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2020年2月14日 (金) 22:29時点における版

自由が丘駅
正面口
じゆうがおか
Jiyūgaoka[1]
地図
所在地 東京都目黒区自由が丘一丁目9-8[2]
北緯35度36分27秒 東経139度40分8秒 / 北緯35.60750度 東経139.66889度 / 35.60750; 139.66889座標: 北緯35度36分27秒 東経139度40分8秒 / 北緯35.60750度 東経139.66889度 / 35.60750; 139.66889
所属事業者 東急電鉄
駅構造 高架駅(東横線)
地上駅(大井町線)
ホーム 2面4線(東横線)
2面2線(大井町線)
乗降人員
-統計年度-
(東横線)100,055人/日
(大井町線)57,959人/日
(合計)158,014人/日
-2018年-
開業年月日 1927年昭和2年)8月28日
乗入路線 2 路線
所属路線 東横線[2]
駅番号 TY07[2]
キロ程 7.0 km(渋谷起点)
TY06 都立大学 (1.4 km)
(1.2 km) 田園調布 TY08
所属路線 大井町線[2]
駅番号 OM10[2]
キロ程 6.3 km(大井町起点)
OM09 緑が丘 (1.0 km)
(0.8 km) 九品仏 OM11
テンプレートを表示

自由が丘駅
配線図

都立大学駅

6 5 4 3


STRg STRf
STR+l ABZgr ABZgl STR+r
STR+BSl STR+BSr STR+BSl STR+BSr
STR+BSl STR+BSr STR+BSl STR+BSr
緑が丘駅
STRq+BSa STR+BSl STR+BSr STR+BSl STR+BSr STRq+BSa
2
STRq+BSe STR+BSl STR+BSr STR+BSl STR+BSr STRq+BSe
1
STR+BSl STR+BSr STR+BSl STR+BSr
九品仏駅
STRl ABZg+r ABZg+l STRr
STRg STRf

田園調布駅

自由が丘駅(じゆうがおかえき)は、東京都目黒区自由が丘一丁目にある、東急電鉄である[2]。目黒区最南端の駅である。

概要

東横線大井町線が乗り入れ、両路線の乗換駅となっている[3]。駅番号は東横線がTY07、大井町線がOM10である。

当駅は駅長所在駅である。『自由が丘管内』として当駅および東横線都立大学駅、大井町線緑が丘駅九品仏駅尾山台駅等々力駅上野毛駅の6駅を管理している。

2015年4月現在、駅の照明がLED照明などの消費電力の少ない照明器具となっている。これは「〜スマートモデル自由が丘駅あかりプロジェクト〜」における事業で実施したもので、鉄道施設では設置例の少ない照明制御・調光システムを持つLED照明器具が設置されているほか、一般照明としては日本初の実用的設置となる次世代照明「有機EL(有機エレクトロルミネッセンス)照明」や薄型のLEDサインも採用されている[4]

歴史

駅改良工事

2005年度から[3]エレベーターエスカレータの設置を中心に耐震補強、バリアフリー化を目的とする改良工事を開始した[3]。正面口のエレベーター設置に伴い、正面口が狭くなることから、北口改札が完成した。ランキンランキンの出店、テコプラザ、定期券売り場の移転、トイレ、改札外の交番の改装も行われた。2007年10月にコンコース部の改良工事が完成した。

  • 2005年平成17年)10月31日 - 北口改札完成[6]
  • 2006年(平成18年)
    • 2月7日 - 大井町線1番線ホームより、東横線3・4、5・6番線への上昇エスカレーター竣工。
    • 3月31日 - 東横線ホームと大井町線ホームとを結ぶエレベーター4台が供用開始[7]
    • 12月18日 - 正面口に新設の切符売り場完成。仮設の切符売り場は撤去。
    • 12月21日 - 正面口にインフォメーションセンターおよび定期券売り場供用開始。
  • 2007年(平成19年)3月下旬 - 正面口前と東横線ホームを結ぶエスカレータ4基が竣工。新コンコース開通。
  • 2008年(平成20年)3月 - 同月28日からの大井町線における急行運転開始に向け、6両編成対応ホーム延伸工事完了。
  • 2009年(平成21年)3月 - 東京地下鉄副都心線との相互直通運転開始に向け、特急・通勤特急・急行における10両編成の列車が停車できるようにするためホーム延伸を行うための高架橋補強工事に着手[8]
  • 2012年(平成24年)3月30日 - 「〜スマートモデル自由が丘駅あかりプロジェクト〜」:東急線の駅では初めてとなる全駅LED照明として、駅構内すべてを調光・調色LED照明及びLEDサインとし、さらにシースルー改札と定期券うりばには、一般照明としては日本初の実用的設置となる次世代照明「有機EL(有機エレクトロルミネッセンス)照明器具」を導入[4]
  • 2013年(平成25年)
    • 3月16日 - ホーム延伸部供用開始[9]
    • 3月31日 - 「〜スマートモデル自由が丘駅あかりプロジェクト〜」:シースルー改札口と定期券うりばに設置してある、一般照明としては日本初の実用的設置となる次世代照明「有機EL有機エレクトロルミネッセンス)照明器具」を更新した。


駅構造

南口(2016年8月)
南口(2016年8月)
大井町線ホーム
大井町線ホーム
東横線ホーム
東横線ホーム
大井町線ホーム(地平)と東横線ホーム(高架)
大井町線ホーム(地平)と東横線ホーム(高架)
toks (大井町線上りホーム)
toks (大井町線上りホーム)
toks(大井町線下りホーム)
toks(大井町線下りホーム)

大井町線(1・2番線)は相対式ホーム2面2線を有する地上駅、東横線(3 - 6番線)は島式ホーム2面4線を有する高架駅である[10]

のりば

[10]

番線 路線 方向 行先
1 OM 大井町線 下り 二子玉川溝の口方面[11]
2 上り 大岡山旗の台大井町方面[12]
3・4 TY 東横線 下り 武蔵小杉横浜元町・中華街方面[13]
5・6 上り 渋谷池袋所沢川越市方面[14]

東横線は2001年3月28日に特急を運行開始して以来、菊名駅と同様に終日緩急接続を実施するようになった。緩急接続時は外側の副本線3・6番線に各駅停車、内側の本線4・5番線に特急・通勤特急・急行が入線する。緩急接続駅であることから、平日朝ラッシュ時の渋谷方面ホームは乗車を待つ行列が伸び、急行・通勤特急は当駅から混雑が激しくなる。

東横線は平日に各駅停車の当駅発着が設定され、朝の当駅 - 菊名駅間3本と夜間の元町・中華街駅 - 当駅間1本が設定されている。また3番線と6番線の副本線は深夜に留置され、翌朝に回送で出庫する。当駅 - 田園調布間には、非常時の折り返しに備えて渡り線が設けられている。

かつて大井町線には九品仏寄りに自由が丘検車区があったが、後に設備を大幅に縮小し、現在は留置線1本(5両編成対応)が残るのみである。縮小部分にはトレインチ自由が丘が整備された。

駅名標は、2012年3月に実施した「〜スマートモデル自由が丘駅あかりプロジェクト〜」におけるLED化により、薄型のLEDサインに変更された。それまでは、東横線用ホームは現行の標準タイプであるが、大井町線用ホームは旧タイプと現行の標準タイプであった。

有料座席指定列車「S-TRAIN」は、土曜・休日ダイヤのみ東横線に入線し、当駅にも停車する[15]

駅構内

[10]

利用状況

2018年度の1日平均乗降人員は以下の通りである[16]

  • 東横線 - 100,055人
  • 大井町線 - 57,959人

東横線の乗降人員は、特急通過駅の日吉駅綱島駅より少ない。

  • 東横線⇔大井町線間の乗換人員を含んだ、2018年度の路線別1日平均乗降人員は以下の通りである[17]
    • 東横線 - 279,683人 - 同線内では渋谷駅、横浜駅に次ぐ第3位。
    • 大井町線 - 237,587人 - 同線内では第1位。

年度別1日平均乗降人員

近年の1日平均乗降人員推移は下表の通りである。

年度別1日平均乗降人員[17][18][19]
年度 東横線 乗換人員 大井町線
1日平均
乗降人員
増加率 1日平均
乗降人員
増加率
2003年(平成15年) 83,998 2.6% 122,012 36,331 6.4%
2004年(平成16年) 83,161 −1.0% 128,395 37,841 4.2%
2005年(平成17年) 83,582 0.5% 131,705 38,802 2.5%
2006年(平成18年) 86,521 3.5% 137,660 40,753 5.0%
2007年(平成19年) 87,319 0.9% 140,072 48,832 19.8%
2008年(平成20年) 92,323 5.7% 148,078 47,352 −3.0%
2009年(平成21年) 92,236 −0.1% 156,684 48,711 2.9%
2010年(平成22年) 91,202 −1.1% 161,375 49,404 1.4%
2011年(平成23年) 90,099 −1.2% 160,717 49,566 0.3%
2012年(平成24年) 91,962 2.1% 165,198 51,341 3.6%
2013年(平成25年) 95,721 4.1% 167,883 53,389 4.0%
2014年(平成26年) 96,158 0.5% 168,003 53,617 0.4%
2015年(平成27年) 97,453 1.3% 172,909 54,943 2.5%
2016年(平成28年) 98,262 0.8% 176,143 55,703 1.4%
2017年(平成29年) 99,512 1.3% 178,318 57,028 2.4%
2018年(平成30年) 100,055 0.5% 179,628 57,959 1.6%

年度別1日平均乗車人員

近年の1日平均乗車人員は下記の通り。

年度 東 横 線 大井町線 出典
1990年 96,556 75,863 [20]
1991年 96,451 77,109 [21]
1992年 94,482 74,068 [22]
1993年 92,521 71,671 [23]
1994年 35,937 15,471 [24]
1995年 34,973 16,025 [25]
1996年 35,252 15,600 [26]
1997年 35,515 15,658 [27]
1998年 37,236 16,200 [28]
1999年 38,366 16,486 [29]
2000年 38,726 16,570 [30]
2001年 39,337 16,874 [31]
2002年 40,041 17,068 [32]
2003年 41,268 18,257 [33]
2004年 41,274 18,756 [34]
2005年 41,613 19,435 [35]
2006年 43,033 20,419 [36]
2007年 43,298 24,445 [37]
2008年 45,800 23,721 [38]
2009年 45,855 24,427 [39]
2010年 45,301 24,778 [40]
2011年 44,746 24,868 [41]
2012年 45,611 25,822 [42]
2013年 47,296 26,822 [43]
2014年 47,507 26,942 [44]
2015年 48,183 27,571 [45]
2016年 48,567 27,950 [46]
2017年 49,175 28,589 [47]

駅周辺

バス路線

東急コーチ自由が丘線
  • 自由が丘駅入口[49] - 自01系統と自12系統のバス停表記は自由が丘駅
    • 東急バス

駅名の由来

近隣の古刹である九品仏浄真寺は9体の阿弥陀如来像を安置していることから「九品仏」(くほんぶつ)と呼ばれていたため、駅設置当時はこの最寄り駅として「九品仏前駅」とした。大井町線の開業に伴いより寺に近い場所に「九品仏駅」が設置されることになったため、駅所在地が荏原郡碑衾村大字衾(ふすま)にあることから「衾駅」に改めるはずであったが、ちょうどその頃に大字が自由ヶ丘に改められたため、これに合わせて「自由ヶ丘駅」に改称したものである。

隣の駅

東急電鉄
TY 東横線
特急・通勤特急
中目黒駅 (TY03) - 自由が丘駅 (TY07) - 武蔵小杉駅 (TY11)
急行
学芸大学駅 (TY05) - 自由が丘駅 (TY07) - 田園調布駅 (TY08)
各駅停車
都立大学駅 (TY06) - 自由が丘駅 (TY07) - 田園調布駅 (TY08)
OM 大井町線
急行
大岡山駅 (OM08) - 自由が丘駅 (OM10) - 二子玉川駅 (OM15)
各駅停車(二子新地・高津は通過)・各駅停車(二子新地・高津に停車)
緑が丘駅 (OM09) - 自由が丘駅 (OM10) - 九品仏駅 (OM11)

脚注

  1. ^ 東急線・みなとみらい線路線案内 (PDF)
  2. ^ a b c d e f g 自由が丘駅|各駅情報”. 東急電鉄. 2015年1月11日閲覧。
  3. ^ a b c d 自由が丘駅|沿線・駅周辺ガイド”. 東京急行電鉄. 2015年1月11日閲覧。
  4. ^ a b 東京急行電鉄 「自由が丘駅」に、有機EL照明器具29台、LED照明器具1,174台などを納入 - パナソニック 2012年3月30日(2013年6月23日 閲覧)
  5. ^ a b c d e f 東急の駅、pp.48-49。
  6. ^ 東横線・大井町線 自由が丘駅の正面口の改札が変わります」『HOT ほっと TOKYU』第303号、東京急行電鉄、2005年10月20日、2015年1月11日閲覧 
  7. ^ 東横線・大井町線 自由が丘駅をバリアフリー化します」『HOT ほっと TOKYU』第308号、東京急行電鉄、2006年3月20日、2015年1月12日閲覧 
  8. ^ "特定都市鉄道整備事業実施状況" (pdf) (Press release). 東京急行電鉄. 10 November 2011. 2015年1月12日閲覧
  9. ^ "特定都市鉄道整備事業実施状況" (pdf) (Press release). 東京急行電鉄. 15 May 2013. 2015年1月12日閲覧
  10. ^ a b c 自由が丘駅|駅構内図”. 東急電鉄. 2015年1月12日閲覧。
  11. ^ 大井町線標準時刻表 自由が丘駅 溝の口方面”. 東急電鉄. 2019年11月18日閲覧。
  12. ^ 大井町線標準時刻表 自由が丘駅 大井町方面”. 東急電鉄. 2019年11月18日閲覧。
  13. ^ 東横線標準時刻表 自由が丘駅 横浜 元町・中華街方面”. 東急電鉄. 2019年11月18日閲覧。
  14. ^ 東横線標準時刻表 自由が丘駅 渋谷方面”. 東急電鉄. 2019年11月18日閲覧。
  15. ^ 2017年3月25日(土)から「S-TRAIN」運行開始! 西武鉄道株式会社 2017年1月10日
  16. ^ 2018年度乗降人員 - 東急電鉄
  17. ^ a b レポート - 関東交通広告協議会
  18. ^ 区勢要覧 - 目黒区
  19. ^ 東京都統計年鑑
  20. ^ 東京都統計年鑑(平成2年)226ページ
  21. ^ 東京都統計年鑑(平成3年)232ページ
  22. ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
  23. ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
  24. ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
  25. ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
  26. ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
  27. ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
  28. ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
  29. ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
  30. ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
  31. ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
  32. ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
  33. ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
  34. ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
  35. ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
  36. ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
  37. ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
  38. ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
  39. ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
  40. ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
  41. ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
  42. ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
  43. ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
  44. ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
  45. ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
  46. ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
  47. ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
  48. ^ a b c d 東急バス時刻表(自由が丘駅)”. 東急バス株式会社. 2015年1月12日閲覧。
  49. ^ a b c d e 東急バス時刻表(自由が丘駅入口)”. 東急バス株式会社. 2015年1月12日閲覧。

参考文献

  • 宮田道一『東急の駅 今昔・昭和の面影』JTBパブリッシング、2008年9月1日。ISBN 9784533071669 

関連項目

外部リンク