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「天王洲アイル駅」の版間の差分

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2020年2月14日 (金) 22:32時点における版

天王洲アイル駅
東京モノレール南口(2005年1月10日
てんのうず アイル
Tennōzu Isle
地図
所在地 東京都品川区東品川二丁目
所属事業者 東京モノレール駅詳細
東京臨海高速鉄道駅詳細
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天王洲アイル駅(てんのうずアイルえき)は、東京都品川区東品川二丁目(通称:天王洲アイル)にある、東京モノレール東京臨海高速鉄道である。品川区最東端の駅。

東京モノレールの東京モノレール羽田空港線と、東京臨海高速鉄道のりんかい線が乗り入れ、相互の乗換駅となっている。駅番号は「MO 02」、「R 05」がそれぞれ付与されている。

歴史

駅構造

両線の駅の乗り換えには一旦駅の敷地外に出る必要がある。

2通りの乗り換えルートが案内されている。一つは東京モノレール南口とりんかい線A出口の間を移動するルートであり、道路横断を伴うものの移動距離は短い。もう一つは東京モノレール中央口とりんかい線B出口の間で地下通路と屋根付きの歩道橋スカイウォークを経由するルートであり、やや遠回りとなるものの雨天時でも濡れることなく移動できる[7]

東京モノレール

東京モノレール 天王洲アイル駅
てんのうず アイル
Tennōzu Isle
MO 01 モノレール浜松町 (4.0 km)
(3.1 km) 大井競馬場前 MO 03
所在地 東京都品川区東品川二丁目3-8
北緯35度37分23.5秒 東経139度45分1.7秒 / 北緯35.623194度 東経139.750472度 / 35.623194; 139.750472 (東京モノレール 天王洲アイル駅)座標: 北緯35度37分23.5秒 東経139度45分1.7秒 / 北緯35.623194度 東経139.750472度 / 35.623194; 139.750472 (東京モノレール 天王洲アイル駅)
駅番号 MO 02
所属事業者 東京モノレール
所属路線 東京モノレール羽田空港線
キロ程 4.0 km(モノレール浜松町起点)
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
33,545人/日
-2018年-
開業年月日 1992年平成4年)6月19日[1]
備考 関東の駅百選に選定[2]
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相対式ホーム2面2線を有する高架駅である。

開業当時は浜松町寄りのみに改札口を有していたが、東京臨海高速鉄道りんかい線の開業により乗り換え駅となったのに伴い、羽田空港方面ホームの大井競馬場前寄りに新たに南口改札口が設置された[3]。南口が設置された当初は浜松町方面のホームから利用するには浜松町寄りにある中央口コンコースを迂回しなければならなかったが、その後2004年に羽田空港寄りに上下線ホームを階段およびエレベーターで結ぶ連絡通路が設置されている[3]

のりば

ホーム 路線 方向 行先
東側 MO 東京モノレール羽田空港線 下り 羽田空港第1ビル羽田空港第2ビル方面
西側 上り 浜松町

※ 案内上ののりば番号は設定されていない。

東京臨海高速鉄道

りんかい線 天王洲アイル駅
てんのうず アイル
Tennozu Isle
(寺田倉庫本社前)
R 04 東京テレポート (2.9 km)
(1.1 km) 品川シーサイド R 06
所在地 東京都品川区東品川二丁目5-19
駅番号 R05
所属事業者 東京臨海高速鉄道
所属路線 りんかい線
キロ程 7.8 km(新木場起点)
電報略号 テア
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
20,576人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 2001年平成13年)3月31日
テンプレートを表示

島式ホーム1面2線を有する地下駅で、ホームの東京テレポート寄りは大きくカーブしている。

当初、りんかい線は東京テレポート - 大崎間の一括開業を予定していたが、当駅から大崎までの工事が大幅に遅れたため、2001年3月31日に当駅まで先行開業した。そのため、2002年11月30日までは終着駅であり、1番線を閉鎖し、2番線のみを使用していた。

柱に掲出されている駅名標の下には、「寺田倉庫本社前」と表記されている。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 R りんかい線 下り 大井町大崎JA JR埼京線新宿)方面
2 上り 国際展示場新木場方面
A出口(2005年1月10日)

利用状況

年度別1日平均乗降人員

各年度の1日平均乗降人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗降人員[統計 1]
年度 東京
モノレール
東京臨海
高速鉄道
1日平均
乗降人員
増加率 1日平均
乗降人員
増加率
1998年(平成10年) 32,246 未開業
1999年(平成11年) 31,303 −2.9%
2000年(平成12年) 31,743 1.4%
2001年(平成13年) 33,115 4.3% 6,782
2002年(平成14年) 32,161 −2.8% 12,528 0.8%
2003年(平成15年) 28,305 −11.9% 24,327 94.2%
2004年(平成16年) 28,655 1.2% 25,889 6.4%
2005年(平成17年) 27,741 −3.2% 28,379 9.6%
2006年(平成18年) 28,338 2.2% 30,567 7.7%
2007年(平成19年) 29,824 5.2% 33,418 9.3%
2008年(平成20年) 29,800 −0.1% 34,584 3.5%
2009年(平成21年) 29,469 −1.1% 34,494 −0.3%
2010年(平成22年) 28,124 −4.6% 32,732 −5.1%
2011年(平成23年) 26,642 −5.3% 31,630 −3.4%
2012年(平成24年) 28,386 6.5% 33,878 7.1%
2013年(平成25年) 27,988 −1.4% 33,420 −1.4%
2014年(平成26年) 27,259 −2.6% 33,909 1.5%
2015年(平成27年) 27,536 1.0% 34,726 2.4%
2016年(平成28年) 28,678 4.1% 36,114 4.0%
2017年(平成29年) 31,303 9.2% 39,152 8.4%
2018年(平成30年) 33,545 7.2%

年度別1日平均乗車人員

各年度の1日平均乗車人員の推移は以下の通りである。

年度別1日平均乗車人員[統計 2][統計 1]
年度 東京
モノレール
東京臨海
高速鉄道
出典
1992年(平成04年) [備考 1]6,091

[* 1]
1993年(平成05年) 8,203 [* 2]
1994年(平成06年) 9,958 [* 3]
1995年(平成07年) 11,654 [* 4]
1996年(平成08年) 15,329 [* 5]
1997年(平成09年) 15,686 [* 6]
1998年(平成10年) 16,222 [* 7]
1999年(平成11年) 15,720 [* 8]
2000年(平成12年) 15,963 [備考 2]8,000 [* 9]
2001年(平成13年) 16,769 3,301 [* 10]
2002年(平成14年) 16,304 6,058 [* 11]
2003年(平成15年) 14,428 11,628 [* 12]
2004年(平成16年) 14,587 12,382 [* 13]
2005年(平成17年) 14,149 13,571 [* 14]
2006年(平成18年) 14,451 14,692 [* 15]
2007年(平成19年) 15,245 16,217 [* 16]
2008年(平成20年) 15,204 16,879 [* 17]
2009年(平成21年) 14,994 16,896 [* 18]
2010年(平成22年) 14,337 16,035 [* 19]
2011年(平成23年) 13,520 15,513 [* 20]
2012年(平成24年) 14,466 16,627 [* 21]
2013年(平成25年) 14,269 16,444 [* 22]
2014年(平成26年) 13,901 16,751 [* 23]
2015年(平成27年) 13,976 17,213 [* 24]
2016年(平成28年) 14,510 17,935 [* 25]
2017年(平成29年) 15,827 19,480 [* 26]
2018年(平成30年) 20,576
備考
  1. ^ 1992年6月19日開業。開業日から翌年3月31日までの計285日間を集計したデータ。
  2. ^ 2001年3月31日開業。

駅周辺

当駅が設置される前は雑多な倉庫が並ぶ地区だったが、三菱商事、第一ホテル(現:阪急ホテルマネジメント)、宇部興産による再開発事業、シーフォートスクエアのオープンに伴い、駅を設置することになった。東京モノレールの駅自体がJTBビル(当時のUBEビル)内に設置されている。再開発完了後も周辺には倉庫などがあり、オフィスビルへの通勤客の他にも、周囲の倉庫や品川埠頭への倉庫・通関地区への通勤客も利用する。

  • シーフォートスクエア
  • センタースクエア
    • 天王洲オーシャンスクエア
    • スフィアタワー天王洲
    • 天王洲ファーストタワー(旧:東京MIビル)
    • 天王洲セントラルタワー
  • パークスクエア
    • 天王洲ビュータワー
    • 天王洲パークサイドビル
    • 野村不動産天王洲ビル(旧:JALビルディング、JAL本社は引き続きテナントとして入居。キヤノングループの会社も同居している)
  • 寺田倉庫本社
  • テラダウェアハウスボンドストリートT33
  • ティー・ワイ・ハーバーブルワリー
  • ナイキエンプロイーストアー
  • テレビ東京 天王洲スタジオ(新東海橋を西方向へ渡る)
  • 東京海洋大学
  • 天王洲公園野球場

バス路線

天王洲アイル(シーフォートスクエア)
天王洲アイル(パークスクエア)
天王洲アイル(第一ホテル東京シーフォート)
りんかい線天王洲アイル駅前
  • 都営バス
    • 品96乙 - 品川駅港南口行
天王洲公園前
  • 都営バス
    • 井96 - 大井町駅東口行(青物横丁経由)
新東海橋
  • 都営バス
    • 東方向
      • 品96甲 - 品川駅港南口行 ※ 平日のみ
      • 品98甲 - 大田市場行 ※市場休業日は大田市場北門止まり
      • 品98乙 - 大井埠頭バンプール前行 ※平日朝のみ
    • 西方向
      • 井96 - 大井町駅東口行(青物横丁経由)
      • 品98甲・乙 - 品川駅港南口行
    • 2004年までは、都営バス海01系統(元:「品川駅東口 - 門前仲町」、現:「東京テレポート駅 - 門前仲町」)も新東海橋を経由していた。

駐車場

  • シーフォートスクエア地下駐車場(収容台数466台)

その他

当駅の英語表記は、東京モノレール・りんかい線ともに「Tennōzu Isle」・「Tennozu Isle」が混在して使用されているが、周辺の総合開発を行う天王洲総合開発協議会における「天王洲アイル」の公式英称は「Tennoz Isle」である。このため駅周辺の案内では、当駅を「Tennoz Isle Sta.」と表記したものが複数存在している。

隣の駅

東京モノレール
MO 東京モノレール羽田空港線
空港快速
通過
区間快速・普通
浜松町駅 (MO 01) - 天王洲アイル駅 (MO 02) - 大井競馬場前駅 (MO 03)
東京臨海高速鉄道
R りんかい線
通勤快速・快速・各駅停車
東京テレポート駅 (R 04) - 天王洲アイル駅 (R 05) - 品川シーサイド駅 (R 06)

当駅が登場した作品

映画

脚注

記事本文

出典

  1. ^ a b 50年史、pp.42-43。
  2. ^ a b 50年史、p.44。
  3. ^ a b c d 50年史、p.77。
  4. ^ 「鉄道記録帳2002年12月」『RAIL FAN』第50巻第2号、鉄道友の会、2003年3月1日、25頁。 
  5. ^ "Suicaがもっと便利に! 東京臨海高速鉄道(株)との相互利用開始!" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道. 8 October 2002. 2017年11月5日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年2月4日閲覧
  6. ^ "りんかい線に「キオスク」「ニューデイズ」がオープン!!" (Press release). 東京臨海高速鉄道株式会社. 19 June 2009. 2013年7月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月4日閲覧
  7. ^ 天王州アイル駅”. りんかい線. 東京臨海高速鉄道. 2020年1月10日閲覧。

利用状況

私鉄の1日平均利用客数
  1. ^ 東京モノレール 会社概要”. 東京モノレール. 2019年7月31日閲覧。掲載場所:ページ下段 1日当たり駅別乗降人員。
  2. ^ よくあるご質問|お問い合わせ|お台場電車 りんかい線 (ページ上段)
私鉄の統計データ
  1. ^ a b 品川区の統計 - 品川区
  2. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
東京都統計年鑑

参考文献

  • 東京モノレール株式会社社史編纂委員会『東京モノレール50年史』東京モノレール株式会社、2014年9月、9頁。 

関連項目

外部リンク