路
[編集]- 埼玉県道105号さいたま鳩ヶ谷線(日光御成街道)
- 埼玉県道381号東大門安行西立野線(東川口駅前通り)
- 南浦和越谷線 - 北川口陸橋より戸塚環境センターに至る片側2車線の通り
- けやき通
- 戸塚陸橋
施設
[編集]- 一丁目
- 東川口鳩笛保育園
- 二丁目
- 西光院マヤ幼稚園
- 東川口駅前行政センター(2024年5月開所)
- 三丁目
- 四丁目
- アスク東川口保育園
- 五丁目
- 川口戸塚五郵便局
- ステラ川口戸塚保育園
- 六丁目
- うぃず戸塚安行駅前保育園
寺社・史跡
[編集]公園・緑地
[編集]- 戸塚西台公園(一丁目)
- 戸塚緑地第二(二丁目)
- 戸塚中台公園(三丁目)
- 戸塚緑地第三(三丁目)
- 戸塚四丁目公園(四丁目)
- 一里塚ポケットパーク(四丁目)
- 戸塚中台第二公園(五丁目)
- 戸塚鋏第二公園(六丁目)
脚注
[編集]- ^ a b c “かわぐちの人口第5表町丁字別人口”. 川口市 (2018年3月8日). 2018年3月22日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2018年3月22日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2018年3月22日閲覧。
- ^ “住居表示実施町名一覧”. 川口市 (2020年2月27日). 2024年4月1日閲覧。
- ^ a b c d 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』594-595頁。
- ^ a b 国土交通省地価公示・都道府県地価調査.2019年1月31日閲覧。
- ^ 新編武蔵風土記稿 戸塚村.
- ^ a b 『わがまち浦和』 巻末付録(頁番号なし)。
- ^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 1420頁。
- ^ a b c 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 増補6頁。
- ^ “第22次住居表示整備事業 住居表示の実施について(戸塚地区)”. 川口市役所 (2018年2月28日). 2024年4月1日閲覧。
- ^ “住所から基本学区の学校を探す”. 川口市 (2008年2月28日). 2018年3月22日閲覧。
参考文献
[編集]- 川口市史 通史編
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県(増補版)』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104。
- 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』増補 角川書店
- 浦和市総務部市史編さん室『わがまち浦和―地域別案内』浦和市、1982年11月30日。
- 「戸塚村」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ144足立郡ノ10、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:763998/77。
関連項目
[編集]- 埼玉県の土地区画整理事業一覧
- 埼玉県第2区
- 中核派書記長内ゲバ殺人事件 - 地内(現在の東川口)で発生した事件