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熊谷基地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

座標: 北緯36度10分8秒 東経139度18分48秒 / 北緯36.16889度 東経139.31333度 / 36.16889; 139.31333

熊谷基地 2008年4月さくら祭 三菱F-1傍にて

熊谷基地(くまがやきち、JASDF Kumagaya Airbase)は、埼玉県熊谷市拾六間839に所在し、航空自衛隊第4術科学校等が配置されている航空自衛隊基地である。飛行場施設はヘリポートがあるだけで、滑走路は有していない。基地司令は第4術科学校長が兼務。開庁行事は「さくら祭」の名称で4月上旬に開催しておりブルーインパルスの飛行も行っている。(近年不参加)

旧陸軍の熊谷飛行学校の跡地にありその歴史は古い。昭和13年に昭和天皇行幸した事もあり、基地内にはそれを記念した記念碑が建っている。

教育隊が配置されており、自衛官候補生一般曹候補生として航空自衛隊に入隊した隊員は本基地、又は山口県防府南基地で約3か月の基礎訓練を受けることになる。女性隊員の受け入れは平成2年以降防府南基地のみで実施されていたが、令和6年度より熊谷基地での女性の新入隊員の受け入れが開始された[1]

基地司令は、第4術科学校長が兼務。

沿革

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  • 1935年(昭和10年)12月:熊谷陸軍飛行学校として創設
  • 1938年(昭和13年)10月:昭和天皇行幸
  • 1945年(昭和20年)9月:米陸軍第43師団が進駐し「U.S.ARMY CAMP WHITTINGTON」となる
  • 1958年(昭和33年)
    • 3月25日:宇都宮駐屯地において臨時第2航空教育隊が新編
    • 7月26日:臨時第2航空教育隊が熊谷に移動。米陸軍「U.S.ARMY CAMP WHITTINGTON」日本政府に返還
    • 8月1日:航空自衛隊熊谷基地開設。第2航空教育隊を編成(新隊員課程 第31期から教育開始)航空警務隊熊谷警務分遣隊を新編
  • 1959年(昭和34年)10月1日:第2術科学校熊谷分校が新編(航空生徒隊を編成(防府南基地から移転))
  • 1961年(昭和36年)7月15日
  1. 航空自衛隊第4術科学校を新編(第2術科学校熊谷分校を廃止)
  2. 航空生徒隊を第4術科学校へ隷属替え
  3. 中央航空通信群移動通信隊を新編
  • 1982年(昭和57年)12月21日:第2航空教育隊を航空教育隊第2教育群と改編
  • 1989年(平成元年)3月16日:航空生徒隊を航空教育隊へ隷属替え
  • 2002年(平成14年)10月:第4術科学校本部庁舎新設
  • 2003年(平成15年):上級空曹課程開始
  • 2008年(平成20年):基地創立50周年
  • 2011年(平成23年)3月19日:航空自衛隊生徒の教育終了に伴う部隊整理(生徒隊を廃止)

配置部隊・機関

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出典

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  1. ^ “始動!全国で2カ所目となる女性新入隊員教育|空自熊谷基地”. 防衛日報デジタル. (2024年4月10日). https://dailydefense.jp/_ct/17692822 2024年11月22日閲覧。 

外部リンク

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