「小高駅」の版間の差分
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|画像説明 = 営業再開後の駅舎(2016年12月24日) |
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|よみがな = おだか |
|よみがな = おだか |
2020年2月15日 (土) 03:07時点における版
小高駅 | |
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営業再開後の駅舎(2016年12月24日) | |
おだか Odaka | |
◄桃内 (4.0 km) (4.9 km) 磐城太田► | |
福島県南相馬市小高区東町一丁目140[1] | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■常磐線 |
キロ程 | 277.5 km(日暮里起点) |
電報略号 | オタ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
493人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1898年(明治31年)5月11日[1] |
備考 | 業務委託駅[1] |
小高駅(おだかえき)は、福島県南相馬市小高区東町一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である[1]。
概要
当駅は南相馬市(旧)小高町の中心駅であり、相馬小高神社・村上海岸の最寄り駅である。
当駅における運行形態
- 東北地方太平洋沖地震発生前は、一部の特急「スーパーひたち」が当駅に停車していた。
歴史
- 1898年(明治31年)5月11日:日本鉄道の駅として開業[1]。
- 1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道が国有化され、官設鉄道の所属となる。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定により常磐線の所属となる。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道が発足。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 1993年(平成5年)3月:みどりの窓口営業開始[3]。
- 2011年(平成23年)3月11日:東日本大震災及び福島第一原子力発電所事故により営業休止。
- 2013年(平成25年)4月19日:JR東日本が、南相馬市内に設定されている避難指示解除準備区域が解除された後に当駅 - 原ノ町駅間を復旧させる方針を発表[4]。
- 2016年(平成28年)7月12日:当駅 - 原ノ町駅間の運転再開に伴い営業再開[5]。ただし営業再開以降、みどりの窓口は設置しない[6]。また、竜田駅 - 原ノ町駅間の代行バスの停車開始。
- 2017年(平成29年)4月1日:浪江駅 - 当駅間の運転再開[7][8]。浪江駅 - 当駅間運転再開後も浪江駅 - 原ノ町駅間の代行バスは下り1本のみ継続して運行され、当駅への停車も継続[7]。
- 2020年(令和2年)3月14日:当駅まで仙台近郊区間が延長される〈予定〉[9]。ICカード「Suica」の仙台エリアに編入され、利用が可能となる(原ノ町方面のみ)〈予定〉[9][注釈 1]。
-
震災前の駅舎
2008年3月 -
震災後、営業休止中の小高駅
2012年11月26日 撮影 -
営業休止中の駅構内
2012年11月26日 撮影 -
営業再開当初の駅構内
2016年12月24日 撮影
駅構造
相対式ホーム2面2線の地上駅であり、上下線の間にはホームのない中線がある。ホームと駅舎は跨線橋で連絡している。ホーム上に待合室がある。
業務委託駅(JR東日本ステーションサービス委託)[1]で、東日本大震災により営業休止となるまではマルス端末が設置されていたが、営業再開後はマルス端末は設置されておらず、短距離券売機のみとなっている。 特筆すべき点として、待合室に隣接する舟状ラッチ上に、空間線量率の表示器が設置されている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■常磐線 | 下り | 原ノ町・仙台方面 | |
2 | 上り | 浪江方面 | ||
駅前 広場 |
■常磐線 (代行バス) |
下り | 原ノ町行き | 磐城太田は経由しない |
(出典:JR東日本:駅構内図)
2016年7月12日の営業再開当初は、下り本線の上に仮設の足場を設置して1番線ホームを拡張し、中線を相馬方面への折り返しに用いていたが、2017年4月1日の浪江方面への再開に際して仮設の足場は撤去され、上下線ともに本来のホームに停車するようになった。
日暮里側ホーム端付近に、乗り越し分岐ならびに保線用機械車両の留置線が存在する。
利用状況
JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は493人である[利用客数 1]。
近年の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | |||
---|---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
備考 | 出典 |
2000年(平成12年) | 1,307 | [利用客数 2] | |
2001年(平成13年) | 1,242 | [利用客数 3] | |
2002年(平成14年) | 1,182 | [利用客数 4] | |
2003年(平成15年) | 1,112 | [利用客数 5] | |
2004年(平成16年) | 1,019 | [利用客数 6] | |
2005年(平成17年) | 965 | [利用客数 7] | |
2006年(平成18年) | 902 | [利用客数 8] | |
2007年(平成19年) | 879 | [利用客数 9] | |
2008年(平成20年) | 869 | [利用客数 10] | |
2009年(平成21年) | 821 | [利用客数 11] | |
2010年(平成22年) | 811 | [利用客数 12] | |
2011年(平成23年) | 営業休止 | 2011年3月11日以降 原発事故により 営業休止 |
|
2012年(平成24年) | |||
2013年(平成25年) | |||
2014年(平成26年) | |||
2015年(平成27年) | |||
2016年(平成28年) | 26 | [利用客数 13] | |
2017年(平成29年) | 481 | [利用客数 14] | |
2018年(平成30年) | 493 | [利用客数 1] |
駅周辺
旧小高町の中心部で、駅前に商店がある。周辺は大きな住宅地である。当駅周辺は福島第一原子力発電所事故に関連する避難区域であったが、2016年7月12日に解除された。
- 南相馬警察署小高駐在所
- 相馬地方広域消防本部南相馬消防署
- 南相馬市立小高病院
- 南相馬市役所小高区役所(旧・小高町役場)
- 相馬小高神社(小高城址)
- 甲子大国神社
- 観音堂石仏(国指定〔史跡〕)
- 薬師堂石仏(国指定〔史跡〕)
- 小高郵便局
- 小高川
- 福島県道120号浪江鹿島線
- 福島県道255号幾世橋小高線
- 福島県道258号中ノ内小高線
- 福島県道260号北泉小高線
- 国道6号
- 村上海岸
- 塚原海岸公園
- 福島県立小高産業技術高等学校
隣の駅
脚注
記事本文
注釈
- ^ 桃内駅はSuicaエリア外、浪江駅以南はSuica首都圏エリアとなるが、エリアを跨いで使うことはできない。
出典
- ^ a b c d e f g 『週刊 JR全駅・全車両基地』 50号 郡山駅・会津若松駅・三春駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年8月4日、21頁。
- ^ a b “小高駅時刻表”. 駅探. 2019年9月21日閲覧。
- ^ JR時刻表1993年2・3月号
- ^ “避難区域解除後に再開 常磐線「原ノ町駅―小高駅」”. 福島民報. (2013年4月20日) 2013年4月24日閲覧。
- ^ "常磐線(小高駅〜原ノ町駅間)の運転再開について" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道水戸支社. 31 May 2016. 2019年5月9日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年1月20日閲覧。
- ^ “JR常磐線「小高~原ノ町間」、7月12日に運転を再開”. 福島民友. (2016年6月1日) 2016年7月11日閲覧。
- ^ a b "富岡町、浪江町の避難指示解除に伴う常磐線の運行について" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道水戸支社. 10 March 2017. 2019年1月21日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年1月20日閲覧。
- ^ “運転再開は来月1日 JR常磐線小高-浪江駅間”. 福島民報. (2017年3月9日) 2017年3月9日閲覧。
- ^ a b "常磐線(富岡駅~浪江駅間)の運転再開について" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道. 17 January 2020. 2020年1月17日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年1月20日閲覧。
利用状況
- ^ a b “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月7日閲覧。
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 列島縦断 鉄道12000キロの旅 〜最長片道切符でゆく42日〜 同番組の2004年5月18日放送分の中継地であった。
外部リンク
- 駅の情報(小高駅):JR東日本