東風 (曲)
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「東風」 | ||||
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YMOの楽曲 | ||||
収録アルバム | 『イエロー・マジック・オーケストラ』 | |||
リリース | 1978年11月25日 | |||
規格 | LP | |||
ジャンル | ||||
レーベル | アルファレコード | |||
作曲者 | 坂本龍一 | |||
プロデュース | ハリー細野 | |||
その他収録アルバム | ||||
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「東風」(トンプウ、英語: Tong Poo、簡体字: 东风)はイエロー・マジック・オーケストラ (YMO) の楽曲。作曲は坂本龍一。1978年にリリースされたアルバム『イエロー・マジック・オーケストラ』に収録されている。
背景
[編集]- 坂本龍一の代表作の一つ。
- 曲のタイトルはジャン=リュック・ゴダール監督の映画「東風」から取られている。また、当時メンバーの行き着けの中華料理店の店名でもあった。
- イギリスではシングルカットされていたため、YMOのロンドンライヴでは盛り上がった。『パブリック・プレッシャー』のバージョンはロンドンでのライヴの音源であるため、盛り上がり方が確認できる。
制作
[編集]- 坂本が北京交響楽団(zh:北京交响乐团)をイメージして書いた曲である。当時文化大革命後に毛沢東の詩に曲をのせたレコードを購入し、その中に気に入った曲があり、参考にしている[1]。
- アメリカでリミックスされた『イエロー・マジック・オーケストラ (US版)』では「Yellow Magic (Tong Poo)」と改名され、吉田美奈子のヴォーカルが中間部に加えられた。このヴォーカルはアルバム制作時にすでに収録されていた模様で、日本向けプロモーション用・海外12インチシングル用の「Special DJ Copy」ヴァージョンでは吉田のヴォーカルがミックスされている。
- 高橋幸宏はこの曲に対して「ドビュッシーの影響とか露骨に出していて、こっちもそのへんは勉強させてもらってましたね」と発言している[2]。
- 坂本のアルバム『BTTB(通常版)』ではピアノ連弾によるセルフカヴァーが行われている。
シングル(UK盤)
[編集]「イエロー・マジック (東風)」 | ||||||||
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YMO の シングル | ||||||||
初出アルバム『イエロー・マジック・オーケストラ (US版)』 | ||||||||
B面 | コズミック・サーフィン | |||||||
リリース | ||||||||
規格 |
7インチレコード 12インチシングル | |||||||
ジャンル |
フュージョン テクノポップ | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | A&Mレコード[3] | |||||||
作曲 | 坂本龍一 | |||||||
プロデュース | ハリー細野 | |||||||
YMO シングル 年表 | ||||||||
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収録曲
[編集]全編曲: イエロー・マジック・オーケストラ。 | |||
# | タイトル | 作曲 | 時間 |
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1. | 「イエロー・マジック (東風)」(Yellow Magic (Tong Poo)) | 坂本龍一 | |
2. | 「コズミック・サーフィン」(Cosmic Surfin') | 細野晴臣 | |
合計時間: |
全編曲: イエロー・マジック・オーケストラ。 | |||
# | タイトル | 作曲 | 時間 |
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1. | 「イエロー・マジック (東風)」(Yellow Magic (Tong Poo)) | 坂本龍一 | |
2. | 「コズミック・サーフィン」(Cosmic Surfin') | 細野晴臣 | |
合計時間: |
収録アルバム
[編集]- YMO
- イエロー・マジック・オーケストラ (1978年) - オリジナル
- イエロー・マジック・オーケストラ (US版) (1979年) - [US mix]
- パブリック・プレッシャー (1980年) - Live
- アフター・サーヴィス (1984年) - Live
- シールド (1984年)
- フェイカー・ホリック (1991年) - Live
- テクノ・バイブル (1992年)
- YMO versus THE HUMAN LEAGUE (1993年) - FIRECRACKER〜TONG POO [REMIX]
- テクノドン・ライヴ (1993年) - Live
- ライヴ・アット・紀伊国屋ホール1978 (1994年) - Live
- オーヴァー・シーズ・コレクション (1995年) - イギリス7インチヴァージョン、アメリカ7インチヴァージョン
- ワールド・ツアー1980 (1996年) - Live
- ライヴ・アット・グリークシアター1979 (1997年) - Live
- SUPER BEST OF YMO (1997年)
- YMO GO HOME! (1999年) - [SPECIAL DJ COPY]
- ONE MORE YMO (2000年)
- UC YMO (2003年)
カバー作品
[編集]- 坂本龍一
- Ryuichi Sakamoto Trio World Tour 1996(1996年)
- BTTB(通常版) (1999年)
- 矢野顕子
- ごはんができたよ (1980年)
- 原曲にはない矢野による歌詞付き。なお、矢野の歌唱による歌詞付きバージョンは、1979年には坂本の主宰していた「カクトウギ・セッション」のライブ等で、先行して発表されていた。
- 出前コンサート(1994年)
- Welcome to Jupiter (2015年)
- ごはんができたよ (1980年)
- THE MAD CAPSULE MARKETS (TAKESHI / MOTOKATSU) & KEI KUSAMA
- YMO REMIXES TECHNOPOLIS 2000-01(1999年)
- 天地雅楽プロデュース 「明日香from天地雅楽」
- 天地夢想 (2008年)坂本龍一による帯コメントが表記されている。
- fox capture plan
- WALL(2014年)
脚注
[編集]- ^ 『イエロー・マジック・オーケストラ』アスペクト、2007年 ISBN 978-4-7572-1432-3
- ^ 『SWITCH』2011年Vol.29 No.12 ISBN 978-4884183271
- ^ a b “Yellow Magic Orchestra – Yellow Magic (Tong Poo)”. Discogs. 2021年5月23日閲覧。
外部リンク
[編集]- 四方 宏明 (2003年10月28日). “YMOとゴダール映画”. All About Japan テクノポップ. 2009年7月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年6月2日閲覧。