「河原田駅」の版間の差分
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|よみがな = かわらだ |
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|ローマ字 = Kawarada |
|ローマ字 = Kawarada |
2020年2月14日 (金) 23:00時点における版
河原田駅 | |
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駅舎(正面より) | |
かわらだ Kawarada | |
所在地 | 三重県四日市市河原田町2179 |
所属事業者 |
東海旅客鉄道(JR東海) 伊勢鉄道 |
電報略号 | ラタ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 3面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
(JR東海)2,145人/日 (伊勢鉄道)1,841人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1890年(明治23年)12月25日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | 関西本線(JR東海名古屋地区) |
駅番号 | CJ 13 |
キロ程 | 44.1 km(名古屋起点) |
◄CJ12 南四日市 (3.7 km) (3.4 km) 河曲 CJ14► | |
所属路線 | ■伊勢線(伊勢鉄道) |
駅番号 | 3 |
キロ程 | 0.0 km(河原田起点) |
◄*(南四日市) (- km) (3.8 km) 鈴鹿 4► | |
備考 |
共同使用駅 駅員無配置駅 |
* 直通運転実施 |
河原田駅(かわらだえき)は、三重県四日市市河原田町にある東海旅客鉄道(JR東海)・伊勢鉄道の駅である。
乗り入れ路線
JR東海の関西本線(名古屋地区)と伊勢鉄道の伊勢線との分岐点となっている。伊勢鉄道の普通列車は一部を除きJR四日市駅まで乗り入れる。境界駅であるがJR・伊勢鉄道直通の快速・特急列車は停車しない。JR東海の駅には「CJ13」、伊勢鉄道の駅には四日市駅を「1」と考えた「3」の駅番号が与えられている。
歴史
- 1890年(明治23年)12月25日:関西鉄道の四日市 - 柘植間延伸時に開業。一般駅。
- 1907年(明治40年)10月1日:国有化。
- 1915年(大正4年)12月:駅舎改築。
- 1960年(昭和35年)11月16日:貨物の取扱いを廃止。
- 1973年(昭和48年)9月1日:国鉄伊勢線(現在の伊勢鉄道伊勢線)開業[1]。
- 伊勢線は当駅よりやや北で分岐しているため、起点が南四日市駅となった。
- 1974年(昭和49年)7月11日:荷物の取扱いを廃止。無人駅化[2]。
- 1987年(昭和62年)
- 2003年(平成15年)3月:簡易駅舎に改築。
- 2019年(平成31年)3月2日:JR東海でICカード「TOICA」の利用が可能となる[3]。
駅構造
地平の相対式ホーム2面2線と築堤にある島式ホーム1面2線を使用し[1]、双方は跨線橋で繋がっている。構内西側に駅舎がある。
地平部分1・2番線は名古屋方面 - 亀山方面間の列車が使用し、JR東海様式の駅名標が設置されている。築堤部分3・4番線は伊勢鉄道線を通る全て列車が走行し、伊勢鉄道様式の駅名標が設置されている。直通運転の関係でJR線四日市方面行き普通列車はどちらからも発車する。快速みえ・特急南紀は築堤部分を通過する。
地平部分と築堤部分の線路は名古屋方で分岐している。当駅止まりの伊勢鉄道線普通列車は、当駅3番線へ到着してからJR線南四日市駅まで回送し、同駅の側線に入ってから折り返す。
駅設備
すべてのホームに簡易接近放送と点字ブロックが設置されている。跨線橋手すりには点字案内がある。トイレは非設置。
2019年3月2日にTOICAが導入されたがJR線でのみ利用可能である。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | JR関西本線 | 上り | 四日市・名古屋方面[注釈 1] | 亀山方面からの列車 |
2 | 下り | 亀山方面[注釈 1] | ||
3 | 上り | 四日市方面 | 伊勢鉄道伊勢線からの直通 | |
4 | ■伊勢鉄道伊勢線 | 下り | 津方面 |
配線図
なお1-2番線の間にある中線は現在では撤去されている。
↑ 鈴鹿・津・ 鳥羽・紀伊勝浦 方面 |
||
← 四日市・桑名 ・名古屋 方面 |
→ 亀山 方面 |
|
凡例 出典:[4] |
利用状況
「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | JR東海 | 伊勢鉄道 |
---|---|---|
1997年(平成 | 9年)1,807 | 1,515 |
1998年(平成10年) | 1,781 | 1,502 |
1999年(平成11年) | 1,815 | 1,509 |
2000年(平成12年) | 1,846 | 1,467 |
2001年(平成13年) | 1,773 | 1,456 |
2002年(平成14年) | 1,731 | 1,444 |
2003年(平成15年) | 1,702 | 1,412 |
2004年(平成16年) | 1,658 | 1,325 |
2005年(平成17年) | 1,768 | 1,432 |
2006年(平成18年) | 1,915 | 1,688 |
2007年(平成19年) | 1,961 | 1,770 |
2008年(平成20年) | 1,987 | 1,805 |
2009年(平成21年) | 1,943 | 1,705 |
2010年(平成22年) | 1,934 | 1,695 |
2011年(平成23年) | 1,948 | 1,723 |
2012年(平成24年) | 2,122 | 1,859 |
2013年(平成25年) | 2,339 | 2,027 |
2014年(平成26年) | 2,125 | 1,863 |
2015年(平成27年) | 2,116 | 1,820 |
2016年(平成28年) | 2,112 | 1,850 |
2017年(平成29年) | 2,145 | 1,841 |
伊勢鉄道の駅では10駅中、津駅の次に利用客が多い。この乗車人員には特急「南紀」・快速「みえ」など、JR東海と伊勢鉄道を直通する列車で通過するだけの乗客の数も含む(会社が異なるため形式上、境界駅で乗降したとみなされる)。当駅には「南紀」・「みえ」は停車しないため、実際の利用客はこの数字より大幅に少ない。
駅周辺
鈴鹿市との境界に近いため、鈴鹿市の高岡団地等も利用圏に入る。
- 四日市市役所河原田地区市民センター
- 三重県立四日市農芸高等学校
- 四日市市立河原田小学校
- 四日市河原田郵便局
- JAみえきた河原田支店
- スーパーサンシ本社
- 日本トランスシティ河原田倉庫
- 北勢地方卸売市場
- 鈴鹿川
バス路線
三重交通が近鉄四日市駅から鈴鹿市駅へ至る20系統 鈴鹿四日市線を走らせていたが、2018年3月31日の運行をもって廃止となった。
隣の駅
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 26号 長良川鉄道・明知鉄道・樽見鉄道・三岐鉄道・伊勢鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年9月18日、28頁。
- ^ 「きょうから無人化に 関西線 河原田・井田川両駅」朝日新聞(大阪) 1974年7月11日付 16面 三重版
- ^ “「TOICA」のサービス拡充について ~2019年3月2日(土)からご利用エリアを拡大します!~”. 東海旅客鉄道. 2018年12月12日閲覧。
- ^ 祖田圭介、「特集 短絡線ミステリー2」 『鉄道ファン』、第39巻6号 通巻第458号 1999年6月号、交友社、33頁