武蔵野市クリーンセンター
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武蔵野市クリーンセンター(むさしのしクリーンセンター)は、東京都武蔵野市にある清掃工場。
武蔵野市役所北側の緑町3丁目1−5に位置し、武蔵野市内の燃やすごみ・燃やさないごみ・粗大ごみ・有害ごみを受け入れる市内唯一のごみ処理施設である[1]。
景観は武蔵野の雑木林を感じさせるデザインとなっており、周囲の景観との調和が図られている[1]。このコンセプトへの評価は高く、ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2016の先進エネルギー自治体大賞優秀賞を受賞しているほか、公共用の建築・施設部門にかかるグッドデザイン賞も受賞している[1]。
処理による熱は市役所や総合体育館の冷暖房に利用されており[1]、災害時のエネルギー供給拠点としても期待されている[1]。
沿革
[編集]- 1955年(昭和30年) - 武蔵野市と三鷹市が武蔵野三鷹地区保健衛生組合を設立[2]。
- 1958年(昭和33年) - 三鷹市にふじみ焼却場を設置し、武蔵野市のゴミも共同で処理を開始[1]。ところが1970年以降、周辺住民の反対運動が相次ぎ、武蔵野市からのゴミ搬入を阻止する動きにまで発展した[1]。
- 1984年(昭和59年) - クリーンセンターが竣工し、稼働[3]。
- 2003年(平成15年) - 武蔵野三鷹地区保健衛生組合が解散。
- 2008年(平成20年) - (仮称)新武蔵野クリーンセンター施設基本構想を策定[1]。
- 2017年(平成29年) - 新クリーンセンターが稼働[3]。
脚注
[編集]外部リンク
[編集]東京都区部 (東京二十三区清掃一部事務組合) | |
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