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杉ノ町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 愛知県 > 名古屋市 > 東区 > 杉ノ町
杉ノ町
日本の旗 日本
都道府県 愛知県の旗 愛知県
市町村 名古屋市
東区
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
市外局番 052 (名古屋MA)[1]
ナンバープレート 名古屋

杉ノ町(すぎのちょう[2])は、愛知県名古屋市東区の地名。

歴史

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町名の由来

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清洲越し以前には当地に富士浅間社があり、その境内に杉の大木があったという[2]。この木にちなむ地名である[2]。この杉は、名古屋城築城に際して浅野幸長が伐るよう命じたが、斧が木に触れることができなかったため、富士浅間神社を名古屋城の西にある巾下の地に遷した上で、伐採されたという[2]

沿革

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  • 1878年(明治11年)12月28日 - 名古屋区高岳町富士塚町下竪杉町[注釈 1]武平町久屋町のそれぞれ一部により、同区杉ノ町が成立する[3]
  • 1889年(明治22年)10月1日 - 名古屋市成立により、同市杉ノ町となる[3]
  • 1908年(明治41年)4月1日 - 東区成立により、同区杉ノ町となる[3]
  • 1944年(昭和19年)2月11日 - 栄区成立により、一部が同区杉ノ町となる[3]
  • 1945年(昭和20年)11月3日 - 栄区廃止により、栄区杉ノ町が中区に編入される[3]
  • 1946年(昭和21年)4月15日 - 中区杉ノ町が東区に編入され、同区杉ノ町に合流する[3]
  • 1976年(昭和51年)1月18日 - 東区一丁目・泉二丁目にそれぞれ編入され消滅[3]

脚注

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注釈

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  1. ^ 『なごやの町名』[3]には竪杉之町の一部が編入されたとあるが、『角川地名大辞典』[2]には下竪杉町の一部が編入されたとある。竪杉ノ町は1876年(明治9年)に上下に分割されている[3]

出典

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  1. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
  2. ^ a b c d e 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 725.
  3. ^ a b c d e f g h i 名古屋市計画局 1992, p. 737.

参考文献

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  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5 
  • 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。 

関連項目

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