「東鷲宮駅」の版間の差分
Masato-yoshio (会話 | 投稿記録) m →駅周辺 |
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|画像説明 = 駅舎(2019年3月) |
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|よみがな = ひがしわしのみや |
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|ローマ字 = Higashi-Washinomiya |
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2020年2月15日 (土) 02:55時点における版
東鷲宮駅 | |
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駅舎(2019年3月) | |
ひがしわしのみや Higashi-Washinomiya | |
◄久喜 (2.7 km) (5.6 km) 栗橋► | |
所在地 | 埼玉県久喜市西大輪326 |
所属事業者 |
東日本旅客鉄道(JR東日本) 日本貨物鉄道(JR貨物) |
所属路線 | ■東北本線(宇都宮線) |
キロ程 |
51.6km(東京起点) 東京から尾久経由で51.8 km |
電報略号 | ワミ |
駅構造 | 地上駅・高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
9,966人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1981年(昭和56年)4月15日 |
備考 | 業務委託駅 |
東鷲宮駅(ひがしわしのみやえき)は、埼玉県久喜市西大輪にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)東北本線の駅である。 愛称は「ひがしわし」、「がしわし」。
JR東日本においては「宇都宮線」の愛称区間に含まれており、上野駅発着系統と、新宿駅経由で横須賀線に直通する湘南新宿ライン、上野駅・東京駅経由で東海道線に直通する上野東京ラインが停車する。
歴史
2010年(平成22年)3月22日までは旧・鷲宮町に立地していた。「鷲宮」の行政上の町名は「わしみや」と読んでいたが、当駅名は「わしのみや」と読んでいた(東武伊勢崎線鷲宮駅も同様)。
- 1981年(昭和56年)4月15日:周辺4駅の貨物取扱を集約し、日本国有鉄道(国鉄)の貨物駅として開業。
- 1982年(昭和57年)6月23日:旅客営業開始、一般駅となる。開業当時は朝の上り5本と夕の下り5本しか列車が停車しなかったが、この状態は約5か月後に行われたダイヤ改正で解消した。
- 1986年(昭和61年)11月1日:貨物営業廃止、旅客駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2016年(平成28年)
- 2017年(平成29年)10月23日:当駅 - 久喜駅間(東武伊勢崎線との交点付近)にて架線の碍子が腐食。宇都宮線の列車が白岡駅 - 古河駅間で24日まで運転を見合わせた[3]。
- 2019年(令和元年)7月1日:業務委託化。
駅構造
上下線いずれも線路西側に配置された単式ホーム2面2線を有する。ただし、下り線が地上ホーム1面1線、上り線が高架ホーム1面1線の特殊な構造である。JR東日本ステーションサービスが受託する業務委託駅で、久喜駅が当駅を管理している。Suica対応自動改札機・指定席券売機が設置されている。
2009年3月25日に多機能トイレの供用を開始し、2010年3月20日にはエレベーターとエスカレーターの供用を開始した。
この地に、貨物駅と東北新幹線の保線基地を設置するために設置された。旅客・貨物駅と保線基地が併設され、下り本線から分岐する貨物線が上り本線に支障しないように、上り本線だけが高架となったため、このような特殊な構造になっている。停車場ではあるが、上りも本線と貨物線(引き上げ線)の分岐(第3場内信号機)が東京側にあるため、高架ホーム(上り)の停車列車は出発信号機ではなく、第2場内信号機の信号現示を確認して発車する。上りの出発信号機は分岐を過ぎた後に一つある。
貨物駅は国鉄の民営化直前に廃止され、広大な貨物駅の構内は長い間荒廃するに任せた状況であった。跡地は最終的には売却され、駅前ロータリーと住宅地に転用・再整備されたが、上り高架線の地平移設は多大な費用がかかるため見送られた。東北新幹線の保線基地は貨物駅跡地の売却に併せて移転と再整備を受け存続しているが、敷地縮小のため、東北新幹線本線(鷲宮信号場)からの進入には久喜駅との間に設けられた標準軌の引き上げ線(狭軌線からの荷物引渡線)、および当駅に隣接した高架橋上で2回のスイッチバックが必要である。
保線基地(貨物ヤード)は2003年9月までは、東武鉄道の貨物授受および東武鉄道(一部帝都高速度交通営団(現・東京地下鉄)を含む)向け甲種輸送の搬入があったが、東武鉄道の貨物輸送が廃止されてからは工事列車がごくまれに入線する程度である。東武鉄道の貨物廃止後は東武久喜駅との連絡線が撤去され、甲種輸送については東上線同様熊谷貨物ターミナル駅からの搬入となり、秩父鉄道線経由で羽生駅から搬入する(東上線は熊谷貨物ターミナル駅から秩父鉄道経由で寄居駅から搬入する)。なお、営団日比谷線向けの車両搬入は東武鉄道の越谷市内の高架化の関係で早期に打ち切られている。
その後、2016年のダイヤ改正により、不定期ながらレール輸送の貨物取扱(往路は相模貨物駅発[4]、返空は梶ヶ谷貨物ターミナル駅行き[5])を行うことになり、JR貨物の車扱貨物取扱駅となった[6]。これにより、約30年ぶりに貨物営業が再開された。
上りの高架線路下脇には、新幹線用と在来線用の保線基地がある(新幹線用と在来線用の架線柱・無電架線・線路も備えての設置がある)。
旅客営業開始当初は停車する列車が少なかった。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■宇都宮線(東北線) | 下り | 小山・宇都宮・黒磯方面 |
2 | 上り | 大宮・東京・新宿・横浜・大船方面 (湘南新宿ライン)(上野東京ライン) |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 湘南新宿ラインの列車は前述のように横須賀線へ直通する。
-
自由通路整備前の駅舎(2008年1月)
-
地上ホーム(1番線)と高架ホーム(2番線)を上野方道路から見る。(2008年1月)
-
改札口(2019年3月)
-
地上ホーム(1番線)
(2019年3月) -
高架ホーム(2番線)
(2019年3月)
利用状況
2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は9,966人である。
近年の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)7,589 | |
1991年(平成 | 3年)8,389 | |
1992年(平成 | 4年)9,200 | |
1993年(平成 | 5年)9,882 | |
1994年(平成 | 6年)10,628 | |
1995年(平成 | 7年)11,078 | |
1996年(平成 | 8年)11,647 | |
1997年(平成 | 9年)11,628 | |
1998年(平成10年) | 11,508 | |
1999年(平成11年) | 11,606 | [* 1] |
2000年(平成12年) | [JR 1]11,737 | [* 2] |
2001年(平成13年) | [JR 2]11,631 | [* 3] |
2002年(平成14年) | [JR 3]11,374 | [* 4] |
2003年(平成15年) | [JR 4]11,295 | [* 5] |
2004年(平成16年) | [JR 5]11,325 | [* 6] |
2005年(平成17年) | [JR 6]11,398 | [* 7] |
2006年(平成18年) | [JR 7]11,476 | [* 8] |
2007年(平成19年) | [JR 8]11,486 | [* 9] |
2008年(平成20年) | [JR 9]11,497 | [* 10] |
2009年(平成21年) | [JR 10]11,248 | [* 11] |
2010年(平成22年) | [JR 11]11,086 | [* 12] |
2011年(平成23年) | [JR 12]10,844 | [* 13] |
2012年(平成24年) | [JR 13]10,707 | [* 14] |
2013年(平成25年) | [JR 14]10,723 | [* 15] |
2014年(平成26年) | [JR 15]10,280 | [* 16] |
2015年(平成27年) | [JR 16]10,247 | [* 17] |
2016年(平成28年) | [JR 17]10,099 | [* 18] |
2017年(平成29年) | [JR 18]10,034 | [* 19] |
2018年(平成30年) | [JR 19]9,966 |
- 一日平均乗車人員(単位:人/日)
駅周辺
西側
東側 - 駅には東側に出口がなく、西側から地下道を経由する。
バス路線
西口
東口
- 中田観光バス
- 東鷲宮駅 - 東鷲宮病院前 - 香日向コミュニティーセンター
隣の駅
脚注
記事本文
出典
- ^ “駅の情報(東鷲宮駅)”. 東日本旅客鉄道. 2016年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月15日閲覧。
- ^ 『JR時刻表』交通新聞社、2016年2月、15頁。
- ^ JR宇都宮線の架線トラブル 絶縁体が腐食し漏電 NHKニュース
- ^ 『貨物時刻表2016』鉄道貨物協会、2016年、p.124
- ^ 『貨物時刻表2016』鉄道貨物協会、2016年、p.128
- ^ 『貨物時刻表2016』鉄道貨物協会、2016年、p.59
- ^ アリオ鷲宮路線時刻表 中田観光バス
- ^ 12/20「ミッドナイトアロー久喜」東鷲宮駅への延伸について
広報資料・プレスリリースなど一次資料
利用状況
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- 埼玉県統計年鑑
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成30年)
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(東鷲宮駅):JR東日本
- 中田観光バス 中田観光バスホームページ