枇杷島 (名古屋市)
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枇杷島 | |
---|---|
名古屋市枇杷島スポーツセンター | |
北緯35度11分33.01秒 東経136度52分29.74秒 / 北緯35.1925028度 東経136.8749278度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 名古屋市 |
区 | 西区 |
町名制定[1] | 1987年(昭和62年)10月12日 |
面積 | |
• 合計 | 0.8088753 km2 |
人口 | |
• 合計 | 7,216人 |
• 密度 | 8,900人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
451-0053[4] |
市外局番 | 052 (名古屋MA)[5] |
ナンバープレート | 名古屋 |
枇杷島(びわじま)は、愛知県名古屋市西区の地名。現行行政地名は枇杷島一丁目から枇杷島五丁目[2]。住居表示実施[6]。
地理
[編集]名古屋市西区西部に位置する[7]。西は枇杷島町、北は南堀越一丁目・同二丁目に接する[7]。
歴史
[編集]町名の由来
[編集]『尾張国地名考』によれば、藤原師長が井戸田に流された際に関係をもった当地の里長の娘に、帰京するときに白菊の琵琶を贈ったことに由来するとされる[8]。
沿革
[編集]- 1889年(明治22年)10月1日 - 西春日井郡枇杷島村が、合併に伴い同郡枇杷島町大字枇杷島村となる[1]。
- 1921年(大正10年)8月22日 - 西春日井郡枇杷島町大字枇杷島村が、名古屋市編入に伴い、同市西区枇杷島町となる[1]。
- 1930年(昭和5年)6月15日 - 西春日井郡庄内町大字堀越の一部を編入する[1]。
- 1934年(昭和9年)
- 1937年(昭和12年)10月1日 - 一部が中村区に編入され、同区枇杷島町となる[1]。
- 1987年(昭和62年)10月12日 - 西区枇杷島一丁目が枇杷島通・東枇杷島町・上更通・亀入町・藤ノ宮通・松西町・八坂町の各一部、枇杷島二丁目が枇杷島通・東枇杷島町・枇杷島町・松西町の各一部、枇杷島三丁目が白菊町・東枇杷島町・枇杷島町の各一部、枇杷島四丁目が白菊町・枇杷島町・本郷町の各一部、枇杷島五丁目が琵琶里町の全域および堀越町・本郷町の各一部によりそれぞれ成立する[1]。
世帯数と人口
[編集]2019年(平成31年)2月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[3]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
枇杷島一丁目 | 607世帯 | 1,206人 |
枇杷島二丁目 | 430世帯 | 798人 |
枇杷島三丁目 | 683世帯 | 1,395人 |
枇杷島四丁目 | 764世帯 | 1,536人 |
枇杷島五丁目 | 999世帯 | 2,281人 |
計 | 3,483世帯 | 7,216人 |
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[9]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[10]。
丁目 | 番・番地等 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|---|
枇杷島一丁目 | 全域 | 名古屋市立枇杷島小学校 | 名古屋市立天神山中学校 | 尾張学区 |
枇杷島二丁目 | 全域 | |||
枇杷島三丁目 | 全域 | |||
枇杷島四丁目 | 全域 | |||
枇杷島五丁目 | 全域 |
交通
[編集]施設
[編集]- 名古屋市中央卸売市場枇杷島市場の跡地に整備された[11]。
- 白山温泉
- 枇杷島公園[1]
- 名古屋市営枇杷島荘[1]
- 名古屋東枇杷島郵便局[7]
- 名古屋市立枇杷島小学校[7]
- 枇杷島幼稚園[7]
- 白菊公園[7]
- 名古屋琵琶里郵便局[7]
- 曹洞宗慈福寺[7]
- 蔵春寺[7]
- 清音寺[7]
- 曹洞宗の寺院[12]。創建当初は天台宗であったと伝わる[13]。山号は松峯山[12]。本尊として釈迦牟尼如来を祀る[12]。地名の由来とされる伝説に登場する村長の娘の菩提を弔うために建てられたとされる[14]。寺号は娘の法名である「清音院松月麗照大姉」に由来するとされる[13]。
-
清音寺(2017年9月)
その他
[編集]日本郵便
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j 名古屋市計画局 1992, p. 763.
- ^ a b “愛知県名古屋市西区の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2017年4月8日閲覧。
- ^ a b “町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2019年2月20日). 2019年3月10日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年3月10日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
- ^ 名古屋市役所市民経済局地域振興部住民課町名表示係 (2015年10月21日). “西区の町名一覧”. 名古屋市. 2017年8月7日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1509.
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 235.
- ^ “市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ “平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 236.
- ^ a b c 山田寂雀 & 西岡寿一 1983, p. 113.
- ^ a b 山田寂雀 & 西岡寿一 1983, p. 114.
- ^ 西区制70周年記念誌編纂委員会 1978, p. 105.
- ^ 郵便番号簿 平成29年度版 - 日本郵便. 2019年03月10日閲覧 (PDF)
参考文献
[編集]- 西区制70周年記念誌編纂委員会 編『西区70年のあゆみ』名古屋市西区役所、1978年10月1日。
- 山田寂雀、西岡寿一『名古屋区史シリーズ3 西区の歴史』愛知県郷土資料刊行会、1983年7月25日。ISBN 487161011X。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
- 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。全国書誌番号:93012879。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ウィキメディア・コモンズには、枇杷島 (名古屋市)に関するカテゴリがあります。
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枇杷島 | ||||