「蓮田駅」の版間の差分
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|画像説明 = 東口(2005年6月) |
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|よみがな = はすだ |
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|ローマ字 = Hasuda |
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2020年2月15日 (土) 02:55時点における版
蓮田駅 | |
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東口(2005年6月) | |
はすだ Hasuda | |
◄東大宮 (3.8 km) (4.3 km) 白岡► | |
所在地 | 埼玉県蓮田市本町1-2 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■東北本線(宇都宮線) |
キロ程 |
39.2km(東京起点) 東京から尾久経由で39.4 km |
電報略号 | ハス |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
20,899人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1885年(明治18年)7月16日 |
備考 |
直営駅(管理駅) みどりの窓口 有 |
蓮田駅(はすだえき)は、埼玉県蓮田市本町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である。
「宇都宮線」の愛称区間に含まれており、上野駅発着系統と、新宿駅経由で横須賀線に直通する湘南新宿ライン、上野駅・東京駅経由で東海道線に直通する上野東京ラインが停車する。
所在地である蓮田市の「蓮」はしんにょうの点が1つだが、当駅名の「蓮」はしんにょうの点が2つである。
歴史
1900年(明治33年)に作詞された「鉄道唱歌 第三集奥州磐城篇」(大和田建樹作)では、蓮田駅を以下のように歌った。
年表
- 1885年(明治18年)7月16日:日本鉄道大宮 - 宇都宮開業により設置。
- 1906年(明治39年)11月1日:鉄道国有法により国有化。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定により東北本線の所属となる。
- 1924年(大正13年)10月19日:武州鉄道が開業。
- 1938年(昭和13年)8月22日:武州鉄道営業廃止。
- 1960年(昭和35年):2代目駅舎竣工。建物は3代目駅舎使用開始後、現在も西口に残る。
- 1972年(昭和47年)10月1日:3代目駅舎(橋上駅舎)化。蓮田市市制施行の日と同日。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 1995年(平成7年)2月21日:自動改札機使用開始。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2018年(平成30年)10月5日 - 11月3日:期間限定で発車メロディをにゃんたぶぅの「雅楽谷(うたや)の森~蓮田のタカラ」に変更[1](2019年も10月5日から11月3日まで変更。)。
-
1933年頃の西口
-
ロータリー完成前の西口階段。階段と旧ロータリー(タクシーが停車している路面)との間に旧駅舎土台に由来する段差があるのが確認できる。(2008年5月)
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅で、橋上駅舎を有している。直営駅であり、管理駅として東大宮駅を管理する。みどりの窓口・指定席券売機・短距離自動券売機・自動改札機が設置されている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■宇都宮線(東北線) | 下り | 宇都宮・黒磯方面[2] | 一部列車は2番線 |
2・3 | 上り | 大宮・東京・新宿・横浜・大船方面[2] (湘南新宿ライン)(上野東京ライン) |
-
改札口(2019年6月)
-
ホーム(2019年6月)
発車メロディ
通常時はテイチク制作の発車メロディを使用している(曲は1番線が「美しき丘」、2・3番線が「朝の静けさ」)が、2018年から、蓮田市で毎年11月に行われる「雅楽谷の森フェスティバル」の開催時期に合わせて[注釈 2]、同イベントのテーマソングである、にゃんたぶぅの「雅楽谷の森~蓮田のタカラ~」に変更している[1][3]。これは、元々2015年に同市がJR東日本大宮支社へ「にゃんたぶぅの楽曲を発車メロディにしたい」という提案をしたことから企画されたもので、当初は「全国的な知名度がない」という理由で却下されていたが、2017年に同じく大宮支社管轄の武蔵野線北朝霞駅の発車メロディとして、同駅の所在する朝霞市で毎年開催されている市民まつり「彩夏祭」の総踊り曲「集まれ!踊り人」が採用されたことがきっかけとなり、「地域活性化を目的とした楽曲かつ期間限定」という条件のもと採用が認められた[4]。メロディの制作はスイッチで、編曲は福嶋尚哉が手掛けた[5]。
利用状況
2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は20,899人である。
近年の推移は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1988年(昭和63年) | 20,615 | |
1989年(平成元年) | 21,276 | |
1990年(平成 | 2年)22,335 | |
1991年(平成 | 3年)23,062 | |
1992年(平成 | 4年)23,613 | |
1993年(平成 | 5年)24,158 | |
1994年(平成 | 6年)24,216 | |
1995年(平成 | 7年)24,241 | |
1996年(平成 | 8年)24,401 | |
1997年(平成 | 9年)23,757 | |
1998年(平成10年) | 23,383 | |
1999年(平成11年) | 22,934 | [* 1] |
2000年(平成12年) | [JR 1]22,764 | [* 2] |
2001年(平成13年) | [JR 2]22,519 | [* 3] |
2002年(平成14年) | [JR 3]22,204 | [* 4] |
2003年(平成15年) | [JR 4]22,010 | [* 5] |
2004年(平成16年) | [JR 5]21,630 | [* 6] |
2005年(平成17年) | [JR 6]21,576 | [* 7] |
2006年(平成18年) | [JR 7]21,726 | [* 8] |
2007年(平成19年) | [JR 8]22,069 | [* 9] |
2008年(平成20年) | [JR 9]21,965 | [* 10] |
2009年(平成21年) | [JR 10]21,428 | [* 11] |
2010年(平成22年) | [JR 11]21,164 | [* 12] |
2011年(平成23年) | [JR 12]20,921 | [* 13] |
2012年(平成24年) | [JR 13]21,132 | [* 14] |
2013年(平成25年) | [JR 14]21,210 | [* 15] |
2014年(平成26年) | [JR 15]20,834 | [* 16] |
2015年(平成27年) | [JR 16]21,031 | [* 17] |
2016年(平成28年) | [JR 17]21,048 | [* 18] |
2017年(平成29年) | [JR 18]20,912 | [* 19] |
2018年(平成30年) | [JR 19]20,899 |
- 一日平均乗車人員(単位:人/日)
駅周辺
東口
駅前は整備されており、バス停留所(屋根つき・石のベンチ)などがある。
- 蓮田マイン(東武ストア)
- 三菱UFJ銀行蓮田支店
- MEGAドン・キホーテ蓮田店
- 岩槻警察署蓮田交番
- 蓮田駅東口郵便局
西口
現在再開発が行われているが、一部地権者との交渉が難航[注釈 3]したり、再開発に参加していた積水化学工業が自社の業績不振や計画の進行遅れを理由に撤退したりするなどの問題が多発した。そのため事業計画認可から15年以上経過した現在でも工事は進んでおらず、2013年3月までにようやく再開発ビル1棟と駅前ロータリー、およびそれに接続する道路の整備が完成したが、中核となる再開発ビルは2018年11月まで着工に至らなかった。
この影響で、西口周辺からは再開発開始直後に(下記の銀行周辺の数店舗を除いて)ほとんどの商業施設が撤退してしまい、長期にわたって西口に商業施設がほぼ存在しない状態が続いている。西口周辺は人口密度の低下に歯止めが掛かっていない。
バス路線
乗り場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
蓮田駅(東口) | 1 | 蓮11 | 蓮田よつば病院 | 国際興業 | 始発 - 9時・19時 - 終発のみ運行 | |
蓮11 | 馬込・岩槻警察署 | 岩槻駅西口 | 始発- 8時・19時 - 終発のみ運行 | |||
蓮田駅東口 | 2 | 宿下・国立東埼玉病院 | 江ヶ崎馬場(みずほ団地) | 朝日自動車 | ||
橋場・国立東埼玉病院 | ||||||
3 | 蓮田市役所・西新宿 | パルシー | ||||
蓮田市役所・西新宿・根金 | 下大崎 | |||||
蓮田市役所・西新宿・根金・下大崎 | 菖蒲仲橋 | 夜間のみ運行 | ||||
蓮田市役所・西新宿・根金・井沼・吹上 | 蓮田駅西口 | 平日のみ運行 | ||||
蓮田駅西口 | 吹上・井沼 | 伊奈学園 | 朝日自動車 | 朝のみ運行 | ||
吹上・井沼・八幡神社・丸谷・菖蒲仲橋 | 菖蒲車庫 | |||||
吹上・井沼・根金・西新宿・蓮田市役所 | 蓮田駅東口 | 平日のみ運行 | ||||
6 | 御前橋・志の崎・丸山駅・がんセンター | 上尾駅東口 | 丸建自動車 (けんちゃんバス) |
1日1本のみ運行 御前橋までは系統7・11・14と同経路 | ||
7 | 御前橋・栄6丁目北・小室志久・志久駅・日本薬科大学前・丸建車庫前 | |||||
11 | 御前橋・栄6丁目北・小室志久・志久駅・日本薬科大学前 | 丸建車庫前 | 1日1 - 2本のみ運行 | |||
14 | 御前橋・栄6丁目北・『伊奈病院・一心館』・ウニクス前・伊奈学園 | 県民活動センター | 栄6丁目北まで系統7・11と同経路 |
- 東口4番のりばには、市立老人福祉センターや蓮田サービスエリア(上り線側)へのシャトルバスが停車する。
- けんちゃんバスの乗り場は、西口ロータリーの整備前は埼玉りそな銀行蓮田支店の向かい側(武蔵野銀行蓮田支店を通りすぎた先)、降り場は埼玉りそな銀行蓮田支店付近にあって、開通以来永らく駅前に乗り入れることができなかったが、2013年4月1日の始発から西口ロータリー内に移転した。
- かつては国際興業バスにも西口からの発着路線が存在したが撤退している。
- 上表の他、「ミッドナイトアロー蓮田・久喜」が西口に降車扱いとして乗り入れている。
その他
- 埼玉高速鉄道線が浦和美園駅から岩槻駅を経由して当駅まで延伸される計画があるが、着工には至っていない。このルートはかつて存在した武州鉄道のルートに近い。この区間には現在国際興業によりバス路線が運行されている。
- 2011年1月4日より蓮田市(しんにょうの点が二つ)は蓮田市(しんにょうの点が一つ)に変更されているが、駅名に関してはコストがかかるとして変更されない。
- 現在の橋上駅舎竣工後も、1番のりばと西口に面している旧駅舎は取り壊さず[注釈 4]に残っている。かつては運転取扱所や運送会社の営業所として使用されていたが、現在は市役所の駅西口連絡所(住民票等を取り扱う出張所)になっている。
- 現在西口・東口ともにバリアフリー化工事が進行しているが、この工事は老朽化した駅舎の改築工事も包含しており、完成した個所の外壁・屋根は新しいものに作り変えられているほか、改札内は増床されてコンビニエンスストアNEWDAYSが出店したり、1番線側(旧駅舎内)にあったトイレが移設・拡張された。西口では2011年にエレベーターが、2013年にエスカレーターが設置され、駅前ロータリーの整備に伴って旧駅舎の名残だった段差も解消した。東口では2012年2月にエレベーターが使用を開始した。
- 西口ロータリーにはモニュメントとして115系電車の車輪とD51 484号機の動輪が展示されている。ロータリー完成に伴い、蓮田車站納地記念碑(駅開業にあたって付近住民が用地を献納したことの記念碑)が移設されている。
- 東大宮から当駅の間は、鉄道写真撮影の名所として有名であり、「東大宮 - 蓮田間」を略して「ヒガハス」と呼ばれる。
-
完成した西口ロータリーに展示されているD51 484号機の動輪(左)と、115系電車の車輪(右)。
-
蓮田車站納地記念碑。西口ロータリー完成に伴い移設された。
-
改修前とほぼ同じ個所から撮影した現在の西口階段付近。西口ロータリーの完成に伴い、改修前にあった段差が解消されている。(2013年4月)
隣の駅
脚注
記事本文
注釈
- ^ 上りの快速「ラビット」および湘南新宿ライン快速は、原則として当駅で先行する普通列車を追越すダイヤが組まれている。
- ^ 毎年、開催約一か月前から当日までの間に使用されており、2018年・2019年共に10月5日から11月3日まで使用された。
- ^ 再開発ビル建設用地内にある小児科医院(現在休診中)が立ち退きに応じなかった。そのため蓮田市もこの用地のみを再開発区域外とし、この影響で再開発ビルは地権者向けに一部分棟化(2012年内に完成)するなど大幅な計画変更を余儀なくされ、建設用地の8割以上は手つかずとなった。
- ^ ただし、改札口付近は現駅舎の西口階段に干渉するため取り壊された。その名残として土台部分が残っているため、西口階段と旧駅前ロータリーの間には3段程度の段差が存在したが現駅前ロータリーの整備と西口階段のバリアフリー化に伴って埋め立てられ消滅した。
出典
- ^ a b "「蓮田駅発車メロディ変更について 」" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道. 23 August 2018. 2018年10月6日閲覧。
- ^ a b “駅構内図(蓮田駅)”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月4日閲覧。
- ^ “蓮田駅発車メロディ変更について”. 東日本旅客鉄道大宮支社. 2019年11月16日閲覧。
- ^ “埼玉・蓮田の駅メロは「にゃんたぶぅ」 えっ、何者?→実はスター集団だった”. Jタウンネット (2018年10月19日). 2019年11月16日閲覧。
- ^ “蓮田駅「雅楽谷の森~蓮田のタカラ~」発車メロディ制作”. 株式会社スイッチオフィシャルサイト. 株式会社スイッチ. 2019年11月16日閲覧。
広報資料・プレスリリースなど一次資料
利用状況
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- 埼玉県統計年鑑
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成30年)
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(蓮田駅):JR東日本