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2020年2月14日 (金) 22:10時点における版

流山駅
駅舎(2018年12月15日
ながれやま
Nagareyama
◄RN5 平和台 (0.6km)
地図
所在地 千葉県流山市流山一丁目264番地
北緯35度51分21.4秒 東経139度54分6.1秒 / 北緯35.855944度 東経139.901694度 / 35.855944; 139.901694座標: 北緯35度51分21.4秒 東経139度54分6.1秒 / 北緯35.855944度 東経139.901694度 / 35.855944; 139.901694
駅番号 RN6
所属事業者 流鉄
所属路線 流山線
キロ程 5.7 km(馬橋起点)
駅構造 地上駅
ホーム 島式 1面2線
乗車人員
-統計年度-
1,408人/日(降車客含まず)
-2017年[1]-
乗降人員
-統計年度-
2,711人/日
-2017年[1]-
開業年月日 1916年大正5年)3月14日[2]
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流山駅(ながれやまえき)は、千葉県流山市流山一丁目にある、流鉄流山線で、同線の終着駅である。駅番号RN6関東の駅百選に選定されている。

歴史

駅構造

  • 1面2線のホームを持つ地上駅である。また、ホーム先に検車区があり、夜間滞泊の運用がある。
    • 島式ホーム1面2線に加え、検車区出入の側線という配線である。1番線が駅奥の検車区へ通じ、2番線のみが駅舎前に車止めがある行き止まりとなっている。いわゆる頭端式ホームではない[5]
  • 平日朝通勤時は交互発着が行われる。

のりば

乗り場 路線 行先 備考
1 流山線 馬橋方面
2 朝・夕のみ使用

駅舎

駅本屋は流山線敷設当初の1916年の建築である。これまでに修理や改造が加えられている[6]1937年12月に大規模改築が行われ、1979年12月にはプラットホーム旅客上屋の延伸が行われた[7]1977年頃の駅舎出入口の表記は「」と旧字であった[8]1998年には当時の運輸省関東運輸局から「東京近郊にありながらローカル色のある駅」という理由で、「関東の駅百選」に選定されている[9]2003年10月6日には駅舎に乗用車が突っ込み壁を大破し、券売機を破壊する事故が起きた[10]

利用状況

2017年(平成29年)度の一日平均乗車人員は1,408人で、流鉄6駅中3位である[11]。近年は減少傾向にあるが、首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス 流山セントラルパーク駅が開業した2005年から2006年にかけては1,000人近く乗車人員が減少している。なお、流山セントラルパーク駅の一日平均乗車人員は4,707人(2017年度)である。

近年の1日平均乗車人員は下記の通り。

年度 1日平均
乗車人員
1990年(平成02年) 3,836
1991年(平成03年) 3,968
1992年(平成04年) 4,071
1993年(平成05年) 4,215
1994年(平成06年) 4,153
1995年(平成07年) 4,055
1996年(平成08年) 4,058
1997年(平成09年) 4,070
1998年(平成10年) 4,090
1999年(平成11年) 3,915
2000年(平成12年) 3,894
2001年(平成13年) 3,930
2002年(平成14年) 3,876
2003年(平成15年) 3,814
2004年(平成16年) 3,701
2005年(平成17年) 2,648
2006年(平成18年) 1,785
2007年(平成19年) 1,648
2008年(平成20年) 1,592
2009年(平成21年) 1,484
2010年(平成22年) 1,422
2011年(平成23年) 1,401
2012年(平成24年) 1,418
2013年(平成25年) 1,431
2014年(平成26年) 1,369
2015年(平成27年) 1,467
2016年(平成28年) 1,420
2017年(平成29年) 1,408

駅周辺

駅舎は旧来の流山市街地に面しており、近隣を千葉県道5号松戸野田線流山街道)、千葉県道278号柏流山線が走る。市街地には、国の登録有形文化財に登録されている呉服新川屋店舗[12]、寺田園旧店舗など歴史ある建物が現存する。駅前には住宅が多い。

駅周辺には古民家が多く、これらを活用したカフェや交流スペース、宿泊施設への活用が取り組まれている[13][14]。江戸川沿いに位置する歴史的町並みが残り、行灯が燈る流山本町の町並みは「行灯回廊」や「江戸回廊」とも呼ばれ観光活用している[15]

バス路線

流山駅周辺のバス路線経路

南方向(南流山駅・松戸方面)と北方向(江戸川台駅方面)へ路線が延びる。以上の方面は、当駅は途中バス停である。また、当駅起点で東方向(柏方面)にも路線が延びる。全般的に本数は多くない。駅での案内は見当たらない。

流山駅

駅舎を背にまっすぐ進んだ流山街道沿いにあるバス停留所。

系統 主要経由地 行先
松71 流山八丁目 南流山駅北口
南流山駅南口・主水・日大病院入口・古ヶ崎・松戸営業所 松戸駅(西口)
松73・松74 南流山駅南口・南流山中学校・日大歯科病院・古ヶ崎・松戸営業所
松74 南流山駅南口・南流山中学校・日大病院入口・古ヶ崎 松戸営業所
流03 おおたかの森小・中学校 流山おおたかの森駅西口
流12 流山警察署
流11 流山警察署 流山おおたかの森駅東口

流山駅東口

駅南方(馬橋方)の跨線歩道橋を渡った高台の回転場にある。なお、「東口」という出口は当駅には存在せず、駅東側に存在するが故のバス停独自の名称である。

系統 主要経由地 行先
柏06 流山セントラルパーク駅 柏駅西口
柏07 流山セントラルパーク駅 南柏駅西口[17]

隣の駅

流鉄
流山線
平和台駅 (RN5) - 流山駅 (RN6)

脚注

  1. ^ 平成30年版流山市統計書 (PDF) 11 運輸・通信の章を参照
  2. ^ a b c 『歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』21号 26頁
  3. ^ 『歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』21号 27頁
  4. ^ 【ぐるっと首都圏・旅する・みつける】千葉・流山-松戸/レトロな雰囲気を満喫 子どもにやさしい空間も『毎日新聞』朝刊2018年10月7日(首都圏面)2018年10月26日閲覧。
  5. ^ [1][リンク切れ]
  6. ^ 「ふるさとを歩く(1)流山駅」『流山わがまち 第1巻』(Vol.1 No.1 1979年4月 p20)より。
  7. ^ 『総武流山電鉄七十年史』(p109)より。
  8. ^ 『ローカル私鉄の旅』(p44)の写真より。
  9. ^ 流山市>各課所属一覧>都市計画課>交通計画推進室TOP「流鉄について」より
  10. ^ 朝日新聞2003年10月7日千葉版31面 総武流山電鉄・流山駅に車突っ込む 築88年目、壁など大破/千葉
  11. ^ 千葉県統計年鑑 - 千葉県
  12. ^ 呉服新川屋ぐるっと流山
  13. ^ ひと・ちば:machimin/千葉”. 毎日新聞. 2019年7月2日閲覧。
  14. ^ 流鉄流山駅隣にできたmachiminが集める人、取り組む課題、目指すものとは?”. 住まいの「本当」と「今」を伝える情報サイト【LIFULL HOME'S PRESS】. 2019年7月2日閲覧。
  15. ^ 本町のまち並みを彩る切り絵行灯”. www.nagareyamakankou.com. 2019年7月2日閲覧。
  16. ^ 『流山電鉄七十八年 ぬくもりの香る町と人の物語』(p92,p97)と『総武流山電鉄七十年史』(p76,p145)より。
  17. ^ 1日1本のみ

参考文献

  • 流山市>各課所属一覧>都市計画課>交通計画推進室TOP「流鉄について」
  • 山本文男『流山電鉄七十八年 ぬくもりの香る町と人の物語』 流山新聞社、1994年
  • 総武流山電鉄七十年史編纂委員会編『総武流山電鉄七十年史』 崙書房製作、総武流山電鉄株式会社発行、1986年
  • 野口冬人『ローカル私鉄の旅』 刊々堂出版社発行、星雲社発売、1980年12月25日新装1刷発行。初版は1978年4月発売 NCID BB0036267X
  • 北野道彦:文、秋元恒:絵 「ふるさとを歩く(1)流山駅」『流山わがまち 第1巻』 Vol.1 No.1 1979年4月、流山わがまち社
  • 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 21号 関東鉄道・真岡鐵道・首都圏新都市鉄道・流鉄、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年8月7日。 

関連項目

外部リンク