古出来
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古出来 | |
---|---|
北緯35度10分51.26秒 東経136度56分23.13秒 / 北緯35.1809056度 東経136.9397583度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 名古屋市 |
区 |
東区 千種区 |
人口 | |
• 合計 | 1,559人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 | |
市外局番 | 052 (名古屋MA)[4] |
ナンバープレート | 名古屋 |
古出来(こでき)は、愛知県名古屋市東区と千種区にある町名。現行行政地名は古出来一丁目から古出来三丁目。住居表示実施済み[5][6]。
地理
[編集]名古屋市東区の北東部、千種区の北西部に位置し、東に千種区萱場と北千種、西に東区出来町、南に千種区松軒、北に東区矢田南と接する。東区側は一丁目から三丁目、千種区側は一丁目と三丁目(一丁目は鉄道敷地部分のみ)が存在する。
歴史
[編集]江戸期は名古屋城下続きの1町で、名古屋新田に所属していた[7]。
町名の由来
[編集]はじめ古町屋と呼ばれ、寛文年間に出来町と改称された。元禄15年(1702年)に西隣に新出来町が成立したため、「古」を冠したものである[8]。
沿革
[編集]古出来町
[編集]- 1878年(明治11年)12月28日 - 古出来町・古出来南裏町・古出来北小路・古出来北裏町・古出来稲荷小路が合併し、名古屋区古出来町となる[8]。
- 1880年(明治13年)11月6日 - 西春日井郡古出来町を合併[8]。
- 1889年(明治22年)10月1日 - 市制施行に伴い、名古屋市古出来町となる[8]。
- 1908年(明治41年)4月1日 - 行政区設置に伴い、東区所属となる[8]。
- 1938年(昭和13年)1月25日 - 新出来町の一部を編入[8]。
- 1946年(昭和21年)4月15日 - 一部が千種区へ編入され、同区古出来町が成立[8][9]。
- 1979年(昭和54年)5月5日
- 1980年(昭和55年)11月23日
- 1981年(昭和56年)9月13日 - 東区古出来町の残部が同区大松町・出来町二丁目となり廃止[11][8]。
古出来
[編集]- 1979年(昭和54年)5月5日 - 東区古出来町・矢田町の各一部より同区古出来二〜三丁目が[8]、千種区萱場町・古出来町の各一部より同区古出来三丁目が成立[9]。
- 1980年(昭和55年)11月23日
世帯数と人口
[編集]2019年(平成31年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
区 | 丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|---|
千種区 | 古出来三丁目 | 356世帯 | 638人 |
東区 | 古出来一丁目 | 267世帯 | 553人 |
古出来二丁目 | 154世帯 | 342人 | |
古出来三丁目 | 17世帯 | 26人 | |
東区 計 | 438世帯 | 921人 | |
計 | 794世帯 | 1,559人 |
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[12]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[13]。なお、小学校は学校選択制度を導入しておらず、番毎で各学校に指定されている。
区 | 丁目 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|---|
東区 | 古出来一丁目 | 名古屋市立明倫小学校 | 名古屋市立桜丘中学校 | 尾張学区 |
古出来二丁目 | ||||
古出来三丁目 | 名古屋市立矢田小学校 | 名古屋市立矢田中学校 | ||
千種区 | 古出来三丁目 | 名古屋市立大和小学校 名古屋市立上野小学校 |
名古屋市立振甫中学校 |
交通
[編集]- 愛知県道215号田籾名古屋線(出来町通)
- 名古屋市道名古屋環状線
- 基幹バス 古出来町バス停
施設
[編集]- 碧海信用金庫 ナゴヤドーム前支店
- 須佐之男神社
- 正覚寺
- 古出来公園
- 1986年(昭和61年)11月1日供用開始[14]。
- 古出来南どんぐりひろば[15]
その他
[編集]日本郵便
[編集]- 集配担当する郵便局は以下の通りである[16]。
区 | 町丁 | 郵便番号 | 郵便局 |
---|---|---|---|
東区 | 古出来 | 461-0049[2] | 名古屋東郵便局 |
千種区 | 古出来 | 464-0085[3] | 千種郵便局 |
脚注
[編集]- ^ a b “町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2019年1月23日). 2019年1月23日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年1月6日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年1月6日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
- ^ “東区の町名一覧”. 名古屋市 (2017年3月15日). 2019年1月12日閲覧。
- ^ “千種区の町名一覧”. 名古屋市 (2015年10月21日). 2019年1月12日閲覧。
- ^ 角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 561.
- ^ a b c d e f g h i j k l 名古屋市計画局 1992, p. 742.
- ^ a b c d e 名古屋市計画局 1992, p. 728.
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 727.
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 741.
- ^ “市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ “平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ “都市公園の名称、位置及び区域並びに供用開始の期日” (2019年5月1日). 2019年11月3日閲覧。
- ^ 名古屋市役所 子ども青少年局子育て支援部子育て支援課子育て支援係 (2017年11月15日). “東区のどんぐりひろば一覧”. 名古屋市. 2019年12月27日閲覧。
- ^ 郵便番号簿 平成29年度版 - 日本郵便. 2019年01月06日閲覧 (PDF)
参考文献
[編集]- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
- 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。全国書誌番号:93012879。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ウィキメディア・コモンズには、古出来に関するカテゴリがあります。