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「河原田駅」の版間の差分

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2020年2月14日 (金) 23:00時点における版

河原田駅
駅舎(正面より)
かわらだ
Kawarada
地図
所在地 三重県四日市市河原田町2179
北緯34度54分37.8秒 東経136度35分53.8秒 / 北緯34.910500度 東経136.598278度 / 34.910500; 136.598278座標: 北緯34度54分37.8秒 東経136度35分53.8秒 / 北緯34.910500度 東経136.598278度 / 34.910500; 136.598278
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
伊勢鉄道
電報略号 ラタ
駅構造 地上駅
ホーム 3面4線
乗車人員
-統計年度-
(JR東海)2,145人/日
(伊勢鉄道)1,841人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1890年明治23年)12月25日
乗入路線 2 路線
所属路線 CJ 関西本線(JR東海名古屋地区
駅番号 CJ  13 
キロ程 44.1 km(名古屋起点)
CJ12 南四日市 (3.7 km)
(3.4 km) 河曲 CJ14
所属路線 伊勢線(伊勢鉄道)
駅番号 3
キロ程 0.0 km(河原田起点)
*(南四日市) (- km)
(3.8 km) 鈴鹿 4
備考 共同使用駅
駅員無配置駅
* 直通運転実施
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駅舎。手前が亀山方面関係線路、背後の築堤上が伊勢鉄道線関係線路

河原田駅(かわらだえき)は、三重県四日市市河原田町にある東海旅客鉄道(JR東海)・伊勢鉄道である。

乗り入れ路線

JR東海の関西本線名古屋地区)と伊勢鉄道の伊勢線との分岐点となっている。伊勢鉄道の普通列車は一部を除きJR四日市駅まで乗り入れる。境界駅であるがJR・伊勢鉄道直通の快速・特急列車は停車しない。JR東海の駅には「CJ13」、伊勢鉄道の駅には四日市駅を「1」と考えた「3」の駅番号が与えられている。

歴史

駅構造

地平の相対式ホーム2面2線と築堤にある島式ホーム1面2線を使用し[1]、双方は跨線橋で繋がっている。構内西側に駅舎がある。

地平部分1・2番線は名古屋方面 - 亀山方面間の列車が使用し、JR東海様式の駅名標が設置されている。築堤部分3・4番線は伊勢鉄道線を通る全て列車が走行し、伊勢鉄道様式の駅名標が設置されている。直通運転の関係でJR線四日市方面行き普通列車はどちらからも発車する。快速みえ特急南紀は築堤部分を通過する。

地平部分と築堤部分の線路は名古屋方で分岐している。当駅止まりの伊勢鉄道線普通列車は、当駅3番線へ到着してからJR線南四日市駅まで回送し、同駅の側線に入ってから折り返す。

JR東海亀山駅管理の無人駅となっている。

駅設備

すべてのホームに簡易接近放送と点字ブロックが設置されている。跨線橋手すりには点字案内がある。トイレは非設置。

2019年3月2日にTOICAが導入されたがJR線でのみ利用可能である。

のりば

番線 路線 方向 行先 備考
1 CJ JR関西本線 上り 四日市名古屋方面[注釈 1] 亀山方面からの列車
2 下り 亀山方面[注釈 1]  
3 上り 四日市方面 伊勢鉄道伊勢線からの直通
4 伊勢鉄道伊勢線 下り 方面  

配線図

なお1-2番線の間にある中線は現在では撤去されている。

河原田駅 構内配線略図
鈴鹿
鳥羽紀伊勝浦 方面

四日市桑名
名古屋 方面
河原田駅 構内配線略図
亀山 方面
凡例
出典:[4]


利用状況

「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。

年度 JR東海 伊勢鉄道
1997年(平成09年) 1,807 1,515
1998年(平成10年) 1,781 1,502
1999年(平成11年) 1,815 1,509
2000年(平成12年) 1,846 1,467
2001年(平成13年) 1,773 1,456
2002年(平成14年) 1,731 1,444
2003年(平成15年) 1,702 1,412
2004年(平成16年) 1,658 1,325
2005年(平成17年) 1,768 1,432
2006年(平成18年) 1,915 1,688
2007年(平成19年) 1,961 1,770
2008年(平成20年) 1,987 1,805
2009年(平成21年) 1,943 1,705
2010年(平成22年) 1,934 1,695
2011年(平成23年) 1,948 1,723
2012年(平成24年) 2,122 1,859
2013年(平成25年) 2,339 2,027
2014年(平成26年) 2,125 1,863
2015年(平成27年) 2,116 1,820
2016年(平成28年) 2,112 1,850
2017年(平成29年) 2,145 1,841

伊勢鉄道の駅では10駅中、津駅の次に利用客が多い。この乗車人員には特急「南紀」・快速「みえ」など、JR東海と伊勢鉄道を直通する列車で通過するだけの乗客の数も含む(会社が異なるため形式上、境界駅で乗降したとみなされる)。当駅には「南紀」・「みえ」は停車しないため、実際の利用客はこの数字より大幅に少ない。

駅周辺

鈴鹿市との境界に近いため、鈴鹿市の高岡団地等も利用圏に入る。

バス路線

三重交通近鉄四日市駅から鈴鹿市駅へ至る20系統 鈴鹿四日市線を走らせていたが、2018年3月31日の運行をもって廃止となった。

隣の駅

東海旅客鉄道(JR東海)
CJ 関西本線
快速・区間快速・普通
南四日市駅 (CJ12) - 河原田駅 (CJ13) - 河曲駅 (CJ14)
伊勢鉄道
伊勢線
快速「みえ
通過
普通
(南四日市駅 -) 河原田駅 (3) - 鈴鹿駅 (4)

脚注

注釈

  1. ^ a b 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2015年1月現在)。

出典

  1. ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 26号 長良川鉄道・明知鉄道・樽見鉄道・三岐鉄道・伊勢鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年9月18日、28頁。 
  2. ^ 「きょうから無人化に 関西線 河原田・井田川両駅」朝日新聞(大阪) 1974年7月11日付 16面 三重版
  3. ^ 「TOICA」のサービス拡充について ~2019年3月2日(土)からご利用エリアを拡大します!~”. 東海旅客鉄道. 2018年12月12日閲覧。
  4. ^ 祖田圭介、「特集 短絡線ミステリー2」 『鉄道ファン』、第39巻6号 通巻第458号 1999年6月号、交友社、33頁

関連項目

外部リンク