「大原駅 (千葉県)」の版間の差分
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|画像説明 = 左がいすみ鉄道、右がJR東日本の駅舎<br/>([[2007年]][[4月8日]]) |
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|ローマ字 = Ōhara |
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2020年2月15日 (土) 01:24時点における版
大原駅 | |
---|---|
おおはら Ōhara | |
所在地 | 千葉県いすみ市大原 |
所属事業者 |
東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細) いすみ鉄道(駅詳細) |
大原駅(おおはらえき)は、千葉県いすみ市大原にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・いすみ鉄道の駅である。
乗り入れ路線
JR東日本の外房線と、いすみ鉄道のいすみ線が乗り入れ、接続駅となっている。
いすみ線は元々は木原線を名乗り、外房線ともども日本国有鉄道(国鉄)、のちにJR東日本によって運行されていた。そのため当駅は国鉄(→JR)の単独駅であった。しかし、木原線は第1次特定地方交通線に指定されたため、国鉄分割民営化の1年後の1988年にいすみ鉄道に転換され、旧木原線の駅もJRの駅から独立し、現在の形となった。
歴史
- 1899年(明治32年)12月13日:房総鉄道の終着駅として開業[1]。旅客・貨物取扱い。
- 1907年(明治40年)9月1日:房総鉄道が買収され、国有鉄道の駅となる[1]。
- 1912年(大正元年)12月15日:千葉県営大原大多喜人車軌道(後の夷隅軌道)が開業。
- 1913年(大正2年)6月20日:当駅 - 勝浦間延伸開業[1]。
- 1927年(昭和2年)8月31日:夷隅軌道が廃止。
- 1930年(昭和5年)4月1日:国有鉄道木原線(現・いすみ鉄道いすみ線)が開業。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[1]。
- 1988年(昭和63年)3月24日:JR東日本木原線を第三セクター鉄道に転換し、いすみ鉄道いすみ線開業。西大原との営業キロが1.8 kmであったのを1.7 kmに改キロ[2]。
- 2004年(平成16年)10月16日:ダイヤ改正により総武線快速の乗り入れが無くなる[注 1]。当駅において千葉方面へのICカード「Suica」の利用が可能となる[3]。東京近郊区間に組み込まれる[3]。同時に自動改札機を導入。
- 2008年(平成20年)3月20日:指定席券売機が導入される。
- 2009年(平成21年)3月14日:安房鴨川方面へのICカード「Suica」の利用が可能となる[4]。同時に外房線全線が東京近郊区間に組み込まれる[4]。
-
学生で賑わう駅舎前(2005年5月25日)
-
駅停車中の特急わかしお(2008年3月1日)
駅構造
JR東日本
JR 大原駅 | |
---|---|
おおはら Ōhara | |
◄三門 (3.5 km) (3.3 km) 浪花► | |
所在地 | 千葉県いすみ市大原8701 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■外房線 |
キロ程 | 57.2 km(千葉起点) |
電報略号 | オハ←ヲハ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,542人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1899年(明治32年)12月13日[1] |
備考 |
直営駅 みどりの窓口 有 |
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅。3番線の海側に4本の留置線があるほか、保線用施設がある。 互いのホームは跨線橋で連絡している。
勝浦駅管理の直営駅で、みどりの窓口(営業時間 6:30 - 20:00)、自動改札機(Suica対応)、自動精算機、が設置されている。
2010年(平成22年)2月10日より外房線PRC型自動放送が導入された。
2017年(平成29年)3月31日にKIOSK(駅の売店)閉店。
のりば
駅舎側を1番線として、順に以下の通りである。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■外房線 | 上り | 上総一ノ宮・千葉・東京方面 |
下り | 勝浦・安房鴨川方面 | ||
2 | 上り | 上総一ノ宮・千葉・東京方面 | |
3 | 下り | 勝浦・安房鴨川方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 上下列車とも行き違いや特急の待避がなく、かつ折り返し列車が入線済でない場合は、駅舎側の1番線を発着することが多い。
- 早朝・夕方・夜間は当駅止まりの列車がありラッシュ時間帯には当駅始発の列車が存在する。ホームで直接折り返す列車は1番線から発車する。
-
JR改札口(2018年5月4日)
-
JR駅ホーム(2013年3月12日)
運転番線 | 営業番線 | ホーム | 安房鴨川方面着発 | 千葉方面着発 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 11両分 | 到着・出発可 | 到着・出発可 | ||
2 | 到着可 | 出発可 | 上り主本線 | ||
3 | 出発可 | 到着可 | 下り主本線 | ||
4 | ホームなし | 到着・出発可 | 到着・出発可 | ||
5 | 不可 | 不可 | 留置線、架線なし。保守用車等で使用 | ||
6 | 留置線 | ||||
7 |
- 主本線を発着する場合は通過が可能。
- 運転4番 - 運転7番線と、ホームとの入出区は、浪花方の本線上にてスイッチバックを行う。
- 夜間、3番線や留置線3本(運転4,6,7番線)に普通列車が留置される。工事等により1,2番線に留置される場合がある。
* 参考資料:「JR東日本全線【決定版】鉄道地図帳」 第4巻 「水戸・千葉支社管内編」 『学研』 2010年3月
いすみ鉄道
いすみ鉄道 大原駅 | |
---|---|
おおはら Ōhara | |
(1.7km) 西大原► | |
所在地 | 千葉県いすみ市大原8701 |
所属事業者 | いすみ鉄道 |
所属路線 | ■いすみ線 |
キロ程 | 0.0 km(大原起点) |
電報略号 | オハ(←ヲハ) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
365人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1930年(昭和5年)4月1日 |
備考 | 無人駅 |
頭端式ホーム1面2線を有する地上駅。JR側の1番線は外房線千葉方面からの連絡線が接続しているが、通常は使用されない。2013年1月17日にキハ30 62の譲渡を受けた際にこの連絡線を使用した。木原線時代は現行のJR1番線ホームから発着し、千葉からの直通列車が設定されていた時期がある。
改札口はあるが、駅員は配置されておらず無人駅である。駅舎はJRの駅舎とつながっている。食券型の自動券売機が置かれているほか、オリジナルグッズ等を販売する売店が併設されている。また、売店では急行券やフリー切符の発売も行っている。定期券はJRみどりの窓口で発売する。
のりば
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1・2 | ■いすみ線 | 大多喜・上総中野方面 |
- 夜間滞泊は設定されていない。
-
駅ホーム入口(2007年1月7日)
-
駅ホーム(2011年7月27日)
利用状況
- JR東日本 - 2018年度の1日平均乗車人員は1,542人である。
- いすみ鉄道 - 2017年度の1日平均乗車人員は365人である。
近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。
年度 | JR東日本 | いすみ鉄道 | 出典 |
---|---|---|---|
1990年(平成 | 2年)3,023 | 1,030 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)2,942 | 920 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)2,912 | 896 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)2,824 | 844 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)2,779 | 817 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)2,726 | 783 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)2,620 | 724 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)2,449 | 696 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 2,333 | 662 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 2,297 | 627 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 1]2,205 | 578 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 2]2,110 | 565 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 3]2,041 | 496 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 4]1,964 | 462 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 5]1,931 | 403 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 6]1,939 | 400 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 7]1,920 | 414 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 8]1,895 | 415 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 9]1,824 | 366 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 10]1,758 | 330 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 11]1,679 | 318 | [* 21] |
2011年(平成23年) | [JR 12]1,661 | 309 | [* 22] |
2012年(平成24年) | [JR 13]1,615 | 355 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [JR 14]1,654 | 364 | [* 24] |
2014年(平成26年) | [JR 15]1,571 | 374 | [* 25] |
2015年(平成27年) | [JR 16]1,630 | 368 | [* 26] |
2016年(平成28年) | [JR 17]1,608 | 369 | [* 27] |
2017年(平成29年) | [JR 18]1,598 | 365 | [* 28] |
2018年(平成30年) | [JR 19]1,542 |
駅周辺
いすみ市(旧・大原町)の中心市街地に位置する。駅周辺は行政機関、公共施設、中小商店などが点在し、近隣には国道128号・国道465号が通り、国道沿いには大型商業施設が点在する。
- 国道128号
- 国道465号
- 千葉県道174号勝浦布施大原線
- 千葉県道175号大原港大原停車場線
- いすみ市役所(旧・大原町役場)
- いすみ警察署
- 駅前交番
- 法務局いすみ出張所
- 大原郵便局
- 大原公民館(大原文化センター)
- 大原医院
- 千葉県立大原高等学校
- いすみ市立大原中学校
- いすみ市立大原小学校
- 大原八幡神社
- 小浜八幡神社
- 田町・新場廣田神社
- 大聖寺(波切不動)
- 顕妙寺
- 照願寺
- 大本山七福神
- 日米親善平和の鐘
- 真実一路の碑
- 大原海岸
- 大原海水浴場
- 八幡岬
- 大原漁港
- 大原中央商店街
- ヤマダ電機テックランドいすみ店(北へ車5分)
- カインズ大原店
- ベイシアスーパーセンターいすみ大原店
- ヤックスドラッグ大原店
- スーパーガッツ大原店
- 大原ガーデン
-
いすみ市役所
-
千葉県立大原高等学校
-
大原公民館(大原文化センター)
-
大原漁港
-
八幡岬
バス路線
バス乗り場は駅前ロータリーに位置する。
のりば | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
大原駅 | 市内循環線(内回り) | 古日在・三門駅入口・太東駅・市役所夷隅支庁前・大原駅 | 市役所大原庁舎 | いすみ市民バス | |
市内循環線(外回り) | シルバーガーデン入口・下布施・新田野駅・市役所夷隅支庁前・大原駅 | ||||
大原巡回 東海線 | 大原海水浴場・三門駅・古屋庭・大原駅 | 月火水金運転(休日除く) | |||
古屋庭・三門駅・大原海水浴場・大原駅 | |||||
大原巡回 東線 | 西大原駅・上総東駅・山田五区区民センター前 | 清水尻橋 | 土休日運休 | ||
大原巡回 布施線 | 西大原駅・上総東駅前・やすらぎの家・下布施・大原駅 | 市役所大原庁舎 | 月火水金運転(休日除く) | ||
シルバーガーデン入口・下布施・やすらぎの家・上総東駅前・大原駅 | |||||
大原巡回 大原・国吉線 | シルバーガーデン入口・釈迦谷公会堂・西大原駅・大和田 | いすみ医療センター | |||
大原巡回 浪花線 | 造式・浪花駅・大原台三街区・岩船地蔵尊前・大原駅 | 市役所大原庁舎 | 土休日運休 | ||
造式・浪花小学校前・岩船地蔵尊前・大原台三街区・大原駅 | |||||
大原巡回 大原線 | 漁協・大井区民会館・大船谷・大原駅 | 月火水金運転(休日除く) | |||
造式・大船谷・大井区民会館・大原駅 | |||||
隣の駅
※外房線の特急「わかしお」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。
- いすみ鉄道
- ■いすみ線
- 大原駅 - 西大原駅
脚注
記事本文
注釈
- ^ 京葉線の乗り入れは継続。
出典
- ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 31号 内房線・外房線・久留里線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年2月21日、22-23頁。
- ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』(初版)JTB、1998年。
- ^ a b "首都圏でSuicaをご利用いただけるエリアが広がります" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道. 23 August 2004. 2019年7月9日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2019年7月29日閲覧。
- ^ a b "Suicaをご利用いただけるエリアが広がります。" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道. 22 December 2008. 2019年5月3日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年7月8日閲覧。
利用状況
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- 千葉県統計年鑑
- ^ 千葉県統計年鑑(平成3年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成4年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成5年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成6年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成7年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成8年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成9年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成10年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成11年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成30年)