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「標茶駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 00:39時点における版

標茶駅
駅舎(2004年9月)
しべちゃ
Shibecha
B62 磯分内 (10.6 km)
(13.9 km) 茅沼 B59
地図
所在地 北海道川上郡標茶町旭1丁目1-1
北緯43度17分54.31秒 東経144度36分30.29秒 / 北緯43.2984194度 東経144.6084139度 / 43.2984194; 144.6084139
駅番号 B61
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 釧網本線
キロ程 121.0 km(網走起点)
電報略号 シチ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
150人/日(降車客含まず)
-2010年[1]-
開業年月日 1927年昭和2年)9月15日
備考 業務委託駅
みどりの窓口 有
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標茶駅
しべちゃ
Shibecha
(2.7 km) 多和
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 標津線
キロ程 0.0 km(標茶起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1936年昭和11年)10月29日
廃止年月日 1989年平成元年)4月30日
テンプレートを表示

標茶駅(しべちゃえき)は、北海道川上郡標茶町旭1丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)釧網本線の駅。駅番号B61電報略号シチ。冬期はSL冬の湿原号が発着する。かつては標津線が分岐していたが、現在は廃止されている。

歴史

1977年の標茶駅と周囲約750m範囲。上が釧網本線網走方面及び標津線中標津方面。駅裏釧路側に機関区を持つ。駅舎横に貨物用切り欠きホームと2本の引込み線をもつ貨物積卸場がある。その上側から本線に合流するようなカーブを描いて、かつての標茶町営軌道標茶線の軌道跡が残っている。駅裏にはストックヤードがあるが、既に使用されていない様子である。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

アイヌ語の「シペッ・チャ(大きな川のほとり)」に由来する[12][13]。大きな川とは、釧路川のこと。

駅構造

単式ホーム・島式ホーム複合型2面3線の地上駅。ただし、現在3番のりばは定期列車の発着が無く使用されていない。 かつては副本線や貨物ホーム、多くの側線を有していた[13]。ホーム間の移動は跨線橋で連絡している。

摩周駅管理の業務委託駅北海道ジェイ・アール・サービスネット委託)。みどりの窓口(営業時間6時50分 - 17時00分)、自動券売機1台設置。

かつて2・3番のりばから標津線中標津根室標津方面の列車が発着しており、3番のりば(旧4番線)は標津線の本線として使用されていた[13]。そのホーム上には、標津線の接続駅の証となっているSLの形をした木製のオブジェが現在も残っている[12]

利用状況

  • JR北海道によると、特定の平日の調査日における乗車人員平均は以下のとおりである。
    • 2012年(平成24年)- 2016年(平成28年):121.2人[14]
    • 2013年(平成25年)- 2017年(平成29年):116.4人[15]
    • 2014年(平成26年)- 2018年(平成30年):115.4人[16]
  • 「標茶町統計書」によると、近年の年間乗車人員の推移は以下のとおりである。
年度 乗車人員 出典
1973年(昭和48年) 257,899 [17]
1974年(昭和49年) 255,713
1975年(昭和50年) 241,090
1976年(昭和51年) 248,515
1977年(昭和52年) 237,740
1978年(昭和53年) 228,717
1979年(昭和54年) 219,411
1980年(昭和55年) 200,027
1981年(昭和56年) 177,840
1982年(昭和57年) 149,835
1983年(昭和58年) 132,966
1984年(昭和59年) 121,071
1985年(昭和60年) 117,895
1986年(昭和61年) 129,940
1987年(昭和62年) 133,590
1988年(昭和63年) 129,198
1989年(平成元年) 116,800
1990年(平成02年) 116,070
1991年(平成03年) 126,075
1992年(平成04年) 108,705
1993年(平成05年) 98,412
1994年(平成06年) 91,245
1995年(平成07年) 94,318
1996年(平成08年) 81,304
1997年(平成09年) 78,583
1998年(平成10年) 76,654
1999年(平成11年) 70,573
2000年(平成12年) 61,685
2001年(平成13年) 62,050
2002年(平成14年) 67,700
2003年(平成15年) 62,050
2004年(平成16年) 61,320
2005年(平成17年) 63,875
2006年(平成18年) 62,050
2007年(平成19年) 62,050
2008年(平成20年) 62,050
2009年(平成21年) 65,700
2010年(平成22年) 54,750
2011年(平成23年) 69,540
2012年(平成24年) 60,590
2013年(平成25年) 63,510
2014年(平成26年) 60,225
2015年(平成27年) 56,364

駅周辺

標茶町市街地が広がる。駅から10 kmほどのところに多和平がある。

バス路線

標茶町バスターミナル

駅前の標茶町バスターミナルより、阿寒バスの標津線廃止代行バス(中標津標津方面)および標茶町有バス(町内各方面)が運行される。かつてはJR北海道バス(現・ジェイ・アール北海道バス)が厚岸線・釧根線厚岸駅 - 標茶駅 - 虹別・尾岱沼間)を運行していた。

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
釧網本線
快速「しれとこ摩周号」・普通
磯分内駅 (B62) - 標茶駅 (B61) - *五十石駅 (B60) - 茅沼駅 (B59)
*打消線は廃駅

脚注

  1. ^ 標茶町統計書 7.JR旅客輸送状況
  2. ^ a b c 『鉄道百年の歩み』 p. 85
  3. ^ a b 『鉄道百年の歩み』 p. 87
  4. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 94
  5. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 102
  6. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 106
  7. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 112
  8. ^ a b 『鉄道百年の歩み』 p. 113
  9. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 120
  10. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 182
  11. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 135
  12. ^ a b 『北海道鉄道駅大図鑑』 p. 299
  13. ^ a b c 『北海道 釧網本線』 p. 86
  14. ^ "釧網線(東釧路・網走間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (Press release). 北海道旅客鉄道. 8 December 2017. 2017年12月9日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2017年12月10日閲覧 {{cite press release2}}: |work=で外部リンクを指定しないでください (説明); 不明な引数|deadlinkdate=が空白で指定されています。 (説明)
  15. ^ "釧網線(東釧路・網走間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 2 July 2018. p. 3. 2018年8月19日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年8月19日閲覧 {{cite press release2}}: |work=で外部リンクを指定しないでください (説明)
  16. ^ 釧網線(東釧路・網走間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
  17. ^ Ⅴ. 建設・運輸・水道” (PDF). 標茶町統計書(2016年版). 標茶町. p. 54 (2016年). 2018年2月18日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク