コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「武蔵浦和駅」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
タグ: ビジュアルエディター モバイル編集 モバイルウェブ編集
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼: Template:駅情報への地図引数挿入 - log
6行目: 6行目:
|pxl = 300px
|pxl = 300px
|画像説明 = 東口ロータリー(2015年2月)
|画像説明 = 東口ロータリー(2015年2月)
{{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=300|type=point}}
|地図={{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=300|type=point}}
|よみがな = むさしうらわ
|よみがな = むさしうらわ
|ローマ字 = Musashi-Urawa
|ローマ字 = Musashi-Urawa

2020年2月14日 (金) 22:24時点における版

武蔵浦和駅
東口ロータリー(2015年2月)
むさしうらわ
Musashi-Urawa
地図
所在地 さいたま市南区別所七丁目12-1
北緯35度50分46.01秒 東経139度38分52.68秒 / 北緯35.8461139度 東経139.6479667度 / 35.8461139; 139.6479667 (武蔵浦和駅)
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 ムラ
駅構造 高架駅[1]
ホーム 2面2線(武蔵野線)
2面4線(埼京線)
乗車人員
-統計年度-
53,963人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1985年昭和60年)9月30日
乗入路線 3 路線
所属路線 埼京線
東北本線支線)
駅番号 JA 21
キロ程 10.6km(赤羽起点)
大崎から29.5 km
JA 20 北戸田 (2.4 km)
(1.2 km) 中浦和 JA 22
所属路線 武蔵野線
駅番号 JM 26
キロ程 58.6km(鶴見起点)
府中本町から29.8 km
JM 27 西浦和 (2.0 km)
(1.9 km) 南浦和 JM 25
所属路線 武蔵野線貨物支線(西浦和支線)
キロ程 0.0* km(武蔵浦和起点)
(1.6* km) 別所信号場
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口
* 西浦和支線は、営業キロが設定されていない。上に記した距離は、営業キロが設定されていた国鉄時代のもの。
テンプレートを表示
西口(2015年2月)

武蔵浦和駅(むさしうらわえき)は、埼玉県さいたま市南区別所七丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)のである。

乗り入れ路線

当駅に乗り入れている路線は、線路名称上は東北本線(支線)と武蔵野線であり(詳細は路線記事および「鉄道路線の名称」を参照)、東北本線を当駅の所属線としている[2]。東北本線に関しては、運転系統としては埼京線の電車が乗り入れており、旅客案内では「東北(本)線」の名称は用いられない。駅番号は埼京線がJA 21、武蔵野線がJM 26

この他、当駅の武蔵野線西浦和方からは東北本線の与野大宮方面へ通じる武蔵野線支線(西浦和支線)が分岐している[1]。この支線は主に貨物列車が使用するほか、「しもうさ号」などの旅客列車も経由している。下り線(与野方面)は駅のすぐ西側で武蔵野線から分岐しているが、上り線は西500メートルほどの地点で合流している[3]。これらの分岐・合流地点は、当駅が開業する前は田島信号場とされていた[1]

歴史

駅構造

武蔵野線は相対式ホーム2面2線(1・2番線)、埼京線は島式ホーム2面4線(3 - 6番線)を有する高架駅である[1]。埼京線の通勤快速は、当駅で上下線ともほとんどの列車が緩急接続を行う。

埼京線が武蔵野線をオーバークロスしているが、武蔵野線支線への分岐のためそれぞれのホームは両線の交点から少しずれた位置にある[1]。1番線ホームへは階段を使い武蔵野線の線路の下をくぐって至る格好となるため、乗り換えは長い距離を歩く[1]。4・5番線は各駅停車通勤快速の待ち合わせを行うほか、当駅折り返しの新宿・新木場・大崎・相鉄線直通海老名方面の列車が使用する。武蔵野線と埼京線との連絡通路には埼京線の始発電車の時間が書いてあるポスターがある。

改札口は1か所のみ(自動改札機設置)である。指定席券売機自動券売機みどりの窓口が埼京線ホーム下の改札口右手に設置されている。武蔵野線のホームへは連絡通路を介するため距離がある。

朝のラッシュ時は、特に乗り換え客で構内の混雑が著しく、都心方面のみならず大宮方面への旅客流動も非常に多い為、埼京線のホームは上下線で混雑している。

のりば

埼京線ホームは外側の3番線と6番線を本線としており、当駅で通勤快速の待ち合わせを行う各駅停車や当駅始発・終着列車は、待避線である4番線と5番線を使用する。

JR武蔵浦和駅プラットホーム
番線 路線 方向 行先
2階ホーム
1 JM 武蔵野線 下り 南浦和新松戸西船橋方面
2 上り 西国分寺府中本町方面
しもうさ号 大宮
3階ホーム
3 JA 埼京線 南行 池袋新宿大崎りんかい線相鉄線方面
4
5
北行 大宮川越方面
6

(出典:JR東日本:駅構内図

ステーションカラー

1985年9月30日開業の埼京線の各駅(北赤羽北与野間)には、駅ごとに異なる色が配されている。当駅のカラーは桜色である。その後、武蔵野線の駅カラー導入時にも当駅は埼京線のホームと同じ色になっている。

発車メロディ

2019年8月7日までは全番線ともテイチク制作の発車メロディを使用しており、埼京線ホームの3・4番線と5・6番線はそれぞれメロディが統一されていたが、8月8日に、待避線である4・5番線のメロディのみスイッチ制作のものに変更となった。

1 JM メロディー
2 JM スプリングボックス
3 JA 新たな季節
4 JA 恋の通勤列車
5 JA ジュピター G
6 JA コーラルリーフ

改札内の主な旅客設備

バリアフリー設備は、埼京線ホーム(3・4番線、5・6番線)へは上り・下りエスカレーターエレベーターが各1基設置されている。このうちエスカレーターは、平日朝ラッシュ時には2台とも上り専用となる。武蔵野線ホームの2番線(府中本町方面)へは階段を使わずに移動できる。1番線(西船橋方面)側にはエスカレーターが設置されているが、エスカレーター設置以前は階段昇降機(リフト)が設置されていた。また、1番線と2番線とはエレベーター2基と通路で結ばれている(2014年3月17日に供用開始)。

トイレは、改札内に1箇所設置されている。多機能トイレも設置されている。

コインロッカーおよび証明写真自動撮影機が、改札内外にそれぞれ1箇所設置されている。

駅ナカ

改札内を通過する乗り換え客が一日約15万人に上ることから(下記)、2014年12月に店舗22店で構成される駅ナカビーンズキッチンを開業した。運営はジェイアール東日本都市開発が行っている。また、老舗書店として知られる須原屋が初めて駅ナカに店舗を展開した。その他のテナントの詳細は公式サイト「フロアガイド」を参照

利用状況

2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員53,963人で、JR東日本管内では国立駅に次いで第93位である。

また、2010年度の埼京線 - 武蔵野線間の1日平均乗換人員は91,971人である[5]。なお、統計には含まれていない乗り換え客も含めた場合は1日約15万人となっている[6]

埼京線の赤羽 - 大宮間で通勤快速が停車する唯一の駅であることもあり、さいたま市内で最も都心への距離やアクセス時間が短い駅として利便性が高い。再開発によってタワーマンションが次々と建設されていることから、利用者数は増加傾向にある。埼京線内(大崎 - 大宮間)では20駅中第8位、武蔵野線内では26駅中第5位である。

開業以降の年度別の1日平均乗車人員は下表の通りである。

年度別1日平均乗車人員[統計 1][統計 2][統計 3]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1985年(昭和60年) [備考 1]7,446
1986年(昭和61年) 11,269
1987年(昭和62年) 14,913
1988年(昭和63年) 18,174
1989年(平成元年) 20,269
1990年(平成02年) 22,294
1991年(平成03年) 23,950
1992年(平成04年) 25,515
1993年(平成05年) 26,392
1994年(平成06年) 27,194
1995年(平成07年) 28,018
1996年(平成08年) 29,187
1997年(平成09年) 29,482
1998年(平成10年) 31,017
1999年(平成11年) 31,510 [* 1]
2000年(平成12年) [JR 1]32,280 [* 2]
2001年(平成13年) [JR 2]34,307 [* 3]
2002年(平成14年) [JR 3]36,431 [* 4]
2003年(平成15年) [JR 4]37,994 [* 5]
2004年(平成16年) [JR 5]38,958 [* 6]
2005年(平成17年) [JR 6]39,847 [* 7]
2006年(平成18年) [JR 7]41,318 [* 8]
2007年(平成19年) [JR 8]42,919 [* 9]
2008年(平成20年) [JR 9]44,115 [* 10]
2009年(平成21年) [JR 10]45,327 [* 11]
2010年(平成22年) [JR 11]45,978 [* 12]
2011年(平成23年) [JR 12]46,290 [* 13]
2012年(平成24年) [JR 13]47,236 [* 14]
2013年(平成25年) [JR 14]48,610 [* 15]
2014年(平成26年) [JR 15]48,588 [* 16]
2015年(平成27年) [JR 16]50,407 [* 17]
2016年(平成28年) [JR 17]51,849 [* 18]
2017年(平成29年) [JR 18]53,533 [* 19]
2018年(平成30年) [JR 19]53,963
備考
  1. ^ 1985年9月30日開業。開業日から翌年3月31日までの183日間を集計したデータ。

駅周辺

武蔵浦和駅周辺のタワー群(2015年)
サウスピアプラウドタワー武蔵浦和マークス
三井住友銀行武蔵浦和支店

当駅周辺は、さいたま市の副都心と位置付けられており、約52haが9つの街区に分けられ、複数の大規模再開発プロジェクトが進行中または完成している。駅前には南区役所の入る複合施設サウスピアがあり、超高層のタワーマンションが八棟竣工、または建設中である。ホテルオフィス・商業施設などの建設も検討されている。

駅ビル
西口
東口
学校

路線バス

当駅に発着する路線バスは、国際興業バスにより運行されている(羽田空港への共同運行路線を除く)。東西の駅ロータリーおよび駅高架下の「田島通り」に、複数のバス乗り場が設置されている。

東口発着

乗り場 系統 主要経由地 行先 運行事業者 所管 備考
1 浦81 大里・県庁 浦和駅西口 国際興業 戸田
2 武浦01 沼影・曲本・美女木・彩湖道満グリーンパーク入口 下笹目 深夜バスあり
浦81,南浦80,武浦80 沼影・曲本・美女木 戸田車庫

田島通り発着

乗り場 系統 主要経由地 行先 運行事業者 所管 備考
3 南浦08 根岸五丁目・辻五反田・根岸橋 南浦和駅西口 国際興業 戸田
南浦80 白幡坂上
浦81 大里・県庁前 浦和駅西口
4 南浦08 田島団地 深夜バスあり
武浦01 沼影・曲本・美女木・彩湖道満グリーンパーク入口 下笹目
浦81,南浦80,武浦80 沼影・曲本・美女木 戸田車庫 深夜バスあり
  • ※国道17号方面から来たバスは、直接田島通り乗り場へ向かうのではなく一旦、東口ロータリー乗り場を経由してから田島通り乗り場へ向かう。ただし、例外として南浦08系統はロータリーに入らず、直接田島通り乗り場へ向かう。

西口発着

乗り場 系統 主要経由地 行先 運行事業者 所管 備考
1 武浦10 県庁前 浦和駅西口 国際興業 戸田
武浦10・武浦10-2 田島団地
2 武浦02 沼影中央・松本三丁目 【循環】武蔵浦和駅東口 小型車両での運行
武浦02-2 ナリアガーデン・沼影中央 松本三丁目
3[注釈 2] 南区01 文化センター・南浦和駅西口・円正寺 明花 さいたま市コミュニティバス さいたま東
4 イオンモール北戸田 国際興業 無料シャトルバス
土休日とお客様感謝デー実施日のみ
空港連絡バス   羽田空港 国際興業
東京空港交通
  乗車扱いのみ
浦和駅西口 降車扱いのみ
武蔵浦和・池袋~

東京ディズニーリゾート線

池袋駅西口 東京ディズニー

リゾート

国際興業


隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
JA 埼京線
通勤快速
赤羽駅 (JA 15) - 武蔵浦和駅 (JA 21) - 大宮駅 (JA 26)
快速
戸田公園駅 (JA 18) - 武蔵浦和駅 (JA 21) - 中浦和駅 (JA 22)
各駅停車
北戸田駅 (JA 20) - 武蔵浦和駅 (JA 21) - 中浦和駅 (JA 22)
JM 武蔵野線
各駅停車
南浦和駅 (JM 25) - 武蔵浦和駅 (JM 26) - 西浦和駅 (JM 27)
しもうさ号
南浦和駅 (JM 25) - 武蔵浦和駅 (JM 26) - 大宮駅 (JS 24)
  • 「しもうさ号」については、大宮駅 - 与野駅間は東北貨物線、与野駅 - 別所信号場間は武蔵野線大宮支線、別所信号場 - 当駅間は短絡線(武蔵野線西浦和支線)を経由する。

脚注

記事本文

注釈

  1. ^ しもうさ号の大宮行きは武蔵浦和を発車すると次が終点の大宮となる。
  2. ^ 公式サイトでは10番乗り場と案内されている。

出典

  1. ^ a b c d e f g h 武蔵野線まるごと探見、pp.56-58。
  2. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  3. ^ 武蔵野線まるごと探見、pp.54-55。
  4. ^ 武蔵浦和駅を全面改修 安全、利便性向上へ/JR東日本大宮支社 - 埼玉新聞(2013年11月19日付、同年12月18日閲覧)
  5. ^ 平成24年版 都市交通年報 - 運輸政策研究機構、1日平均は掲載値より計算
  6. ^ 第2回南区検討懇話会 会議録
広報資料・プレスリリースなど一次資料

利用状況

JR東日本の2000年度以降の乗車人員
埼玉県統計年鑑

参考文献

関連項目

外部リンク