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* 2003年から2004年にかけて[[日本損害保険協会]]のコマーシャルに登場し、2007年には[[保険会社]][[アメリカンファミリー生命保険会社|アフラック]]の[[コマーシャルメッセージ|CM]]に登場していた。ジャーナリストの[[神保哲生]]からは「その企業が問題を起こした場合、ジャーナリズムそのものにも傷をつける」、[[浅野健一]]からは「現役のジャーナリストがコマーシャルに出るなんてあり得ないこと」と批判された。コマーシャル出演について鳥越は「保険には公共性があり、世に広まることに意味があると思うので出演した」とコメントしている<ref>[http://www.cyzo.com/2007/09/cm.html “CM好き”ジャーナリスト鳥越俊太郎の歪んだ晩節] [[サイゾー]]2007年9月18日</ref>。
* 2003年から2004年にかけて[[日本損害保険協会]]のコマーシャルに登場し、2007年には[[保険会社]][[アメリカンファミリー生命保険会社|アフラック]]の[[コマーシャルメッセージ|CM]]に登場していた。ジャーナリストの[[神保哲生]]からは「その企業が問題を起こした場合、ジャーナリズムそのものにも傷をつける」、[[浅野健一]]からは「現役のジャーナリストがコマーシャルに出るなんてあり得ないこと」と批判された。コマーシャル出演について鳥越は「保険には公共性があり、世に広まることに意味があると思うので出演した」とコメントしている<ref>[http://www.cyzo.com/2007/09/cm.html “CM好き”ジャーナリスト鳥越俊太郎の歪んだ晩節] [[サイゾー]]2007年9月18日</ref>。
* [[オーマイニュース]]日本語版の元スタッフは、廃刊に至った原因として「初代編集長の鳥越俊太郎氏の責任が大きく、オーマイニュース創刊の足を引っ張った<ref>[http://s02.megalodon.jp/2009-0504-1526-50/news.livedoor.com/article/detail/4130648/ 初代編集長・鳥越俊太郎の罪=誰がオーマイニュースを殺したか(中)]</ref>」と証言している。
* [[オーマイニュース]]日本語版の元スタッフは、廃刊に至った原因として「初代編集長の鳥越俊太郎氏の責任が大きく、オーマイニュース創刊の足を引っ張った<ref>[http://s02.megalodon.jp/2009-0504-1526-50/news.livedoor.com/article/detail/4130648/ 初代編集長・鳥越俊太郎の罪=誰がオーマイニュースを殺したか(中)]</ref>」と証言している。
*以下の諸点に関し、鳥越は公の場で、根拠を示さずに人の批判を繰り返した<ref>「鳥越俊太郎氏が都知事となって本当に大丈夫なのか?」『産経新聞』 2016.7.15</ref>。
* [[総務大臣]][[高市早苗]]の[[アメリカ合衆国議会]]立法調査官としての経歴について、 2016年2月の記者会見で「見習い待遇で無給で未契約のフェロー。コピー取り程度、お茶くみ程度の役しかしていない」として、経歴詐称にあたる主張した<ref>53行-58「都知事選 野党候補大丈夫か」『産経新聞』 2016.7.14</ref><ref name="sankei20160715-2">{{Cite news | url = http://www.sankei.com/premium/news/160714/prm1607140004-n2.html | title = 【阿比留瑠比の極言御免】鳥越俊太郎氏が都知事となって本当に大丈夫なのか? (2/3) | work = 産経ニュース | publisher = [[産経新聞]] | date = 2016-07-15 | accessdate = 2016-07-16 }}</ref>。これに対し高市は[[2月22日]]の記者会見で、鳥越の主張は事実誤認であるして、自身の経歴を証明する書類と発言に対する抗議文書を鳥越宛に配達証明でし、鳥越から「撤回・修正するのもやぶさかではございません」との回答得たとている<ref>[http://economic.jp/?p=61019 EconomicNews(エコノミックニュース):鳥越氏側から撤回やぶさかでないと文書 高市氏](2016年4月24日)</ref>。[[産経新聞]]の[[阿比留瑠比]]は、鳥越が「根拠なく、高市氏を中傷していたことを事実上、認めた」との見方を示し<ref name="sankei20160715-2"/>。
# 2016年2月の記者会見で、[[総務大臣]][[高市早苗]]の[[アメリカ合衆国議会]]立法調査官としての経歴について、「見習い待遇で無給で未契約のフェロー。[[コピー取り]]程度、[[お茶くみ]]程度の役しかしていない」と決めつけ「『[[経歴詐称]]』断定した<ref>29行-33行鳥越俊太郎氏が都知事となって本当に大丈夫なのか?]『産経新聞 2016.7.15</ref>。これに対し高市は[[2月22日]]の記者会見で「弁護士を通じ、鳥越さんのところに配達証明で、自身の経歴を証明する書類と発言に対する抗議文書を送った」と語り、研究費とて1月2000ドルの当時の送金記録を示すと弁護士を通じて「撤回・修正するのもやぶさかではございません」との文章高市側に送付<ref>[http://economic.jp/?p=61019 EconomicNews(エコノミックニュース):鳥越氏側から撤回やぶさかでないと文書 高市氏](2016年4月24日)</ref>。この件に関して[[産経新聞]]の[[阿比留瑠比]]は、鳥越が「根拠なく、高市氏を中傷していたことを事実上、認めた」との見方を示している<ref>[http://www.sankei.com/premium/news/160714/prm1607140004-n2.html Web版【阿比留瑠比の極言御免】鳥越俊太郎氏が都知事となって本当に大丈夫なのか?](産経新聞、2016年7月15日)</ref>。
* 「[[放送法遵守を求める視聴者の会]]」が意見広告を出したことに関して「日本会議という右翼的な団体があって、そこからお金が出て、産経と読売に意見広告が出ている、ということがある程度分かってきている」と記者会見(2016.2)で述べた<ref name="sankei20160714">『産経新聞』 2016.7.14</ref><ref>{{Cite news | url = http://www.sankei.com/politics/news/160229/plt1602290021-n2.html | title = 【高市総務相電波停止発言】岸井成格氏「品性、知性のかけらもない」「恥ずかしくないのか」 自身への批判に反論 (2/2) | work = 産経ニュース | publisher = [[産経新聞]] | date = 2016-02-29 | accessdate = 2016-07-18 }}</ref>が、日本会議はこれを事実無根とし、撤回と謝罪を要求した<ref name="sankei20160714"/><ref>{{Cite web | url = https://www.nipponkaigi.org/opinion/archives/7985 | title = 2月29日、鳥越俊太郎氏の発言に対する日本会議の見解 | publisher = [[日本会議]] | date = 2016-03-01 | accessdate = 2016-07-18 }}</ref>。
#「[[日本会議]]という右翼的な団体があって、そこからお金が出て、産経と読売に意見広告が出ている、ということがある程度分かってきている」と記者会見(2016.2)で述べたが、[[日本会議]]はこれを事実無根とし、撤回と謝罪を求めた<ref>保守系の学者らでつくる「放送法遵守を求める視聴者の会」が意見広告を出したことに関しての発言『産経新聞』 2016.7.14</ref>。
* [[産経新聞]]の[[阿比留瑠比]]は、鳥越が2016年3月の記者会見で「安倍晋三政権はテレビ報道を神経質に気にしていて、監視チームを作ってチェックしている」と主張した<ref name="sankei20160715-3">{{Cite news | url = http://www.sankei.com/premium/news/160714/prm1607140004-n3.html | title = 【阿比留瑠比の極言御免】鳥越俊太郎氏が都知事となって本当に大丈夫なのか? (3/3) | work = 産経ニュース | publisher = 産経新聞 | date = 2016-07-15 | accessdate = 2016-07-16 }}</ref><ref name="sankei20160714"/>ことについて、根拠を示しておらず、事実確認を軽視していると批判した<ref name="sankei20160715-3"/>。
#2016年3月の記者会見で、検証できる証拠も証言も示さず、次の通り語った。「安倍晋三政権はテレビ報道を神経質に気にしていて、監視チームを作ってチェックしている」。<ref>『産経新聞』 2016.7.14</ref>


== 家族・親族 ==
== 家族・親族 ==

2016年7月21日 (木) 10:01時点における版

鳥越俊太郎
生誕 (1940-03-13) 1940年3月13日(84歳)
日本の旗 日本 福岡県浮羽郡吉井町
(現:うきは市
教育 京都大学
職業 テレビタレントジャーナリスト
活動期間 1965年 - 現在
代表経歴ザ・スクープ』(ANN系司会1989年 - )
オーマイニュース』日本語版編集長2006年 - 2007年
配偶者 あり
子供 鳥越さやか
親戚 曾祖父:鳥越彦三郎など
公式サイト http://www.shuntorigoe.com/index.html
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鳥越 俊太郎(とりごえ しゅんたろう、1940年3月13日 - )は、日本テレビタレントジャーナリスト

鳥越製粉の創業者・鳥越彦三郎の曾孫で、歌手鳥越さやかは次女。

来歴

来歴

1940年福岡県浮羽郡吉井町(現:うきは市)出身。1946年、小学校へ入学し、戦後教育の第一期生となる。久留米大学附設高等学校を経て、1958年、京都大学文学部心理学科に入学。その後転科し、史学科国史学専攻を卒業した。

1965年毎日新聞社に入社。初任地は新潟支局であった。1968年10月、見合いで知り合い結婚。その後、毎日新聞社の週刊誌サンデー毎日』編集部に異動。在籍時に「イエスの方舟事件」が発生し、当時編集長の鳥井守幸の方針で主宰者の千石イエスを匿ったため、鳥越を含む編集部全員が犯人隠避で逮捕されそうになる。外信部テヘラン特派員時代の1984年から1985年にかけてイラン・イラク戦争の戦場報道を行う。

1988年4月、サンデー毎日編集長となる。1989年6月、就任間もない宇野宗佑首相の愛人問題を報じ、結果的に7月の参院選で自民党大敗・内閣退陣に追い込んだ。政治家の女性問題は報じないのが当時の不文律だったが、その「掟」を破る画期的な報道だったとされる[1]

同年8月に毎日新聞社を退職し、同年10月、テレビ朝日ザ・スクープ』の司会に就任。レギュラー放送終了後も、単発となった同番組の司会を務める。2003年関西大学社会学部教授に就任。

2005年4月5日、呼びかけ人の一人として『マスコミ九条の会』結成に参加[2]10月3日、レギュラーアンカーを務めていたテレビ朝日『スーパーモーニング』に本人が電話出演し、直腸癌であることを告白した。3日後に手術を受け、その後復帰。2006年5月、インターネット新聞『オーマイニュース』日本語版の初代編集長に就任。

2007年2月、民主党東京都知事候補としての擁立を打診するも、自身が依然として療養中であるため、「(任期の)4年間に責任を持てない」として打診を断る[3]。同年6月1日、『オーマイニュース』日本語版の編集長を辞任した。

同年9月17日、『スーパーモーニング』で、癌がに転移していたことを明かす。同年1月に左肺を一部切除、同年8月には右肺も手術していた。2009年2月9日、同番組で癌が肝臓に転移していることを明かし、翌10日に切除手術を受け療養に入る。2月26日に同番組で復帰した。

2009年3月27日NPO法人がん患者団体支援機構』の3代目理事長に就任。2010年5月まで約1年2ヶ月務めた。

2016年7月12日東京都知事選挙への立候補を表明する[4]。記者会見では「昭和15年の生まれです。終戦の時20歳でした。もちろん空襲も覚えてます。防空壕に逃げ込んだこともよく記憶しております[5]」と自己紹介したが、東京スポーツからは「終戦は1945年で昭和20年。鳥越氏は5歳のはずである」と指摘された[6]

受賞歴

1999年埼玉県JR桶川駅前で発生した「桶川ストーカー殺人事件」におけるマスメディアの報道姿勢(「単なる男女の痴話げんか」など)に疑問を抱き、『ザ・スクープ』で独自取材。その結果、警察の虚偽発表と怠慢が次々と明るみになり、2001年には、日本記者クラブ賞を受賞する[7]

2004年、『ザ・スクープ スペシャル』における警察の裏金疑惑報道が第41回ギャラクシー賞報道活動部門大賞を受賞[8]

2007年、男性向けエステティックサロンダンディハウスが主催する第2回「ダンディ大賞2007」の文化人部門で1位を獲得し[9][10]、翌2008年の第3回でも、同部門で1位になった[11]

癌への姿勢

がん患者団体支援機構の3代目理事長を務めた後、現在は一般社団法人CSRプロジェクト会長を務める[12]

2010年8月に食道癌を手術した桑田佳祐を「悲観することは一切ない。病気は生活の乱れを見直すいい機会だから、桑田さんも前より健康になれるはず」と激励[13]。70歳から週3回のジム通いを始め、「ハンデを持っていても走れる!ということを自分に証明しなきゃならない」として2012年ホノルルマラソン出場を目標にした。また、4度の手術経験から「『がんには痛みがない』という常識を知ってほしい」「がん検診の受診率はいつまでたっても上がらないけど、自分を動かす(受診する)のはあなたしかいないんです」と訴えている[14]。12月9日に行われた40回大会では8時間19分55秒で完走した[15]

主張・言動

政治に関して

  • 2008年7月、頻発する無差別殺傷事件について、「日本の社会格差が広がり、ワーキングプアが増えている。小泉構造改革の名の下に進められた変化が、こういう犯罪を産み出していると思えてならない」という見解を示した[16]
  • 2009年7月1日、民主党・鳩山由紀夫代表(当時)のいわゆる「故人献金」問題の報道において、「秘書の浅知恵でしょう」との見方を示した[17]
  • 2010年1月18日、民主党の支持率低下はマスコミのせいであるとし、小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体を巡って元秘書3人が逮捕された陸山会事件の報道において、小沢批判をするマスコミは小沢に疑惑をかけている検察から情報をリークされており、「私たち世論は操作されている」と主張。また、1月21日の同番組内で、小沢が疑惑を持たれていた土地購入資金の4億円を、「小沢側が3億円は父親の遺産、1億円は妻から借りたもので4億円は自分で持っていたもの」と主張していた件について、鳥越は庶民には4億は高額だが、銀行がつぶれたら1000万円しか返ってこないため、お金持ちはタンス預金をするものであると主張した[18]4月28日、小沢一郎について東京第5検察審査会が「起訴相当」の議決を行ったことに対して、「今回の議決を読むと、『市民目線』とか『市民感覚』とか書いてあるけど、証拠とはあまり関係なく、感情的、情緒的な判断」とコメント[19]
  • 政治に関する世論調査について、「毎日新聞の記者時代の経験ですが、調査結果の発表前に選挙の担当者が数字を調整するのをしばしば見てきた。担当者が取材で掴んだ選挙区情勢と違うという理由です。そういった裏事情を知っているので、私自身は世論調査の数字を疑っています」と述べている[20]。2012年12月に行われた第46回衆議院議員総選挙の結果について、「自民勝利は、大手メディアの選挙予測がもたらした」と述べている。大手メディアは連日報じる世論調査結果によって「小沢一郎は悪人」と印象操作してきたと指摘。また1000兆円の国の借金や原発、尖閣諸島在日米軍基地問題はすべて自民党単独政権時代のツケであり、メディアがその負の遺産に触れないことを問題視。勝ち馬に乗って安倍政権批判を控えている新聞やテレビも、1年も経てば手のひらを返したように口汚く罵ると予想している[21]
  • 2012年11月に日本未来の党が結成された際は同党を支持し、「びわこ宣言」の賛同人に稲盛和夫坂本龍一茂木健一郎菅原文太と共に名を連ねた。
  • 日本未来の党が解党した後は民進党を支援しており、2016年には、4月の衆議院北海道第5区補欠選挙で敗れた池田真紀の応援演説や、7月の参議院選挙長野県選挙区で当選した杉尾秀哉の応援演説を行うとともに、民進党のポスターにも登場している[22]

その他

  • 本人は「ジャーナリスト」と呼ばれることを嫌い、「ニュースの職人」を名乗っている[23]。一方で、ジャーナリストという肩書きは他人が勝手に付けたもので、「俺はジャーナリストではない」から、ジャーナリストとして持っていなけれならないとされる倫理性などを問われても困るといった発言をした[24]。ただし、2016年東京都知事選挙に立候補した際には、自身の肩書を「ジャーナリスト」と称している[25][26]
  • 森進一を「日本人の心を歌う森は日本のイヴ・モンタンだ」と評している[27]
  • 2009年4月23日SMAPのメンバー・草彅剛が公然わいせつ罪の容疑で逮捕されたことに「午前3時の公園でだれもいないところでしょう。公衆の面前じゃないんだから公然わいせつにはならないと思う。逮捕までしなくてもいいのでは?」と疑問を呈した[28]。その後、草彅は不起訴処分となり、1ヶ月の活動自粛期間を経て芸能界に復帰した。この自粛期間について鳥越は「妥当だ。人騒がせを反省するのに必要な期間かなと。逮捕、家宅捜索はやりすぎで、犯罪を構成してないと思うので、騒がせたということでね」とコメントした[29]

問題視された言動

  • 2003年から2004年にかけて日本損害保険協会のコマーシャルに登場し、2007年には保険会社アフラックCMに登場していた。ジャーナリストの神保哲生からは「その企業が問題を起こした場合、ジャーナリズムそのものにも傷をつける」、浅野健一からは「現役のジャーナリストがコマーシャルに出るなんてあり得ないこと」と批判された。コマーシャル出演について鳥越は「保険には公共性があり、世に広まることに意味があると思うので出演した」とコメントしている[30]
  • オーマイニュース日本語版の元スタッフは、廃刊に至った原因として「初代編集長の鳥越俊太郎氏の責任が大きく、オーマイニュース創刊の足を引っ張った[31]」と証言している。
  • 以下の諸点に関し、鳥越は公の場で、根拠を示さずに人の批判を繰り返した[32]
  1. 2016年2月の記者会見で、総務大臣高市早苗アメリカ合衆国議会立法調査官としての経歴について、「見習い待遇で無給で未契約のフェロー。コピー取り程度、お茶くみ程度の役しかしていない」と決めつけ、「『経歴詐称』と断定した[33]。これに対し高市は2月22日の記者会見で「弁護士を通じ、鳥越さんのところに配達証明で、自身の経歴を証明する書類と発言に対する抗議文書を送った」と語り、研究費として1月2000ドルの当時の送金記録を示すと、弁護士を通じて「撤回・修正するのもやぶさかではございません」との文章を高市側に送付した[34]。この件に関して産経新聞阿比留瑠比は、鳥越が「根拠なく、高市氏を中傷していたことを事実上、認めた」との見方を示している[35]
  2. 日本会議という右翼的な団体があって、そこからお金が出て、産経と読売に意見広告が出ている、ということがある程度分かってきている」と記者会見(2016.2)で述べたが、日本会議はこれを事実無根とし、撤回と謝罪を求めた[36]
  3. 2016年3月の記者会見で、検証できる証拠も証言も示さず、次の通り語った。「安倍晋三政権はテレビ報道を神経質に気にしていて、監視チームを作ってチェックしている」。[37]

家族・親族

鳥越家

福岡県浮羽郡吉井町(現うきは市)

  • 曽祖父・彦三郎(鳥越製粉創業者)
  • 祖父・繁(鳥越製粉社長)
  • 父・俊雄(鳥越製粉専務)
  • 母・綾子
  • 伯父・繁喜(鳥越製粉社長)
1914年 - 2007年

偽家系図問題

2015年7月10日放送のNHKのバラエティ番組『ファミリーヒストリー』に出演、同番組内において、祖先は「戦国大名・大友宗麟の家臣、鳥越興膳」と紹介され、「関ヶ原の戦いで敗れた側」のルーツを持つと知った俊太郎は、反権力を是とする自身と重ね合わせ「昔から権力側にはつかなかったんだな」と納得した様子だった[38]。(ただし、関ヶ原の戦いは、両軍とも、当時のご公儀である豊臣家を奉じて戦っている)
しかし、放送直後に、鳥越家18代当主の鳥越光は「興膳はうちの先祖です」と放送内容を否定した[39]。鳥越光を当主とする鳥越本家は、興膳を先祖とする大地主で、藍染、酒造事業でも成功した[39]。なお鳥越光の先々代は貴族院議員を務めた鳥越貞敏1867年 - 1925年)である[39]
二つの鳥越家の関係について、光は「もともと俊太郎の家は江戸の末期くらいから米を脱穀する仕事をやっていた。その後、俊太郎の曽祖父がうちの斜め向かいに引っ越してきた。50の場所で米を量り売りする米穀商店を始めた。偶然、姓が同じなだけで、俊太郎の家とうちは血縁関係はない」「今から40年程前、俊太郎さんの伯父、繁喜さんの依頼で郷土史家の熊谷光雄さんという方がうちに来て、興膳などについて色々話したことがあります。『私が家系図を作ります』と言っていたので、その時調べたことが今回の家系図に繋がっていると思います。それから、30年位前、俊太郎さんの父親、俊雄さんと母親、綾子さんが、うちに『先祖が分からないので協力してほしい』と来たこともあったな。その時は、こちらの家系図を見せました。二人で指さしながら色々話し込んでいましたから、その時、うちの家系図をメモでもしたのかもしれません」と述べている。また、「NHK側と話をするうちに段々と旗色が悪いと思ったのか、帰り際には『穏便にしましょう。これで終わらせましょう』と言われた」と明かしている[39]
しかし、2016年2月に掲載された朝日新聞のインタビュー記事でも、俊太郎は自身の祖先が興膳である旨を発言した。光は「抗議内容が俊太郎に伝わっていない」と再度NHKに抗議したが、NHK側からの連絡はまったくないという。『ファミリーヒストリー』は通常再放送があるが、俊太郎の出演回は再放送されなかった。
俊太郎は「(昨年7月の)放送の後、番組にクレームがあったというのは聞きました。でも、具体的な話は何も聞かされていません。朝日新聞で興膳について触れたのは、記事を書いた記者の作文でしょう。もちろん私もゲラで確認したから責任がないとは言わないが、私から興膳の話を積極的にしたわけじゃない。とにかく、私は家系図については全く関与していません。家系図が間違っていると言われても、『へぇ』と驚くしかないね」と語っている[40][41]。鳥越の対応に対し、上述の高市への経歴詐称疑惑への対応と合わせて、同業者であるジャーナリストから「廃業モノの大失態だ」との批判がある[38]

出演

テレビ

現在出演中
過去の出演

ラジオ

CM

著書

  • 『新あめりか漂流記』東京出版、1984年 『あめりか記者修業』中公文庫
  • 『異見(あまのじゃく) 鳥越俊太郎のジャーナリズム日誌』現代人文社 1998
  • 『鳥越俊太郎のあのくさ、こればい! 最近のニュースが3分間でわかる』プラネット出版 2000
  • 『そのニュースちょっと待った!』PHP研究所 2001
  • 『ニュースの職人「真実」をどう伝えるか』PHP新書 2001年
  • 『みんなの政治ニュースがよくわかる本』幻冬舎 2001
  • 『報道は欠陥商品と疑え (That's Japan)』ウェイツ 2002年
  • 『親父の出番』集英社be文庫 2003
  • 『歳には、勝てる』マガジンハウス 2005年
  • 『僕らの音楽 対談集1〜4』ソニー・マガジンズ、2005 
  • 『人間力の磨き方』講談社+α新書 2006年
  • 『2時間でわかる問題なニッポン 現代ニュース用語から読み解く』主婦と生活社 2007
  • 『鳥越俊太郎のエンディングノート 葬送曲はショパンでよろしく』アース・スターエンターテイメント,泰文堂 2011年3月 ISBN 4803002479
  • 『がん患者』講談社 2011年6月 ISBN 4062169487
  • 『祖父の流儀(ダンディズム)』徳間書店 2014
  • 『君は人生を戦い抜く覚悟ができているか? 鳥越俊太郎仕事の美学』日本実業出版社 2015

共著・編著

脚注

  1. ^ 政治家の女性スキャンダル(山口一臣)朝日新聞デジタル2013年7月3日
  2. ^ マスコミ九条の会を知りたいマスコミ九条の会
  3. ^ どうなってるの?東京都知事選 ジャーナリスト・烏越俊太郎さんに聞く―「毎日新聞」
  4. ^ “【東京都知事選・鳥越俊太郎氏出馬会見(上)】「九州なまりが消えない東京都民であります」 舛添氏は「とんでもない税金の使い方」”. 産経新聞. (2016年7月12日). http://www.sankei.com/politics/news/160712/plt1607120049-n1.html 2016年7月12日閲覧。 
  5. ^ 【全文】鳥越俊太郎氏「76歳、残りの人生を東京都のために注ぎたい」都知事選出馬表明会見 - ログミー
  6. ^ 【都知事選出馬】鳥越氏「女性問題」の真相直撃 身体検査に“クロ”歴あった?(東京スポーツ、2016年7月14日)
  7. ^ 日本記者クラブ賞受賞者(2001年度を参照)”. 日本記者クラブ. 2010年5月24日閲覧。
  8. ^ ザ・スクープテレビ朝日
  9. ^ DANDY HOUSE ダンディハウス - ニュースリリース -
  10. ^ 女性から見た"ダンディ"な男とは? - 「ダンディ大賞 2007」発表
  11. ^ ~女性から見る“ダンディ”とは?~第三回 『ダンディ大賞 2008』 決定!2008年12月25日、ニュースリリース - 男のエステ ダンディハウス)
  12. ^ 出典:組織概要。なお、鳥越自身のホームページにはこの肩書が書かれていない。また、この法人は働き盛りのがん経験者・家族・医療従事者・企業の支援を目的とする法人である。
  13. ^ 鳥越俊太郎、桑田にエール「前より健康に」サンスポ 2010年8月5日
  14. ^ [プレミアムトーク]鳥越俊太郎さん“72歳現役がん患者”ホノルルマラソン完走誓うスポーツ報知 2012年4月25日
  15. ^ [http://tvtopic.goo.ne.jp/program/tbs/20000/616485/ 第40回JALホノルルマラソン TBS JALホノルルマラソンに参加する鳥越俊太郎、太田雄貴、久保田智子に密着する。
  16. ^ “無差別殺傷事件続く 「小泉改革のせいと思えてならない」”. J-CASTニュース. (2008年7月23日). http://www.j-cast.com/tv/2008/07/23023912.html 2010年8月8日閲覧。 
  17. ^ “鳩山代表「故人献金」の真相 「秘書の浅智恵」程度の話か”. J-CASTニュース. (2009年7月1日). http://www.j-cast.com/tv/2009/07/01044362.html 2010年8月8日閲覧。 
  18. ^ “小沢幹事長は大金持ち? 「捜査はともかく」分かったコト”. J-CASTニュース. (2010年1月21日). http://megalodon.jp/2010-0314-0507-41/www.j-cast.com/tv/2010/01/21058385.html 2010年8月8日閲覧。 
  19. ^ “検察審査会の「市民目線議決」に異論続出”. J-CASTニュース. (2010年4月28日). http://www.j-cast.com/tv/2010/04/28065540.html 2010年8月8日閲覧。 
  20. ^ 鳥越俊太郎氏 若者ら除外する世論調査結果の信憑性に疑問NEWポストセブン 2012年7月20日
  21. ^ 鳥越俊太郎 新聞・TV安倍批判控えるも1年経てば罵倒始まるNEWポストセブン 2012年12月21日
  22. ^ [1][2]
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  31. ^ 初代編集長・鳥越俊太郎の罪=誰がオーマイニュースを殺したか(中)
  32. ^ 「鳥越俊太郎氏が都知事となって本当に大丈夫なのか?」『産経新聞』 2016.7.15
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  36. ^ 保守系の学者らでつくる「放送法遵守を求める視聴者の会」が意見広告を出したことに関しての発言『産経新聞』 2016.7.14
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  38. ^ a b 鳥越俊太郎「デタラメ家系図」発覚で「廃業モノの大失態」の声アサ芸プラス
  39. ^ a b c d 週刊新潮』新潮社、2016年5月26日号、pp46-48。
  40. ^ 鳥越俊太郎の家系図はデタラメだった NHK「ファミリーヒストリー」で紹介 『週刊新潮』
  41. ^ デタラメ家系図について鳥越俊太郎がコメント「朝日新聞記者の作文でしょう」 『週刊新潮』

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