「有井駅」の版間の差分
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|画像説明 = 駅舎(2005年8月) |
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|よみがな = ありい |
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|ローマ字 = Arii |
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2020年2月15日 (土) 08:30時点における版
有井駅 | |
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駅舎(2005年8月) | |
ありい Arii | |
◄熊野市 (2.0 km) (4.5 km) 神志山► | |
所在地 | 三重県熊野市有馬町1003 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | 紀勢本線 |
キロ程 | 159.6 km(亀山起点) |
電報略号 | アリ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
53人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1940年(昭和15年)8月8日[1] |
備考 | 駅員無配置駅 |
有井駅(ありいえき)は、三重県熊野市有馬町にある東海旅客鉄道(JR東海)紀勢本線の駅である。
駅名の有井は有馬と井戸を合成した、開業当初の所属していた村の名前による。
歴史
この駅は昭和15年8月、国鉄紀勢西線の新宮駅から紀伊木本駅(現在の熊野市駅)の開通により国鉄紀勢西線の駅として開業した[1]。その後当駅は昭和34年、今の紀勢本線が全通し亀山駅と和歌山駅(現在の紀和駅)の間が紀勢本線となったのを受け国鉄紀勢本線の駅となり、さらに国鉄の分割民営化を経て現在に至っている[1]。
年表
- 1940年(昭和15年)8月8日:国鉄紀勢西線の駅として開業[1]。
- 1959年(昭和34年)7月15日:亀山駅から和歌山駅(のちの紀和駅)までが紀勢本線とされる[1]。
- 1983年(昭和58年)12月21日:無人化[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄の分割民営化により東海旅客鉄道の駅となる[1]。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホーム上に接近警報機がある。開業当初からの駅舎は解体され、台形の簡易駅舎が設置されている。熊野市駅管理の無人駅で、自動券売機や乗車駅証明書発行機の設置もない。
利用状況
当駅は近畿大学工業高等専門学校の最寄り駅であったが、2011年4月に名張市に移転したため、当年度から利用客が大幅に減少した。
「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年 | 227 |
1999年 | 210 |
2000年 | 188 |
2001年 | 199 |
2002年 | 212 |
2003年 | 243 |
2004年 | 255 |
2005年 | 253 |
2006年 | 245 |
2007年 | 226 |
2008年 | 198 |
2009年 | 183 |
2010年 | 170 |
2011年 | 65 |
2012年 | 67 |
2013年 | 69 |
2014年 | 64 |
2015年 | 57 |
2016年 | 59 |
2017年 | 53 |
駅周辺
有馬町は熊野市駅のある木本町とは山ひとつの隔たりがあり、木本からは市街地が続いていない。しかしここから先新宮方面しばらくは、海岸線に沿って人家がある程度集まって存在しているため、紀勢本線に並行する国道42号には三重交通のバスがおよそ30分毎に運行されており、紀勢本線には料金や時間の面で劣るとはいえ利便性に比較的優れている。かつて当駅から北西に1kmほど進んだ場所には近畿大学工業高等専門学校があったが、2011年4月に名張市に移転した。
海までは当駅から徒歩5分ほどの所にある。この近隣から鵜殿辺りまでの海岸は七里御浜とよばれ、色とりどりの御浜石のある自然海岸が美しいといわれているが、紀勢本線は若干内陸部を走っているため、車窓からその姿を見ることはできない。