コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「ハウステンボス」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
ZairanTD (会話 | 投稿記録)
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
編集の要約なし
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 改良版モバイル編集
 
(100人を超える利用者による、間の246版が非表示)
1行目: 1行目:
{{Otheruseslist|日本の長崎県にあるテーマパーク|オランダの宮殿|ハウステンボス宮殿|JR九州が運行する特急列車|ハウステンボス (列車)|かつて運行されていた高速バス|させぼ号}}
{{Otheruses|日本の長崎県にあるテーマパーク}}
{{画像提供依頼|ハウステンボスのロゴ|cat=企業|cat2=長崎県|date=2024年12月}}
{{基礎情報 テーマパーク
{{基礎情報 テーマパーク
|名称=ハウステンボス
|名称=ハウステンボス
|ロゴ=
|画像=Huis Ten Bosch - 01.jpg
|画像=Huis Ten Bosch - 01.jpg
|画像説明=ハウステンボス。2008年3月15日以前の写真<!-- 3月15日より地区のリニューアル -->
|画像説明=ハウステンボス(2008年3月15日以前の写真<!-- 3月15日より地区のリニューアル -->
|愛称=HTB/テンボス
|愛称=HTB/テンボス
|前身=[[長崎オランダ村]]
|前身=[[長崎オランダ村]]
11行目: 13行目:
|管理運営=
|管理運営=
|面積=152万[[平方メートル|m<sup>2</sup>]]
|面積=152万[[平方メートル|m<sup>2</sup>]]
|来園者数=307万人(2015
|来園者数=170万人(20199月期
|開園=[[1992年]][[3月25日]]<ref name="kotsu19920317">{{Cite news |title==長崎オランダ村ハウステンボス= JR九州 玄関駅がオープン |newspaper=[[交通新聞]] |publisher=交通新聞社 |date=1992-03-17 |page=2 }}</ref>
|開園=[[1992年]][[3月25日]]
|開園予定=
|開園予定=
|閉園=
|閉園=
|所在地郵便番号=859-3243
|所在地郵便番号=859-3243
|所在地=[[長崎県]][[佐世保市]]ハウステンボス町1-1
|所在地={{Flag|長崎県}}<br />[[佐世保市]]ハウステンボス町1-1
|位置={{ウィキ座標2段度分秒|33|05|09.37|N|129|47|23.58|E|region:JP-42_type:landmark}}
|位置={{Coord|33|05|09.37|N|129|47|23.58|E|region:JP-42_type:landmark|display=inline,title}} {{Switcher
|{{Maplink2|frame=yes|plain=yes|frame-align=center|type=shape|zoom=13|frame-width=230|frame-height=170|stroke-width=1|frame-latitude=33.084|frame-longitude=129.784}}
|公式サイト=http://www.huistenbosch.co.jp/
|周辺地図
|{{Maplink2|frame=yes|plain=yes|frame-align=center|type=shape|zoom=10|frame-width=230|frame-height=170|stroke-width=1|type2=point|frame-latitude=33.11|frame-longitude=129.784}}
|中域地図
|{{Location map many | Japan Nagasaki
| width = 230
| float = center
| label = '''{{nowrap|ハウステンボス}}'''
| pos = left
| lat_deg = 33.0859
| lon_deg = 129.7898
| label2 = [[長崎空港]]
| pos2 = right
| mark2 = BSicon FLUGg.svg
| lat2_deg = 32.916
| lon2_deg = 129.913
| label3 = [[佐世保駅]]
| pos3 = right
| mark3 = Turquoise pog.svg
| lat3_deg = 33.163
| lon3_deg = 129.725
| label4 = [[長崎駅]]
| pos4 = right
| mark4 = Turquoise pog.svg
| lat4_deg = 32.752
| lon4_deg = 129.869
}}
|長崎県地図を表示
}}
|公式サイト=https://www.huistenbosch.co.jp/
}}
}}
{{基礎情報 会社
{{基礎情報 会社
|社名 = ハウステンボス株式会社
| 社名 = ハウステンボス株式会社
|英文社名 = HUIS TEN BOSCH Co,.Ltd
| 英文社名 = HUIS TEN BOSCH Co., Ltd
|ロゴ =
| ロゴ =
|種類 = 株式会社
| 種類 = 株式会社
|市場情報 = 非上場
| 市場情報 = 非上場
|略称 =
| 略称 =
|国籍 = {{JPN}}
| 国籍 = {{JPN}}
|郵便番号 = 859-3292
| 郵便番号 = 859-3292
|本社所在地 = [[長崎県]][[佐世保市]]ハウステンボス町1-1
| 本社所在地 = [[長崎県]][[佐世保市]]ハウステンボス町1-1
|設立 = [[1982年]]12月<br />(長崎オランダ村株式会社として)<ref>[http://www.his.co.jp/material/pdf/n_co_20100212.pdf 更生会社ハウステンボス株式会社への経営支援に関して管財人と基本合意書を締結することのお知らせ]</ref>
| 設立 = [[1982年]]12月<br />(長崎オランダ村株式会社として)<ref>[http://www.his.co.jp/material/pdf/n_co_20100212.pdf 更生会社ハウステンボス株式会社への経営支援に関して管財人と基本合意書を締結することのお知らせ]</ref>
|業種 = 9050
| 業種 = 9050
|事業内容 = [[テーマパーク]]、[[ホテル]]などの運営
| 事業内容 = [[テーマパーク]]、[[ホテル]]などの運営
|代表者 = 代表取締役社長 [[澤田秀雄]]
| 代表者 = 代表取締役社長 高村耕太郎
|資本金 = 15億円(2011年9月30日現在)
| 資本金 = 15億円(2022年9月30日現在)
|売上高 = 13198百万円(2011年9月期)
| 売上高 = 17184百万円(2022年9月期)
|営業利益 = 1056百万円(2011年9月期)
| 営業利益 = 276百万円(2022年9月期)
|純利益 = 1914百万円(2011年9月期)
| 純利益 = 167百万円(2022年9月期)
|純資産 = 6290百万円(2011年9月30日現在)
| 純資産 = 10036百万円(2022年9月30日現在)
|総資産 = 11711百万円(2011年9月30日現在)
| 総資産 = 2887百万円(2022年9月30日現在)
|従業員数 = 1,182(20137月現在)
| 従業員数 = 1,242(20229月現在)
|決算期 = 9月30日(2010年(第21期)より決算期を従来の3月31日から変更<ref name="kessan21st">[http://www.huistenbosch.co.jp/aboutus/pdf/111201_htb21.pdf ハウステンボス株式会社 平成23年9月期 決算について]</ref>)
| 決算期 = 9月30日(2010年(第21期)より決算期を従来の3月31日から変更<ref name="kessan21st">{{Cite press release|和書|url=http://www.huistenbosch.co.jp/aboutus/pdf/111201_htb21.pdf|publisher=ハウステンボス株式会社 |title=平成23年9月期 決算について|accessdate=2020-8-21}}</ref>)
|主要株主 = 株式会社[[エイチ・アイ・エス]] 66.67%<br />[[九州電力]]株式会社 13.33%<br />[[西部ガス]]株式会社 10.00%<br />(201046日現在)
| 主要株主 = [[PAG (投資会社)|PAG]] 100%(2022930日現在)
|主要子会社 = [[#関連会社]]
| 主要子会社 = [[#関連会社]]参照
|関係する人物 =
| 関係する人物 =
|外部リンク = [http://www.huistenbosch.co.jp/ www.huistenbosch.co.jp]
| 外部リンク = [https://www.huistenbosch.co.jp/ www.huistenbosch.co.jp]
|特記事項 =
| 特記事項 =
}}
}}
'''ハウステンボス'''([[オランダ語]]: <span lang="nl" xml:lang="nl">'''Huis Ten Bosch'''</span>)は、[[長崎県]][[佐世保市]]にある[[テーマパーク]]。略称はHTB<!--(同じ略称[[北海道テレビ放送]]とは関ない。)-->またはテンボス。[[オランダ]]の街並みを再現し、テーマは[[ヨーロッパ]]全体である。[[東京ディズニーリゾート]]の1.5倍の敷地面積で、単独テーマパークとして日本最大規模を誇る<!--あいまい:日本最大級の--><ref>[http://www.yuuenchi.com/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%b8%80%e9%9d%a2%e7%a9%8d%e3%81%8c%e5%ba%83%e3%81%84%e9%81%8a%e5%9c%92%e5%9c%b0/ 「日本一面積が広い遊園地・テーマパークはどこ?」]</ref>。ドラマ・映画・CMなどのロケ地としても使われ佐世保市の町にもなっている。ハウステンボスの所在地の住所は「佐世保市ハウステンボス町1-1」。
'''ハウステンボス'''({{Lang-nl-short|Huis Ten Bosch}})は、[[長崎県]][[佐世保市]]にある[[テーマパーク]]。略称はHTB」{{Efn|同じ「HTB」を略称に用いている[[北海道テレビ放送]]と混同しないように公式ホームページなど対外向けに多用されておらず、ホームページのドメインも「huistenbosch」を取得している。一方で公式Twitterアカウントのユーザー名や連会社の商号どには「HTB」が用られている}}、テンボス。[[オランダ]]の街並みを再現し、[[ヨーロッパ]]全体を[[テーマ]]としている。[[東京ディズニーリゾート]]の1.5倍の敷地面積で、単独テーマパークとして日本最大<ref>[http://www.yuuenchi.com/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%b8%80%e9%9d%a2%e7%a9%8d%e3%81%8c%e5%ba%83%e3%81%84%e9%81%8a%e5%9c%92%e5%9c%b0/ 「日本一面積が広い遊園地・テーマパークはどこ?」]</ref>。ドラマ・映画・CMなどのロケ地としても使われている。佐世保市の町にもなっており、所在地の住所は「佐世保市ハウステンボス<ruby><rb></rb><rp>(</rp><rt>まち</rt><rp>)</rp></ruby>1-1」。


== 概要 ==
== 概要 ==
=== 名称について ===
=== 名称について ===
「ハウステンボス」(<span lang="nl" xml:lang="nl">Huis Ten Bosch</span>)は、[[オランダ語]]で「森の家」。「Huis」が「家」、「Ten」が「の」あるいは「〜にある」、「Bosch」が「森」である。オランダの[[ベアトリクス (オランダ女王)|ベアトリクス王女]]が住む宮殿の一[[ハウステンボス宮殿]](Paleis Huis ten Bosch)を再現した事から名付けられた。オランダ語の慣用例に基づいた「Huis Ten Bosch」のカナ転写は「ハウス・テン・ボス」である<ref>オランダ語の「ui」は日本語に類似の発音が無いが、慣用的に「アウ」を用いる。</ref>。現代のオランダ語では「bosch」という言葉は「bos」として書かれ、「ten」という場所を示す文法的な表現 (te + den) はもう使わていない
「ハウステンボス」(<span lang="nl" xml:lang="nl">Huis Ten Bosch</span>)は、[[オランダ語]]で「森の家」。「Huis」が「家」、「Ten」が「の」あるいは「〜にある」、「Bosch」が「森」である。[[オランダ]]の[[ベアトリクス (オランダ女王)|ベアトリクス王女]]が住む宮殿の一つ、[[ハウステンボス宮殿]](Paleis Huis ten Bosch)を[[再現]]した事から名付けられた。オランダ語の慣用例に基づいた「Huis Ten Bosch」のカナ転写は「ハウス・テン・ボス」である{{Efn|オランダ語の「ui」は日本語に類似の発音が無いが、慣用的に「アウ」を用いる。}}。現代のオランダ語では「bosch」という言葉は「bos」として書かれ、「ten」という場所を示す文法的な表現 (te + den) は古くからある慣用表現に限ら


=== プロジェクトの概要 ===
=== プロジェクトの概要 ===
[[大村湾]]北端に面した佐世保市[[針尾島]]の早岐瀬戸に接する部分に位置し、総開発面積は152ヘクタール(46万1坪)。現在の[[東京ディズニーリゾート]]([[東京ディズニーランド|ディズニーランド]]+[[東京ディズニーシー|ディズニーシー]])とほぼ同規模。単独テーマパークとして、連続した敷地面積では、群を抜いて日本最大である。
[[大村湾]]北端に面した佐世保市[[針尾島]]の早岐瀬戸に接する部分に位置し、総開発面積は152ヘクタール(46万1坪)。現在の[[東京ディズニーリゾート]]([[東京ディズニーランド|ディズニーランド]]+[[東京ディズニーシー|ディズニーシー]])とほぼ同規模。単独テーマパークとして、連続した敷地面積では、群を抜いて日本最大である。


[[テーマパーク]]の一形態ではあるが、ひとつの街として造るというコンセプトに基づいているため、舞台裏と呼べる部分がない。そのため、宅配業者などが行う店舗への物品搬入や、ホテルのリネン類補給のためのサービス車両は、全てハウステンボスの街中を走り建物脇に堂々と停車・駐車している。普通に宅配便の車が走っており、これによってハウステンボスの街並みに現実感が備わるとともに、こうした車両を、クラシックデザインの導入や、原色系に統一したテーマカラーで彩ることで、街並みのアクセントとして積極的に機能させている。
[[テーマパーク]]の一形態ではあるが、ひとつの街として造るというコンセプトに基づいているため、舞台裏と呼べる部分がない。そのため、宅配業者などが行う店舗への物品搬入や、ホテルのリネン類補給のためのサービス車両は、全てハウステンボスの街中を走り建物脇に堂々と停車・駐車している。普通に宅配便の車が走っており、これによってハウステンボスの街並みに現実感が備わるとともに、こうした車両を、クラシックデザインの導入や、原色系に統一したテーマカラーで彩ることで、街並みのアクセントとして積極的に機能させている。
63行目: 94行目:
なお、開業までの詳細な経緯は、創業者である[[神近義邦]]の著書「ハウステンボスの挑戦」([[講談社]]、1994年1月、ISBN 4062064073)に記述されている。
なお、開業までの詳細な経緯は、創業者である[[神近義邦]]の著書「ハウステンボスの挑戦」([[講談社]]、1994年1月、ISBN 4062064073)に記述されている。


現在のハウステンボス敷地の大部分は、[[江戸時代]]に干拓された水田地跡である。[[太平洋戦争]]時に軍に接収されたのち、ごく短期間、[[広島県]]江田島の[[海軍兵学校 (日本)|海軍兵学校]]分校が置かれた。大戦終結後には、厚生省佐世保引揚援護局が置かれ、[[針尾島]]西部の浦頭港に帰着した船舶から上陸した引揚者は、ここまでを徒歩で移動し、休息救護を受けた歴史がある。この地で休息後、もよりの国鉄[[南風崎駅]]から故郷への帰宅の途についた。引揚援護局閉鎖後は、[[陸上自衛隊]][[針尾駐屯地]]を経て、その後長崎県に払い下げられた。県は、針尾工業団地として造成を行ったが、工業用水供給の問題などから企業誘致が進まず、手つかずのままだった。議会で毎回のように批判を浴び頭を悩ませていた県は、大村湾西岸でテーマパーク運営で成功していた[[長崎オランダ村]]に注目。長崎オランダ村株式会社(当時)も、長崎オランダ村付近の交通渋滞が著しかったことなどから、駐車場としての購入を希望した<ref name="ikedatakekuni">[[池田武邦]]「聞き書きシリーズ 超高層から茅葺きへ94」 [[2009年]][[9月25日]]付『[[西日本新聞]]』朝刊</ref>。しかし、神近はアジアのリゾート観光拠点を創り上げる新たな構想をねり上げ、オランダ村を発展的に大規模に拡大した施設を新たに建設した。完成後、商号変更を行い、現在のハウステンボス(ハウステンボス株式会社)に至る。
現在のハウステンボス敷地の大部分は、[[江戸時代]]に干拓された水田地跡である。[[太平洋戦争]]時に軍に接収されたのち、ごく短期間、[[広島県]]江田島の[[海軍兵学校 (日本)|海軍兵学校]]針尾分校が置かれた。大戦終結後には、厚生省佐世保引揚援護局が置かれ、[[針尾島]]西部の浦頭港に帰着した船舶から上陸した引揚者は、ここまでを徒歩で移動し、休息救護を受けた歴史がある。この地で休息後、もよりの国鉄[[南風崎駅]]から故郷への帰宅の途についた。引揚援護局閉鎖後は、[[陸上自衛隊]][[針尾駐屯地]]を経て、その後長崎県に払い下げられた。県は、針尾工業団地として造成を行ったが、工業用水供給の問題などから企業誘致が進まず、手つかずのままだった。議会で毎回のように批判を浴び頭を悩ませていた県は、大村湾西岸でテーマパーク運営で成功していた[[長崎オランダ村]]に注目。長崎オランダ村株式会社(当時)も、長崎オランダ村付近の交通渋滞が著しかったことなどから、駐車場としての購入を希望した<ref name="ikedatakekuni">[[池田武邦]]「聞き書きシリーズ 超高層から茅葺きへ94」 2009年9月25日付『[[西日本新聞]]』朝刊</ref>。しかし、神近はアジアのリゾート観光拠点を創り上げる新たな構想をねり上げ、オランダ村を発展的に大規模に拡大した施設を新たに建設した。完成後、商号変更を行い、現在のハウステンボス(ハウステンボス株式会社)に至る。


=== イメージづくり ===
=== イメージづくり ===
計画の設計は、日本設計が行い、オランダ村の設計も手がけた[[池田武邦]]が再び行なった。オランダ400年の国づくりに学びながら、現在の時代を先取りする環境都市となっていく生活ストーリーを作り、「人と自然が共存する新しい街」「自然の息づかいを肌で感じることのできる新しい空間」を目指してつくられた。ユトレヒト地区を最古の市街部に見立て、ビネンスタッド、ニュースタッドと入園口方向へと新しく都市が広がっていく形の構造となっている。
計画の設計は、[[日本設計]]が行い、[[オランダ村]]の設計も手がけた[[池田武邦]]が再び行なった。[[オランダ]]400年の国づくりに学びながら、現在の時代を先取りする環境都市となっていく生活ストーリーを作り、「人と[[自然]]が共存する新しい街」「自然の息づかいを肌で感じることのできる新しい空間」を目指してつくられた。ユトレヒト地区を最古の市街部に見立て、ビネンスタッド、ニュースタッドと入園口方向へと新しく都市が広がっていく形の構造となっている。
各地区毎にオランダの文化と豊かな自然が息づかせ、ハウステンボスで生活する人々や訪れる人々につかの間の余暇と、本格的な充実したリゾートライフを提供することを目指している。どの地区でも、施設や街の紋章までもがオランダ政府の協力や助言のもとにオランダに実在する建物を忠実に再現する方法で造られており、建物に付属の石像もオランダの文化財修復家が製作に当たっている。車道はピンコロの石畳とし、歩道や横断歩道にまで様々な色彩のレンガが使われた。このようなレンガ基調の街並に、[[ウッドデッキ]]など木材を配して落ち着ける空間を提供し、さらに、そこに植物を植え込んで充足感を抱けるように工夫されている。特に最奥部に建てられたパレスハウステンボスは、オランダ王室の宮殿を写したもので、王室の許しを得て忠実な再現が行われている。宮殿最上部に置かれた王冠は、オランダの企業グループより贈呈を受けたもので、日蘭両国の友好の象徴である。このパレスハウステンボス宮殿は、庭園の設定にも、これからの友好関係の発展を願う、希望を込めたストーリーが隠されている。
各地区毎にオランダの文化と豊かな自然が息づかせ、ハウステンボスで生活する人々や訪れる人々につかの間の余暇と、本格的な充実したリゾートライフを提供することを目指している。どの地区でも、施設や街の紋章までもがオランダ政府の協力や助言のもとにオランダに実在する建物を忠実に再現する方法で造られており、建物に付属の石像もオランダの文化財修復家が製作に当たっている。車道は[[ピンコロ]]の石畳とし、歩道や横断歩道にまで様々な色彩の[[レンガ]]が使われた。このようなレンガ基調の街並に、[[ウッドデッキ]]など木材を配して落ち着ける空間を提供し、さらに、そこに植物を植え込んで充足感を抱けるように工夫されている。特に最奥部に建てられたパレスハウステンボスは、オランダ王室の[[宮殿]]を写したもので、王室の許しを得て忠実な再現が行われている。宮殿最上部に置かれた[[王冠]]は、オランダの企業グループより贈呈を受けたもので、日蘭両国の友好の象徴である。このパレスハウステンボス宮殿は、庭園の設定にも、これからの友好関係の発展を願う、希望を込めたストーリーが隠されている。


町名としては、[[1991年]](平成3年)6月16日に「佐世保市ハウステンボス町(まち)」に変更された<ref>平成3年長崎県告示第437号</ref>。施設の側を通る県道にも[[長崎県道141号ハウステンボス線]]の名称が付されている。
町名としては、[[1991年]](平成3年)6月16日に「佐世保市ハウステンボス町(まち)」に変更された<ref>平成3年長崎県告示第437号</ref>。施設の側を通る県道にも[[長崎県道141号ハウステンボス線]]の名称が付されている。
74行目: 105行目:


=== 土壌の改良 ===
=== 土壌の改良 ===
長崎オランダ村株式会社が買い上げた土地は、敷地のほぼ全域が[[ヘドロ]]で埋め立てられており、雨が降ると地面に染みこまずに巨大な水溜りになり、乾燥するとひび割れを起こした。さらにヘドロの中を試掘すると、砕石されずに投棄された2m近い岩塊が次々とでてくる有様だった<ref name="ikedatakekuni" />。一面、背の高い草に覆われ、樹木は生えていない状況だった。まずは草木が失われていた土地を土壌改良して樹木林を形成させることからスタート。土地購入費以上の投資をして土地を掘削し、[[堆肥]]を混入する有機的な方法で土壌改良を実施した。[[東京農業大学]]関連の学術研究者による綿密な周辺調査に基づいて植栽を行い、約40万本の樹木と30万本の花を植えた。
長崎オランダ村株式会社が買い上げた土地は、敷地のほぼ全域が[[ヘドロ]]で埋め立てられており、雨が降ると地面に染みこまずに巨大な水溜りになり、乾燥するとひび割れを起こした。砕石されずに投棄された2m近い岩塊が次々とでてくる有様だった<ref name="ikedatakekuni" />。一面、背の高い草に覆われ、樹木は生えていない状況だった。まずは草木が失われていた土地を土壌改良して樹木林を形成させることからスタート。土地購入費以上の投資をして土地を掘削し、[[堆肥]]を混入する有機的な方法で土壌改良を実施した。[[東京農業大学]]関連の学術研究者による綿密な周辺調査に基づいて植栽を行い、約40万本の樹木と30万本の花を植えた。

=== 運河の掘削 ===
=== 運河の掘削 ===
水田だった頃には、塩害防止用のクリークが張られていたが、ハウステンボス建設時にはすでに埋められていた。ハウステンボス建設では、これとは別に、城塞部を囲むように新たに運河が掘削された。[[運河]]は全長6,000m。水深2.5m、幅20〜30m。水際は、動植物に対し自然の[[生態系]]がなだらかに形成されるように、接水部分に砕石や土、木を利用した。運河護岸はコンクリート壁を使わず、石積みとしている。ハウステンボスでは親水護岸と呼んでいる。白鳥などの水鳥も、運河から容易に陸部に上がり、営巣している姿が見られる。また、魚類の姿もよく観察できる。
[[水田]]だった頃には、[[塩害]]防止用の[[クリーク]]が張られていたが、ハウステンボス建設時にはすでに埋められていた。ハウステンボス建設では、これとは別に、城塞部を囲むように新たに運河が掘削された。[[運河]]は全長6,000m。水深2.5m、幅20〜30m。水際は、動植物に対し自然の[[生態系]]がなだらかに形成されるように、接水部分に砕石や土、木を利用した。運河護岸は[[コンクリート]]壁を使わず、石積みとしている。ハウステンボスでは親水護岸と呼んでいる。[[白鳥]]などの[[水鳥]]も、運河から容易に陸部に上がり、[[営巣]]している姿が見られる。また、魚類の姿もよく観察できる。


また、運河の海水は大村湾の干満の潮位差を利用して入れ替える他、要所要所に設置した水中ポンプで強制循環させて澱ませないように管理している。園内には水処理施設が建設され、ここで汚水や排水を高度浄水処理し、中水道として草木に散水、または土壌浸透させて、自然に運河に戻すという方法をとっている。その徹底した環境への配慮により、大村湾の水質よりもハウステンボスから湾に戻される海水のほうが水質が良いと言われている<ref>{{Cite news|title=再発見!ハウステンボス(7)海への汚水ゼロ目指す 上水レベルに浄化|newspaper=長崎新聞|publisher=長崎新聞社|date=2009-12-10|url=http://www.nagasaki-np.co.jp/press/htb/kikaku18/07.html|archiveurl=https://archive.is/ZqFj|archivedate=2012-09-03}}</ref>。
また、運河の[[海水]][[大村湾]]の干満の潮位差を利用して入れ替える他、要所要所に設置した水中[[ポンプ]]で強制循環させて澱ませないように管理している。園内には水処理施設が建設され、ここで[[汚水]]や排水を高度浄水処理し、中水道として草木に散水、または土壌浸透させて、自然に運河に戻すという方法をとっている。その徹底した環境への配慮により、大村湾の水質よりもハウステンボスから湾に戻される海水のほうが水質が良いと言われている<ref>{{Cite news|title=再発見!ハウステンボス(7)海への汚水ゼロ目指す 上水レベルに浄化|newspaper=長崎新聞|publisher=長崎新聞社|date=2009-12-10|url=http://www.nagasaki-np.co.jp/press/htb/kikaku18/07.html|archiveurl=https://archive.is/20120903153915/http://www.nagasaki-np.co.jp/press/htb/kikaku18/07.html|archivedate=2012年9月3日|deadurldate=2017年9月}}</ref>。


== 営業状況 ==
== 営業状況 ==
[[ファイル:Thriller Fantasy Museum Illumination.jpg|thumb|right|300px|2010年以降は冬季の[[イルミネーション]]に注力し集客を試みた]]
[[ファイル:Thriller Fantasy Museum Illumination.jpg|thumb|2010年以降は冬季の[[イルミネーション]]に注力し集客を試みた]]
建設などにかかった初期投資費用は総額2千数百億円といわれる。[[総合保養地域整備法]](リゾート法)の適用も受けている。
建設などにかかった初期投資費用は総額2千数百億円といわれる。[[総合保養地域整備法]](リゾート法)の適用も受けている。


ハウステンボス自体の入場者は[[1996年]]度には380万人を記録したが、2001年度の入場者は292万人まで減少、2003年には、初期投資の負債2,289億円を解消できず、[[会社更生法]]の適用を申請して破綻に追い込まれた(改正会社更生法の第1号適用)。メインバンクであった都市銀行の統合合併を前に、融資先から一斉に債務処理を迫られる事態となったためである。これによって、ハウステンボスカントリークラブ ジャックニクラウスコース、ハウステンボス商事、[[長崎バイオパーク]]などの関連会社とともに、[[十八銀行]]や[[長崎自動車|長崎バス]]など、出資していた地元企業も経営に打撃を被っている。
ハウステンボス自体の入場者は1996年度には380万人を記録したが、2001年度の入場者は293万人まで減少、2003年には、初期投資の負債2,289億円を解消できず、[[会社更生法]]の適用を申請して破綻に追い込まれた(改正会社更生法の第1号適用)。メインバンクであった都市銀行の統合合併を前に、融資先から一斉に債務処理を迫られる事態となったためである。これによって、ハウステンボスカントリークラブ ジャックニクラウスコース、ハウステンボス商事、[[長崎バイオパーク]]などの関連会社とともに、[[十八銀行]]や[[長崎自動車|長崎バス]]など、出資していた地元企業も経営に打撃を被っている。2000年代後半には入場者が激減してゴーストタウン化していた<ref>{{cite web|author=[[五十嵐麻理]]|url=https://bqspot.com/kyushu/nagasaki/14380 |title=ゴーストタウンから奇跡のV字回復!「ハウステンボス」【長崎】|work=日本珍スポット100景|accessdate=2024年6月2日}}</ref>


[[野村プリンシパル・ファイナンス]]をスポンサーとする更生計画案が認可されて以来、他テーマパーク同様、[[大韓民国|韓国]]や[[中華民国]]、[[中華人民共和国]]、[[香港]]等の近隣諸国からの来場者が増えた。しかし、2008年に起こった世界金融不況の影響を受けて、近隣諸国からの来場者、国内顧客共に減少し、大規模なリストラ策を発表するなど経営再建が厳しくなった。このような経営状態の悪化により、野村プリンシパル・ファイナンスは2010年3月をもって支援から手を引くことになった。
[[野村プリンシパル・ファイナンス]]をスポンサーとする更生計画案が認可されて以来、他テーマパーク同様、[[大韓民国|韓国]]や[[台湾]]、[[中華人民共和国]]、[[香港]]等の近隣諸国からの来場者が増えた。しかし、2008年に起こった[[世界金融危機 (2007年-2010年)|世界金融危機]]の影響を受けて、近隣諸国からの来場者、国内顧客共に減少し、大規模なリストラ策を発表するなど経営再建が厳しくなった。このような経営状態の悪化により、野村プリンシパル・ファイナンスは2010年3月をもって支援から手を引くことになった。


2010年4月からは[[エイチ・アイ・エス]](H.I.S.)が中心となる新たな経営再建が開始され、[[澤田秀雄]]が社長に就任した。澤田は当初旅行代理店業のH.I.S.が経営そのものに関与するのを否定的に考えており、支援はするものの経営には関与しない方針であったが、九州財界からの度重なる要請にえて社長に就任することになった。澤田は金融機関と交渉により当時残っていた60億円の債務の8割の債権放棄を受け、残債務も九州財界から出資金で弁済し、債務ゼロの状態で経営を開始した。佐世保市から固定資産税納付額に相当する再生支援交付金を10年間受け取る約束も結んだ<ref>『PHPビジネスレビュー 松下幸之助塾』2011年11・12月号</ref>。2010年3月13日に[[西日本鉄道]](西鉄)が出資に参加することを表明し、西鉄の他、[[九州電力]]、[[九電工]]、[[西部ガス]]、[[九州旅客鉄道]](JR九州)もハウステンボスに出資することを表明した。H.I.Sの傘下に入っての事業再建を始めて初の決算で、「開業以来初の営業黒字に転換しました」と公表した<ref name="kessan21st"/>。
2010年4月からは[[エイチ・アイ・エス]](H.I.S.)が中心となる新たな経営再建が開始され、[[澤田秀雄]]が社長に就任した。澤田は当初旅行代理店業のH.I.S.が経営そのものに関与するのを否定的に考えており、支援はするものの経営には関与しない方針であったが、九州財界からの度重なる要請にえて社長に就任た。澤田は金融機関と交渉により当時残っていた60億円の債務の8割の債権放棄を受け、残債務も九州財界から出資金で弁済し、債務ゼロの状態で経営を開始した。佐世保市から固定資産税納付額に相当する再生支援交付金を10年間受け取る約束も結んだ<ref>『PHPビジネスレビュー 松下幸之助塾』2011年11・12月号</ref>。2010年3月13日に[[西日本鉄道]](西鉄)が出資に参加することを表明し、西鉄の他、[[九州電力]]、[[九電工]]、[[西部ガス]]、[[九州旅客鉄道]](JR九州)もハウステンボスに出資することを表明した。H.I.Sの傘下に入っての事業再建を始めて初の決算で、「開業以来初の営業黒字に転換しました」と公表した<ref name="kessan21st"/>。


また、コスト削減や利用者増のため、2010年4月にハウステンボス敷地の南側1/3を切り離して、'''フリーゾーン'''(無料で入れる領域)とした。フリーゾーンとの境界には新たに「南門」を設けて、フリーゾーンには他企業の参入も許し<ref>とはいっても、ハウステンボス敷地は佐世保市が[[特別用途区域]]に設定しており、娯楽施設以外の建設はできない。</ref>、ベンチャー企業による「英語専用店舗」などのユニークな施設も建設された。また、隣接して所有していた[[ヨットハーバー]]である「ハウステンボスマリーナ」を2011年4月に手放し、長崎県に譲渡した。
また、コスト削減や利用者増のため、2010年4月にハウステンボス敷地の南側1/3を切り離して、'''フリーゾーン'''(無料で入れる領域)とした。フリーゾーンとの境界には新たに「南門」を設けて、フリーゾーンには他企業の参入も許し{{Efn|ただし、ハウステンボス敷地は佐世保市が[[特別用途区域]]に設定しており、娯楽施設以外の建設はできない。}}、ベンチャー企業による「英語専用店舗」などのユニークな施設も建設された。また、隣接して所有していた[[ヨットハーバー]]である「ハウステンボスマリーナ」を2011年4月に手放し、長崎県に譲渡した。
なお、前述のフリーゾーンは2015年5月1日以降準有料化となっている。
なお、前述のフリーゾーンは2015年5月1日以降準有料化となっている。
ただし当日有効のハウステンボスの入場券っている場合と後述するホテルヨーロッパ・フォレストヴィラ・ウォーターマークホテル長崎宿泊する場合はフリーゾーンの入場料金は不要となる。
ただし当日有効のハウステンボスの入場券場合とホテルヨーロッパ・フォレストヴィラ・ウォーターマークホテル長崎宿泊はフリーゾーンの入場料金は不要となる。
またフリーゾーンは2015年7月18日以降ハーバーゾーンに名称変更された<ref>[http://www.huistenbosch.co.jp/guide/ticket/freezone.html] フリーゾーン(ハーバータウン・フォレストヴィラエリア) 2015年6月27日閲覧</ref>。
またフリーゾーンは2015年7月18日以降ハーバーゾーンに名称変更された<ref>[http://www.huistenbosch.co.jp/guide/ticket/freezone.html] フリーゾーン(ハーバータウン・フォレストヴィラエリア) 2015年6月27日閲覧</ref>。
2015年にはオペレーティングロボットを採用する[[変なホテル]]をオープンさせ、科学技術に興味を持つ若者育成に力を入れている{{要出典|date=2017年9月}}。2019年10月1日からハーバーゾーンは花火開催時を除き入場無料化となる。

[[2018年]][[12月3日]]、ハウステンボスは中国の投資会社[[復星集団]]から2割超の出資を受ける方針を表明。中国人観光客の受け入れ増なども視野に入れた提携話であったが、[[2019年]]2月に破談となっている<ref>{{Cite web|和書|date= 2019-02-13|url=https://www.asahi.com/articles/ASM2F3VX2M2FTIPE00F.html |title=ハウステンボス、中国企業の出資受け入れ撤回 |publisher=朝日新聞|accessdate=2019-03-05}}</ref>。

2019年5月21日、代表取締役社長を坂口克彦へ交代。前任のカリスマ経営から組織経営の転換を目指し、入場料金の見直しなどを図る。2019年10月1日からはシニアや妊婦、幼児連れなどを対象とした新区分「おもいやりパスポート」を導入。

2022年9月30日、エイチ・アイ・エス(HIS)は子会社ハウステンボスの全株式を香港の投資会社[[PAG (投資会社)|PAG]]に666億6000万円で売却した
<ref name=強化>{{Cite web|和書|date= 2019-02-13|url=https://www.tjnet.co.jp/2022/09/05/his%E3%80%81%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%82%B9666%E5%84%84%E5%86%86%E3%81%A7%E5%A3%B2%E5%8D%B4%E3%81%B8%E3%80%80%E8%B2%A1%E5%8B%99%E5%9F%BA%E7%9B%A4%E3%81%AE%E5%BC%B7/ |title=HIS、ハウステンボス666億円で売却へ 財務基盤の強化急ぐ 1億円減資も|publisher=トラベルジャーナル |accessdate=2022-09-05}}</ref>。


== 沿革 ==
== 沿革 ==
* [[1988年]]
** [[10月]] 環境整備土木工事着工<ref name="#1">https://www.huistenbosch.co.jp/group/htb-learning/SDGs.html</ref>
* [[1990年]]
** [[2月]] 建築工事着工<ref name="#1"/>
* [[1992年]]
* [[1992年]]
** [[325日]] 開業。
** [[1月]] 工事完了<ref name="#1"/>
** [[3月25日]] 開業<ref name="kotsu19920317"/>。
**[[12月26日]] - [[12月29日|29日]] [[マイケル・ジャクソン]]、プライベートで来園<ref name=MJ>“[http://mjfcmoonwalk.com/interview-huistenbosch.html 長崎ハウステンボス滞在ウラ話]”.Legend Of MOONWALK</ref>。
* [[1993年]]
* [[1993年]]
** [[3月7日]] ホライゾンアドベンチャーオープン(現在は“ホライゾンアドベンチャー・+”にリニューアル)
**[[3月7日]] ホライゾンアドベンチャーオープン
**[[9月7日]] - [[9月9日|9日]] マイケル・ジャクソン、再びプライベートで来園<ref name=MJ/>。
* [[1994年]]
* [[1994年]]
** 3月25日 開業2周年記念として、[[ジャネット・ジャクソン]]の野外ライブ開催。
** 3月25日 開業2周年記念として、[[ジャネット・ジャクソン]]の野外ライブ開催。
* [[1996年]]
* [[1996年]]
** 7月 「[[世界・の博覧会]]<ref>炎は火を3つ重ねた字を使用。</ref>」のサテライト会場となる。
** 7月 「[[世界・の博覧会]]{{Efn|炎は火を3つ重ねた字を使用。}}」のサテライト会場となる。
* [[1997年]]
* [[1997年]]
** 10月10日 「テディベアキングダム」オープン。
**[[10月10日]][[テディベア]]キングダム」オープン。
* [[1998年]]
* [[1998年]]
** [[7月18日]] 「ノアの劇場:エコロジア」リニューアルオープン
**[[7月18日]] 「ノアの劇場:エコロジア」リニューアルオープン
* [[2000年]]
* [[2000年]]
** 6月 業績不振のため経営支援と引き替えに創業者の[[神近義邦]]が代表取締役社長を辞任。
** 6月 業績不振のため経営支援と引き替えに創業者の[[神近義邦]]が代表取締役社長を辞任。
* [[2002年]]
* [[2002年]]
** 7月20日 「フライト・オブ・ワンダー」「キッズファクトリー」オープン。(フライトオブワンダーは“ワンピースライドクルーズ”にリニューアル、キッズファクトリーは“チャイルドキングダム”に移行)
**[[7月20日]] 「フライト・オブ・ワンダー」「キッズファクトリー」オープン。(フライトオブワンダーは“ワンピースライドクルーズ”にリニューアル、キッズファクトリーは“チャイルドキングダム”に移行、いずれも運営終了
* [[2003年]]
* [[2003年]]
** [[2月26日]] 長崎地方裁判所佐世保支部に[[会社更生法]]の適用を申請し、経営破綻した。負債総額はおよそ2,289億円。営業は継続し、従業員の雇用も確保するとした<ref>{{Cite web|和書|url= https://nordot.app/438607764307641441|title=ハウステンボスが会社更生法申請|publisher=長崎新聞|date=2003-02-27|accessdate=2020-07-12}}</ref>。
** [[2月26日]] [[会社更生法]]の適用を申請。
** 7月 - 11月 [[西日本旅客鉄道|JR西日本]]との企画「[[名探偵コナン (アニメ)|名探偵コナン]]ハウステンボス[[ミステリーツアー]]」を開催。
** 7月 - 11月 [[西日本旅客鉄道|JR西日本]]との企画「[[名探偵コナン (アニメ)|名探偵コナン]]ハウステンボス[[ミステリーツアー]]」を開催。
** 9月 支援企業が[[野村プリンシパル・ファイナンス]]([[野村ホールディングス]]の[[ベンチャーキャピタル]])に決定。
** 9月 支援企業が[[野村プリンシパル・ファイナンス]]([[野村ホールディングス]]の[[ベンチャーキャピタル]])に決定。
123行目: 168行目:
** [[7月30日]] 「The Life Spa RIN」オープン。
** [[7月30日]] 「The Life Spa RIN」オープン。
* [[2006年]]
* [[2006年]]
** [[7月22日]] [[2005年日本国際博覧会|愛知万博]]の人気パビリオンだった「[[三菱未来館|三菱未来館@earth(アット・アース)もしも月がなかったら]]」を譲り受け、園内の新アミューズメント施設「Kirara(キララ)」としてオープン。
** [[7月22日]] [[2005年日本国際博覧会|愛知万博]]の人気パビリオンだった「[[三菱未来館|三菱未来館@earth(アット・アース)もしも月がなかったら]]」を譲り受け、園内の新アミューズメント施設「IFXシアター Kirara(キララ)」としてオープン。
** [[10月]] [[チャペル]]「ホワイトシンフォニー」を園内の港地区(ホテル・デンハーグとパレスハウステンボスの間)にオープン。
** [[10月]] [[チャペル]]「ホワイトシンフォニー」を園内の港地区(ホテル・デンハーグとパレスハウステンボスの間)にオープン。
* [[2007年]]
* [[2007年]]
** 3月25日 「グランオデッセイ」<ref>「Kirara(キララ)」に続く新たなアミューズメント施設として、ニュースタッド地区にある「天星館」を改装して設置。愛知万博の「[[愛知万博の施設#企業パビリオンゾーンB(5館)|三井・東芝館]]」に出展され、[[コンピュータグラフィックス|CG]]を使い観客が映画の登場人物になれるもの。</ref>を開業
**[[3月25日]] 「グランオデッセイ」{{Efn|「Kirara(キララ)」に続く新たなアミューズメント施設として、ニュースタッド地区にある「天星館」を改装して設置。愛知万博の「[[愛知万博の施設#企業パビリオンゾーンB(5館)|三井・東芝館]]」に出展され、[[コンピュータグラフィックス|CG]]を使い観客が映画の登場人物になれるもの。}}を開業
** 4月28日 旧アニメワールドで、脚本家[[市川森一]]原作のハウステンボスを舞台にした絵本「コムタチン・コムタチン」を5月27日まで上映。(終了)
**[[4月28日]] 旧アニメワールドで、脚本家[[市川森一]]原作のハウステンボスを舞台にした絵本「コムタチン・コムタチン」を5月27日まで上映。(終了)
** [[7月28日]] 「コムタチン・コムタチンミュージアム」開業。(終了)
** [[7月28日]] 「コムタチン・コムタチンミュージアム」開業。(終了)
* [[2008年]]
* [[2008年]]
** [[6月1日]] 年間パスポート「モーレンクラブ」の制度が料金改定のほか、ポイント電子化、場内ホテルの予約の簡便化など変更され、「ハウステンボス ファミリエ」となる。
** [[6月1日]] 年間パスポート「モーレンクラブ」の制度が料金改定のほか、ポイント電子化、場内ホテルの予約の簡便化など変更され、「ハウステンボス ファミリエ」となる。
** [[6月30日]] 大航海体験館閉館。
** [[6月30日]] 大航海体験館閉館。
* [[2009年]]
* [[2009年]]
** [[7月1日]] ホテルデンハーグを一時休館。
** [[7月1日]] ホテルデンハーグを一時休館。
** [[9月11日]] - [[9月13日|13日]] [[マイケル・ジャクソン]]追悼企画「Michael Jackson Memorial Event in HUIS TEN BOSCH 2009」開催、[[マイケル・ジャクソン]]が滞在した迎賓館の見学など。
** [[9月11日]] - [[9月13日|13日]] マイケル・ジャクソン追悼企画「Michael Jackson Memorial Event in HUIS TEN BOSCH 2009」開催マイケル・ジャクソンが滞在した迎賓館の見学、「自宅に作りたい」と言うほど気に入っていたクリスタル・ドリームの臨時再演など。
* [[2010年]]
* [[2010年]]
** 1月 [[エイチ・アイ・エス]](H.I.S.)による支援が正式決定。
** 1月 [[エイチ・アイ・エス]](H.I.S.)による支援が正式決定。
** [[4月6日]] 100%[[減資]]の後、H.I.S.[[九州電力]][[西部ガス]][[九電工]][[九州旅客鉄道|JR九州]][[西日本鉄道]]の6社を割当先とする増資を行い、H.I.S.の子会社(67%出資)となり、同社会長の[[澤田秀雄]]がハウステンボス社長に就任。
** [[4月6日]] 100%[[減資]]の後、H.I.S.[[九州電力]][[西部ガス]][[九電工]][[九州旅客鉄道|JR九州]][[西日本鉄道]]の6社を割当先とする増資を行い、H.I.S.の子会社(67%出資)となる。H.I.S.会長の[[澤田秀雄]]がハウステンボス社長に就任。
**[[6月26日]] マイケル・ジャクソン追悼ダンス集会開催<ref>{{Cite web|和書|title=ハウステンボスでマイケルさん追悼ダンス集会|url=https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG3100L_R30C10A5CR0000/|website=日本経済新聞|date=2010-05-31|accessdate=2021-07-09|language=ja}}</ref>。
** [[7月15日]] - [[10月17日]] 「[[ONE PIECE|ONE PIECE メモリアルログ]] in ハウステンボス」開催。
** [[7月15日]] - [[10月17日]] 「[[ONE PIECE|ONE PIECE メモリアルログ]] in ハウステンボス」開催。
** [[7月17日]]「ミュージアム・スタッド」が「スリラー・ファンタジー・ミュージアム」にリニューアルオープン。
** [[7月17日]]「ミュージアム・スタッド」が「スリラー・ファンタジー・ミュージアム」にリニューアルオープン。
153行目: 199行目:
** [[7月15日]] 「ホテルデンハーグ」が「ウォーターマークホテル長崎・ハウステンボス」にリニューアルオープン
** [[7月15日]] 「ホテルデンハーグ」が「ウォーターマークホテル長崎・ハウステンボス」にリニューアルオープン
** [[7月16日]]
** [[7月16日]]
*** 「スリラーファンタジーミュージアムイルミネーション」が2011年セカンドバージョンにリニューアル。
*** 「スリラーファンタジーミュージアム イルミネーション」が2011年セカンドバージョンにリニューアル。
*** 「メロディインザダーク〜オルヘルハウス〜」がリニューアル。
*** 「メロディインダーク〜オルヘルハウス〜」がリニューアル。
*** 「スリラーファンタジーゲームセンター」がオープン。
*** 「スリラーファンタジーゲームセンター」がオープン。
** [[11月25日]] フリースラント地区旧ホースランドに「白い観覧車」がオープン。
** [[11月25日]] フリースラント地区旧ホースランドに「白い観覧車」がオープン。
** [[12月1日]] 「ヘルスケアリゾートTHE SOARA」オープン。
** [[12月1日]] 「ヘルスケアリゾートTHE SOARA」オープン。
*[[2012年]]
*[[2012年]]
** [[3月3日]] 日本一長い300mのジップライン「シューティングスター」と高さ9mの「天空の城」が体験できる「アドベンチャーパーク」がオープン。
**[[3月3日]] 日本一長い300mのジップライン「シューティングスター」と高さ9mの「天空の城」が体験できる「アドベンチャーパーク」がオープン。
** [[3月17日]] - [[5月6日]] 「[[ドラゴンクエストシリーズ|ドラゴンクエスト]]展 in ハウステンボス」開催
** [[3月17日]] - [[5月6日]] 「[[ドラゴンクエストシリーズ|ドラゴンクエスト]]展 in ハウステンボス」開催
** [[4月28日]] 日本初のAR技術を使用したアトラクション「デジタルホラーハウス〜サバイバー・フロム・ザ・ゾンビラボ〜」がオープン。
** [[4月28日]] 日本初の[[拡張現実]](AR)技術を使用したアトラクション「デジタルホラーハウス〜サバイバー・フロム・ザ・ゾンビラボ〜」がオープン。
** [[5月6日]] ハウステンボス唯一のライドアトラクション、「フライトオブワンダー」が「ワンピースライドクルーズ」にリニューアルのため閉館。
** [[5月6日]] ハウステンボス唯一のライドアトラクション、「フライトオブワンダー」が「[[ONE PIECE]]ライドクルーズ」にリニューアルのため閉館。
** [[7月14日]]
** [[7月14日]]
***「[[ONE PIECE]]ライドクルーズ 〜FOR THE NEW WORLD〜 in ハウステンボス 」がフライトオブワンダー跡地にオープン。
***「[[ONE PIECE]]ライドクルーズ 〜FOR THE NEW WORLD〜 in ハウステンボス 」がフライトオブワンダー跡地にオープン。
*** メロディインザダークゴーストウエディングがリニューアルして再登場。さらにMJワールドは「スリラーナイトカフェ&バー」として期間限定でオープン。(イルミネーションショーは初期バージョンと現存バージョンを交互に上演)
*** メロディインダークとゴーストウエディングがリニューアルして再登場。さらにMJワールドは「スリラーナイト カフェ&バー」として期間限定でオープン。(イルミネーションショーは初期バージョンと現存バージョンを交互に上演)
** [[7月29日]] - [[10月28日]] 日本初公開36作品「幻の[[ゴッホ]]展 ―パリ時代のゴッホ、空白の2年間―」を開催。
** [[7月29日]] - [[10月28日]] 日本初公開36作品「幻の[[フィンセント・ファン・ゴッホ|ゴッホ]]展 ―[[パリ]]時代のゴッホ、空白の2年間―」を開催。
** [[9月1日]] 20万個のクリスタルを使用したパレード、「クリスタルパレード」と「クリスタリア」がスタート。
** [[9月1日]] 20万個のクリスタルを使用したパレード、「クリスタルパレード」と「クリスタリア」がスタート。
** [[9月1日]] 「ヨーロピアンホラーナイト」を開催(スリラーナイト同時開催)。
** [[9月1日]] 「ヨーロピアンホラーナイト」を開催(スリラーナイト同時開催)。
** [[10月25日]] 第10回[[全国和牛能力共進会]]「和牛の祭典 in ながさき」がハウステンボス第1駐車場をメイン会場として開催。(〜29日)
** [[10月25日]] 第10回[[全国和牛能力共進会]]「和牛の祭典 in ながさき」がハウステンボス第1駐車場をメイン会場として、同月29日まで開催。
** [[11月23日]] アートガーデン・白い観覧車横に3D[[IMAX|ドームシアター]]「i-4」がオープン。
** [[11月23日]] アートガーデン・白い観覧車横に3D[[IMAX|ドームシアター]]「i-4」がオープン。
** [[12月29日]] スリラーファンタジーミュージアム地区旧MJワールドに3Dサラウンド音響と体感ギミックを使用した「ザキャッスルオブザデッド」がオープン。
** [[12月29日]] スリラーファンタジーミュージアム地区旧MJワールドに3Dサラウンド音響と体感ギミックを使用した「ザキャッスルオブザデッド」がオープン。
*[[2013年]]
*[[2013年]]
** [[1月1日]] - [[2月1日]] 第二章「光と炎の王国」開催
**[[1月1日]] - [[2月1日]] 第二章「光と炎の王国」開催
** [[1月27日]] 「全国ご当地キャラ大集合!inハウステンボス」にて141体の[[ゆるキャラ]]たちが5分間「ひげダンス」を踊り、3回目で[[ギネス世界記録|ギネス記録]]に認定された。
** [[1月27日]] 「全国ご当地キャラ大集合!inハウステンボス」にて141体の[[ゆるキャラ]]たちが5分間「ひげダンス」を踊り、3回目で[[ギネス世界記録|ギネス記録]]に認定された。
** [[2月2日]] - [[1月10日]] 第三章「光と炎と闇の王国」開催
** [[2月2日]] - [[1月10日]] 第三章「光と炎と闇の王国」開催
** [[2月2日]] アレキサンダー広場の特設ステージをニュースタッドに移設して、広場にカフェなどが登場。
** [[2月2日]] アレキサンダー広場の特設ステージをニュースタッドに移設して、広場にカフェなどが登場。
** [[3月1日]] アドベンチャーパークに5階建て巨大迷路「The Maze」(ザ・メイズ)がオープン。
** [[3月1日]] アドベンチャーパークに5階建て巨大迷路「The Maze」(ザ・メイズ)がオープン。
** [[3月1日]] 新3Dマッピングショー「Glimpse into the Future」がスタート。
** [[3月1日]] 新3Dマッピングショー「Glimpse into the Future」がスタート。
** [[3月2日]] 新アトラクションの「エクストリームインライン」が登場。
** [[3月2日]] 新アトラクションの「エクストリームインライン」が登場。
** [[3月2日]] 年間パスポート「ファミリエ」終了。新しく「ハウステンボスリゾート年間パスポート」が登場。
** [[3月2日]] 年間パスポート「ファミリエ」終了。新しく「ハウステンボスリゾート年間パスポート」が登場。
** [[3月23日]]
** [[3月23日]]
***レイトン教授を生み出した「level5」が初コラボ。場内でクイズラリーなどを実施。※キンダージムが「level5コラボミュージアム」になる
***レイトン教授を生み出した「[[レベルファイブ]]」が初コラボ。場内でクイズラリーなどを実施。※キンダージムが「level5コラボミュージアム」になる
***6体の新マスコットキャラクターが誕生。「ドン・サンティ」と「ソラ・フルルン」と「キューコンズ」が誕生。運河船パレードなどを行った。
***6体の新マスコットキャラクターが誕生。「ドン・サンティ」と「ソラ・フルルン」と「キューコンズ」が誕生。運河船パレードなどを行った。
** [[4月28日]] ボンボヤージュが「HTBハーバーシネマズ」にリニューアル。夏ごろまで[[映画館]]として営業を行った。
** [[4月28日]] ボンボヤージュが「HTBハーバーシネマズ」にリニューアル。夏ごろまで[[映画館]]として営業を行った。
** [[6月1日]] 「もっとも長い花火の点火リレー」イベントでギネス記録に挑戦予定であったが、中止となった。
** [[6月1日]] 「もっとも長い[[花火]]の点火リレー」イベントでギネス記録に挑戦予定であったが、中止となった。
** [[6月29日]] 夏の光の王国開催。冬のイルミネーションとは違い、ライトアップを主に行った。
** [[6月29日]] 夏の光の王国開催。冬のイルミネーションとは違い、ライトアップを主に行った。
** [[7月13日]]
** [[7月13日]]
*** [[ハウステンボス歌劇団]]、結成・初公演<ref>{{Cite web |date=2015-12-24 |url=http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000011622.html |title=ハウステンボス歌劇団の新体制について|ハウステンボス株式会社のプレスリリース |accessdate=2016-02-29}}</ref>。劇団メンバーは[[宝塚歌劇団]]や[[OSK日本歌劇団]]のOGと、オーディションで選んだ女性で構成。
*** [[ハウステンボス歌劇団]]、結成・初公演<ref>{{Cite web|和書|date=2015-12-24 |url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000011622.html |title=ハウステンボス歌劇団の新体制について|ハウステンボス株式会社のプレスリリース |accessdate=2016-02-29}}</ref>。劇団メンバーは[[宝塚歌劇団]]や[[OSK日本歌劇団]]のOGと、オーディションで選んだ女性で構成。
***スリラーシティの旧フジテレビショップ跡地に「廃病院」をテーマにしたホスピタルホラー「監禁病棟」がオープン。
***スリラーシティの旧フジテレビショップ跡地に「廃病院」をテーマにしたホスピタルホラー「監禁病棟」がオープン。
***カプコンとハウステンボスがコラボレーション。「カプコンサマーフェスティバルinハウステンボス」を開催
***カプコンとハウステンボスがコラボレーション。「カプコンサマーフェスティバルinハウステンボス」を開催
***「アドベンチャーパーク」に「メルヘンふしぎの森」が誕生。
***「アドベンチャーパーク」に「メルヘンふしぎの森」が誕生。
** [[9月11日]]-[[10月15日]]ハウステンボスで「オトメイト」のイベントを開催。「オトメイトin Huis Ten Bosch」
** [[9月11日]] - [[10月15日]] ハウステンボスで「オトメイト」のイベント「オトメイトin Huis Ten Bosch」を開催。
** [[9月14日]]-[[9月15日]] ハウステンボスでドリフト走行のカッコよさで勝敗を決めるD1GPを開催。「D1GP NAGASAKI DRIFT inハウステンボス」
** [[9月14日]] - [[9月15日]] ハウステンボスでドリフト走行のカッコよさで勝敗を決めるD1GP「D1GP NAGASAKI DRIFT inハウステンボス」を開催。
** [[9月22日]] 約2時間に渡る九州一花火大会を開催。24時まで営業。当日はカウントダウンを超える入場者数になった。
** [[9月22日]] 約2時間に渡る九州一花火大会を開催。24時まで営業。当日はカウントダウンを超える入場者数になった。
** [[9月28日]]-[[10月31日]] ハウステンボスのハロウィーン。スリラーシティでホラーナイトパーティを開催した。
** [[9月28日]] - [[10月31日]] ハウステンボスのハロウィーン。スリラーシティでホラーナイトパーティを開催した。
** [[10月12日]]-[[10月20日]] ガーデニングワールドカップ2013を開催。
** [[10月12日]] - [[10月20日]] ガーデニングワールドカップ2013を開催。
** [[10月12日]]-[[11月17日]] 「プラントハンター」西畠清順がプロデュースする「世界一周植物園」を開催。
** [[10月12日]] - [[11月17日]] 「プラントハンター」西畠清順がプロデュースする「世界一周植物園」を開催。
** [[11月2日]]-[[3月30日]] 光の王国2013を開催。スリラーシティのイルミネーションがリニューアルし、[[プロジェクションマッピング]]を追加した「TFMスーパーイルミネーションショー 3D」、[[スケートリンク]]を活用した「リンクファンタジア」、ドムトールンをライトアップする「ドムトールン・スーパーカラーデコレーション」が新規導入された。
** [[11月2日]] - [[3月30日]] 光の王国2013を開催。スリラーシティのイルミネーションがリニューアルし、[[プロジェクションマッピング]]を追加した「TFMスーパーイルミネーションショー 3D」、[[スケートリンク]]を活用した「リンクファンタジア」、ドムトールンをライトアップする「ドムトールン・スーパーカラーデコレーション」が新規導入された。
** [[11月9日]]-[[11月10日]] 第2回九州ご当地グルメ王者決定戦を開催。スイーツ部門も新たに登場。
** [[11月9日]] - [[11月10日]] 第2回九州ご当地グルメ王者決定戦を開催。スイーツ部門も新たに登場。
*[[2014年]]
*[[2014年]]
** [[1月11日]] 250席の常設劇場ミューズホールで、ハウステンボス歌劇団がこけら落とし公演。2種類の演目を1日に4回公演<ref>2014年1月9日中日新聞朝刊31面</ref>。
**[[1月11日]] 250席の常設劇場ミューズホールで、ハウステンボス歌劇団がこけら落とし公演。2種類の演目を1日に4回公演<ref>2014年1月9日中日新聞朝刊31面</ref>。
** [[3月1日]][[4月6日]] 大阪城3Dマッピングスーパーイルミネーションで使用していた「光のキューブ」が登場。
** [[3月1日]] - [[4月6日]] 大阪城3Dマッピングスーパーイルミネーションで使用していた「光のキューブ」が登場。
** [[3月1日]][[5月6日]] 旧HTBハーバーシネマズに期間限定アトラクション「GHOST BRAST」が登場。
** [[3月1日]] - [[5月6日]] 旧HTBハーバーシネマズに期間限定アトラクション「GHOST BRAST」が登場。
** [[3月15日]][[5月6日]] ふわふわランドがアドベンチャーパークに登場。
** [[3月15日]] - [[5月6日]] ふわふわランドがアドベンチャーパークに登場。
** [[4月26日]] 脱出成功率1%のミッション遂行型タイムトライアルゲーム、恐竜の森が誕生。
** [[4月26日]] 脱出成功率1%のミッション遂行型タイムトライアルゲーム、恐竜の森が誕生。
** [[5月3日]] ヨーロピアンヴィレッジ誕生。
** [[5月3日]] ヨーロピアンヴィレッジ誕生。
** [[5月12日]]、ハウステンボス歌劇学院が開校。第1期生14名が入学<ref>{{Cite news|title=HTB歌劇学院期生入学|newspaper=長崎新聞|publisher=長崎新聞社|date=2014-05-13|url=http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2014/05/13091312013345.shtml|archiveurl=https://archive.is/mELUP|archivedate=2014-05-13}}</ref>。
** [[5月12日]]、ハウステンボス歌劇学院が開校。第1期生14名が入学<ref>{{Cite news|title=HTB歌劇学院1期生入学|newspaper=長崎新聞|publisher=長崎新聞社|date=2014-05-13|url=http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2014/05/13091312013345.shtml|archiveurl=https://archive.is/20140513044935/http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2014/05/13091312013345.shtml|archivedate=2014年5月13日|deadurldate=2017年9月}}</ref>。
** [[7月5日]] ゲームの王国開催。ゲームの過去から未来まで体感できるゲームミュージアムや様々なイベントを展開。
** [[7月5日]] ゲームの王国開催。ゲームの過去から未来まで体感できるゲームミュージアムや様々なイベントを展開。
** [[12月30日]][[5月6日]] 光と闇の王国の一環として「エイリアンバスターズ〜闇の宇宙船返奪還大作戦〜」を開催。
** [[12月30日]] - [[5月6日]] 光と闇の王国の一環として「エイリアンバスターズ〜闇の宇宙船返奪還大作戦〜」を開催。
*[[2015年]]
*[[2015年]]
** [[1月18日]] ミステリアス・エッシャーがクローズ。
**[[1月18日]] ミステリアス・エッシャーがクローズ。
**[[7月17日]] 変なホテル ハウステンボスがオープン。
*[[2016年]]
*[[2016年]]
** [[1月19日]] 長崎県[[西海市]]の無人島・長島を取得を発表<ref name="yomiuri20160119">{{cite news|title =ハウステンボス、無人島取得…テーマパーク建設|url = http://www.yomiuri.co.jp/economy/20160119-OYT1T50085.html|publisher = [[読売新聞]]|date = 2016年1月19日| accessdate = 2016年1月19日}}</ref>。
**[[1月19日]] 長崎県[[西海市]]の無人島・長島を取得を発表<ref name="yomiuri20160119">{{cite news|title=ハウステンボス、無人島取得…テーマパーク建設|url=https://web.archive.org/web/20160119100028/http://www.yomiuri.co.jp/economy/20160119-OYT1T50085.html|publisher=[[読売新聞]]|date=2016年1月19日|accessdate=2016年1月19日}}</ref>。
** [[3月25日]][[6月30日]] ハウステンボスで初開催となる「ハウステンボスイースター」を開催。
** [[3月25日]] - [[6月30日]] ハウステンボスで初開催となる「ハウステンボスイースター」を開催。
** [[7月16日]] 王国シリーズ第弾「ロボットの王国」がスタート
** [[7月16日]] 王国シリーズ第6弾「ロボットの王国」がスタート
** [[7月23日]] スーパータワー花火を開催
** [[7月23日]] スーパータワー花火を開催
** [[9月17日]] スリラーシティにヘッドマウントディスプレイを使用したアトラクション、「VRホラーハウス~少女の記憶~」と「サモナーバトル」がオープン。
** [[9月17日]] スリラーシティにヘッドマウントディスプレイを使用したアトラクション、「VRホラーハウス~少女の記憶~」と「サモナーバトル」がオープン。
** [[10月9日]] ウォーリーの仮装でギネス記録を目指すイベントを開催。
** [[10月9日]] ウォーリーの仮装でギネス記録を目指すイベントを開催。
** [[12月1日]][[8月31日]] 触れる爬虫類を集めた「サワレルハチュウルイ展」を開催。
** [[12月1日]] - [[8月31日]] 触れる爬虫類を集めた「サワレルハチュウルイ展」を開催。
** [[12月30日]][[1月9日]] ハウステンボスのシンボルタワー、「ドムトールン」を舞台にプロジェクションマッピングショーを開催。(第1弾)
** [[12月30日]] - [[1月9日]] ハウステンボスのシンボルタワー、「ドムトールン」を舞台にプロジェクションマッピングショーを開催。(第1弾)

* [[2017年]]
* [[2017年]]
** [[8月1日]] バンジージャンプ施設を利用した男性客の命綱が切れ、軽症を負う事故が発生した。事故発生後、社内で原因の究明などにあたっていたが、翌年1月に同施設の再開を断念することを明らかにした。
* [[2018年]]
** [[3月1日]] アドベンチャーパーク内メルヘン不思議の森に「天空のレールコースター~疾風~」が登場。<ref>{{Cite web|和書|title=宙づり 250メートル滑降 HTBに新アトラクション|url=https://www.nishinippon.co.jp/item/n/398253/|website=西日本新聞ニュース|accessdate=2020-08-29|language=ja}}</ref>
** [[4月28日]] 2016年に取得した[[大村湾]]の長島に、ARを活用した[[恐竜]]をテーマにしたアトラクション「ジュラシックアイランド」がオープン。<ref>[https://www.asahi.com/articles/ASL1055TFL10TIPE012.html ハウステンボス、無人島に新アトラクション 恐竜と対決]『朝日新聞』朝刊2018年2月3日(経済面)</ref>
* [[2019年]]
**[[1月12日]] - [[2月28日]] 「ハウステンボス 大カーニバル 仮面舞踏会」開催<ref>[https://straightpress.jp/20190110/261086 非日常の世界に酔いしれる!ハウステンボスの「仮面舞踏会」 - STRAIGHT PRESS{{Nowiki|&#91;ストレートプレス&#93;}}]</ref>
** [[2月9日]] - [[4月14日]] 「100万本の大チューリップ祭」開催<ref>[https://www.zaikei.co.jp/article/20190111/488517.html 長崎ハウステンボス「100万本の大チューリップ祭」、夜はイルミネーションも|財経新聞]</ref>
** [[2月9日]] - [[6月24日]] [[ミュシャ]]展を開催<ref>[https://straightpress.jp/20190205/267276 ハウステンボス美術館でミュシャ展!世界最多数500点を展示 ストレートプレス]</ref>。
**[[3月1日]] - [[5月6日]] 『[[映画ドラえもん のび太の月面探査記]]』を記念したイベント「わくわくムーンアドベンチャー in ハウステンボス」を開催
** [[3月16日]] - [[5月6日]] [[リアル脱出ゲーム]]×[[しまじろうのわお!|劇場版しまじろうのわお!]]「しまじろうとまほうのゆうえんち」長崎公演開催。
**[[4月1日]] 60・30・14日前までの早期購入でパスポートの料金を割引する「早トク1DAYパスポート」の販売開始。
**[[4月22日]] ギネス世界記録に認定された154.2㎏の世界最大の黄金風呂が楽しめる「黄金と水素の湯 ハウステンボス温泉」が場外にオープン。
**[[10月1日]] 新たな入場区分の「おもいやり」を導入。シニア・妊婦・3歳以下の子供連れ・ペット連れはおもいやり価格で入場可能に。
**[[11月30日]] 「[[ONE PIECE]] [[サウザンドサニー号|サウザンド・サニー号]]クルーズ 2nd in ハウステンボス」 がスタート。
* [[2020年]]
** [[2月29日]] - [[3月15日]] 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、開園以来初の長期臨時休業。
** [[3月16日]] - [[3月22日]] 公園と屋外施設が営業再開。屋内施設は休業を継続。
** [[4月6日]] - [[5月15日]] 新型コロナウイルス感染症の影響で再び臨時休業。
** [[5月16日]] - [[5月31日]] 長崎県在住者のみ入場可能として営業を再開<ref name=長崎>{{cite news|url=https://www.asahi.com/articles/ASN5J74GHN5JTIPE010.html|publisher=朝日新聞|title=ハウステンボスが開園「しても赤字」 県内限定の観光地|accessdate=2020-8-21|date=2020-5-16|author=加藤勝利、原口晋也}}</ref>。ハウステンボスは入園者に、マスク持参や、2週間以内に長崎県境を超える移動をしていないことなどの条件を出していたが<ref name=長崎/>、[[6月19日]]から感染症対策は継続し居住地の制限を撤廃。
* [[2021年]]
** [[1月11日]] - [[5月31日]] 九州在住(沖縄除く)の新成人に1DAYパスポートの料金で年間パスポートを購入できる「新成人応援キャンペーン」を実施。
** [[3月20日]] スリラーシティ跡地にリアルとデジタルが融合した最先端の新エリア「光のファンタジアシティ」がオープン。<ref>{{Cite web|和書|title=光のファンタジアシティ|url=http://www.huistenbosch.co.jp/event/fantasiacity/|website=ハウステンボスリゾート|accessdate=2021-05-11|language=ja}}</ref>
** [[3月20日]] ハウステンボス場内を使った街歩き型謎解きゲーム「探偵テンボスと謎じかけの王国」がアトラクションタウンにオープン。
** [[7月10日]] 博多湾のクルージング船「[[マリエラ]]」がハウステンボスにて「ハウステンボスリゾートシップ [[マリエラ]]」として就航開始。
** [[8月31日]] 「IFXシアター Kirara」が新施設オープンの為、クローズ。当日はバルーンリリースのイベントも行われた。
* [[2022年]]
** [[3月25日]] 開業30周年。当日は開園時に記念式典や1日限りのスペシャルパレードを実施。
** [[4月2日]] - [[4月3日]] 開業30周年を記念し、約1000個のランタンを夜空へ放つ「スカイランタン・セレブレーション」を実施。
** [[7月16日]] 「IFXシアター Kirara」跡地に「~キッズワールド~ ファンタジーフォレスト」がオープン。
** [[8月30日]] [[エイチ・アイ・エス]]などの株主が、香港の投資会社[[PAG (投資会社)|PAG]]に1000億円で売却する方針であることを発表した。売却後も雇用は継続され、営業を継続する<ref>{{Cite web|和書|url=https://web.archive.org/web/20220830065729/https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220830/k10013794561000.html|title=エイチ・アイ・エスなど株主がハウステンボスを1000億円で売却|website=NHK|date=2022-08-30|accessdate=2022-08-30}}</ref><ref>{{cite web|url=https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/138531?display=1|title= 佐世保市長「しっかりした資本が入ったことは歓迎すべきこと」|work=TBS news dig|2022年8月30日|accessdate=2024年6月2日}}</ref>{{r|強化}}。
** 11月11日 ハウステンボスの「光の王国」が第10回「[[イルミネーション]]アワード」にて10年連続1位を達成。
** [[12月1日]] 世界最大級、[[ナインチェ・プラウス|ミッフィー]]の体験型ショップ&カフェ「[[ナインチェ・プラウス|ナインチェ]]ショップ」、「ナインチェカフェ」がオープン。
** [[12月21日]] 「スカイ[[メリーゴーラウンド|カルーセル]]」オープンの為、「[[メリーゴーラウンド|カルーセル]]」、「ドラゴンワールドツアー」をクローズ。営業終了後はフォトスポットとして利用できるようにそのまま残されている。
** [[12月22日]] 世界最大級の高さ15m、日本初の3階建てのカルーセル「~天空メリーゴーラウンド~ スカイカルーセル」がオープン。
*[[2023年]]
** [[3月17日]] 「ハウステンボス歌劇団」開演10周年として[[JRA顕彰馬|JRA]]ゲルックホールに「ハウステンボス歌劇大劇場」がオープン、また「ホライゾンアドベンチャー・プラス」が「ホライゾンアドベンチャー」として2度目のリニューアルオープン。
** [[4月9日]] アフター5パスポート・3DAYパスポート、オフィシャルホテル宿泊者の1.5DAY・2DAY・3DAYパスポート、翌日1DAYパスポート、1DAYパスポート 早割、おもいやり区分の発売を終了。
** [[4月12日]] 同日20:50頃、カナルクルーザーの最終便に乗船していた男性が転落する事故が発生し運休。18日より後方デッキへのカメラの設置、デッキ席では腰巻式のライフジャケット着用等の安全対策を実施し、運航再開。<ref>{{Cite web|和書|title=ハウステンボス園内の船から転落 意識不明だった乗客死亡 長崎 {{!}} NHK |url=https://web.archive.org/web/20230417094429/https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230417/k10014041171000.html |website=NHKニュース |date=2023-04-17 |access-date=2023-06-23 |last=日本放送協会}}</ref>
** [[5月8日]] 「遊園地・テーマパーク感染拡大予防ガイドライン」「長崎Safety」廃止に伴い、[[コロナ禍|コロナ]]関連の対応を終了。
** [[2月25日]] - [[4月28日]] ハウステンボス初のイースターイベント、「フラワーフェスティバル~花と光の[[復活祭|イースター]]~」を実施。また、初めて[[ミッフィー]]がパレードに参加。
** [[7月7日]] - [[9月10日]] 世界初のランタンが空へ舞い上がる水上ショー、「スペクタクルランタンナイトショー」を実施。
** [[10月1日]] 代表取締役の坂口克彦が会長執行役員に、併せて高村耕太郎が新代表取締役に就任することが発表された。
** [[10月8日]] - [[11月5日]] パレス ハウステンボスを舞台に 「ホーンテッド・ハロウィーン」を初開催。ハウステンボス史上最高の総面積とキャスト数約3倍という壮大な世界観により、現実と錯覚するほどのリアルなホラー体験を圧倒的スケール感で味わえる。
** [[10月26日]] 「ウォーターマークホテル長崎ハウステンボス」と「変なホテル」が「ホテルデンハーグ」、「ホテルロッテルダム」と名称を新たにリニューアルオープン。
** [[12月1日]] - [[12月31日]] [[ナインチェ・プラウス|ミッフィー]]の大切なお友達「メラニー」が「[[ナインチェ・プラウス|ナインチェ]]」1周年を記念して初登場。
** [[12月1日]] - [[2月29日]] アトラクションタウン~アートガーデン間の運河で「運河アイススケート」を期間限定で開催。
*[[2024年]]
** [[1月7日]] 令和6年成人式典をハウステンボスにて開催。佐世保市成人式に参列する二十歳のゲストは無料で招待された。
** [[1月9日]] - [[1月12日]] 働き方改革の一環として4日間の休業を実施。
** [[1月13日]] 1DAYパスポート、アフター3パスポート、年間パスポートの価格改定を実施。
** [[3月15日]] - [[5月6日]] 開業以来、九州3県で小人・未就学児を連れての来場者数が1,000万人を突破した記念に長崎県・佐賀県・福岡県在住で“キッズフリー1DAY パスポート”を購入した大人1名につき4歳から小学生までのお子様1名分の1DAY パスポート料金が無料となる「キッズフリーキャンペーン」を実施された。
** 3月15日 - [[6月30日]] ミッフィーの世界観を満喫できる「花の街 ミッフィーセレブレーション」が開催された。
** [[3月29日]] 旧Dライブシアター跡地に"Xsenseライド「ミッション・ディープシー」"がグランドオープン。
** [[4月27日]] アートガーデンに日本最大の音楽噴水ショーの「ウォーターマジック」とダイナミックな水遊びエリアの「スプラッシュ・フィールド」を総称した「ウォーターガーデン」がグランドオープン。
** [[4月27日]] - [[5月6日]] [[オランダ]]で毎年開催される"キングス・デイ"をテーマにした「キングスウィーク」を初開催。
** [[7月5日]] - [[9月8日]] 昨年よりバージョンアップした「スペクタクルランタンナイトショー」や「ウォーターガーデンプール」などが楽しめる夏季限定イベント「スペクタクルサマーフェスティバル」を開催。
** [[9月13日]] - [[11月4日]] 昼はミッフィーとメラニーが王冠を被った仮装で登場するパレード「[[ミッフィー]]とメラニーのハッピーハロウィーンパレード」、夜は本物の宮殿を舞台にハイクオリティのホラー体験で、大絶叫してやみつきになるほどの爽快感を味わう「ホーンテッド・ハロウィーン」が楽しめる秋季限定イベント「ハロウィーンフェスティバル」を開催。
** [[10月24日]] アムステルダムシティ旧カルーセルがあったエリアに世界唯一となる「ミッフィー」のテーマエリアが2025年夏にオープンすることが発表された。
** [[11月6日]] [[一般社団法人]] 夜景観光コンベンション・ビューロー主催の「International Illumination Award 2024」において、イルミネーションイベント部門 優秀エンタテインメント賞の第1位を昨年に引き続き2年連続で獲得するとともに、イルミネーションにおいて年間を通じて最も優れた施設、 企業等に表彰される「最優秀賞」を受賞し、“日本一”と“世界一”の2つの称号を獲得。
** [[11月8日]] - [[1月6日]] 本場ヨーロッパのクリスマスの世界を楽しめる「ヨーロピアン・ホーリー・クリスマス」を開催。ヨーロッパのクリスマスを再現した「[[クリスマスマーケット]]」や[[アムステルダム]]シティに新たに誕生する暖かな光とシャンパンゴールドの輝きに包まれた期間限定スポットの「クリスマススクエア」などが登場。
*[[2025年]]
** [[1月7日]] - [[1月10日]] 働き方改革の一環として前年に引き続き、4日間の休業を実施。
** [[1月11日]] - [[2月27日]] ヨーロッパの街並み一面が “真っ白”に輝く「白銀の世界」を開催。一瞬で”真っ白“な銀世界に変わる 「ファンタジック・スノーナイトショー ~白銀の世界 点灯式~」や雪景色のように“真っ白”なイルミネーションに変わる「光のオーロラガーデン」が登場。

== チケットの種類 ==

=== パスポート(入場券) ===

==== 1日券 ====

*1DAYパスポート
* アフター3パスポート(15時以降入場券)

==== 複数日券 ====

*1.5DAYパスポート(1日目15時以降+2日目の連続した1.5日入場券)
* 2DAYパスポート(連続した2日入場券)

=== 年間パスポート ===
1DAYパスポート約3回分で1年中遊べるチケット。年間パスポート限定特典として場内レストラン10%割引や駐車場無料券等の特典がある。

=== プレミアムチケット ===
アトラクションやレストラン、ショーの優先利用ができるチケット。パスポートとは別途購入が必要。

==== プレミアムチケット~Royal6~ ====
アトラクション6施設やレストラン、ショーの優先利用にラウンジまで使える最上級の体験が出来るチケット。

==== プレミアムチケット~Standard3~ ====
アトラクション3施設やレストランを優先利用できる、パークを賢く楽しめるチケット。


== 施設 ==
== 施設 ==
[[ファイル:Domtoren huistenbosch.jpg|thumb|right|200px|ドムトールン遠望]]
[[ファイル:200320 Huis Ten Bosch Sasebo Nagasaki pref Japan01s3.jpg|thumb|ドムトールン遠望]]


=== 営業中のミュージアム・アトラクション等 ===
=== 営業中のミュージアム・アトラクション等 ===

* ミュージアムモーレン
==== ウェルカムゲート ====
* [[テディベア]]キングダム
*[[テディベア]]キングダム
* ドームシアターi-4(2013年3月2日に内容を一部リニューアル)
*カナルクルーザー(光のファンタジアシティ行き)
* ドームシューティング360(i-4内/2014年12月13日プレオープン/30日グランドオープン)
*ゴンドラ遊覧
* アドベンチャーパーク

**恐竜の森
==== アドベンチャーパーク ====
**シューティングスター
*シューティングスター
**天空の城
*天空の城
**TheMaze
*天空レールコースター 疾風
**メルヘン不思議の森

**ふわふわランド
==== アトラクションタウン ====
* [[a-nation]]ホログラムシアター(2016年3月5日オープン/2017年1月22日までオープン)
* ミッション・ディープシー Xsense Ride(旧Dライブシアター)
* ショコラ伯爵の館
* [[バーチャル・リアリティ|VR]]ワールド
** VRラフティング
** ウルトラ逆バンジー
* 探偵テンボスと謎じかけの王国
* ホライゾンアドベンチャー(2023年3月17日リニュアルオープン)
* ハウステンボス歌劇大劇場([[ハウステンボス歌劇団]]のホーム劇場)
* スカイカルーセル
* ファンタジーフォレスト(旧IFXシアター Kirara)
* I.S.ラビリンス 光と音の迷宮
* スーパー[[トロンプ・ルイユ|トリックアート]](2014年2月22日リニューアルオープン)

==== 光のファンタジアシティ ====

*フラワーファンタジア
*海のファンタジア
*宇宙のファンタジア
*アスレチックファンタジア
**YOKERO
**スカイフロア
*[[カリヨン|カロヨン]]ファンタジア
*アートファンタジア
*カナルクルーザー(タワーシティ行き)

==== アートガーデン ====
*白い[[観覧車]](2011年11月25日オープン)高さ48mで、冷暖房完備のゴンドラが32基設置。およそ11分で一周し、夜は約7万個のLEDが点灯する。総工費は約5億円。
*ホースランド

[[File:白い観覧車(ハウステンボス).jpg|thumb|upright|白い観覧車]]

==== アムステルダムシティ ====
*[[ギヤマン]]ミュージアム
* [[釣りスピリッツ|釣りアドベンチャー]](釣りスピリッツやナムコから許可をもらっています)
* チーズの城

==== タワーシティ ====
* ドムトールン - 高さ105m、ハウステンボス内で最も高い建築物。オランダ最古とされる[[ドム教会]]の[[鐘楼]]をモデルとしている。5階(地上80m)と4階(地上65m)に展望室がある。
*カナルクルーザー(フラワーロード行き)

==== ハーバータウン ====
* ポルセレインミュージアム
* GO&GO!! SNIPER GAME
*パレス ハウステンボス(ハウステンボス美術館)
*ジュラシックアイランド

=== 閉館したミュージアム・アトラクション等 ===

==== ウェルカムゲート(旧ブルーケレン) ====
* [[マウリッツ・エッシャー|エッシャー]]マジックライド(1999年4月から10月の期間限定。跡地は[[レンタサイクル|レンタサイクル店]]「フィッツ」)
* ジパング探偵倶楽部
* ジパング探偵倶楽部

* ショコラ伯爵の館(2014年11月01日プレオープン/08日グランドオープン/旧スループ)
==== フラワーロード(旧キンデルダイク) ====
* ミュージアムモーレン

==== アドベンチャーパーク(旧ブルーケレン) ====
* メルヘン不思議の森
* ザ・メイズ
* ふわふわランド(2022年7月15日終了)
* どうぶつトロッコ
* ふれあいどうぶつコーナー
* 恐竜の森(2024年9月30日終了)

==== アトラクションタウン(旧ニュースタッド) ====
* ミステリアス・[[マウリッツ・エッシャー|エッシャー]](旧:天星館/2015年1月18日クローズ)
*[[エスエム・エンタテインメント|SMTOWN]] [[ホログラム|HOLOGRAM]] CONCERT(旧:ミステリアス・エッシャー)
*[[a-nation]]ホログラムシアター(旧:SMTOWN HOLOGRAM CONCERT/2017年1月22日クローズ)
*キラリ館(旧:a-nationホログラムシアター/旧名称:涙箱)
*Dライブシアター(旧:キラリ館)
*ワンダーホイール(搭乗型移動支援ロボット Air WheelS3に搭乗できる他ドローンの操縦体験ができる)
*天星館
* グランオデッセイ(旧:天星館)
* グランオデッセイ(旧:天星館)
*[[バーチャル・リアリティ|VR]]の館(旧グランオデッセイ/[[バーチャル|VR]]ワールドにリニューアル)
* ホライゾンアドベンチャー+(「夏の100選」にて、「バックヤードツアー」として開催/旧:ホライゾンアドベンチャー)
* MUSE HALL(ミューズホール)([[ハウステンボス歌劇団]]のホーム劇場)
* ロボットの館
* [[機動戦士ガンダム]]スペシャルシアター(IFXシアター Kiraraを一時休館し上映中)
* [[太鼓の達人]] 3Dプロジェクションマッピング
* I.S.ラビリンス 光と音の迷宮 (2015年9月1日オープン 旧:マジックミラーメイズ<!--リニューアルに伴い2015年8月16日をもって閉館-->)
* スーパートリックアート(2014年2月22日リニューアルオープン)
* フラワーアイスカフェ
* こどもロボット館(旧キンダージム)
* ナイトメア・ラボ(日本の怪談屋敷内/2014年12月13日プレオープン/30日グランドオープン)
* 愛のホラーハウス(2014年11月15日オープン/日本の怪談屋敷横)
* ダンジョン・オブ・ダークネス (旧ザキャッスルオブザデッド)
* 5D MIRACLE TOUR(2011年4月29日オープン/旧パンプキンハウス/旧スプーキーホール/旧アニメワールド)
* 日本の怪談屋敷(旧:フォーチュン・チェーンバー/シーボルト出島蘭館/2回のリニューアルがあった。)
* デジタルホラーハウス サバイバー・フロム・ザ・ゾンビラボ(2012年4月28日オープン/5Dミラクルツアー2階)
* ニュー監禁病棟≒2(2013年7月13日オープン/2016年3月5日リニューアルオープン/フジテレビショップ跡地)
* 白い観覧車(2011年11月25日オープン)高さ48mで、冷暖房完備のゴンドラが32基設置。およそ11分で一周し、夜は約7万個のLEDが点灯する。総工費は約5億円。
[[File:白い観覧車(ハウステンボス).jpg|thumb|right|200px|白い観覧車]]
* カルーセル
* [[ギヤマン]]ミュージアム
* リンクファンタジア
* ゲームミュージアム(2014年12月13日リニューアル/30日グランドオープン)
* 釣りアドベンチャー
* GO&GO!! SNIPER GAME
* [[リーフデ号|デリーフデ]]号乗船体験
* ドムトールン - 高さ105m、ハウステンボス内及び佐世保市内で最も高い建築物。5階(地上80m)と4階(地上65m)に展望室がある。
* ポルセレインミュージアム
* パレスハウステンボス(ハウステンボス美術館)
* カナルクルーザー
* ザ・バーチャル
* リアルモンスターバトル
* フクロウの森(場外)
* ワンダーホイール(搭乗型移動支援ロボット Air WheelS3に搭乗できる他ドローンの操縦体験ができる)
*みんなの恐竜
*VRホラーハウス~少女の記憶~
*サモナーバトル
==== 閉館した施設 ====
* [http://www.mariscal.com/en/projects/126/acuarinto アクアリント](キッズ・ファクトリーに移行)
* アニメワールド(2009年6月30日クローズ)
* コムタチン・コムタチン・ミュージアム(スプーキー・ホール/2011年1月16日にて閉館)に移行⇒パンプキンハウスへ移行⇒5Dミラクルツアー・デジタルホラーハウスへ移行)
* エッシャーマジックライド(1999年4月から10月の期間限定。跡地は[[レンタサイクル|レンタサイクル店]]「フィッツ」)
* ミステリアス[[マウリッツ・エッシャー|エッシャー]](2015年01月18日クローズ。)
* 宇宙帆船館
* 宇宙帆船館
* フライト・オブ・ワンダー(2012年5月16日クローズ)
* フライト・オブ・ワンダー(旧:宇宙帆船館/2012年5月16日クローズ
* [[ONE PIECE]] ライドクルーズ 〜FOR THE NEW WORLD〜 in ハウステンボス(旧:フライトオブワンダー/宇宙帆船館/2回のリニューアルがあった。
* [[ONE PIECE]] ライドクルーズ 〜FOR THE NEW WORLD〜 in ハウステンボス(旧:フライトオブワンダー)
クローズ)
* ホライゾンアドベンチャー(ホライゾンアドベンチャー+にリニューアル。)
* [[バーチャル・リアリティ|VR]]-KING(旧[[ONE PIECE]] ライドクルーズ 〜FOR THE NEW WORLD〜)
* ノアの劇場:エコロジア(kiraraに移行)
* バハムートディスコ
* キッズ・ファクトリー(kirara隣に移設/跡地はマルシェドパラディ)
* ホライゾンアドベンチャー・プラス(ホライゾンアドベンチャーへリニューアル)
* チャイルドキングダム(ミューズホール建設のため終了)
* ノアの劇場:エコロジア
* 天星館(グランオデッセイに移行)
*[[機動戦士ガンダム]]スペシャルシアター
* クリスタルドリーム - [[マイケル・ジャクソン]]が訪問した際、絶賛したので世界的に有名になった。(2009年6月30日クローズ)
*お絵かき水族館
* MEGA3D360°(システムプロ倒産のため閉館)
*ロボットの館
* 大航海体験館(2008年6月閉館/ボンボヤージュへ移行(2013年4月6日閉館)⇒HTBハーバーシネマズに移行⇒期間限定でGHOST BLAST開催⇒現在はGO&GO!! SNIPER GAME)
** バトルキング
* HTBハーバーシネマズ
*チャイルドキングダム(キッズ・ファクトリーから移転/ミューズホール建設のため終了)
* チューリップホテル
*キンダージム
* ホテルデンハーグ(2009年7月1日閉館)
* [[カリヨ|カロヨ]]シンフォニカ(2009510日クローズ)
*恐竜ラド(旧キダージム/2024630日クローズ)
** みんなの恐竜
* ゴースト・ウエディング〜カロヨン・ミュージアム〜(2016年8月31日クローズ)
** 恐竜バスケット
* オルゴール・ファンタジア(2009年5月10日クローズ)
* メロディ・イン・ザ・ダク〜オルヘル・ハウス〜(2016年8月31日クローズ)
*IFXシアタ Kirara(旧ノアの劇場/2021年8月31日クローズ)
* MUSE HALL(ミューズホール)([[ハウステンボス歌劇団]]のホーム劇場、2023年3月12日クローズ)
* [[シーボルト]]出島蘭館(フォーチュン・チェーンバーに移行⇒日本の怪談屋敷へ移行)

* 咸臨丸(2003年に売却)
==== アートガーデン ====
*ルフティ・バルーン
*ルフティ・バルーン
*ドームシアター i-4
* [[龍馬伝]]館(2011年02月28日にて閉館)
*ドームシューティング360(2014年12月13日プレオープン/30日グランドオープン)
*光の[[バンジージャンプ]](事故により2017年8月2日で営業中止)
*クレイジーハンマーキング

==== 光のファンタジアシティ(旧ミュージアムスタッド/スリラー・ファンタジー・ミュージアム,スリラーシティ) ====
* クリスタル・ドリーム - [[マイケル・ジャクソン]]が訪問した際、絶賛したので世界的に有名になった。(2009年6月30日クローズ)
* MEGA3D 360°(旧クリスタル・ドリーム/システムプロ倒産のため閉館)
*ザ・キャッスル・オブ・ザ・デッド
*ダンジョン・オブ・ダークネス
*愛のホラーハウス(2014年11月15日オープン/日本の怪談屋敷横)
*柿右衛門ギャラリー
* 監禁病棟(2013年7月13日オープン/2016年3月5日リニューアルオープン/フジテレビショップ跡地)
*オルゴール・ファンタジア(2009年5月10日クローズ)
* メロディ・イン・ザ・ダーク〜オルヘル・ハウス〜(旧:オルゴール・ファンタジア/2016年8月31日クローズ)
*VRホラーハウス~少女の記憶~
*[[カリヨン|カロヨン]]シンフォニカ(2009年5月10日クローズ)
* ゴースト・ウエディング〜[[カリヨン|カロヨン]]・ミュージアム〜(旧:[[カリヨン|カロヨン]]シンフォニカ/2016年8月31日クローズ)
*サモナーバトル
*[[シーボルト]][[出島]]蘭館
*フォーチュン・チェンバー(旧:シーボルト出島蘭館)
*日本の怪談屋敷
* ナイトメア・ラボ(旧:フォーチュン・チェンバー/2017年2月28日クローズ)
*VR心霊百物語~廃病院~
*アニメワールド(2009年6月30日クローズ)
* コムタチン・コムタチン・ミュージアム(旧:アニメワールド)
*スプーキーホール(旧:コムタチン・コムタチン・ミュージアム/2011年1月16日クローズ)
*パンプキンハウス(旧:スプーキーホール)
*デジタルホラーハウス サバイバー・フロム・ザ・ゾンビラボ(2012年4月28日オープン/5Dミラクルツアー2階)
*5D MIRACLE TOUR(旧:パンプキンハウス/2011年4月29日オープン)
*アメージングジャーニー インフィニティ
*[[太鼓の達人]] [[プロジェクションマッピング|3Dプロジェクションマッピング]]

==== アムステルダムシティ(旧ビネンスタッド) ====
*キッズ・ファクトリー
*リンクファンタジア
*[[メリーゴーラウンド|カルーセル]](スカイカルーセルのオープンに伴い、2022年12月21日クローズ)
*DRAGON WORLD TOUR(2022年12月21日クローズ)
*パサージュギャラリー(2024年9月16日クローズ)
==== ハーバータウン(旧スパーゲンブルグ) ====
*大航海体験館(2008年6月30日クローズ/
*海上3Dシアター ボンボヤージュ(旧:大航海体験館)
* HTBハーバーシネマズ(旧:海上3Dシアター ボンボヤージュ)
*GHOST BLAST(旧:HTBハーバーシネマズ)
*[[龍馬伝]]館(2011年02月28日クローズ)
*ザ・バーチャル
** VRフォーミュラ
** AIR TONE
** 迫りくる愛のささやき
** VR心霊物語~廃病院~(VRコンテンツ体験のみ)
** HANZO
*ゲームミュージアム
*咸臨丸(2003年売却)
*[[リーフデ号|デリーフデ]]号乗船体験
*[[サウザンドサニー号|サウザンド・サニー号]]クルーズ(ラグーナテンボスでも運航終了)
* [[ゴーイングメリー号|ミニメリー号]]にのろう

==== 場外・パークワイド ====
* チューリップホテル(場外)
* モンスターレーダー
* モンスターレーダー
*ハウステンボス[[拡張現実|AR]]クエスト
* [[サウザンドサニー号|サウザンド・サニー号]]クルーズ(ラグーナテンボスで運行中)
*リアルモンスターバトル
* ミニメリー号にのろう
* セグウェイツアー
* [[セグウェイ]]ツアー

* お絵かき水族館
=== ハウステンボスオフィシャルホテル ===
ハウステンボス場内と場外に7件のオフィシャルホテルがある。オフィシャルホテル宿泊者専用パスポート{{Efn|「オフィシャルホテル1.5DAYパスポート」、「オフィシャルホテル2DAYパスポート」、「オフィシャルホテル3DAYパスポート」、「翌日1DAYパスポート」など。一般に購入できる1DAYパスポートを同じ日数分購入するよりも割安となり、複数日連続のパスポートは基本的に一般向けの発売はない。}}といった特典が利用できる。ホテルでハウステンボス各種パスポートも扱う。

このうち、ハウステンボスの直営ホテルという扱いで「ハウステンボスオフィシャル5ホテル」と称されている{{Efn|ハウステンボス5ホテルのうち、ハウステンボス開業当初から運営されている特に上級である3つのホテル(ホテルヨーロッパ、ホテルアムステルダム、フォレストヴィラ)は「ザ・スリーホテルズ」と呼ばれることもあるが、現在ではハウステンボスの広報等でも用いられることはほとんどなくなっている。}}。オフィシャルホテルとしての特典の他、開園前の先行入場、ハウステンボス入場口近くから手荷物配送、ハウステンボス入場口近くの宿泊者専用駐車場の無料利用などの特典を得る(特典内容はホテルにより異なる)。

このうち、ハウステンボス5ホテルを除く2件のホテルのみがオフィシャル&パートナーシップホテルと称されることもある{{Efn|例えばウェブサイトでの案内だけでも、[https://www.huistenbosch.co.jp/guide/ticket/ ご来場ガイド チケット] のページでは「ハウステンボス5ホテル・オフィシャルホテル宿泊者専用」とハウステンボス5ホテルの他の2つのみをオフィシャルホテルというように表記されている。}}。


=== オフィシャルホテル ===
==== 場内 ====
==== 場内 ====
; ホテルヨーロッパ
; ホテルヨーロッパ
: 客室数328。"ハウステンボス最上級ホテル"<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.huistenbosch.co.jp/hotels/he/index |title=ホテルヨーロッパ {{!}} ハウステンボス公式ホテル |access-date=2022-05-08}}</ref> と称される、ハウステンボスを代表するホテル。内海を持ち、専用のカナルクルーザーでホテルに入ることができる。運営はハウステンボス株式会社{{Efn|name=":0"|開業当初は株式会社NHVホテルズインターナショナル(ハウステンボス株式会社の子会社)が、場内の直営ホテル(ホテルヨーロッパ、ホテルアムステルダム、ホテル デンハーグ、フォレストヴィラ)と迎賓館を運営していたが、後にハウステンボス株式会社に合併された。}}。ハウステンボス5ホテルズ。
: 客室数328。ハウステンボスメインホテル。内海を持ち、専用のカナルクルーザーでホテルに入ることができる。原作中のホテルと同名であったことから、映画『[[ミンボーの女]]』のロケ地ともなった。
; ホテルアムステルダム
; ホテルアムステルダム
: 客室数202。パークのほぼ中心に位置し、2の内部庭園をもつ。
: 客室数202。パークのほぼ中心に位置し、2の内部庭園をもつ。運営はハウステンボス株式会社{{Efn|name=":0"}}。ハウステンボス5ホテルズ
: ハウステンボスのテーマパークゾーン内にあるため、宿泊の際にはハウステンボスのパスポートが必ず必要であるが、宿泊者はハウステンボスの開園時間外も含め、基本的に時間制限なくパーク内に入ることができる。
; フォレストヴィラ
; フォレストヴィラ
: コテージ105戸。森の中の湖畔にある雰囲気を持たせている。。愛犬と宿泊可能なドックヴィラを併設
: コテージ105戸。森の中の湖畔にある雰囲気を持たせている。運営はハウステンボス株式会社{{Efn|name=":0"}}ハウステンボス5ホテルズ
; ホテルデンハーグ
; 迎賓館
: 客室数228。ハウステンボスのハーバーゾーンに位置するオーシャンフロントホテル。ハウステンボス5ホテルズ。
: 設立時は「ホテル デンハーグ」として開業し、2009年7月に休館。2011年7月に「ウォーターマークホテル長崎ハウステンボス」に改称し、再開。再開後の一時期、"英語公用語ホテル"と称し、ホテル内での案内等は原則として英語で行われていたことがある。
: 2023年10月26日に再び名称を「ホテルデンハーグ」へ戻し、ホテル運営を再開。
場内ホテル宿泊者(ホテルデンハーグ含む)は入国口、マリンターミナルの場内ホテル手荷物預かり所で荷物を預け各ホテルまで届けてもらうことができる。
但しマリンターミナルの場内ホテル手荷物預かり所はホテルデンハーグは対象外

==== 場外 ====
;
; ホテルロッテルダム
: 客室数144。ハウステンボス出国棟より外周を西へ徒歩10分程度。運営はハウステンボス株式会社。ハウステンボス5ホテルズ。
: 2015年7月17日、[[東京大学生産技術研究所]]や[[鹿島建設]]などと共同で開発したスマートホテル構想に基づくローコストホテル<ref>{{Cite news|url=http://www.travelvision.jp/news-jpn/detail.php?id=64682|title=ハウステンボス、ロボット接客のローコストホテル開業、15年7月に|newspaper=Travelvision|date=2014-11-30|accessdate=2015-02-03}}</ref>・「[[変なホテル]]」 として開業し、接客を含む運営の多くをロボットに任せるなどの特徴を持っていた<ref>{{Cite news|url=http://www.sankei.com/region/news/150203/rgn1502030015-n1.html|title=「変なホテル」で楽しむ近未来 ハウステンボス、名称決定|newspaper=産経新聞|date=2015-02-03|accessdate=2015-02-03|archiveurl=https://web.archive.org/web/20150203011545/http://www.sankei.com/region/news/150203/rgn1502030015-n1.html|archivedate=2015-02-03}}</ref>。
: 2023年10月26日、ハウステンボス直営となったことで「変なホテル」グループから離脱し、ハウステンボスホテルズのカジュアルホテルとして全面リニューアルし、「ホテルロッテルダム」として再オープン。
; ホテルオークラJRハウステンボス
: 客室数320。ハウステンボス入国棟東側に隣接し、専用ハーバーからカナルクルーザーで入出国できる。JR沿線から見える一番手前の建物。天然[[温泉]]「[[琴乃湯]]」がある。[[ホテルオークラ|オークラホテルズ&リゾーツ]]系列。運営はJR九州ハウステンボスホテル株式会社([[九州旅客鉄道|JR九州]]グループ)で、[[JR九州ホテルズアンドリゾーツホールディングス#JR九州グループホテル|JR九州グループホテル]]/[[JRホテルグループ]]でもある。
: 1995年6月に全日空ホテルズのフランチャイズにより「ハウステンボスジェイアール全日空ホテル」として開業、2012年3月末で[[IHG・ANA・ホテルズグループジャパン|IHG・ANA・ホテルズ]](以前の全日空ホテルズ)とのフランチャイズ契約が期間満了。2012年4月1日にオークラホテルズ&リゾーツに加盟し、現名称に改称<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nikkei.com/article/DGXNASJC1701Z_X11C11A0LX0000/ |title=JR九州ハウステンボスホテル、「オークラ」に加盟 |access-date=2022-05-08 |publisher=日本経済新聞社}}</ref>。
; ホテル日航ハウステンボス
: 客室数388。ハウステンボス出国棟西側に隣接し、専用ゲートより再入国できる。[[オークラ ニッコー ホテルマネジメント#ニッコー・ホテルズ・インターナショナル|ニッコー・ホテルズ・インターナショナル]]系列。運営はナバ開発株式会社([[長崎自動車|長崎バス]]グループ)で、長崎バスホテルズ<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nbhotels.co.jp/ |title=長崎バスホテルズ |access-date=2022-05-08 |publisher=長崎バスホテルズ株式会社}}</ref> でもある。

=== その他サービス施設 ===

;迎賓館
: 客室数8。オランダ王室等のVIP宿泊用に設けられたホテルヨーロッパの別館。
: 客室数8。オランダ王室等のVIP宿泊用に設けられたホテルヨーロッパの別館。
:* 過去宿泊した主な著名人
:* 過去宿泊した主な著名人
:** [[明仁|天皇]]・[[皇后美智子|皇后]] - 2002年11月、[[全国豊かな海づくり大会]]臨席時
:** [[上皇明仁|天皇]]・[[皇后美智子|皇后]] (現:上皇・上皇后)- 2002年11月、[[全国豊かな海づくり大会]]臨席時
:** [[秋篠宮文仁親王]]・[[文仁親王妃紀子|紀子妃]]夫妻 - 1993年3月
:** [[秋篠宮文仁親王]]・[[文仁親王妃紀子|紀子妃]]夫妻 - 1993年3月
:** [[ベアトリクス (オランダ女王)|ベアトリクス女王]]
:** [[ベアトリクス (オランダ女王)|ベアトリクス女王]]
:** [[マイケル・ジャクソン]]
:** [[マイケル・ジャクソン]]
:** [[ジャネット・ジャクソン]]
:** [[ジャネット・ジャクソン]]
; ウォーターマークホテル長崎・ハウステンボス(旧ホテル デンハーグ)
: 客室数228。ハウステンボスのハーバーゾーンに位置するオーシャンフロントホテル。以前は英語公用語ホテルであった。 運営はエイチ・アイ・エスグループの株式会社ウォーターマークホテル長崎


;[[ファイル:200320 Huis Ten Bosch Wassenaar Sasebo Nagasaki pref Japan01s.jpg|thumb|ワッセナー]]ワッセナー
場内ホテル宿泊者(ウォーターマークホテル長崎含む)は入国口、マリンターミナルの場内ホテル手荷物預かり所で荷物を預け各ホテルまで届けてもらうことができる。
:ハウステンボスの西側に位置する、分譲住宅街。オランダに実在する高級住宅街の名を冠して、ハウステンボスと一体で開発された。すべての住宅が運河に面しており、多くの住宅には個別の桟橋も設けられている。一戸建ての他、共同住宅(マンション)もある。
但しマリンターミナルの場内ホテル手荷物預かり所はウォーターマークホテル長崎は対象外
:テーマパークゾーン、ハーバーゾーンのいずれにも含まれず、[[ゲーテッドコミュニティ]]となっているため、ワッセナーの区画全体に居住者および関係者以外は立ち入ることができない。


; ハウステンボスマリーナ、ハウステンボスハーバー
社長の[[澤田秀雄]]は場内のホテルに居住し、実際に[[住民票]]も当地に置いている。
: ハウステンボスの北西に位置する、公共マリーナ。ハウステンボス開業当初からハウステンボス運営のマリーナであったが、2011年4月に長崎県に譲渡された。
: 現在は長崎県の施設として、[[指定管理者]]制度により2019年4月からは株式会社ユニマットプレシャス([[ユニマットホールディング|ユニマットグループ]])が運営している。一般には「ハウステンボスマリーナ&ハーバー」という名称で案内されている。


;インフォメーションセンター
==== 場外 ====
: 入国インフォメーションセンター(ウェルカムゲート)と中央インフォメーションセンター(アムステルダムシティ)の2か所が利用可能。パーク内の案内や迷子の保護、車椅子レンタルや忘れ物の問い合わせ等の総合案内を行っている。
; [[変なホテル]]
: 客室数144。[[東京大学生産技術研究所]]や[[鹿島建設]]などと共同で開発した「スマートホテル」構想に基づくローコストホテル<ref>{{Cite news|url=http://www.travelvision.jp/news-jpn/detail.php?id=64682|title=ハウステンボス、ロボット接客のローコストホテル開業、15年7月に|newspaper=Travelvision|date=2014-11-30|accessdate=2015-02-03}}</ref>で、接客の多くをロボットに任せるなどの特徴を持つ<ref>{{Cite news|url=http://www.sankei.com/region/news/150203/rgn1502030015-n1.html|title=「変なホテル」で楽しむ近未来 ハウステンボス、名称決定|newspaper=産経新聞|date=2015-02-03|accessdate=2015-02-03|archiveurl=https://web.archive.org/web/20150203011545/http://www.sankei.com/region/news/150203/rgn1502030015-n1.html|archivedate=2015-02-03}}</ref>。2015年7月中旬第一期開業。
; ホテルオークラJRハウステンボス
: 客室数320。ハウステンボス入国棟東側に隣接し、専用ハーバーからカナルクルーザーで入出国できる。JR沿線から見える一番手前の建物。天然[[温泉]]「琴の湯」がある。[[ホテルオークラ]]系列。2012年3月31日までは[[全日空ホテルズ]]のフランチャイズで「ハウステンボスジェイアール全日空ホテル」と言う名称だった。
; ホテル日航ハウステンボス
: 客室数388。ハウステンボス出国棟西側に隣接し、専用ゲートより再入国できる。[[JALホテルズ]]系列。


;ATMコーナー
=== 登場作品 ===
: ウェルカムゲートと中央インフォメーションセンターの2か所で利用可能。
: ウェルカムゲートではイオン銀行ATM、中央インフォメーションセンターではE-netのATMが利用可能。

;救護室「First Aid」
: 中央インフォメーションセンター横の建物にて軽いけがなどの応急手当を行っている。
: 10:00-21:00は看護師が常駐しており、それ以外の時間帯はホストクルーにて対応を実施。
: 医師が常駐していないため、医療行為や医薬品の提供は行っていない。

== 登場作品 ==
{{節スタブ}}
{{節スタブ}}
<!-- 五十音順 -->
<!-- 五十音順 -->
; アニメ・特撮(ロケ地など)
:* [[王様戦隊キングオージャー]]([[テレビ朝日]]) - 2023年3月 - 2024年2月。国の一つであるイシャバーナは当パークをベースにしている。
:* [[名探偵コナン (アニメ)|名探偵コナン]] 第342話「ハウステンボスの花嫁」 - 2003年11月17日放送。
:
;映画
:* [[ミンボーの女]]([[1992年]]・[[東宝]]) - 当時開業前のホテルヨーロッパを丸ごとロケ地として使用。
:* [[笑う大天使#映画版|笑う大天使]]([[2005年]])
:
; その他
:* [[クロノス (テレビ番組)|クロノス]]([[フジテレビジョン|フジテレビ]]) - 2007年4月30日放送。
:* [[ジャンプ!○○中]](フジテレビ) - 2008年2月13日放送。
:* [[run for money 逃走中]](フジテレビ) - 2007年4月7日、2010年3月24日、2011年7月5日放送。
:* 逃走中 Battle Royal([[Netflix]]) - 2022年11月15日公開。
:* ガンスリンガーストラトスリローデッド ハウステンボスステージ


; テレビドラマ(ロケ地など)

; ミュージック・ビデオ(ロケ地)

; その他
* [[クロノス (テレビ番組)|クロノス]]([[フジテレビジョン|フジテレビ]]) - 2007年4月30日放送。
* [[ジャンプ!○○中]](フジテレビ) - 2008年2月13日放送。
* [[run for money 逃走中]](フジテレビ) - 2007年4月7日、2010年3月24日、2011年7月5日放送。
== アクセス ==
== アクセス ==
[[ファイル:Kyushu Railway - Series 783 - Huis Ten Bosch Color - 01.JPG|thumb|240px|right|特急「ハウステンボス」]]
[[File:Series783-CM23R-HuisTenBosch-35.jpg|thumb|[[ハウステンボス (列車)|特急「ハウステンボス」]]]]
; 位置情報
; 位置情報
{{日本の位置情報|33|05|11.40|129|47|12.87|川棚(長崎)|日本ハウステンボス駅(長崎)|ハウステンボス駅}}
{{日本の位置情報|33|05|11.40|129|47|12.87|川棚(長崎)|日本ハウステンボス駅(長崎)|ハウステンボス駅}}
; 飛行機
: [[首都圏 (日本)|首都圏]]([[東京国際空港|羽田空港]])から約2時間半、[[近畿地方|近畿圏]]([[大阪国際空港|伊丹空港]]・[[関西国際空港]]・[[神戸空港]])から約2時間([[長崎空港]]経由。乗り換え時間含まず)。
; 車
: [[福岡市|福岡]]から約1時間40分(高速道路経由)。[[長崎市|長崎]]から約1時間(高速道路または国道経由)。最寄りインターチェンジは[[長崎自動車道]][[東そのぎインターチェンジ|東そのぎIC]]または[[西九州自動車道]][[佐世保大塔インターチェンジ|佐世保大塔IC]]。
; 鉄道
; 鉄道
:[[ハウステンボス駅]]下車徒歩5分
: [[九州旅客鉄道|JR]][[大村線]][[ハウステンボス駅]]下車徒歩5分([[博多駅]]から[[特別急行列車|特急]]「[[ハウステンボス (列車)|ハウステンボス]]」で約1時間45分、[[長崎駅]]から[[快速列車|快速]]「[[シーサイドライナー (列車)|シーサイドライナー]]」で約1時間30分)。
; 船舶
; 船舶
: 長崎空港から約50分(場内ハーバーゾーン内のマリンターミナル着)。
: 長崎空港から場内ハーバーゾーン内のマリンターミナル着
; バス
; バス
: 長崎空港[[西肥自動車|西肥バス]]空港特急で約1時間弱。
: 長崎空港・長崎駅・佐世保駅から[[西肥自動車]]
: [[佐世保市|佐世保]][[西肥自動車|西バス]]空港特急バで35分。
:[[福岡空港]][[博多バスターミナル]]から西肥自動車・[[西鉄高速バス]]「[[させぼ号#福岡・福岡空港 - ハウテンボス線|ハウステンボス線]]」
: [[博多バスターミナル]] : 西肥高速バス「[[させぼ号]]ハウステンボス系統」で2時間9分。
: 長崎駅前 : [[長崎県交通局|長崎県営バス]]「[[長崎 - 佐世保線|長崎 - ハウステンボス・ウインズ佐世保線]]」(土休日・お盆・年末年始のみ運行)で約1時間20分。

== 入場料・チケット ==

2017年3月1日料金改定<ref>http://www.huistenbosch.co.jp/aboutus/pdf/161229_htb32.pdf</ref>

'''一般向けチケット(パスポートタイプ)'''

ハウステンボスの入場とパスポート対象施設利用可能なチケット
{| class="wikitable"
!パスポート名
!シニア  
!大人  
!中人  
!小人  
!チケット内容                          
|-
|1DAYパスポート
|6,400円
|6,900円
|5,900円
|4,500円
|ハウステンボスへの入場1日
パスポート対象施設利用
|-
|2DAYパスポート
|11,800円
|12,300円
|10,300円
|8,300円
|ハウステンボスへの入場連続2日間
パスポート対象施設利用連続2日間
|-
|3DAYパスポート
|15,500円
|16,000円
|14,500円
|11,200円
|ハウステンボスへの入場連続3日間
パスポート対象施設利用連続3日間
|-
|アフター4パスポート
|4,800円
|5,300円
|4,500円
|3,600円
|16時以降のハウステンボス入場
16時以降のパスポート対象施設利用

パレスハウステンボス入館

ホテルアムステルダム宿泊者は購入不可
|-
|アフター5パスポート
|4,300円
|4,800円
|4,000円
|3,100円
|17時以降のハウステンボス入場
17時以降のパスポート対象施設利用

パレスハウステンボス入館

ホテルアムステルダム宿泊者は購入不可
|}
'''一般向けチケット(入場とパークバス乗車券のチケット)'''
{| class="wikitable"
!チケット名
!シニア  
!大人  
!中人  
!小人  
!チケット内容                      
|-
|ハウステンボス散策チケット
|4,400円
|4,400円
|3,400円
|2,100円
|ハウステンボス入場一日
パークバス一日利用
|-
|光のナイト散策チケット
|3,900円
|4,000円
|3,000円
|2,000円
|17時以降の入場
17時以降のパークバス1日利用
|}

パスポート券種以外の券種を購入の場合で入場後にパスポート対象施設を利用する場合はパスカードが必要となる
{| class="wikitable"
!パスカード名  
!均一料金    
!チケット内容          
|-
|パスカード
|3,500円
|パスポート対象施設利用
|}

'''オフィシャルホテル宿泊者専用チケット'''
{| class="wikitable"
!チケット名            
!シニア  
!大人  
!中人 
!小人  
!チケット内容                           
|-
|オフィシャルホテル1.5DAYパスポート
|8,500円
|9,000円
|8,000円 
|6,500円
|連続2日間の入場(初日の入場は15時以降)
パスポート対象施設利用
|-
|オフィシャルホテル2DAYパスポート
|10,300円
|10,900円
|9,900円
|8,000円
|連続2日間の入場
パスポート対象施設利用
|-
|オフィシャルホテル3DAYパスポート
|13,400円
|14,000円
|13,200円
|10,900円
|連続3日間の入場
パスポート対象施設
|-
|オフィシャルホテル再入場パスポート
| colspan="4" |4,100円
|オフィシャルホテル宿泊者の翌日再入場
パスポート対象施設

購入には前日のパスポート・散策チケットが必要(夜間チケットは対象外)
|}
ホテルアムステルダム・ホテルヨーロッパ・フォレストヴィラに宿泊した方には翌日のパスポートをホテルフロントで無料プレゼント。

配布条件はオフィシャルホテル再入場パスポートと同様だが添い寝のお子様は対象外


== テレビ番組 ==
この他、園に隣接して分譲[[別荘]](ワッセナー)、分譲マンション(ハウステンボスヒルズ)がある。
* [[日経スペシャル カンブリア宮殿]] 逆境からの復活劇 ~不可能を可能にしたカリスマ社長~(2012年2月23日、テレビ東京)<ref>[https://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/2012/0223/ 逆境からの復活劇 ~不可能を可能にしたカリスマ社長~] - テレビ東京 2012年2月23日</ref>


== 関連会社 ==
== 書籍 ==
=== 関連書籍 ===
* ハウステンボス・技術センター株式会社 - ワッセナーの分譲・管理など
* 『ハウステンボス物語 男たちの挑戦』(著書:上之郷利昭)(1992年3月31日、プレジデント社)ISBN 9784833470049
* エイチ・テイ・ビイ観光株式会社(ハウステンボス観光) - 貸切バス事業
* 『ヒューマンウェアのホテル学 ハウステンボスの思想と戦略』(著書:窪山哲雄)(1993年4月16日、日本経済新聞社)ISBN 9784532160920
* ハウステンボス熱供給株式会社 - [[西部瓦斯]]株式会社の[[持分法]]非適用[[関連会社]]でもある。
* 『ハウステンボスの挑戦』(著書:神近義邦)(1994年1月15日、講談社)ISBN 9784062064071
* HTBクルーズ株式会社 - [[新日本海フェリー]]の「フェリーらべんだあ」として新造され、ギリシャの船社で運航されていた船舶を改装し、「オーシャンローズ」として2012年2月29日より長崎 - 上海間で運航、同年7月25日からは公海上でのカジノの営業を開始した。しかし、日中関係の悪化に伴い同年10月13日の長崎発を最後に休航している。
* 『長崎・ハウステンボス図鑑』(著書:講談社)(1994年3月15日、講談社)ISBN 9784062068567
* 株式会社[[ラグーナテンボス]] - [[愛知県]][[蒲郡市]]にある観光・商用施設の運営会社。ハウステンボス株式会社が筆頭出資会社となっている。
* 『ハウステンボス 設計思想とその展開』(編者:日本設計)(1994年12月5日、講談社)ISBN 9784062060219
*株式会社TBソアラメディカル - ヘルスケアリゾートTHE SOARAの運営会社。ハウステンボス株式会社が筆頭出資会社となっている。
* 『ハウステンボス・エコシティへの挑戦』(著書:池田武邦)(1999年6月20日、かもがわ出版)ISBN 9784876994618
* HTBエナジー株式会社 - 小売電気事業者。ハウステンボス株式会社の子会社となっている。
* 『ハウステンボス』(著書:昭文社)(2000年2月4日、昭文社)ISBN 9784398228338
* [[ギャガ]]株式会社 - 映画配給会社。2016年7月29日に、[[クリーク・アンド・リバー社]]と共同で第三者割当増資を引き受け、株式保有比率が36.0%となり筆頭株主となる<ref>[http://www.gaga.co.jp/news/%E3%80%90%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%82%AC%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%80%91%E7%AC%AC%E4%B8%89%E8%80%85%E5%89%B2%E5%BD%93%E5%A2%97%E8%B3%87%E5%AE%9F%E6%96%BD%E3%81%AE%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B.pdf 第三者割当増資実施に関するお知らせ] - ギャガ 2016年7月29日(2016年8月2日閲覧)</ref>。
* 『ハウステンボス周辺の今昔』(著書:長島俊一)(2005年6月1日、地方小出版流通センター)ISBN 9784902863048
* 『千年の街ハウステンボス物語』(著書:蒼木凛々)(2010年4月1日、文芸社)ISBN 9784286086798
* 『超高層から茅葺きへ ハウステンボスに見る[[池田武邦]]の作法』(著書:井川聡)(2012年4月1日、海鳥社)ISBN 9784874158425
* 『運をつかむ技術 18年間赤字のハウステンボスを1年で黒字化した秘密』(著書:澤田秀雄)(2012年9月27日、小学館)ISBN 9784093882644
* 『オランダの民族衣装 ハウステンボス所蔵人形』(著書:大原昭子)(2015年3月1日、リフレ出版)ISBN 9784862238214


== 脚注 ==
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Notelist}}
=== 出典 ===
{{Reflist}}
{{Reflist}}


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
{{Commonscat|Huis Ten Bosch (theme park)}}
{{Commonscat|Huis Ten Bosch (theme park)}}
{{ウィキポータルリンク|ヨーロッパ|[[画像:Flag of Europe.svg|40px|Portal:ヨーロッパ]]}}
* [[ウインズ佐世保]] - ハウステンボス町にある。
* [[ウインズ佐世保]] - ハウステンボス町にある。
* [[ロイヤルプリンセス (遊覧船)]] - 旧アメリア
* [[ロイヤルプリンセス (遊覧船)]] - 旧アメリア
* [[各都道府県で最も高いビルの一覧]]
* [[各都道府県で最も高いビルの一覧]]
* [[NEO FANTASIA]] - [[茅原実里]]の5thアルバム。ハウステンボスにてジャケット写真など撮影が行わ
* [[長崎国際大学]] - ハウステンボスあり、この大学学生証を提示すば無料で入場できる


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
549行目: 669行目:
*{{Twitter|qconsbreath|キューコンズブレス}}
*{{Twitter|qconsbreath|キューコンズブレス}}
* {{Facebook|huistenbosch|ハウステンボス / HUIS TEN BOSCH}}
* {{Facebook|huistenbosch|ハウステンボス / HUIS TEN BOSCH}}
* [https://www.htbwassenaar.jp/ ハウステンボスワッセナー](宅地エリア)
* [http://www.thesoara.com/ ヘルスケアリゾート THE SOARA]
* {{Facebook|THESOARA|ヘルスケアリゾート THE SOARA}}


{{日本のテーマパーク}}
{{日本のテーマパーク}}
{{Normdaten}}


{{DEFAULTSORT:はうすてんほす}}
{{DEFAULTSORT:はうすてんほす}}
559行目: 679行目:
[[Category:長崎県の観光地]]
[[Category:長崎県の観光地]]
[[Category:佐世保市の企業]]
[[Category:佐世保市の企業]]
[[Category:ホテル運営会社]]
[[Category:日本のホテル運営会社]]
[[Category:1982年設立の企業]]
[[Category:1982年設立の企業]]
[[Category:経営破綻した企業]]
[[Category:20世紀の日本の設立]]
[[Category:経営破綻した企業(長崎県)]]
[[Category:1992年開業の施設]]
[[Category:1992年開業の施設]]
[[Category:1992年竣工の日本の建築物]]
[[Category:日本の塔]]
[[Category:日本の塔]]
[[Category:ギャガ]]<!--2016年に資本業務提携し筆頭株主となる-->

2024年12月23日 (月) 05:19時点における最新版

ハウステンボス
ハウステンボス(2008年3月15日以前の写真)
ハウステンボス(2008年3月15日以前の写真)
施設情報
愛称 HTB/テンボス
前身 長崎オランダ村
テーマ 中世オランダ
事業主体 ハウステンボス株式会社
面積 152万m2
来園者数 170万人(2019年9月期)
開園 1992年3月25日[1]
所在地 859-3243
長崎県の旗 長崎県
佐世保市ハウステンボス町1-1
位置 北緯33度05分09.37秒 東経129度47分23.58秒 / 北緯33.0859361度 東経129.7898833度 / 33.0859361; 129.7898833座標: 北緯33度05分09.37秒 東経129度47分23.58秒 / 北緯33.0859361度 東経129.7898833度 / 33.0859361; 129.7898833
地図
地図
ハウステンボス (長崎県)
公式サイト https://www.huistenbosch.co.jp/
テンプレートを表示
ハウステンボス株式会社
HUIS TEN BOSCH Co., Ltd
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
859-3292
長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1
設立 1982年12月
(長崎オランダ村株式会社として)[2]
業種 サービス業
法人番号 6310001005886 ウィキデータを編集
事業内容 テーマパークホテルなどの運営
代表者 代表取締役社長 高村耕太郎
資本金 15億円(2022年9月30日現在)
売上高 171億84百万円(2022年9月期)
営業利益 2億76百万円(2022年9月期)
純利益 1億67百万円(2022年9月期)
純資産 100億36百万円(2022年9月30日現在)
総資産 288億7百万円(2022年9月30日現在)
従業員数 1,242人(2022年9月現在)
決算期 9月30日(2010年(第21期)より決算期を従来の3月31日から変更[3]
主要株主 PAG 100%(2022年9月30日現在)
主要子会社 #関連会社参照
外部リンク www.huistenbosch.co.jp
テンプレートを表示

ハウステンボス: Huis Ten Bosch)は、長崎県佐世保市にあるテーマパーク。略称は「HTB」[注釈 1]、テンボス。オランダの街並みを再現し、ヨーロッパ全体をテーマとしている。東京ディズニーリゾートの1.5倍の敷地面積で、単独テーマパークとしては日本最大[4]。ドラマ・映画・CMなどのロケ地としても使われている。佐世保市の町にもなっており、所在地の住所は「佐世保市ハウステンボスまち1-1」。

概要

[編集]

名称について

[編集]

「ハウステンボス」(Huis Ten Bosch)は、オランダ語で「森の家」。「Huis」が「家」、「Ten」が「の」あるいは「〜にある」、「Bosch」が「森」である。オランダベアトリクス王女が住む宮殿の一つ、ハウステンボス宮殿(Paleis Huis ten Bosch)を再現した事から名付けられた。オランダ語の慣用例に基づいた「Huis Ten Bosch」のカナ転写は「ハウス・テン・ボス」である[注釈 2]。現代のオランダ語では「bosch」という言葉は「bos」として書かれ、「ten」という場所を示す文法的な表現 (te + den) は古くからある慣用表現に限られる。

プロジェクトの概要

[編集]

大村湾北端に面した佐世保市針尾島の早岐瀬戸に接する部分に位置し、総開発面積は152ヘクタール(46万1千坪)。現在の東京ディズニーリゾートディズニーランドディズニーシー)とほぼ同規模。単独テーマパークとして、連続した敷地面積では、群を抜いて日本最大である。

テーマパークの一形態ではあるが、ひとつの街として造るというコンセプトに基づいているため、舞台裏と呼べる部分がない。そのため、宅配業者などが行う店舗への物品搬入や、ホテルのリネン類補給のためのサービス車両は、全てハウステンボスの街中を走り建物脇に堂々と停車・駐車している。普通に宅配便の車が走っており、これによってハウステンボスの街並みに現実感が備わるとともに、こうした車両を、クラシックデザインの導入や、原色系に統一したテーマカラーで彩ることで、街並みのアクセントとして積極的に機能させている。

開園当初の構内車両には、日産自動車富士重工業が開発したオリジナルのクラシック架装が施してあるほか、トヨタ・クラシックなどのクラシックデザインの車両なども使われている。ハウステンボス向け特注車両がもとになって市販化された車が、スバルサンバー・クラシックである。

なお、開業までの詳細な経緯は、創業者である神近義邦の著書「ハウステンボスの挑戦」(講談社、1994年1月、ISBN 4062064073)に記述されている。

現在のハウステンボス敷地の大部分は、江戸時代に干拓された水田地跡である。太平洋戦争時に軍に接収されたのち、ごく短期間、広島県江田島の海軍兵学校針尾分校が置かれた。大戦終結後には、厚生省佐世保引揚援護局が置かれ、針尾島西部の浦頭港に帰着した船舶から上陸した引揚者は、ここまでを徒歩で移動し、休息救護を受けた歴史がある。この地で休息後、もよりの国鉄南風崎駅から故郷への帰宅の途についた。引揚援護局閉鎖後は、陸上自衛隊針尾駐屯地を経て、その後長崎県に払い下げられた。県は、針尾工業団地として造成を行ったが、工業用水供給の問題などから企業誘致が進まず、手つかずのままだった。議会で毎回のように批判を浴び頭を悩ませていた県は、大村湾西岸でテーマパーク運営で成功していた長崎オランダ村に注目。長崎オランダ村株式会社(当時)も、長崎オランダ村付近の交通渋滞が著しかったことなどから、駐車場としての購入を希望した[5]。しかし、神近はアジアのリゾート観光拠点を創り上げる新たな構想をねり上げ、オランダ村を発展的に大規模に拡大した施設を新たに建設した。完成後、商号変更を行い、現在のハウステンボス(ハウステンボス株式会社)に至る。

イメージづくり

[編集]

計画の設計は、日本設計が行い、オランダ村の設計も手がけた池田武邦が再び行なった。オランダ400年の国づくりに学びながら、現在の時代を先取りする環境都市となっていく生活ストーリーを作り、「人と自然が共存する新しい街」「自然の息づかいを肌で感じることのできる新しい空間」を目指してつくられた。ユトレヒト地区を最古の市街部に見立て、ビネンスタッド、ニュースタッドと入園口方向へと新しく都市が広がっていく形の構造となっている。 各地区毎にオランダの文化と豊かな自然が息づかせ、ハウステンボスで生活する人々や訪れる人々につかの間の余暇と、本格的な充実したリゾートライフを提供することを目指している。どの地区でも、施設や街の紋章までもがオランダ政府の協力や助言のもとにオランダに実在する建物を忠実に再現する方法で造られており、建物に付属の石像もオランダの文化財修復家が製作に当たっている。車道はピンコロの石畳とし、歩道や横断歩道にまで様々な色彩のレンガが使われた。このようなレンガ基調の街並に、ウッドデッキなど木材を配して落ち着ける空間を提供し、さらに、そこに植物を植え込んで充足感を抱けるように工夫されている。特に最奥部に建てられたパレスハウステンボスは、オランダ王室の宮殿を写したもので、王室の許しを得て忠実な再現が行われている。宮殿最上部に置かれた王冠は、オランダの企業グループより贈呈を受けたもので、日蘭両国の友好の象徴である。このパレスハウステンボス宮殿は、庭園の設定にも、これからの友好関係の発展を願う、希望を込めたストーリーが隠されている。

町名としては、1991年(平成3年)6月16日に「佐世保市ハウステンボス町(まち)」に変更された[6]。施設の側を通る県道にも長崎県道141号ハウステンボス線の名称が付されている。

なお、母体となった長崎オランダ村は、2001年10月まで西彼町の元の場所でしばらく営業を続けていたが、閉園後、2003年に西彼町に売却された。現在、西彼町は、町村合併によって西海市になっている。オランダ村跡地はハウステンボスの南方、27kmの所に現存している。2010年5月より施設の一部が西海市西彼支所として活用されている。

土壌の改良

[編集]

長崎オランダ村株式会社が買い上げた土地は、敷地のほぼ全域がヘドロで埋め立てられており、雨が降ると地面に染みこまずに巨大な水溜りになり、乾燥するとひび割れを起こした。砕石されずに投棄された2m近い岩塊が次々とでてくる有様だった[5]。一面、背の高い草に覆われ、樹木は生えていない状況だった。まずは草木が失われていた土地を土壌改良して樹木林を形成させることからスタート。土地購入費以上の投資をして土地を掘削し、堆肥を混入する有機的な方法で土壌改良を実施した。東京農業大学関連の学術研究者による綿密な周辺調査に基づいて植栽を行い、約40万本の樹木と30万本の花を植えた。

運河の掘削

[編集]

水田だった頃には、塩害防止用のクリークが張られていたが、ハウステンボス建設時にはすでに埋められていた。ハウステンボス建設では、これとは別に、城塞部を囲むように新たに運河が掘削された。運河は全長6,000m。水深2.5m、幅20〜30m。水際は、動植物に対し自然の生態系がなだらかに形成されるように、接水部分に砕石や土、木を利用した。運河護岸はコンクリート壁を使わず、石積みとしている。ハウステンボスでは親水護岸と呼んでいる。白鳥などの水鳥も、運河から容易に陸部に上がり、営巣している姿が見られる。また、魚類の姿もよく観察できる。

また、運河の海水大村湾の干満の潮位差を利用して入れ替える他、要所要所に設置した水中ポンプで強制循環させて澱ませないように管理している。園内には水処理施設が建設され、ここで汚水や排水を高度浄水処理し、中水道として草木に散水、または土壌浸透させて、自然に運河に戻すという方法をとっている。その徹底した環境への配慮により、大村湾の水質よりもハウステンボスから湾に戻される海水のほうが水質が良いと言われている[7]

営業状況

[編集]
2010年以降は冬季のイルミネーションに注力し集客を試みた

建設などにかかった初期投資費用は総額2千数百億円といわれる。総合保養地域整備法(リゾート法)の適用も受けている。

ハウステンボス自体の入場者は1996年度には380万人を記録したが、2001年度の入場者は293万人まで減少、2003年には、初期投資の負債2,289億円を解消できず、会社更生法の適用を申請して破綻に追い込まれた(改正会社更生法の第1号適用)。メインバンクであった都市銀行の統合合併を前に、融資先から一斉に債務処理を迫られる事態となったためである。これによって、ハウステンボスカントリークラブ ジャックニクラウスコース、ハウステンボス商事、長崎バイオパークなどの関連会社とともに、十八銀行長崎バスなど、出資していた地元企業も経営に打撃を被っている。2000年代後半には入場者が激減してゴーストタウン化していた[8]

野村プリンシパル・ファイナンスをスポンサーとする更生計画案が認可されて以来、他のテーマパーク同様、韓国台湾中華人民共和国香港等の近隣諸国からの来場者が増えた。しかし、2008年に起こった世界金融危機の影響を受けて、近隣諸国からの来場者、国内顧客共に減少し、大規模なリストラ策を発表するなど経営再建が厳しくなった。このような経営状態の悪化により、野村プリンシパル・ファイナンスは2010年3月をもって支援から手を引くことになった。

2010年4月からはエイチ・アイ・エス(H.I.S.)が中心となる新たな経営再建が開始され、澤田秀雄が社長に就任した。澤田は当初旅行代理店業のH.I.S.が経営そのものに関与するのを否定的に考えており、支援はするものの経営には関与しない方針であったが、九州財界からの度重なる要請に応えて社長に就任した。澤田は金融機関と交渉により当時残っていた60億円の債務の8割の債権放棄を受け、残債務も九州財界から出資金で弁済し、債務ゼロの状態で経営を開始した。佐世保市から固定資産税納付額に相当する再生支援交付金を10年間受け取る約束も結んだ[9]。2010年3月13日に西日本鉄道(西鉄)が出資に参加することを表明し、西鉄の他、九州電力九電工西部ガス九州旅客鉄道(JR九州)もハウステンボスに出資することを表明した。H.I.Sの傘下に入っての事業再建を始めて初の決算で、「開業以来初の営業黒字に転換しました」と公表した[3]

また、コスト削減や利用者増のため、2010年4月にハウステンボス敷地の南側1/3を切り離して、フリーゾーン(無料で入れる領域)とした。フリーゾーンとの境界には新たに「南門」を設けて、フリーゾーンには他企業の参入も許し[注釈 3]、ベンチャー企業による「英語専用店舗」などのユニークな施設も建設された。また、隣接して所有していたヨットハーバーである「ハウステンボスマリーナ」を2011年4月に手放し、長崎県に譲渡した。 なお、前述のフリーゾーンは2015年5月1日以降準有料化となっている。 ただし当日有効のハウステンボスの入場券所持の場合とホテルヨーロッパ・フォレストヴィラ・ウォーターマークホテル長崎の宿泊者はフリーゾーンの入場料金は不要となる。 またフリーゾーンは2015年7月18日以降ハーバーゾーンに名称変更された[10]。 2015年にはオペレーティングロボットを採用する変なホテルをオープンさせ、科学技術に興味を持つ若者育成に力を入れている[要出典]。2019年10月1日からハーバーゾーンは花火開催時を除き入場無料化となる。

2018年12月3日、ハウステンボスは中国の投資会社復星集団から2割超の出資を受ける方針を表明。中国人観光客の受け入れ増なども視野に入れた提携話であったが、2019年2月に破談となっている[11]

2019年5月21日、代表取締役社長を坂口克彦へ交代。前任のカリスマ経営から組織経営の転換を目指し、入場料金の見直しなどを図る。2019年10月1日からはシニアや妊婦、幼児連れなどを対象とした新区分「おもいやりパスポート」を導入。

2022年9月30日、エイチ・アイ・エス(HIS)は子会社ハウステンボスの全株式を香港の投資会社PAGに666億6000万円で売却した [12]

沿革

[編集]
  • 1988年
  • 1990年
  • 1992年
  • 1993年
    • 3月7日 「ホライゾン・アドベンチャー」オープン。
    • 9月7日 - 9日 マイケル・ジャクソン、再びプライベートで来園[14]
  • 1994年
  • 1996年
  • 1997年
  • 1998年
    • 7月18日 「ノアの劇場:エコロジア」リニューアルオープン。
  • 2000年
    • 6月 業績不振のため経営支援と引き替えに、創業者の神近義邦が代表取締役社長を辞任。
  • 2002年
    • 7月20日 「フライト・オブ・ワンダー」「キッズ・ファクトリー」オープン。(フライト・オブ・ワンダーは“ワンピースライドクルーズ”にリニューアル、キッズファクトリーは“チャイルドキングダム”に移行、いずれも運営終了)
  • 2003年
  • 2004年
    • 3月 2014年までの更生計画案を提出。
    • 4月24日 リニューアルオープン。
  • 2005年
    • 7月30日 「The Life Spa RIN」オープン。
  • 2006年
  • 2007年
    • 3月25日 「グランオデッセイ」[注釈 5]を開業
    • 4月28日 旧アニメワールドで、脚本家市川森一原作のハウステンボスを舞台にした絵本「コムタチン・コムタチン」を5月27日まで上映。(終了)
    • 7月28日 「コムタチン・コムタチン・ミュージアム」開業。(終了)
  • 2008年
    • 6月1日 年間パスポート「モーレンクラブ」の制度が料金改定のほか、ポイント電子化、場内ホテルの予約の簡便化など変更され、「ハウステンボス ファミリエ」となる。
    • 6月30日 大航海体験館を閉館。
  • 2009年
    • 7月1日 ホテルデンハーグを一時休館。
    • 9月11日 - 13日 マイケル・ジャクソン追悼企画「Michael Jackson Memorial Event in HUIS TEN BOSCH 2009」開催。マイケル・ジャクソンが滞在した迎賓館の見学、「自宅に作りたい」と言うほど気に入っていたクリスタル・ドリームの臨時再演など。
  • 2010年
  • 2011年
    • 2月11日 - 3月6日 イルミネーションイベント「光と闇の王国」テストオープン。
    • 2月11日 「日本の怪談屋敷」がオープン。
    • 4月29日 「5D MIRACLE TOUR」オープン。
    • 3月15日 - 6月12日 「花の王国」開催。
    • 3月19日 「ONE PIECE サウザンドサニー号クルーズ in ハウステンボス」運航開始。
    • 6月4日 - 7月10日 「初夏のハウステンボス」・「闇と光の王国」開催。
    • 7月15日 「ホテルデンハーグ」が「ウォーターマークホテル長崎・ハウステンボス」にリニューアルオープン
    • 7月16日
      • 「スリラー・ファンタジー・ミュージアム イルミネーション」が2011年セカンドバージョンにリニューアル。
      • 「メロディ・イン・ザ・ダーク〜オルヘル・ハウス〜」がリニューアル。
      • 「スリラー・ファンタジー・ゲームセンター」がオープン。
    • 11月25日 フリースラント地区旧ホースランドに「白い観覧車」がオープン。
    • 12月1日 「ヘルスケアリゾートTHE SOARA」オープン。
  • 2012年
    • 3月3日 日本一長い300mのジップライン「シューティングスター」と高さ9mの「天空の城」が体験できる「アドベンチャーパーク」がオープン。
    • 3月17日 - 5月6日ドラゴンクエスト展 in ハウステンボス」開催。
    • 4月28日 日本初の拡張現実(AR)技術を使用したアトラクション「デジタルホラーハウス〜サバイバー・フロム・ザ・ゾンビラボ〜」がオープン。
    • 5月6日 ハウステンボス唯一のライドアトラクション、「フライト・オブワンダー」が「ONE PIECEライドクルーズ」にリニューアルのため閉館。
    • 7月14日
      • ONE PIECEライドクルーズ 〜FOR THE NEW WORLD〜 in ハウステンボス 」がフライト・オブ・ワンダー跡地にオープン。
      • メロディ・イン・ザ・ダークとゴースト・ウエディングがリニューアルして再登場。さらにMJワールドは「スリラーナイト カフェ&バー」として期間限定でオープン。(イルミネーションショーは初期バージョンと現存バージョンを交互に上演)
    • 7月29日 - 10月28日 日本初公開36作品「幻のゴッホ展 ―パリ時代のゴッホ、空白の2年間―」を開催。
    • 9月1日 20万個のクリスタルを使用したパレード、「クリスタルパレード」と「クリスタリア」がスタート。
    • 9月1日 「ヨーロピアンホラーナイト」を開催(「スリラーナイト」同時開催)。
    • 10月25日 第10回全国和牛能力共進会「和牛の祭典 in ながさき」がハウステンボス第1駐車場をメイン会場として、同月29日まで開催。
    • 11月23日 アートガーデン・白い観覧車横に3Dドームシアター「i-4」がオープン。
    • 12月29日 スリラーファンタジーミュージアム地区旧MJワールドに3Dサラウンド音響と体感ギミックを使用した「ザキャッスルオブザデッド」がオープン。
  • 2013年
    • 1月1日 - 2月1日 第二章「光と炎の王国」開催
    • 1月27日 「全国ご当地キャラ大集合!inハウステンボス」にて141体のゆるキャラたちが5分間「ひげダンス」を踊り、3回目でギネス記録に認定された。
    • 2月2日 - 1月10日 第三章「光と炎と闇の王国」開催
    • 2月2日 アレキサンダー広場の特設ステージをニュースタッドに移設して、広場にカフェなどが登場。
    • 3月1日 アドベンチャーパークに5階建て巨大迷路「The Maze」(ザ・メイズ)がオープン。
    • 3月1日 新3Dマッピングショー「Glimpse into the Future」がスタート。
    • 3月2日 新アトラクションの「エクストリームインライン」が登場。
    • 3月2日 年間パスポート「ファミリエ」終了。新しく「ハウステンボスリゾート年間パスポート」が登場。
    • 3月23日
      • レイトン教授を生み出した「レベルファイブ」が初コラボ。場内でクイズラリーなどを実施。※キンダージムが「level5コラボミュージアム」になる
      • 6体の新マスコットキャラクターが誕生。「ドン・サンティ」と「ソラ・フルルン」と「キューコンズ」が誕生。運河船パレードなどを行った。
    • 4月28日 ボンボヤージュが「HTBハーバーシネマズ」にリニューアル。夏ごろまで映画館として営業を行った。
    • 6月1日 「もっとも長い花火の点火リレー」イベントでギネス記録に挑戦予定であったが、中止となった。
    • 6月29日 夏の光の王国開催。冬のイルミネーションとは違い、ライトアップを主に行った。
    • 7月13日
      • ハウステンボス歌劇団、結成・初公演[17]。劇団メンバーは宝塚歌劇団OSK日本歌劇団のOGと、オーディションで選んだ女性で構成。
      • スリラーシティの旧フジテレビショップ跡地に「廃病院」をテーマにしたホスピタルホラー「監禁病棟」がオープン。
      • カプコンとハウステンボスがコラボレーション。「カプコンサマーフェスティバルinハウステンボス」を開催。
      • 「アドベンチャーパーク」に「メルヘンふしぎの森」が誕生。
    • 9月11日 - 10月15日 ハウステンボスで「オトメイト」のイベント「オトメイトin Huis Ten Bosch」を開催。
    • 9月14日 - 9月15日 ハウステンボスでドリフト走行のカッコよさで勝敗を決めるD1GP「D1GP NAGASAKI DRIFT inハウステンボス」を開催。
    • 9月22日 約2時間に渡る九州一花火大会を開催。24時まで営業。当日はカウントダウンを超える入場者数になった。
    • 9月28日 - 10月31日 ハウステンボスのハロウィーン。スリラーシティでホラーナイトパーティを開催した。
    • 10月12日 - 10月20日 ガーデニングワールドカップ2013を開催。
    • 10月12日 - 11月17日 「プラントハンター」西畠清順がプロデュースする「世界一周植物園」を開催。
    • 11月2日 - 3月30日 光の王国2013を開催。スリラーシティのイルミネーションがリニューアルし、プロジェクションマッピングを追加した「TFMスーパーイルミネーションショー 3D」、スケートリンクを活用した「リンクファンタジア」、ドムトールンをライトアップする「ドムトールン・スーパーカラーデコレーション」が新規導入された。
    • 11月9日 - 11月10日 第2回九州ご当地グルメ王者決定戦を開催。スイーツ部門も新たに登場。
  • 2014年
    • 1月11日 250席の常設劇場ミューズホールで、ハウステンボス歌劇団がこけら落とし公演。2種類の演目を1日に4回公演[18]
    • 3月1日 - 4月6日 大阪城3Dマッピングスーパーイルミネーションで使用していた「光のキューブ」が登場。
    • 3月1日 - 5月6日 旧HTBハーバーシネマズに期間限定アトラクション「GHOST BRAST」が登場。
    • 3月15日 - 5月6日 ふわふわランドがアドベンチャーパークに登場。
    • 4月26日 脱出成功率1%のミッション遂行型タイムトライアルゲーム、恐竜の森が誕生。
    • 5月3日 ヨーロピアンヴィレッジ誕生。
    • 5月12日、ハウステンボス歌劇学院が開校。第1期生14名が入学[19]
    • 7月5日 ゲームの王国開催。ゲームの過去から未来まで体感できるゲームミュージアムや様々なイベントを展開。
    • 12月30日 - 5月6日 光と闇の王国の一環として「エイリアンバスターズ〜闇の宇宙船返奪還大作戦〜」を開催。
  • 2015年
    • 1月18日 ミステリアス・エッシャーがクローズ。
    • 7月17日 変なホテル ハウステンボスがオープン。
  • 2016年
    • 1月19日 長崎県西海市の無人島・長島を取得を発表[20]
    • 3月25日 - 6月30日 ハウステンボスで初開催となる「ハウステンボスイースター」を開催。
    • 7月16日 王国シリーズ第6弾「ロボットの王国」がスタート
    • 7月23日 スーパータワー花火を開催
    • 9月17日 スリラーシティにヘッドマウントディスプレイを使用したアトラクション、「VRホラーハウス~少女の記憶~」と「サモナーバトル」がオープン。
    • 10月9日 ウォーリーの仮装でギネス記録を目指すイベントを開催。
    • 12月1日 - 8月31日 触れる爬虫類を集めた「サワレルハチュウルイ展」を開催。
    • 12月30日 - 1月9日 ハウステンボスのシンボルタワー、「ドムトールン」を舞台にプロジェクションマッピングショーを開催。(第1弾)
  • 2017年
    • 8月1日 バンジージャンプ施設を利用した男性客の命綱が切れ、軽症を負う事故が発生した。事故発生後、社内で原因の究明などにあたっていたが、翌年1月に同施設の再開を断念することを明らかにした。
  • 2018年
    • 3月1日 アドベンチャーパーク内メルヘン不思議の森に「天空のレールコースター~疾風~」が登場。[21]
    • 4月28日 2016年に取得した大村湾の長島に、ARを活用した恐竜をテーマにしたアトラクション「ジュラシックアイランド」がオープン。[22]
  • 2019年
  • 2020年
    • 2月29日 - 3月15日 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、開園以来初の長期臨時休業。
    • 3月16日 - 3月22日 公園と屋外施設が営業再開。屋内施設は休業を継続。
    • 4月6日 - 5月15日 新型コロナウイルス感染症の影響で再び臨時休業。
    • 5月16日 - 5月31日 長崎県在住者のみ入場可能として営業を再開[26]。ハウステンボスは入園者に、マスク持参や、2週間以内に長崎県境を超える移動をしていないことなどの条件を出していたが[26]6月19日から感染症対策は継続し居住地の制限を撤廃。
  • 2021年
    • 1月11日 - 5月31日 九州在住(沖縄除く)の新成人に1DAYパスポートの料金で年間パスポートを購入できる「新成人応援キャンペーン」を実施。
    • 3月20日 スリラーシティ跡地にリアルとデジタルが融合した最先端の新エリア「光のファンタジアシティ」がオープン。[27]
    • 3月20日 ハウステンボス場内を使った街歩き型謎解きゲーム「探偵テンボスと謎じかけの王国」がアトラクションタウンにオープン。
    • 7月10日 博多湾のクルージング船「マリエラ」がハウステンボスにて「ハウステンボスリゾートシップ マリエラ」として就航開始。
    • 8月31日 「IFXシアター Kirara」が新施設オープンの為、クローズ。当日はバルーンリリースのイベントも行われた。
  • 2022年
    • 3月25日 開業30周年。当日は開園時に記念式典や1日限りのスペシャルパレードを実施。
    • 4月2日 - 4月3日 開業30周年を記念し、約1000個のランタンを夜空へ放つ「スカイランタン・セレブレーション」を実施。
    • 7月16日 「IFXシアター Kirara」跡地に「~キッズワールド~ ファンタジーフォレスト」がオープン。
    • 8月30日 エイチ・アイ・エスなどの株主が、香港の投資会社PAGに1000億円で売却する方針であることを発表した。売却後も雇用は継続され、営業を継続する[28][29][12]
    • 11月11日 ハウステンボスの「光の王国」が第10回「イルミネーションアワード」にて10年連続1位を達成。
    • 12月1日 世界最大級、ミッフィーの体験型ショップ&カフェ「ナインチェショップ」、「ナインチェカフェ」がオープン。
    • 12月21日 「スカイカルーセル」オープンの為、「カルーセル」、「ドラゴンワールドツアー」をクローズ。営業終了後はフォトスポットとして利用できるようにそのまま残されている。
    • 12月22日 世界最大級の高さ15m、日本初の3階建てのカルーセル「~天空メリーゴーラウンド~ スカイカルーセル」がオープン。
  • 2023年
    • 3月17日 「ハウステンボス歌劇団」開演10周年としてJRAゲルックホールに「ハウステンボス歌劇大劇場」がオープン、また「ホライゾンアドベンチャー・プラス」が「ホライゾンアドベンチャー」として2度目のリニューアルオープン。
    • 4月9日 アフター5パスポート・3DAYパスポート、オフィシャルホテル宿泊者の1.5DAY・2DAY・3DAYパスポート、翌日1DAYパスポート、1DAYパスポート 早割、おもいやり区分の発売を終了。
    • 4月12日 同日20:50頃、カナルクルーザーの最終便に乗船していた男性が転落する事故が発生し運休。18日より後方デッキへのカメラの設置、デッキ席では腰巻式のライフジャケット着用等の安全対策を実施し、運航再開。[30]
    • 5月8日 「遊園地・テーマパーク感染拡大予防ガイドライン」「長崎Safety」廃止に伴い、コロナ関連の対応を終了。
    • 2月25日 - 4月28日 ハウステンボス初のイースターイベント、「フラワーフェスティバル~花と光のイースター~」を実施。また、初めてミッフィーがパレードに参加。
    • 7月7日 - 9月10日 世界初のランタンが空へ舞い上がる水上ショー、「スペクタクルランタンナイトショー」を実施。
    • 10月1日 代表取締役の坂口克彦が会長執行役員に、併せて高村耕太郎が新代表取締役に就任することが発表された。
    • 10月8日 - 11月5日 パレス ハウステンボスを舞台に 「ホーンテッド・ハロウィーン」を初開催。ハウステンボス史上最高の総面積とキャスト数約3倍という壮大な世界観により、現実と錯覚するほどのリアルなホラー体験を圧倒的スケール感で味わえる。
    • 10月26日 「ウォーターマークホテル長崎ハウステンボス」と「変なホテル」が「ホテルデンハーグ」、「ホテルロッテルダム」と名称を新たにリニューアルオープン。
    • 12月1日 - 12月31日 ミッフィーの大切なお友達「メラニー」が「ナインチェ」1周年を記念して初登場。
    • 12月1日 - 2月29日 アトラクションタウン~アートガーデン間の運河で「運河アイススケート」を期間限定で開催。
  • 2024年
    • 1月7日 令和6年成人式典をハウステンボスにて開催。佐世保市成人式に参列する二十歳のゲストは無料で招待された。
    • 1月9日 - 1月12日 働き方改革の一環として4日間の休業を実施。
    • 1月13日 1DAYパスポート、アフター3パスポート、年間パスポートの価格改定を実施。
    • 3月15日 - 5月6日 開業以来、九州3県で小人・未就学児を連れての来場者数が1,000万人を突破した記念に長崎県・佐賀県・福岡県在住で“キッズフリー1DAY パスポート”を購入した大人1名につき4歳から小学生までのお子様1名分の1DAY パスポート料金が無料となる「キッズフリーキャンペーン」を実施された。
    • 3月15日 - 6月30日 ミッフィーの世界観を満喫できる「花の街 ミッフィーセレブレーション」が開催された。
    • 3月29日 旧Dライブシアター跡地に"Xsenseライド「ミッション・ディープシー」"がグランドオープン。
    • 4月27日 アートガーデンに日本最大の音楽噴水ショーの「ウォーターマジック」とダイナミックな水遊びエリアの「スプラッシュ・フィールド」を総称した「ウォーターガーデン」がグランドオープン。
    • 4月27日 - 5月6日 オランダで毎年開催される"キングス・デイ"をテーマにした「キングスウィーク」を初開催。
    • 7月5日 - 9月8日 昨年よりバージョンアップした「スペクタクルランタンナイトショー」や「ウォーターガーデンプール」などが楽しめる夏季限定イベント「スペクタクルサマーフェスティバル」を開催。
    • 9月13日 - 11月4日 昼はミッフィーとメラニーが王冠を被った仮装で登場するパレード「ミッフィーとメラニーのハッピーハロウィーンパレード」、夜は本物の宮殿を舞台にハイクオリティのホラー体験で、大絶叫してやみつきになるほどの爽快感を味わう「ホーンテッド・ハロウィーン」が楽しめる秋季限定イベント「ハロウィーンフェスティバル」を開催。
    • 10月24日 アムステルダムシティ旧カルーセルがあったエリアに世界唯一となる「ミッフィー」のテーマエリアが2025年夏にオープンすることが発表された。
    • 11月6日 一般社団法人 夜景観光コンベンション・ビューロー主催の「International Illumination Award 2024」において、イルミネーションイベント部門 優秀エンタテインメント賞の第1位を昨年に引き続き2年連続で獲得するとともに、イルミネーションにおいて年間を通じて最も優れた施設、 企業等に表彰される「最優秀賞」を受賞し、“日本一”と“世界一”の2つの称号を獲得。
    • 11月8日 - 1月6日 本場ヨーロッパのクリスマスの世界を楽しめる「ヨーロピアン・ホーリー・クリスマス」を開催。ヨーロッパのクリスマスを再現した「クリスマスマーケット」やアムステルダムシティに新たに誕生する暖かな光とシャンパンゴールドの輝きに包まれた期間限定スポットの「クリスマススクエア」などが登場。
  • 2025年
    • 1月7日 - 1月10日 働き方改革の一環として前年に引き続き、4日間の休業を実施。
    • 1月11日 - 2月27日 ヨーロッパの街並み一面が “真っ白”に輝く「白銀の世界」を開催。一瞬で”真っ白“な銀世界に変わる 「ファンタジック・スノーナイトショー ~白銀の世界 点灯式~」や雪景色のように“真っ白”なイルミネーションに変わる「光のオーロラガーデン」が登場。

チケットの種類

[編集]

パスポート(入場券)

[編集]

1日券

[編集]
  • 1DAYパスポート
  • アフター3パスポート(15時以降入場券)

複数日券

[編集]
  • 1.5DAYパスポート(1日目15時以降+2日目の連続した1.5日入場券)
  • 2DAYパスポート(連続した2日入場券)

年間パスポート

[編集]

1DAYパスポート約3回分で1年中遊べるチケット。年間パスポート限定特典として場内レストラン10%割引や駐車場無料券等の特典がある。

プレミアムチケット

[編集]

アトラクションやレストラン、ショーの優先利用ができるチケット。パスポートとは別途購入が必要。

プレミアムチケット~Royal6~

[編集]

アトラクション6施設やレストラン、ショーの優先利用にラウンジまで使える最上級の体験が出来るチケット。

プレミアムチケット~Standard3~

[編集]

アトラクション3施設やレストランを優先利用できる、パークを賢く楽しめるチケット。

施設

[編集]
ドムトールン遠望

営業中のミュージアム・アトラクション等

[編集]

ウェルカムゲート

[編集]
  • テディベアキングダム
  • カナルクルーザー(光のファンタジアシティ行き)
  • ゴンドラ遊覧

アドベンチャーパーク

[編集]
  • シューティングスター
  • 天空の城
  • 天空レールコースター 疾風

アトラクションタウン

[編集]
  • ミッション・ディープシー Xsense Ride(旧Dライブシアター)
  • ショコラ伯爵の館
  • VRワールド
    • VRラフティング
    • ウルトラ逆バンジー
  • 探偵テンボスと謎じかけの王国
  • ホライゾンアドベンチャー(2023年3月17日リニュアルオープン)
  • ハウステンボス歌劇大劇場(ハウステンボス歌劇団のホーム劇場)
  • スカイカルーセル
  • ファンタジーフォレスト(旧IFXシアター Kirara)
  • I.S.ラビリンス 光と音の迷宮
  • スーパートリックアート(2014年2月22日リニューアルオープン)

光のファンタジアシティ

[編集]
  • フラワーファンタジア
  • 海のファンタジア
  • 宇宙のファンタジア
  • アスレチックファンタジア
    • YOKERO
    • スカイフロア
  • カロヨンファンタジア
  • アートファンタジア
  • カナルクルーザー(タワーシティ行き)

アートガーデン

[編集]
  • 白い観覧車(2011年11月25日オープン)高さ48mで、冷暖房完備のゴンドラが32基設置。およそ11分で一周し、夜は約7万個のLEDが点灯する。総工費は約5億円。
  • ホースランド
白い観覧車

アムステルダムシティ

[編集]

タワーシティ

[編集]
  • ドムトールン - 高さ105m、ハウステンボス内で最も高い建築物。オランダ最古とされるドム教会鐘楼をモデルとしている。5階(地上80m)と4階(地上65m)に展望室がある。
  • カナルクルーザー(フラワーロード行き)

ハーバータウン

[編集]
  • ポルセレインミュージアム
  • GO&GO!! SNIPER GAME
  • パレス ハウステンボス(ハウステンボス美術館)
  • ジュラシックアイランド

閉館したミュージアム・アトラクション等

[編集]

ウェルカムゲート(旧ブルーケレン)

[編集]

フラワーロード(旧キンデルダイク)

[編集]
  • ミュージアムモーレン

アドベンチャーパーク(旧ブルーケレン)

[編集]
  • メルヘン不思議の森
  • ザ・メイズ
  • ふわふわランド(2022年7月15日終了)
  • どうぶつトロッコ
  • ふれあいどうぶつコーナー
  • 恐竜の森(2024年9月30日終了)

アトラクションタウン(旧ニュースタッド)

[編集]
  • ミステリアス・エッシャー(旧:天星館/2015年1月18日クローズ)
  • SMTOWN HOLOGRAM CONCERT(旧:ミステリアス・エッシャー)
  • a-nationホログラムシアター(旧:SMTOWN HOLOGRAM CONCERT/2017年1月22日クローズ)
  • キラリ館(旧:a-nationホログラムシアター/旧名称:涙箱)
  • Dライブシアター(旧:キラリ館)
  • ワンダーホイール(搭乗型移動支援ロボット Air WheelS3に搭乗できる他ドローンの操縦体験ができる)
  • 天星館
  • グランオデッセイ(旧:天星館)
  • VRの館(旧グランオデッセイ/VRワールドにリニューアル)
  • 宇宙帆船館
  • フライト・オブ・ワンダー(旧:宇宙帆船館/2012年5月16日クローズ)
  • ONE PIECE ライドクルーズ 〜FOR THE NEW WORLD〜 in ハウステンボス(旧:フライト・オブ・ワンダー)

クローズ)

  • VR-KING(旧ONE PIECE ライドクルーズ 〜FOR THE NEW WORLD〜)
  • バハムートディスコ
  • ホライゾンアドベンチャー・プラス(ホライゾンアドベンチャーへリニューアル)
  • ノアの劇場:エコロジア
  • 機動戦士ガンダムスペシャルシアター
  • お絵かき水族館
  • ロボットの館
    • バトルキング
  • チャイルドキングダム(キッズ・ファクトリーから移転/ミューズホール建設のため終了)
  • キンダージム
  • 恐竜ランド(旧キンダージム/2024年6月30日クローズ)
    • みんなの恐竜
    • 恐竜バスケット
  • IFXシアター Kirara(旧ノアの劇場/2021年8月31日クローズ)
  • MUSE HALL(ミューズホール)(ハウステンボス歌劇団のホーム劇場、2023年3月12日クローズ)

アートガーデン

[編集]
  • ルフティ・バルーン
  • ドームシアター i-4
  • ドームシューティング360(2014年12月13日プレオープン/30日グランドオープン)
  • 光のバンジージャンプ(事故により2017年8月2日で営業中止)
  • クレイジーハンマーキング

光のファンタジアシティ(旧ミュージアムスタッド/スリラー・ファンタジー・ミュージアム,スリラーシティ)

[編集]
  • クリスタル・ドリーム - マイケル・ジャクソンが訪問した際、絶賛したので世界的に有名になった。(2009年6月30日クローズ)
  • MEGA3D 360°(旧クリスタル・ドリーム/システムプロ倒産のため閉館)
  • ザ・キャッスル・オブ・ザ・デッド
  • ダンジョン・オブ・ダークネス
  • 愛のホラーハウス(2014年11月15日オープン/日本の怪談屋敷横)
  • 柿右衛門ギャラリー
  • 監禁病棟(2013年7月13日オープン/2016年3月5日リニューアルオープン/フジテレビショップ跡地)
  • オルゴール・ファンタジア(2009年5月10日クローズ)
  • メロディ・イン・ザ・ダーク〜オルヘル・ハウス〜(旧:オルゴール・ファンタジア/2016年8月31日クローズ)
  • VRホラーハウス~少女の記憶~
  • カロヨンシンフォニカ(2009年5月10日クローズ)
  • ゴースト・ウエディング〜カロヨン・ミュージアム〜(旧:カロヨンシンフォニカ/2016年8月31日クローズ)
  • サモナーバトル
  • シーボルト出島蘭館
  • フォーチュン・チェンバー(旧:シーボルト出島蘭館)
  • 日本の怪談屋敷
  • ナイトメア・ラボ(旧:フォーチュン・チェンバー/2017年2月28日クローズ)
  • VR心霊百物語~廃病院~
  • アニメワールド(2009年6月30日クローズ)
  • コムタチン・コムタチン・ミュージアム(旧:アニメワールド)
  • スプーキーホール(旧:コムタチン・コムタチン・ミュージアム/2011年1月16日クローズ)
  • パンプキンハウス(旧:スプーキーホール)
  • デジタルホラーハウス サバイバー・フロム・ザ・ゾンビラボ(2012年4月28日オープン/5Dミラクルツアー2階)
  • 5D MIRACLE TOUR(旧:パンプキンハウス/2011年4月29日オープン)
  • アメージングジャーニー インフィニティ
  • 太鼓の達人 3Dプロジェクションマッピング

アムステルダムシティ(旧ビネンスタッド)

[編集]
  • キッズ・ファクトリー
  • リンクファンタジア
  • カルーセル(スカイカルーセルのオープンに伴い、2022年12月21日クローズ)
  • DRAGON WORLD TOUR(2022年12月21日クローズ)
  • パサージュギャラリー(2024年9月16日クローズ)

ハーバータウン(旧スパーゲンブルグ)

[編集]
  • 大航海体験館(2008年6月30日クローズ/
  • 海上3Dシアター ボンボヤージュ(旧:大航海体験館)
  • HTBハーバーシネマズ(旧:海上3Dシアター ボンボヤージュ)
  • GHOST BLAST(旧:HTBハーバーシネマズ)
  • 龍馬伝館(2011年02月28日クローズ)
  • ザ・バーチャル
    • VRフォーミュラ
    • AIR TONE
    • 迫りくる愛のささやき
    • VR心霊物語~廃病院~(VRコンテンツ体験のみ)
    • HANZO
  • ゲームミュージアム
  • 咸臨丸(2003年売却)
  • デリーフデ号乗船体験
  • サウザンド・サニー号クルーズ(ラグーナテンボスでも運航終了)
  • ミニメリー号にのろう

場外・パークワイド

[編集]
  • チューリップホテル(場外)
  • モンスターレーダー
  • ハウステンボスARクエスト
  • リアルモンスターバトル
  • セグウェイツアー

ハウステンボスオフィシャルホテル

[編集]

ハウステンボス場内と場外に7件のオフィシャルホテルがある。オフィシャルホテル宿泊者専用パスポート[注釈 6]といった特典が利用できる。ホテルでハウステンボス各種パスポートも扱う。

このうち、ハウステンボスの直営ホテルという扱いで「ハウステンボスオフィシャル5ホテル」と称されている[注釈 7]。オフィシャルホテルとしての特典の他、開園前の先行入場、ハウステンボス入場口近くから手荷物配送、ハウステンボス入場口近くの宿泊者専用駐車場の無料利用などの特典を得る(特典内容はホテルにより異なる)。

このうち、ハウステンボス5ホテルを除く2件のホテルのみがオフィシャル&パートナーシップホテルと称されることもある[注釈 8]

場内

[編集]
ホテルヨーロッパ
客室数328。"ハウステンボス最上級ホテル"[31] と称される、ハウステンボスを代表するホテル。内海を持ち、専用のカナルクルーザーでホテルに入ることができる。運営はハウステンボス株式会社[注釈 9]。ハウステンボス5ホテルズ。
ホテルアムステルダム
客室数202。パークのほぼ中心に位置し、2件の内部庭園をもつ。運営はハウステンボス株式会社[注釈 9]。ハウステンボス5ホテルズ。
ハウステンボスのテーマパークゾーン内にあるため、宿泊の際にはハウステンボスのパスポートが必ず必要であるが、宿泊者はハウステンボスの開園時間外も含め、基本的に時間制限なくパーク内に入ることができる。
フォレストヴィラ
コテージ105戸。森の中の湖畔にある雰囲気を持たせている。運営はハウステンボス株式会社[注釈 9]。ハウステンボス5ホテルズ。
ホテルデンハーグ
客室数228。ハウステンボスのハーバーゾーンに位置するオーシャンフロントホテル。ハウステンボス5ホテルズ。
設立時は「ホテル デンハーグ」として開業し、2009年7月に休館。2011年7月に「ウォーターマークホテル長崎ハウステンボス」に改称し、再開。再開後の一時期、"英語公用語ホテル"と称し、ホテル内での案内等は原則として英語で行われていたことがある。
2023年10月26日に再び名称を「ホテルデンハーグ」へ戻し、ホテル運営を再開。

場内ホテル宿泊者(ホテルデンハーグ含む)は入国口、マリンターミナルの場内ホテル手荷物預かり所で荷物を預け各ホテルまで届けてもらうことができる。 但しマリンターミナルの場内ホテル手荷物預かり所はホテルデンハーグは対象外

場外

[編集]
ホテルロッテルダム
客室数144。ハウステンボス出国棟より外周を西へ徒歩10分程度。運営はハウステンボス株式会社。ハウステンボス5ホテルズ。
2015年7月17日、東京大学生産技術研究所鹿島建設などと共同で開発したスマートホテル構想に基づくローコストホテル[32]・「変なホテル」 として開業し、接客を含む運営の多くをロボットに任せるなどの特徴を持っていた[33]
2023年10月26日、ハウステンボス直営となったことで「変なホテル」グループから離脱し、ハウステンボスホテルズのカジュアルホテルとして全面リニューアルし、「ホテルロッテルダム」として再オープン。
ホテルオークラJRハウステンボス
客室数320。ハウステンボス入国棟東側に隣接し、専用ハーバーからカナルクルーザーで入出国できる。JR沿線から見える一番手前の建物。天然温泉琴乃湯」がある。オークラホテルズ&リゾーツ系列。運営はJR九州ハウステンボスホテル株式会社(JR九州グループ)で、JR九州グループホテル/JRホテルグループでもある。
1995年6月に全日空ホテルズのフランチャイズにより「ハウステンボスジェイアール全日空ホテル」として開業、2012年3月末でIHG・ANA・ホテルズ(以前の全日空ホテルズ)とのフランチャイズ契約が期間満了。2012年4月1日にオークラホテルズ&リゾーツに加盟し、現名称に改称[34]
ホテル日航ハウステンボス
客室数388。ハウステンボス出国棟西側に隣接し、専用ゲートより再入国できる。ニッコー・ホテルズ・インターナショナル系列。運営はナバ開発株式会社(長崎バスグループ)で、長崎バスホテルズ[35] でもある。

その他サービス施設

[編集]
迎賓館
客室数8。オランダ王室等のVIP宿泊用に設けられたホテルヨーロッパの別館。
ワッセナー
ワッセナー
ハウステンボスの西側に位置する、分譲住宅街。オランダに実在する高級住宅街の名を冠して、ハウステンボスと一体で開発された。すべての住宅が運河に面しており、多くの住宅には個別の桟橋も設けられている。一戸建ての他、共同住宅(マンション)もある。
テーマパークゾーン、ハーバーゾーンのいずれにも含まれず、ゲーテッドコミュニティとなっているため、ワッセナーの区画全体に居住者および関係者以外は立ち入ることができない。
ハウステンボスマリーナ、ハウステンボスハーバー
ハウステンボスの北西に位置する、公共マリーナ。ハウステンボス開業当初からハウステンボス運営のマリーナであったが、2011年4月に長崎県に譲渡された。
現在は長崎県の施設として、指定管理者制度により2019年4月からは株式会社ユニマットプレシャス(ユニマットグループ)が運営している。一般には「ハウステンボスマリーナ&ハーバー」という名称で案内されている。
インフォメーションセンター
入国インフォメーションセンター(ウェルカムゲート)と中央インフォメーションセンター(アムステルダムシティ)の2か所が利用可能。パーク内の案内や迷子の保護、車椅子レンタルや忘れ物の問い合わせ等の総合案内を行っている。
ATMコーナー
ウェルカムゲートと中央インフォメーションセンターの2か所で利用可能。
ウェルカムゲートではイオン銀行ATM、中央インフォメーションセンターではE-netのATMが利用可能。
救護室「First Aid」
中央インフォメーションセンター横の建物にて軽いけがなどの応急手当を行っている。
10:00-21:00は看護師が常駐しており、それ以外の時間帯はホストクルーにて対応を実施。
医師が常駐していないため、医療行為や医薬品の提供は行っていない。

登場作品

[編集]
アニメ・特撮(ロケ地など)
映画
その他
  • クロノスフジテレビ) - 2007年4月30日放送。
  • ジャンプ!○○中(フジテレビ) - 2008年2月13日放送。
  • run for money 逃走中(フジテレビ) - 2007年4月7日、2010年3月24日、2011年7月5日放送。
  • 逃走中 Battle Royal(Netflix) - 2022年11月15日公開。
  • ガンスリンガーストラトスリローデッド ハウステンボスステージ

アクセス

[編集]
特急「ハウステンボス」
位置情報
鉄道
ハウステンボス駅下車徒歩5分
船舶
長崎空港から場内ハーバーゾーン内のマリンターミナル着
バス
長崎空港・長崎駅・佐世保駅から西肥自動車
福岡空港博多バスターミナルから西肥自動車・西鉄高速バスハウステンボス線

テレビ番組

[編集]

書籍

[編集]

関連書籍

[編集]
  • 『ハウステンボス物語 男たちの挑戦』(著書:上之郷利昭)(1992年3月31日、プレジデント社)ISBN 9784833470049
  • 『ヒューマンウェアのホテル学 ハウステンボスの思想と戦略』(著書:窪山哲雄)(1993年4月16日、日本経済新聞社)ISBN 9784532160920
  • 『ハウステンボスの挑戦』(著書:神近義邦)(1994年1月15日、講談社)ISBN 9784062064071
  • 『長崎・ハウステンボス図鑑』(著書:講談社)(1994年3月15日、講談社)ISBN 9784062068567
  • 『ハウステンボス 設計思想とその展開』(編者:日本設計)(1994年12月5日、講談社)ISBN 9784062060219
  • 『ハウステンボス・エコシティへの挑戦』(著書:池田武邦)(1999年6月20日、かもがわ出版)ISBN 9784876994618
  • 『ハウステンボス』(著書:昭文社)(2000年2月4日、昭文社)ISBN 9784398228338
  • 『ハウステンボス周辺の今昔』(著書:長島俊一)(2005年6月1日、地方小出版流通センター)ISBN 9784902863048
  • 『千年の街ハウステンボス物語』(著書:蒼木凛々)(2010年4月1日、文芸社)ISBN 9784286086798
  • 『超高層から茅葺きへ ハウステンボスに見る池田武邦の作法』(著書:井川聡)(2012年4月1日、海鳥社)ISBN 9784874158425
  • 『運をつかむ技術 18年間赤字のハウステンボスを1年で黒字化した秘密』(著書:澤田秀雄)(2012年9月27日、小学館)ISBN 9784093882644
  • 『オランダの民族衣装 ハウステンボス所蔵人形』(著書:大原昭子)(2015年3月1日、リフレ出版)ISBN 9784862238214

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 同じ「HTB」を略称に用いている北海道テレビ放送と混同しないように公式ホームページなど対外向けには多用されておらず、ホームページのドメインも「huistenbosch」を取得している。一方で公式Twitterアカウントのユーザー名や関連会社の商号などには「HTB」が用いられている。
  2. ^ オランダ語の「ui」は日本語に類似の発音が無いが、慣用的に「アウ」を用いる。
  3. ^ ただし、ハウステンボス敷地は佐世保市が特別用途区域に設定しており、娯楽施設以外の建設はできない。
  4. ^ 炎は火を3つ重ねた字を使用。
  5. ^ 「Kirara(キララ)」に続く新たなアミューズメント施設として、ニュースタッド地区にある「天星館」を改装して設置。愛知万博の「三井・東芝館」に出展され、CGを使い観客が映画の登場人物になれるもの。
  6. ^ 「オフィシャルホテル1.5DAYパスポート」、「オフィシャルホテル2DAYパスポート」、「オフィシャルホテル3DAYパスポート」、「翌日1DAYパスポート」など。一般に購入できる1DAYパスポートを同じ日数分購入するよりも割安となり、複数日連続のパスポートは基本的に一般向けの発売はない。
  7. ^ ハウステンボス5ホテルのうち、ハウステンボス開業当初から運営されている特に上級である3つのホテル(ホテルヨーロッパ、ホテルアムステルダム、フォレストヴィラ)は「ザ・スリーホテルズ」と呼ばれることもあるが、現在ではハウステンボスの広報等でも用いられることはほとんどなくなっている。
  8. ^ 例えばウェブサイトでの案内だけでも、ご来場ガイド チケット のページでは「ハウステンボス5ホテル・オフィシャルホテル宿泊者専用」とハウステンボス5ホテルの他の2つのみをオフィシャルホテルというように表記されている。
  9. ^ a b c 開業当初は株式会社NHVホテルズインターナショナル(ハウステンボス株式会社の子会社)が、場内の直営ホテル(ホテルヨーロッパ、ホテルアムステルダム、ホテル デンハーグ、フォレストヴィラ)と迎賓館を運営していたが、後にハウステンボス株式会社に合併された。

出典

[編集]
  1. ^ a b “=長崎オランダ村ハウステンボス= JR九州 玄関駅がオープン”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1992年3月17日) 
  2. ^ 更生会社ハウステンボス株式会社への経営支援に関して管財人と基本合意書を締結することのお知らせ
  3. ^ a b 平成23年9月期 決算について』(プレスリリース)ハウステンボス株式会社http://www.huistenbosch.co.jp/aboutus/pdf/111201_htb21.pdf2020年8月21日閲覧 
  4. ^ 「日本一面積が広い遊園地・テーマパークはどこ?」
  5. ^ a b 池田武邦「聞き書きシリーズ 超高層から茅葺きへ94」 2009年9月25日付『西日本新聞』朝刊
  6. ^ 平成3年長崎県告示第437号
  7. ^ “再発見!ハウステンボス(7)海への汚水ゼロ目指す 上水レベルに浄化”. 長崎新聞 (長崎新聞社). (2009年12月10日). オリジナルの2012年9月3日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/20120903153915/http://www.nagasaki-np.co.jp/press/htb/kikaku18/07.html 
  8. ^ 五十嵐麻理. “ゴーストタウンから奇跡のV字回復!「ハウステンボス」【長崎】”. 日本珍スポット100景. 2024年6月2日閲覧。
  9. ^ 『PHPビジネスレビュー 松下幸之助塾』2011年11・12月号
  10. ^ [1] フリーゾーン(ハーバータウン・フォレストヴィラエリア) 2015年6月27日閲覧
  11. ^ ハウステンボス、中国企業の出資受け入れ撤回”. 朝日新聞 (2019年2月13日). 2019年3月5日閲覧。
  12. ^ a b HIS、ハウステンボス666億円で売却へ 財務基盤の強化急ぐ 1億円減資も”. トラベルジャーナル (2019年2月13日). 2022年9月5日閲覧。
  13. ^ a b c https://www.huistenbosch.co.jp/group/htb-learning/SDGs.html
  14. ^ a b 長崎ハウステンボス滞在ウラ話”.Legend Of MOONWALK
  15. ^ ハウステンボスが会社更生法申請”. 長崎新聞 (2003年2月27日). 2020年7月12日閲覧。
  16. ^ ハウステンボスでマイケルさん追悼ダンス集会”. 日本経済新聞 (2010年5月31日). 2021年7月9日閲覧。
  17. ^ ハウステンボス歌劇団の新体制について|ハウステンボス株式会社のプレスリリース” (2015年12月24日). 2016年2月29日閲覧。
  18. ^ 2014年1月9日中日新聞朝刊31面
  19. ^ “HTB歌劇学院1期生入学”. 長崎新聞 (長崎新聞社). (2014年5月13日). オリジナルの2014年5月13日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/20140513044935/http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2014/05/13091312013345.shtml 
  20. ^ “ハウステンボス、無人島取得…テーマパーク建設”. 読売新聞. (2016年1月19日). https://web.archive.org/web/20160119100028/http://www.yomiuri.co.jp/economy/20160119-OYT1T50085.html 2016年1月19日閲覧。 
  21. ^ 宙づり 250メートル滑降 HTBに新アトラクション”. 西日本新聞ニュース. 2020年8月29日閲覧。
  22. ^ ハウステンボス、無人島に新アトラクション 恐竜と対決『朝日新聞』朝刊2018年2月3日(経済面)
  23. ^ 非日常の世界に酔いしれる!ハウステンボスの「仮面舞踏会」 - STRAIGHT PRESS[ストレートプレス]
  24. ^ 長崎ハウステンボス「100万本の大チューリップ祭」、夜はイルミネーションも|財経新聞
  25. ^ ハウステンボス美術館でミュシャ展!世界最多数500点を展示 ストレートプレス
  26. ^ a b 加藤勝利、原口晋也 (2020年5月16日). “ハウステンボスが開園「しても赤字」 県内限定の観光地”. 朝日新聞. https://www.asahi.com/articles/ASN5J74GHN5JTIPE010.html 2020年8月21日閲覧。 
  27. ^ 光のファンタジアシティ”. ハウステンボスリゾート. 2021年5月11日閲覧。
  28. ^ エイチ・アイ・エスなど株主がハウステンボスを1000億円で売却”. NHK (2022年8月30日). 2022年8月30日閲覧。
  29. ^ 佐世保市長「しっかりした資本が入ったことは歓迎すべきこと」”. TBS news dig. 2024年6月2日閲覧。
  30. ^ 日本放送協会 (2023年4月17日). “ハウステンボス園内の船から転落 意識不明だった乗客死亡 長崎 | NHK”. NHKニュース. 2023年6月23日閲覧。
  31. ^ ホテルヨーロッパ | ハウステンボス公式ホテル”. 2022年5月8日閲覧。
  32. ^ “ハウステンボス、ロボット接客のローコストホテル開業、15年7月に”. Travelvision. (2014年11月30日). http://www.travelvision.jp/news-jpn/detail.php?id=64682 2015年2月3日閲覧。 
  33. ^ “「変なホテル」で楽しむ近未来 ハウステンボス、名称決定”. 産経新聞. (2015年2月3日). オリジナルの2015年2月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150203011545/http://www.sankei.com/region/news/150203/rgn1502030015-n1.html 2015年2月3日閲覧。 
  34. ^ JR九州ハウステンボスホテル、「オークラ」に加盟”. 日本経済新聞社. 2022年5月8日閲覧。
  35. ^ 長崎バスホテルズ”. 長崎バスホテルズ株式会社. 2022年5月8日閲覧。
  36. ^ 逆境からの復活劇 ~不可能を可能にしたカリスマ社長~ - テレビ東京 2012年2月23日

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]