根岸町 (横浜市)
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根岸町 | |
---|---|
町丁 | |
北緯35度25分07秒 東経139度38分31秒 / 北緯35.418531度 東経139.642031度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 神奈川 |
市町村 | 横浜市 |
行政区 | 中区 |
人口情報(2023年(令和5年)4月30日現在[1]) | |
人口 | 3,438 人 |
世帯数 | 1,775 世帯 |
面積([2]) | |
0.19 km² | |
人口密度 | 18094.74 人/km² |
設置日 | 1901年(明治34年)4月1日 |
郵便番号 | 231-0836[3] |
市外局番 | 045(横浜MA)[4] |
ナンバープレート | 横浜 |
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根岸町(ねぎしちょう)は、神奈川県横浜市中区の町名。現行行政地名は根岸町一丁目から根岸町三丁目(字丁目)。住居表示未実施区域[5]。
地理
[編集]中区の南西部に位置し、北西に滝之上、北東に根岸加曽台、南に千鳥町、西に磯子区東町と接している。
地価
[編集]住宅地の地価は、2024年(令和6年)1月1日の公示地価によれば、根岸町三丁目135番1外の地点で29万8000円/m²となっている[6]。
歴史
[編集]沿革
[編集]- 1901年(明治34年)4月1日 - 久良岐郡根岸村が横浜市に編入され、横浜市根岸町となる[7]。
- 1917年(大正6年))7月24日 - 埋め立てによる編入[8]。
- 1919年(大正8年)6月17日 - 根岸町の一部を山元町へ編入[8]。
- 1927年(昭和2年)10月1日 - 横浜市の区制施行により、中区を新設[9]。横浜市中区根岸町となる。根岸町の一部を磯子区西根岸町、同区丸山町へ編入[10]。
- 1928年(昭和3年)9月1日 - 根岸町の一部を麦田町、大和町へ編入[11]。
- 1933年(昭和8年)4月1日 - 磯子区西根岸町の一部を根岸町に編入。根岸町の一部を根岸芝生台、寺久保、塚越、大平町、簑沢、大芝台、仲尾台、滝之上、根岸加曽台、豆口台、立野、西竹之丸、大和町、鷺山、柏葉、矢口台、根岸台、池袋、本牧荒井、本牧緑ケ丘、山元町、竹之丸、間門町、西之谷町へ編入[12]。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 横浜市電の間門~八幡橋開業[13][14][15]。町内を市電が通るようになる。
- 1957年(昭和32年)10月15日 - 埋め立てによる編入[16]。
- 1962年(昭和37年)9月21日 - 埋め立てによる編入[17]。
- 1963年(昭和38年)5月7日 - 埋め立てによる編入[17]。
- 1964年(昭和39年)5月19日 - 国鉄根岸線が開通し[13]、町内を線路が通るようになる。
- 1965年(昭和40年)1月13日 - 埋め立てによる編入[17]。
世帯数と人口
[編集]2024年(令和6年)3月31日現在(横浜市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
根岸町1丁目 | 203世帯 | 392人 |
根岸町2丁目 | 649世帯 | 1,477人 |
根岸町3丁目・その他 | 920世帯 | 1,565人 |
計 | 1,775世帯 | 3,438人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[18] | 2,245
|
2000年(平成12年)[19] | 2,263
|
2005年(平成17年)[20] | 2,257
|
2010年(平成22年)[21] | 3,076
|
2015年(平成27年)[22] | 3,230
|
2020年(令和2年)[23] | 3,417
|
世帯数の変遷
[編集]国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[18] | 1,047
|
2000年(平成12年)[19] | 1,041
|
2005年(平成17年)[20] | 1,073
|
2010年(平成22年)[21] | 1,411
|
2015年(平成27年)[22] | 1,497
|
2020年(令和2年)[23] | 1,665
|
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2023年4月時点)[24]。
丁目 | 番・番地等 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
根岸町1丁目 | 全域 | 横浜市立間門小学校 | 横浜市立本牧中学校 |
根岸町2丁目 | 全域 | ||
根岸町3丁目 | 全域 | 横浜市立根岸小学校 | 横浜市立根岸中学校 |
事業所
[編集]2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[25]。
丁目 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
根岸町1丁目 | 12事業所 | 103人 |
根岸町2丁目 | 18事業所 | 187人 |
根岸町3丁目 | 53事業所 | 357人 |
計 | 83事業所 | 647人 |
事業者数の変遷
[編集]経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[26] | 90
|
2021年(令和3年)[25] | 83
|
従業員数の変遷
[編集]経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[26] | 612
|
2021年(令和3年)[25] | 647
|
施設
[編集]かつて存在していた施設
[編集]- 間門飛行場[27] - 戦後、在日米軍によって設置された小型飛行機用の飛行場[28][29]。伊勢佐木飛行場を閉鎖して、こちらに移転してきた。北側は横浜市主要地方道82号山下本牧磯子線(現・根岸駅から間門交差点まで)に接し、南側は現在の根岸線に接する範囲で、中区と磯子区にまたがっていた。滑走路は東西方向であり、400メートル弱だった[30]。米軍の接収の解除は、1955年3月から1960年6月にかけて段階的になされた[27]。
- 横浜赤十字病院 - 通称「日赤病院」。1964年から2005年まで七曲公園[31]の西隣にあった。その後、中区新山下に移転し、新たに横浜市立みなと赤十字病院となった。
その他
[編集]日本郵便
[編集]警察
[編集]町内の警察の管轄区域は以下の通りである[33]。
丁目 | 番・番地等 | 警察署 | 交番・駐在所 |
---|---|---|---|
根岸町1丁目 | 全域 | 山手警察署 | 根岸交番 |
根岸町2丁目 | 全域 | ||
根岸町3丁目 | 全域 |
参考文献
[編集]- “横浜市町区域要覧” (PDF). 横浜市市民局 (2016年6月). 2023年6月6日閲覧。
関連項目
[編集]- 根岸町 (曖昧さ回避)
- 山室軍平 - 明治32年(1899年)、根岸町に部屋を借りて新婚の妻と夏期休暇を過ごす。この間に『平民之福音』(救世軍日本本営、1900年)を執筆。(『私の青年時代』(救世軍出版供給部、1929年))
- 秋元不死男 - 昭和13年(1938年)、根岸町に転居。句集『街』(東京三名義、三省堂、1940年)には「横浜根岸海岸に移り住む」の一連がある。
脚注
[編集]- ^ a b “令和5(2023)年 町丁別人口(住民基本台帳による)町丁別人口_令和5年4月” (XLSX). 横浜市 (2023年5月10日). 2023年5月15日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ 横浜市町区域要覧、1 - 15頁
- ^ a b “根岸町の郵便番号”. 日本郵便. 2021年8月11日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ “住居表示実施町名一覧 (令和2年10月19日現在)”. 横浜市 (2020年10月29日). 2021年8月28日閲覧。
- ^ “不動産情報ライブラリ 国土交通省地価公示(標準地) 横浜中-14”. 国土交通省. 2024年5月8日閲覧。
- ^ 横浜市町区域要覧、3 - 26頁
- ^ a b 横浜市町区域要覧、3 - 29頁
- ^ 中区歴史年表 中区総務部区政推進課
- ^ 横浜市町区域要覧、3 - 32頁
- ^ 横浜市町区域要覧、3 - 72頁
- ^ 横浜市町区域要覧、3 - 73、74頁
- ^ a b 磯子区歴史年表 昭和21年~昭和45年 磯子区総務部
- ^ 「神奈川ニュース」セレクション 1-02 市電根岸線の開通(昭和30年4月 横浜都市発展記念館
- ^ 戦前戦中は通りの道路幅が、対向車がすれ違える程度の幅だったが、戦後に拡幅されて片側2車線で両側に歩道が付く幅となった。
- ^ 横浜市町区域要覧、3 - 82、83頁
- ^ a b c 横浜市町区域要覧、3 -83頁
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年4月27日閲覧。
- ^ “横浜市立小学校、横浜市立中学校及び横浜市立義務教育学校の通学区域並びに就学すべき学校の指定に関する規則”. 横浜市 (2023年4月1日). 2024年5月7日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ a b 戦前・戦後、横浜にかつて存在していた四つの飛行場の歴史を一挙に調査! はまれぽ.com
- ^ 根岸湾にあった3つの飛行場 - タウンニュース2018年5月10日
- ^ 【ニュース映画】国連軍慰問の子供たち 横浜市 - 小型飛行機が写っています。
- ^ 当時、米軍が撮影した航空写真で計測。
- ^ 七曲公園 横浜市中区
- ^ “郵便番号簿 2020年度版” (PDF). 日本郵便. 2021年8月7日閲覧。
- ^ “交番案内/山手警察署/神奈川県警察”. 神奈川県警察. 2023年10月13日閲覧。