「本町 (大阪市)」の版間の差分
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北隣の安土町、南隣の南本町およびその南隣の[[船場中央]]、西隣の靱本町・西本町のそれぞれ東部なども地域名として本町と呼ばれることがある。本町通の北側に建つビルのいくつかは安土町に跨っており、[[Osaka Metro御堂筋線|地下鉄御堂筋線]]の[[本町駅]]は安土町と南本町に、[[大阪市高速電気軌道堺筋線|地下鉄堺筋線]]の[[堺筋本町駅]]は南本町と船場中央にそれぞれ跨って位置し、[[大阪市高速電気軌道中央線|地下鉄中央線]]の本町駅・堺筋本町駅および[[ |
北隣の安土町、南隣の南本町およびその南隣の[[船場中央]]、西隣の靱本町・西本町のそれぞれ東部なども地域名として本町と呼ばれることがある。本町通の北側に建つビルのいくつかは安土町に跨っており、[[Osaka Metro御堂筋線|地下鉄御堂筋線]]の[[本町駅]]は安土町と南本町に、[[大阪市高速電気軌道堺筋線|地下鉄堺筋線]]の[[堺筋本町駅]]は南本町と船場中央にそれぞれ跨って位置し、[[大阪市高速電気軌道中央線|地下鉄中央線]]の本町駅・堺筋本町駅および[[Osaka Metro四つ橋線|地下鉄四つ橋線]]の本町駅に至ってはどちらも本町に位置していない。 |
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安土町通 - 本町通間には絹張小路という通が難波橋筋(藤中橋筋)以東に、本町通 - 南本町通間には鰻小路という通が八百屋町筋以東に通っている。また、[[御堂筋]] - 渡辺筋間には狐小路という筋が[[本願寺津村別院|北御堂]]から[[真宗大谷派難波別院|南御堂]]にかけて通っている。 |
安土町通 - 本町通間には絹張小路という通が難波橋筋(藤中橋筋)以東に、本町通 - 南本町通間には鰻小路という通が八百屋町筋以東に通っている。また、[[御堂筋]] - 渡辺筋間には狐小路という筋が[[本願寺津村別院|北御堂]]から[[真宗大谷派難波別院|南御堂]]にかけて通っている。 |
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* Osaka Metro[[大阪市高速電気軌道堺筋線|堺筋線]]・中央線 [[堺筋本町駅]] |
* Osaka Metro[[大阪市高速電気軌道堺筋線|堺筋線]]・中央線 [[堺筋本町駅]] |
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2020年3月23日 (月) 12:41時点における版
本町 | |
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本町3交差点北東角に建つ御堂筋本町ビル | |
北緯34度41分2.71秒 東経135度29分59.48秒 / 北緯34.6840861度 東経135.4998556度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 大阪府 |
市町村 | 大阪市 |
区 | 中央区 |
面積 | |
• 合計 | 0.144711661 km2 |
人口 | |
• 合計 | 144人 |
• 密度 | 1,000人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
541-0053[3] |
市外局番 | 06(大阪MA)[4] |
ナンバープレート | なにわ |
本町(ほんまち)は、大阪府大阪市中央区の町名。現行行政地名は本町一丁目から本町四丁目。
地理
船場のうち北から11番目の町で、船場のほぼ中央を東西方向に貫く本町通沿いの両側町。北は備後町・安土町、南は南本町、東は東横堀川本町橋を挟んで本町橋(町名)、西は西横堀川跡の阪神高速1号環状線北行きを挟んで西区靱本町・西本町とそれぞれ接する。
大坂城下の中心として繁栄し、現在も大阪市を代表するオフィス街である。
北隣の安土町、南隣の南本町およびその南隣の船場中央、西隣の靱本町・西本町のそれぞれ東部なども地域名として本町と呼ばれることがある。本町通の北側に建つビルのいくつかは安土町に跨っており、地下鉄御堂筋線の本町駅は安土町と南本町に、地下鉄堺筋線の堺筋本町駅は南本町と船場中央にそれぞれ跨って位置し、地下鉄中央線の本町駅・堺筋本町駅および地下鉄四つ橋線の本町駅に至ってはどちらも本町に位置していない。
安土町通 - 本町通間には絹張小路という通が難波橋筋(藤中橋筋)以東に、本町通 - 南本町通間には鰻小路という通が八百屋町筋以東に通っている。また、御堂筋 - 渡辺筋間には狐小路という筋が北御堂から南御堂にかけて通っている。
東端を流れる東横堀川は本町橋から農人橋にかけて折れ曲がっており、これを俗に「本町の曲がり」と言い、落語のまんじゅうこわいにも登場する。高架上を走る阪神高速1号環状線南行きも同様に折れ曲がっている。
歴史
1872年(明治5年)まで、現在の4丁目のうち渡辺筋沿いは北渡辺町・南渡辺町、西横堀川沿いは長浜町という町名だった。
明治初頭まで本町通を境に大坂三郷の北組と南組に分かれていた(本町は南組に含まれていた)。江戸時代以来の本町は繊維・衣料関係の町として栄え、北隣の安土町と同様に近江商人の多い町だった。
1962年(昭和37年)に埋め立てられた西横堀川には敷津橋・信濃橋が架橋されていた。
世帯数と人口
2019年(平成31年)3月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
本町一丁目 | 14世帯 | 23人 |
本町二丁目 | 0世帯 | 0人 |
本町三丁目・四丁目 | 113世帯 | 121人 |
計 | 127世帯 | 144人 |
人口の変遷
国勢調査による人口の推移。
1995年(平成7年) | 78人 | [5] | |
2000年(平成12年) | 75人 | [6] | |
2005年(平成17年) | 52人 | [7] | |
2010年(平成22年) | 77人 | [8] | |
2015年(平成27年) | 59人 | [9] |
世帯数の変遷
国勢調査による世帯数の推移。
1995年(平成7年) | 43世帯 | [5] | |
2000年(平成12年) | 35世帯 | [6] | |
2005年(平成17年) | 31世帯 | [7] | |
2010年(平成22年) | 58世帯 | [8] | |
2015年(平成27年) | 53世帯 | [9] |
施設
商業施設
- 船場センタービル
- せんば心斎橋筋商店街
- まいど船場
- 本町ガーデンシティ
- ヴィアーレ大阪
- アパホテル御堂筋本町駅前
公共機関
神社・仏閣
- 浄土真宗本願寺派 津村別院(北御堂)
- 真宗大谷派 難波別院(南御堂)
- 坐摩神社
- 火防陶器神社
- 難波神社
企業
- オリックス本社
- アイデム大阪本社
- 夢の街創造委員会大阪本社
- 阪神高速道路(旧阪神高速道路公団)本社
- 鴻池組本社
- 長瀬産業大阪本社
- 岩谷産業本社
- 竹中工務店本社・本店
- 丸紅大阪支社
- 日本流通産業本社
- 日本ハム本社
- つるやゴルフ本社(地下鉄での案内放送あり)
- クラボウ本社
- ダイワボウ本社
- ダイワボウ情報システム本社
- PALTAC本社
- 花王大阪事業場
- 日本IBM大阪事務所
- 富士通パーソナルズ関西支社
- アキレス関西支社
- 東京センチュリー大阪営業部
- 関西電力久宝寺変電所
- 明電舎関西支社
金融機関
- りそな銀行本店
- 三井住友銀行船場支店 御堂筋支店
- みずほ銀行船場支店
- 伊予銀行大阪支店
- 横浜銀行大阪支店
- 群馬銀行大阪支店
- 千葉銀行大阪支店
- 常陽銀行大阪支店
- 福井銀行大阪支店
- オリックス銀行大阪オフィス
- メトロポリタン銀行大阪出張所
交通
鉄道
道路
バス
- 大阪シティバス(旧大阪市営バス)「本町」(8号系統(旧103号系統))・
「本町二丁目・本町一丁目」(105号系統)
その他
日本郵便
脚注
- ^ “大阪府大阪市中央区の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年10月4日閲覧。
- ^ a b “住民基本台帳人口・外国人人口”. 大阪市 (2019年7月26日). 2019年10月4日閲覧。
- ^ a b “本町の郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月15日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年6月10日閲覧。