有松 (名古屋市)
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有松 | |
---|---|
有松駅 | |
北緯35度4分1.17秒 東経136度58分8.27秒 / 北緯35.0669917度 東経136.9689639度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 名古屋市 |
区 | 緑区 |
町名制定[WEB 1] | 2009年(平成21年)11月7日 |
面積 | |
• 合計 | 0.23471539 km2 |
人口 | |
• 合計 | 1,110人 |
• 密度 | 4,700人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
458-0924[WEB 4] |
市外局番 | 052 (名古屋MA)[WEB 5] |
ナンバープレート | 名古屋 |
有松町大字有松 | |
---|---|
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 名古屋市 |
区 | 緑区 |
町名制定[1] | 1893年(明治26年)12月4日 |
面積 | |
• 合計 | 0.040694299 km2 |
人口 | |
• 合計 | 299人 |
• 密度 | 7,300人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
458-0901[WEB 6] |
市外局番 | 052 (名古屋MA)[WEB 5] |
ナンバープレート | 名古屋 |
有松(ありまつ)は、愛知県名古屋市緑区の町名。現行行政地名は有松(丁番を持たない単独町名)と有松町大字有松。住居表示未実施[WEB 7]。
地理
[編集]有松(丁番なし)は名古屋市緑区の南部に位置し、北東は鳴海町、南は有松南・有松三丁山・有松町大字桶狭間、東は境松に接する。
有松町大字有松は区南部に位置し、区域は3か所に分かれている。
河川
[編集]- 手越川
小字
[編集]- 往還南(おうかんみなみ)
- 三丁山(さんちょうやま)
- 長坂南(ながさかみなみ)
- 橋東南(はしひがしみなみ)
歴史
[編集]知多郡有松村を前身とする。江戸時代初めの時点では桶廻間村(桶狭間村)の一部であったが、1608年(慶長13年)に東海道整備のため当地が開発された[2]。当初は桶廻間村の枝郷扱いであり、正式に独立したのは1625年(寛永2年)とされている[3]。
旧東海道沿いには古くからの建物が残っており、1984年(昭和59年)に市の町並み保存地区(有松町並み保存地区)に指定されている[4][WEB 8]。また、「人と風土が育てた家並」のテーマで1986年(昭和61年)度の手づくり郷土賞を受賞している[WEB 9][WEB 10]。
町名の由来
[編集]松が生い茂る景観であったことによる説や、桶廻間村の一部から新設された村であることから新町(あらまち)が転じたものとする説がある[2]。
沿革
[編集]有松町大字有松
[編集]- 1889年(明治22年)10月1日 - 町村制に基づく知多郡有松村となる[1]。
- 1892年(明治25年)9月13日 - 町制施行に伴い、有松町となる[1]。
- 1893年(明治26年)12月4日 - 共和村大字桶狭間を編入し、旧有松町域が大字有松となる[1]。
- 1964年(昭和39年)12月1日 - 名古屋市緑区へ編入し、同区有松町大字有松となる[1]。
- 2001年(平成13年)2月17日 - 一部が有松愛宕・有松三丁山・有松南となる[WEB 11]。
- 2009年(平成21年)11月7日 - 一部が有松となる[WEB 1]。
有松
[編集]- 2009年(平成21年)11月7日 - 緑区有松町大字有松(字往還北・橋東北の全域および往還南・橋東南・長坂南の各一部)・大字桶狭間(字高根・生山の各一部)・大高町(字北平部・中平部の各一部)・鳴海町(字有松裏・鎌研・大将ケ根・米塚の各一部)の各一部より、同区有松が成立[WEB 1]。
史跡
[編集]- 有松一里塚
世帯数と人口
[編集]2019年(平成31年)3月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 3]。
町丁・字 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
有松 | 513世帯 | 1,110人 |
有松町大字有松 | 124世帯 | 299人 |
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 12]。また、公立高等学校全日制普通科に通う場合の学区[注釈 1]は以下の通りとなる。なお、小・中学校は学校選択制度を導入しておらず、番毎で各学校に指定されている。
町丁・字 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|
有松 | 名古屋市立有松小学校 名古屋市立東丘小学校 名古屋市立平子小学校 |
名古屋市立有松中学校 名古屋市立東陵中学校 名古屋市立左京山中学校 |
尾張学区 |
有松町大字有松字往環南 | 名古屋市立有松小学校 | 名古屋市立有松中学校 | |
有松町大字有松字三丁山 | |||
有松町大字有松字長坂南 | |||
有松町大字有松字橋東南 |
交通
[編集]鉄道
[編集]道路
[編集]施設
[編集]その他
[編集]日本郵便
[編集]- 集配担当する郵便局は以下の通りである[WEB 14]。
町丁・字 | 郵便番号 | 郵便局 |
---|---|---|
有松 | 458-0924[WEB 4] | 緑郵便局 |
有松町大字有松 | 458-0901[WEB 6] |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]WEB
[編集]- ^ a b c “名古屋市緑区の一部で町名・町界変更を実施(平成21年11月7日実施)”. 名古屋市. 2019年4月2日閲覧。
- ^ a b “愛知県名古屋市緑区の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年3月31日閲覧。
- ^ a b c “町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2019年3月20日). 2019年3月21日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年3月17日閲覧。
- ^ a b “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年3月17日閲覧。
- ^ “緑区の町名一覧”. 名古屋市 (2015年10月21日). 2019年3月31日閲覧。
- ^ “名古屋市:町並み保存地区”. 名古屋市. (2012年10月23日). オリジナルの2016年3月5日時点におけるアーカイブ。 2019年4月6日閲覧。
- ^ “愛知県受賞一覧”. 国土交通省. 2023年3月2日閲覧。
- ^ “有松(人と風土が育てた家並)”. 国土交通省. 2022年2月28日閲覧。
- ^ “緑区の一部で町名・町界を変更します”. 名古屋市. 2001年2月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月6日閲覧。
- ^ “市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ “平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 平成29年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年3月21日閲覧。
書籍
[編集]- ^ a b c d e 名古屋市計画局 1992, p. 865.
- ^ a b 名古屋市計画局 1992, p. 631.
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 632.
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 633.
参考文献
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]ウィキメディア・コモンズには、有松 (名古屋市)に関するカテゴリがあります。