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花咲町 (横浜市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 神奈川県 > 横浜市 > 中区西区 > 花咲町
花咲町
町丁
地図北緯35度26分58秒 東経139度37分49秒 / 北緯35.449386度 東経139.630158度 / 35.449386; 139.630158
日本の旗 日本
都道府県 神奈川県の旗 神奈川
市町村 横浜市
行政区 中区(1〜3丁目)
西区(4〜7丁目)
人口情報2024年(令和6年)3月31日現在[1]
 人口 4,014 人
 世帯数 2,479 世帯
面積[2]
  0.146 km²
人口密度 27493.15 人/km²
設置日 1889年明治22年)4月1日
郵便番号 231-0063(1〜3丁目)[3]
220-0022(4〜7丁目)[4]
市外局番 045(横浜MA[5]
ナンバープレート 横浜
ウィキポータル 日本の町・字
神奈川県の旗 ウィキポータル 神奈川県
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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花咲町(はなさきちょう)は、神奈川県横浜市の町名。現行行政地名は花咲町1丁目から花咲町7丁目(字丁目)で、1〜3丁目は中区、4〜7丁目は西区に属する。住居表示は未実施[6][7]

地理

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南北に細長い地域で、南が1丁目となっている。紅葉坂が区境となっており、南側が中区、北側が西区となる。

1〜3丁目

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本町小学校の、ガス事業発祥の地の碑

JR根岸線市営地下鉄桜木町駅に近い一角で、駅との間は桜川新道・国道16号の下を通る野毛ちかみちで結ばれている。野毛町に近く、飲食店などが集まる。1・2丁目の境には平戸桜木道路が通り、2丁目付近の路地には神奈川県立音楽堂方面に行く「音楽通り」、野毛山動物園方面に行く「動物園通り」などの名が付けられている。3丁目にある横浜市立本町小学校には、日本のガス事業発祥の地の記念碑がある。

4〜7丁目

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地下鉄高島町駅

紅葉坂から国道1号高島町交差点付近にかけての、桜川新道の内陸側に沿い、南北に細長い町域を持つ。4丁目の花咲団地は1958年に当時の日本住宅公団により建設され、2008年からは建替事業が進められている[8]。5〜7丁目にはオフィスビルが多く見られ、7丁目には、横浜市営地下鉄高島町駅がある。

面積

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面積は以下の通りである[2]

丁目 面積 (km²)
中区 花咲町1〜3丁目 0.075
西区 花咲町4〜7丁目 0.071
0.146

歴史

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沿革

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1864年元治元年)に、野毛山に近い海岸を埋め立て石炭倉庫が建てられた。1870年明治3年)から5年にかけて石炭倉庫が取り壊され、1872年に花咲町が新設された。地名は隣接する桜木町や、かつて町内を流れていた桜川から採られた瑞祥地名である[9]。桜川はのちに埋め立てられ、桜川新道(新横浜通り)となっている。1889年(明治22年)4月1日に横浜市に編入。1927年昭和2年)に区制施行され、中区花咲町となる。1944年4月1日、分区により西区が新設され、北半分の4〜7丁目が西区に編入された。

治安・風紀の維持

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2022年令和4年)、神奈川県は花咲町1丁目を県暴力団排除条例に基づき暴力団排除特別強化地域に指定した[10]

世帯数と人口

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2024年(令和6年)3月31日現在(横浜市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯 人口
中区 花咲町1丁目 502世帯 623人
花咲町2丁目 344世帯 563人
花咲町3丁目 278世帯 458人
中区 計 1,124世帯 1,644人
西区 花咲町4丁目 486世帯 890人
花咲町5丁目 455世帯 618人
花咲町6丁目 337世帯 725人
花咲町7丁目 77世帯 137人
西区 計 1,355世帯 2,370人
花咲町 計 2,479世帯 4,014人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。なお、中区と西区の合算数となる。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[11]
1,544
2000年(平成12年)[12]
2,087
2005年(平成17年)[13]
2,514
2010年(平成22年)[14]
2,618
2015年(平成27年)[15]
3,092
2020年(令和2年)[16]
4,222

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。なお、中区と西区の合算数となる。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[11]
766
2000年(平成12年)[12]
1,076
2005年(平成17年)[13]
1,425
2010年(平成22年)[14]
1,580
2015年(平成27年)[15]
2,039
2020年(令和2年)[16]
2,651

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2023年4月時点)[17]

丁目 番地 小学校 中学校
中区 花咲町1丁目 全域 横浜市立本町小学校 横浜市立横浜吉田中学校
花咲町2丁目 全域
花咲町3丁目 全域
西区 花咲町4丁目 全域
花咲町5丁目 全域
花咲町6丁目 全域
花咲町7丁目 全域

事業所

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2021年現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[18]

丁目 事業所数 従業員数
中区 花咲町1丁目 171事業所 2,308人
花咲町2丁目 110事業所 761人
花咲町3丁目 46事業所 400人
西区 花咲町4丁目 32事業所 211人
花咲町5丁目 17事業所 220人
花咲町6丁目 25事業所 634人
花咲町7丁目 32事業所 641人
花咲町 計 433事業所 5,175人

事業者数の変遷

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経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[19]
414
2021年(令和3年)[18]
433

従業員数の変遷

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経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[19]
4,891
2021年(令和3年)[18]
5,175

施設

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その他

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日本郵便

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  • 集配担当する郵便局と郵便番号は以下の通りである[20])。
町丁 郵便番号 郵便局
中区 花咲町1丁目 231-0063[3] 横浜港郵便局
花咲町2丁目
花咲町3丁目
西区 花咲町4丁目 220-0022[4] 神奈川郵便局
花咲町5丁目
花咲町6丁目
花咲町7丁目

警察

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町内の警察の管轄区域は以下の通りである[21][22]

丁目 番・番地等 警察署 交番・駐在所
花咲町1丁目 1~17番地 伊勢佐木警察署 都橋交番
その他 桜木町駅前交番
花咲町2丁目 全域
花咲町3丁目 全域
花咲町4丁目 全域 戸部警察署 高島交番
花咲町5丁目 全域
花咲町6丁目 全域
花咲町7丁目 全域

関連項目

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脚注

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  1. ^ a b 令和6(2024)年 町丁別人口(住民基本台帳による)町丁別人口_令和6年3月” (XLSX). 横浜市 (2024年4月5日). 2024年4月26日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-4.0)
  2. ^ a b 横浜市町区域要覧”. 横浜市 (2018年7月9日). 2021年8月11日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2018年1月23日閲覧。
  4. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2018年1月23日閲覧。
  5. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  6. ^ 横浜市の町名一覧 中区 (PDF) 2020年10月19日
  7. ^ 横浜市の町名一覧 西区 (PDF) 2020年10月19日
  8. ^ 花咲団地マンション建替え事業(横浜市西区)権利変換計画認可・着工について 新日鉄都市開発 2009.12.18
  9. ^ 『横浜の町名』1996年12月、横浜市市民局総務部住居表示課発行
  10. ^ 神奈川県暴力団排除条例(平成22年神奈川県条例第75号) 令和4年改正 令和4年11月1日施行”. 神奈川県 (2022年). 2022年9月19日閲覧。
  11. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  12. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  13. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  14. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  15. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  16. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年4月27日閲覧。
  17. ^ 横浜市立小学校、横浜市立中学校及び横浜市立義務教育学校の通学区域並びに就学すべき学校の指定に関する規則”. 横浜市 (2023年4月1日). 2024年5月7日閲覧。
  18. ^ a b c 経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
  19. ^ a b 経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  20. ^ 郵便番号簿PDF(2023年度版) 表紙等付属資料” (PDF). 日本郵便. 2024年5月3日閲覧。 “郵便番号データダウンロード 郵便番号簿PDF(2023年度版)
  21. ^ 交番案内/伊勢佐木警察署/神奈川県警察”. 神奈川県警察. 2023年10月24日閲覧。
  22. ^ 交番案内/戸部警察署/神奈川県警察”. 神奈川県警察. 2023年10月24日閲覧。

参考資料

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  • 『県別マップル 神奈川県広域・詳細道路地図』2006年4刷 昭文社 ISBN 9784398626998
  • ちず丸(昭文社)2011年1月1日閲覧