桃園駅 (台湾高速鉄道)
桃園駅 | |
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桃園站 タオユェン Taoyuan | |
所在地 | 台湾桃園市中壢区高鉄北路 |
所属事業者 |
台湾高速鉄路股份有限公司(高鉄・駅詳細) 桃園大衆捷運股份有限公司(駅詳細) |
桃園駅 | |
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各種表記 | |
繁体字: |
桃園車站 高鐵桃園站(捷運) |
簡体字: |
桃园车站 高铁桃园站(捷運) |
拼音: |
Táoyuán Chēzhàn Gāotiě Táoyuán Zhàn(捷運) |
通用拼音: |
Táoyuán Chējhàn Gaotiě Táoyuán Jhàn(捷運) |
注音符号: |
ㄊㄠˊ ㄩㄢˊ ㄔㄜ ㄓㄢˋ ㄍㄠ ㄊㄧㄝˇ ㄊㄠˊ ㄩㄢˊ ㄓㄢˋ(捷運) |
発音: |
タオユェン ヂャン ガオティエ タオユェン ヂャン |
台湾語白話字: |
Thô-hn̂g Chhia-Chām Ko-thih Thô-hn̂g Chām(捷運) |
客家語白話字: |
Thò-yèn Chhàm Kô-thiet Thò-yèn Chhàm(捷運) |
日本語漢音読み: |
とうえん えき こうてつ とうえん えき |
英文: |
Taoyuan Station Taoyuan HSR Station |
桃園駅(とうえんえき、タオユァンえき)は、台湾桃園市中壢区青埔にある台湾高速鉄道(高鉄)の駅。青埔駅とも呼ばれる。
桃園機場捷運(桃園捷運機場線)の高鉄桃園駅(こうてつとうえんえき、ガオティエタオユェンえき)についても本項で述べる。
概要
[編集]2007年に、台湾高速鉄道の駅が台鉄の従来の桃園駅から離れた場所に開業。桃園機場捷運が開通するまでは、当駅が台湾桃園国際空港の最寄り駅であった。桃園機場捷運が2017年に当駅に乗り入れ、桃園市の新しいターミナル駅となっている。
歴史
[編集]高鉄
[編集]- 2002年5月30日 - 起工
- 2006年11月10日 - 駅舎竣工[1]
- 2007年
- 2009年12月16日 - チャイナエアラインが駅構内に桃園国際空港出発旅客向けのチェックインカウンターを開設[4]。
- 2010年3月1日 - エバー航空およびユニー航空も駅構内にチェックインカウンターを開設[5]。
- 2014年
捷運
[編集]- 2017年
- 2018年
- 3月1日 - (捷運)一部直達車の停車駅となる[9]。
駅構造
[編集]台湾高速鉄道
[編集]台湾高速鉄道 桃園駅 | |
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駅舎全景(2017年7月24日) | |
桃園 Taoyuan | |
◄板橋 (29.165 km) (29.894 km) 新竹► | |
所在地 | 台湾桃園市中壢区高鉄北路1段6号 |
所属事業者 |
台湾高速鉄路股份有限公司 (台湾高速鉄道) |
所属路線 | ■台湾高速鉄道 |
キロ程 | 45.583 km(南港起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
#利用状況節を参照 -人/日(降車客含まず) |
乗降人員 -統計年度- |
#利用状況節を参照 -人/日 |
開業年月日 | 2007年1月5日 |
備考 | 正式開業は2007年3月2日 |
駅舎は森海國際工程顧問股份有限公司と沈祖海連合建築師事務所が設計し、台湾の 互助営造、日本の大林組のJVが施工した。総床面積は81,516平方メートル。建設当時は軍用飛行場(桃園軍用機場)の離着陸コースに当たる為、地下駅となった。なお当飛行場は現在廃止された。
高鉄の駅舎は地上1階、地下2階建ての構造である。地上1階は改札口や券売機、窓口、案内カウンター、トラベルデスク、鉄道警察があるコンコース階である。地下2階はホーム階であり、地下1階の中間階には機場捷運の乗り換え改札がある。
ホームは相対式ホーム2面4線を有する。トンネル内に駅のホームがあるため、地上の改札階からエスカレータもしくはエレベーターで地下2階(1階は待合スペース)にあるホームに降りる事になる。上下ホームの間には通過線がある上に仕切りの壁があるため、互いのホームからは視認することはできない。地下を通る為、通過列車でも減速して走行していたが、2011年に改善工事が完了し減速せずに通過するようになった。
改札階の内部にはコンビニエンスストアや売店が入居している。
かつて空港出国旅客のための航空会社のチェックインカウンターが地上1階に設置され、数年間運営されていたが、利用客の少なさを理由に撤去された。ただし、桃園捷運の開業を機に復活の動きがある[10]。
出入口は地上1階に8箇所設けられている。
のりば
[編集]桃園駅 配線図 | |||||||
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↑板橋駅 | |||||||
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↓新竹駅 |
1 | ■台湾高速鉄道(下り) | 台中・左営方面 |
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通過線 | ■台湾高速鉄道 | 下り列車の通過 |
通過線 | ■台湾高速鉄道 | 上り列車の通過 |
2 | ■台湾高速鉄道(上り) | 台北・南港方面 |
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改札口(2013年7月5日)
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プラットホーム( 2007年7月27日)
桃園捷運
[編集]桃園捷運 高鉄桃園站駅 | |
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駅舎 | |
高鐵桃園站 HSR Taoyuan Station | |
◄領航 A17 (1.61 km) (1.74 km) A19 桃園体育園区► | |
所在地 | 台湾桃園市中壢区高鉄北路1段5号 |
駅番号 | A18 |
所属事業者 |
桃園大眾捷運股份有限公司 (桃園捷運) |
所属路線 | 桃園機場捷運(機場線) |
キロ程 | 44.55 km(台北車站起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
#利用状況節を参照 -人/日(降車客含まず) |
乗降人員 -統計年度- |
#利用状況節を参照 -人/日 |
開業年月日 | 2017年3月2日 |
備考 | 正式開業は2017年3月2日 |
相対式ホームと島式ホーム混合の2面3線の高架駅。可動式ホーム柵が設置されている。
出口は東西それぞれ1つずつ設けられ、東側は地上及び地下1階高鉄駅改札口と直結している[11]。
のりば
[編集]1 | 桃園機場捷運(下り) | 当駅折り返し 桃園機場(T2・T1)・台北車站方面 |
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2 | 桃園機場捷運(下り) | 環北方面 |
3 | 桃園機場捷運(上り) | 桃園機場(T2・T1)・台北車站方面 |
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プラットホーム
利用状況
[編集]燃油価格高騰により高速鉄道の定期券代が自家用車での通勤費より安くなったことでマイカー通勤者の転移が顕著なことと、住宅価格が手ごろなため、台北方面への通勤客が急増し[12][13]、桃園-台北間の定期券旅客は2007年約800人から2012年約3,200人となっている。
高鉄の桃園駅の2016年の1日平均利用客数は32,613人[14]で、高鉄中第4位。捷運駅は桃園捷運では台北車站および機場2駅に次ぐ4位。
台湾高速鉄道[編集]
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桃園捷運[編集]
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駅周辺
[編集]- GLORIA OUTLETS華泰名品城[1][19]
- 宜家家居 桃園店
- 桃園市中壢区青埔国民小学
- 桃園市立大園国際高級中学
- 桃園市立青埔国民中学
- 桃園国際野球場
- 大江国際購物中心
- 大竹交流道
- 桃園市立美術館(計画中)
- ランドマークプラザ桃園
- 桃園水族館(シーパラダイス)
- 橫山書法美術館(計画中)
- 台湾高速鉄道探索館
バス路線
[編集]のりば | 運行事業者 | 区間 |
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1 | 統聯客運 | |
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3 | 亞通客運 亞盛通運 |
L505高鐵接駁線 大園区公所 - – 高鉄桃園駅 (桃園市民免費公車大園區) |
4 | 桃園客運 (高鉄快捷公車) |
直達車 高鉄桃園駅 - - - 大竹 - - 桃園客運桃園総站(一部開南大学まで運行) |
5 | 中壢客運 (高鉄快捷公車) |
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6 | 桃園客運 |
132A 中壢公車站 - - 中央大学 - - - 高鉄桃園駅 |
7 | 桃園客運 |
L305 蘆竹区公所 - 大竹 - - - 高鉄桃園駅 (桃園市民は運賃無料)
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8 | 中壢客運 | 172 中壢総站 - - 中央大学 - - -高鉄桃園駅 |
9 | 亞通客運 亞盛通運 |
L509 高鉄桃園駅 - 大園高中 - 桃園航空城願景館 - 捷運領航駅 (桃園市民は運賃無料) |
10 | 桃園客運 | 707 桃園高中 - - - - 高鉄桃園駅 - 桃園国際野球場 |
隣の駅
[編集]- 桃園捷運
- 機場線(桃園機場捷運)
脚注
[編集]註釈
[編集]出典
[編集]- ^ “高鐵桃園站 十日啟用”. 大紀元. (2006年11月10日)
- ^ “一日生活圈/高鐵快飛 商機南來北往”. 自由時報 (大紀元). (2007年1月5日)
- ^ “高鐵全線營運 三月底開放語音訂票”. 大紀元. (2007年3月2日)
- ^ 『台湾高速鉄道桃園駅におけるチェックインサービス開始のお知らせ』(プレスリリース)チャイナエアライン、2009年12月17日。オリジナルの2013年5月16日時点におけるアーカイブ 。
- ^ “出國更方便 台高鐵桃園站可辦手續並託運”. 大紀元. (2010年3月2日)
- ^ “トップ”. エバー航空. 2014年3月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月6日閲覧。 “旅行情報 The check-in service at THSR Taoyuan Station will be terminated from 28FEB,2014”
- ^ 『台湾高速鉄道桃園駅におけるチェックインサービス終了のお知らせ』(プレスリリース)チャイナエアライン、2014年12月12日。オリジナルの2014年12月29日時点におけるアーカイブ 。
- ^ a b c “<空港線>来月2日にプレ開業 1カ月間無料で乗車可能/台湾”. 中央社フォーカス台湾. (2017年1月25日). オリジナルの2017年1月25日時点におけるアーカイブ。
- ^ “機捷滿周年 3/1起直達車增停A18桃園高鐵站”. 民傳媒 People media. (2018年2月28日)
- ^ 機捷A18桃園高鐵站 鄭文燦:擬增預辦登機點 2016年12月21日,自由時報
- ^ (交通部高鐵局捷運工程處,2013年12月17日)機場捷運各車站出入口示意圖
- ^ 每日逾3千人次 北桃通車族 搭高鐵日增
- ^ 近4年高鐵通勤族暴增4倍 低房價成最大誘因
- ^ a b 高速鐵路各站旅客人數”. 2023年5月15日閲覧。 交通部統計查詢網 “
- ^ “高鐵宣布8日列車「全天停駛」 取消152班列車估週六恢復”. ETToday 新聞雲. (2016年7月7日)
- ^ 2019【校園公關提案競賽】提案需求說明 如何吸引大家搭乘機場捷運及轉乘周邊 多元運具?”. 財團法人公共關係基金會. p. 9、p.11. 2019年9月15日閲覧。 桃園市政府新聞處 (2019年3月20日). “
- ^ 111年1月各站旅運量統計 (PDF) (Report). 桃園捷運公司. 20 September 2022.
- ^ 111年12月各站旅運量統計 (PDF) (Report). 桃園捷運公司. 19 January 2013.
- ^ 名品購物城 桃園高鐵產專區盛大開工
- ^ 「705高鐵桃園站-桃園國際機場」路線7/1起停駛公告”. 台湾高速鉄路公司 (2019年6月14日). 2019年6月30日閲覧。 “
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 桃園駅(台湾高速鉄道)
- A18高鉄桃園駅 駅紹介(桃園捷運公司)