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|ローマ字= Urausu |
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2020年2月15日 (土) 05:54時点における版
浦臼駅 | |
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駅舎(2017年8月) | |
うらうす Urausu | |
◄札的 (1.8 km) (3.4 km) 鶴沼► | |
所在地 | 北海道樺戸郡浦臼町字浦臼内 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | 札沼線(学園都市線) |
キロ程 | 62.7 km(桑園起点) |
電報略号 | ラス |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1934年(昭和9年)10月10日[1] |
備考 | 無人駅 |
浦臼駅(うらうすえき)は、北海道樺戸郡浦臼町字浦臼内にある北海道旅客鉄道(JR北海道)札沼線(学園都市線)の駅。電報略号はラス。
概要
浦臼町の中心駅。かつては交換施設を持ち、札沼線の終点が石狩沼田駅だった当時は当駅で系統が分けられることが多かった。
2016年3月改正のダイヤでは石狩当別駅 - 当駅間の折り返しが5本設定されている。当駅から新十津川方面への列車は1日1往復のみとなっている。
歴史
- 1934年(昭和9年)10月10日:国有鉄道札沼北線 中徳富駅(初代、現在の新十津川駅) - 当駅間の延伸開業に伴い、同線の駅として開業[1]。一般駅。
- 1935年(昭和10年)10月3日:国有鉄道の石狩当別駅 - 当駅間が延伸開業。従来の札沼南線(桑園駅 - 石狩当別駅間)と札沼北線(当駅 - 石狩沼田駅間)が編入・統合され、札沼線が全通[報道 1]。
- 1943年(昭和18年)10月1日:第二次世界大戦の激化に伴い、札沼線の石狩月形駅 - 石狩追分駅間が不要不急線に指定され、営業休止[2]。それに伴い、当駅も営業休止。
- 1946年(昭和21年)12月10日:札沼線の石狩当別駅 - 当駅間が営業再開[3]。それに伴い、当駅も営業再開。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)に継承。
- 1953年(昭和28年)11月3日:札沼線の当駅 - 雨龍駅間が営業再開[新聞 1]。
- 1979年(昭和54年)2月1日:貨物扱い廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止。
- 1984年(昭和59年)3月31日:簡易委託駅となり、無人化。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承[1]。
- 1991年(平成3年)3月16日:札沼線に「学園都市線」の愛称を設定[報道 1][報道 2][4]。
- 1993年(平成5年)頃:簡易委託終了。完全な無人駅となる。
- 1996年(平成8年)3月16日:札沼線(学園都市線)のうち、当駅を含む石狩当別駅 - 新十津川駅間でワンマン運転開始[4]。
- 1997年(平成9年)12月1日:浦臼町営「ふれあいステーション」を併設する新駅舎を供用開始[5]。
- 2016年(平成28年)3月26日:当駅 - 新十津川駅間の運行が1日1往復のみとなる[報道 3][6]。
- 2020年(令和2年)5月7日:北海道医療大学駅 - 新十津川駅間の廃止とともに廃駅となる予定[報道 4][新聞 2][新聞 3][新聞 4]。
駅名の由来
→「浦臼町 § 町名の由来」も参照
所在地名(浦臼・浦臼内)より。
アイヌ語に由来するが諸説あり、自然な説として「ウライウシペッ(ウラユシペッ)[注釈 1]」あるいは「ウライウシナイ(ウラユシナイ)[注釈 2]」(いずれも、簗・多い・川、の意)の転訛が考えられている[7]。
駅構造
石狩月形駅管理の無人駅。駅舎が新築された際に「ふれあいステーション」と名付けられた。歯科医院が入居している。
1976年時点では、相対式ホーム2面2線と駅裏側に新十津川方から分岐する貨物積卸あるいは留置用の側線、駅舎横の札幌側に櫛型貨物ホームと引込み線を有していた。それ以前には、駅裏側線の北側が木工所に接し、またスイッチバック状に南側の土場横へ伸びていた。この駅裏側線の南端は本線とは合流せず、車庫に向かう2本の車庫線となっており、その外側には転車台が存在した。これらは貨物取扱廃止後に撤去され、現在では当時の面影が全く残っていない。
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ホーム(2017年8月)
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ホームに停車中のキハ40 401
(2016年5月) -
駅名標(2017年8月)
利用状況
- 2012 - 2016年(平成24 - 28年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は14.0人[報道 5]。
- 2013 - 2017年(平成25 - 29年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は13.2人[報道 6]。
- 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は11.0人[報道 7]。
駅周辺
- 北海道道603号浦臼停車場線
- 浦臼町役場
- 砂川警察署浦臼駐在所
- 浦臼郵便局
- 浦臼町立浦臼中学校
- 北門信用金庫浦臼支店
- ピンネ農業協同組合(JAピンネ)浦臼支所
- 浦臼郷土史料館
- 北海道中央バス(滝川駅方面。滝川営業所)、浦臼町営バス(奈井江駅方面等)「浦臼駅」停留所[8][9]
- ジェイ・アール北海道バス石狩線廃止により引き継がれた路線が発着。
隣の駅
脚注
注釈
出典
- ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 24号 石勝線・千歳線・札沼線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月27日、24-25頁。
- ^ 「鉄道省告示第255号」『官報』1943年9月2日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「運輸省告示第313号」『官報』1946年12月10日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b 杉山茂「電化目前の学園都市線と専用気動車のこと」『鉄道ファン』第615号、交友社、2012年7月、27頁。
- ^ “ふれあいステーション設置条例”. 浦臼町. 2019年2月16日閲覧。
- ^ “JR北海道、普通列車79本を見直し…来年3月改正で廃止・運行区間短縮”. レスポンス. (2015年11月28日) 2015年12月19日閲覧。
- ^ “アイヌ語地名リスト イチャ~エリ P11-20”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月20日閲覧。
- ^ “浦臼駅 のりば地図”. 北海道中央バス. 2019年6月5日閲覧。
- ^ “浦臼町営バス時刻表” (PDF). 浦臼町. 2019年6月5日閲覧。
報道発表資料
- ^ a b "札沼線(学園都市線)の電化について" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 9 September 2009. 2009年9月14日閲覧。
- ^ "札沼線(学園都市線)の電化開業時期について" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 13 October 2011. 2011年10月17日閲覧。
- ^ "3月26日以降の普通列車時刻について" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 8 February 2016. 2016年2月9日閲覧。
- ^ "札沼線(北海道医療大学・新十津川間)の鉄道事業廃止届の提出について" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 21 December 2018. 2018年12月24日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年12月24日閲覧。
- ^ "札沼線(北海道医療大学・新十津川間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 8 December 2017. 2017年12月10日閲覧。
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- ^ "札沼線(北海道医療大学・新十津川間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 2 July 2018. 2017年12月31日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年7月4日閲覧。
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- ^ “札沼線(北海道医療大学・新十津川間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
新聞記事
- ^ “札沼線開通”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1953年11月4日)
- ^ “札沼線・北海道医療大学―新十津川 20年5月7日に廃止”. 北海道新聞. (2018年12月8日). オリジナルの2018年12月17日時点におけるアーカイブ。 2018年12月8日閲覧。
- ^ “札沼線廃止、21日にも届け出 JR、沿線4町と覚書調印”. 北海道新聞. (2018年12月21日). オリジナルの2018年12月23日時点におけるアーカイブ。 2018年12月23日閲覧。
- ^ “JR札沼線、北海道医療大学-新十津川間が廃止へ 2020年5月、地元と合意”. 毎日新聞. (2018年12月20日). オリジナルの2018年12月23日時点におけるアーカイブ。 2018年12月23日閲覧。