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「和倉温泉駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 10:11時点における版

和倉温泉駅*
駅舎
わくらおんせん
Wakuraonsen

地図

和倉温泉駅の位置(石川県内)
和倉温泉駅
和倉温泉駅
和倉温泉駅位置図(石川県)
所在地 石川県七尾市石崎町タ55-3
北緯37度4分30.10秒 東経136度55分31.73秒 / 北緯37.0750278度 東経136.9254806度 / 37.0750278; 136.9254806座標: 北緯37度4分30.10秒 東経136度55分31.73秒 / 北緯37.0750278度 東経136.9254806度 / 37.0750278; 136.9254806
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
のと鉄道
電報略号 ワク
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
(JR西日本)515人/日
(のと鉄道)205人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1925年大正14年)12月15日[2]
乗入路線 2 路線
所属路線 七尾線**(JR西日本)
キロ程 59.5km(津幡起点)
金沢から71.0 km
七尾 (5.1km)
所属路線 七尾線**(のと鉄道)
キロ程 5.1 km(七尾起点)
七尾 (5.1 km)
(3.5 km) 田鶴浜
備考 共同使用駅(JR西日本の管轄駅)
直営駅
みどりの窓口[1]
* 1980年に和倉駅から改称[2]
** 七尾 - 和倉温泉間は両線の共用区間[2]
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駅前風景

和倉温泉駅(わくらおんせんえき)は、石川県七尾市石崎町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・のと鉄道である[1]

概要

能登地方の代表的な温泉である和倉温泉への最寄駅である。1925年鉄道省七尾線が延伸した際に「和倉駅」として開業した(1928年までは終点駅)[2]1980年に「和倉温泉駅」に改称され、1987年からJR西日本の駅となった[2]。2015年3月現在、JR西日本管内で最も北に位置する駅でもある[3]事務管コードは▲541820[4]

国鉄時代は貨物の取り扱いもあり、同駅近隣にあるイソライト工業の貨物運送のため陶器車も常備車として在籍していた。同駅から約500mほど枝分かれしたイソライト工業への引込線も貨物取扱廃止時まで営業していて、専用のディーゼル入替機関車が工場と駅を往復していた。

1991年に七尾線が当駅まで電化されるのと同時に七尾線の一部がのと鉄道に経営移管され、JR七尾線の終点駅は当駅、のと鉄道七尾線の起点駅は1駅南の七尾駅となり(当駅は国鉄・JRとしては63年ぶりに終点駅に戻ったことになる)、七尾駅 - 当駅間はJRとのと鉄道の共用区間となった[2]。その際、普通列車は七尾駅を境に系統分離して七尾駅以南はJR、以北はのと鉄道が運行することとし、共用区間ではJRは優等列車のみの運行となった[2]

したがって当駅には2015年現在、大阪駅金沢駅から七尾線に直通する当駅発着のJRの特急列車と、七尾駅を起点とするのと鉄道の普通列車のみが乗り入れている[2]。駅自体はJR西日本が七尾鉄道部管理の直営駅として管理を受け持っている。

2015年10月の観光列車「花嫁のれん」運行開始に伴い、当駅の装飾をはじめ改修・整備が行われている。[5]

JR西日本の自社管轄駅で最北端に位置する。

歴史

駅構造

ホーム

相対式ホーム2面2線を持ち、列車交換が可能な地上駅[1]。コンクリート2階建の駅舎を備える。1番のりば側に駅舎があり、2番のりばへは跨線橋で連絡している[1]

前述通りJR西日本の直営駅であり、みどりの窓口が設置されている[1]。JR用のタッチパネル式自動券売機みどりの券売機が設置されているほか、のと鉄道の自動券売機も設置されている。なお、改札はJRの特急列車の発着時のみ行い、のと鉄道の利用客は乗車時に整理券を取り、下車時に運賃・切符を運賃箱に入れる。

のりば

のりば 路線 方向 行先
1・2 JR七尾線(特急) 上り 七尾金沢方面
のと鉄道七尾線 七尾行き
下り 穴水方面
  • のと鉄道の普通列車は基本的に上下線とも1番のりばに停車するが、1番のりばに特急列車が停車している間は2番のりばに停車する。また、行き違いを行う場合は七尾行き(上り)が1番のりば、穴水方面(下り)が2番のりばに停車する。
  • 入線メロディは七尾線内の他の駅とは異なり、「和倉音頭」が使用されている。

利用状況

「石川県統計書」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。

年度 JR西日本 のと鉄道
1日平均
乗車人員
1日平均
乗車人員
1995年 1,033 637
1996年 959 560
1997年 875 581
1998年 751 552
1999年 708 534
2000年 704 507
2001年 647 416
2002年 588 329
2003年 546 296
2004年 548 290
2005年 460 274
2006年 489 265
2007年 461 251
2008年 455 277
2009年 406 259
2010年 400 252
2011年 382 230
2012年 384 230
2013年 410 233
2014年 422 253
2015年 626 263
2016年 556 212
2017年 515 205

駅周辺

駅のロータリーは、石川県道1号七尾輪島線石川県道248号和倉和倉停車場線がT字型に交差する部分にある。石川県道248号和倉和倉停車場線を北に向かい、「和倉温泉東」交差点をさらに進むと 和倉温泉の温泉街に至る。「和倉温泉東交差点」から東に 石川県道47号七尾能登島公園線能登島大橋をわたると能登島に至る。

また、駅から東には石川県道133号石崎港線が伸びている。

施設

道路

バス路線

バス停名は和倉駅前

隣の駅

西日本旅客鉄道
七尾線
  • 普通列車の設定がないため、施設上の隣の駅を記載する。
七尾駅 - (小島信号場) - 和倉温泉駅
*:打消線は廃止信号場
のと鉄道
七尾線
七尾駅 - 和倉温泉駅 - 田鶴浜駅

脚注

  1. ^ a b c d e f 全駅43号、p.27。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n 全駅43号、p.11。
  3. ^ なんでもランキング - 西日本旅客鉄道(2015年3月16日閲覧)
  4. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  5. ^ a b 北陸の観光列車 〜概要〜” (PDF). JR西日本 ニュースリリース (2014年7月7日). 2014年10月14日閲覧。
  6. ^ “JR七尾鉄道部 和倉温泉駅リニューアル”. 交通新聞 (交通新聞社). (2017年3月6日) 
  7. ^ “和倉温泉駅 改修が完了”. 北國新聞(朝刊) (北國新聞社): p. 4. (2017年3月3日) 
  8. ^ 和倉駅前時刻表 Archived 2011年12月7日, at the Wayback Machine. - 北陸鉄道
  9. ^ 和倉線の支線、「石崎漁港」発着便は「和倉温泉駅」バス停より1つ七尾駅寄りの「石崎口」バス停を経由し、「和倉駅」は経由しない。

参考文献

  • 『週刊 JR全駅・全車両基地』 43号 富山駅・高岡駅・和倉温泉駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月16日。 

関連項目

外部リンク