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第46回では埼玉県で唯一民主党が議席を守った選挙区であった。[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]は第44回以降は[[牧原秀樹]]が同選挙区から立候補しており、第45回を除き[[比例復活]]している。枝野と牧原はいずれも[[弁護士]]出身であり、「弁護士対決」となっている。 |
第46回では埼玉県で唯一民主党が議席を守った選挙区であった。[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]は第44回以降は[[牧原秀樹]]が同選挙区から立候補しており、第45回を除き[[比例復活]]している。枝野と牧原はいずれも[[弁護士]]出身であり、「弁護士対決」となっている。 |
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第47回では[[民主党幹事長]]を務める枝野に対して[[安倍晋三]][[内閣総理大臣|首相]]をはじめとした[[国務大臣|閣僚]]や[[小泉進次郎]]をはじめとした党幹部級が続々と牧原の応援に入るなど重点選挙区として狙い撃ちを受け、牧原は前回より2千5百票ほど票を上積みし、枝野は苦戦を強いられながらも約3千票の僅差で8選。 |
第47回では[[民主党幹事長]]を務める枝野に対して[[安倍晋三]][[内閣総理大臣|首相]]をはじめとした[[国務大臣|閣僚]]や[[小泉進次郎]]をはじめとした党幹部級が続々と牧原の応援に入るなど重点選挙区として狙い撃ちを受け、牧原は前回より2千5百票ほど票を上積みし、枝野は苦戦を強いられながらも約3千票の僅差で8選。 |
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第48回では多数の民進党候補者の[[希望の党]]への合流と一部候補者の排除の混乱を受けて、枝野は[[立憲民主党 (日本)|立憲民主党]]を結党して党代表に就任。前回同様に全国を遊説したことから選挙区入りはままらなかった。対して牧原は前回同様に閣僚・党幹部級が応援に入るなどした。また、希望の党が枝野への刺客候補として[[若狭勝]]の政治塾出身の弁護士である高木秀文を擁立した。[[日本共産党|共産党]]は枝野を支援するため候補を取り下げた。結果、総選挙では立憲民主党が躍進。枝野自身も得票を増やし、4万2千票差で9選。牧原は前回より得票数を伸ばすことができず、第45回以来となる70%以下の[[惜敗率]]となったが、自民党は[[比例北関東ブロック]]で7議席を獲得し、北関東ブロックで自民党から重複立候補して小選挙区で落選した候補は牧原を含めて3人であったため、牧原は惜敗率に関係なく比例復活を果たした。また、政権批判票のほとんどが枝野に集中した結果、希望の党の高木は北関東ブロックの同党候補者の中で唯一得票数が[[供託金]]没収点未満の惨敗となった。 |
第48回では多数の民進党候補者の[[希望の党]]への合流と一部候補者の排除の混乱を受けて、枝野は[[立憲民主党 (日本 2017)|立憲民主党]]を結党して党代表に就任。前回同様に全国を遊説したことから選挙区入りはままらなかった。対して牧原は前回同様に閣僚・党幹部級が応援に入るなどした。また、希望の党が枝野への刺客候補として[[若狭勝]]の政治塾出身の弁護士である高木秀文を擁立した。[[日本共産党|共産党]]は枝野を支援するため候補を取り下げた。結果、総選挙では立憲民主党が躍進。枝野自身も得票を増やし、4万2千票差で9選。牧原は前回より得票数を伸ばすことができず、第45回以来となる70%以下の[[惜敗率]]となったが、自民党は[[比例北関東ブロック]]で7議席を獲得し、北関東ブロックで自民党から重複立候補して小選挙区で落選した候補は牧原を含めて3人であったため、牧原は惜敗率に関係なく比例復活を果たした。また、政権批判票のほとんどが枝野に集中した結果、希望の党の高木は北関東ブロックの同党候補者の中で唯一得票数が[[供託金]]没収点未満の惨敗となった。 |
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== 小選挙区選出議員 == |
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2020年11月1日 (日) 09:48時点における版
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行政区域 |
さいたま市西区・北区・大宮区・中央区 (2024年1月1日現在) |
比例区 | 北関東ブロック |
設置年 |
1994年 (2002年・2017年・2022年区割変更) |
選出議員 | 枝野幸男 |
有権者数 |
39万4995人 1.742 倍(一票の格差・鳥取1区との比較) (総務省・2023年9月1日) |
埼玉県第5区(さいたまけんだい5く)は、日本の衆議院議員総選挙における選挙区。1994年(平成6年)の公職選挙法改正で設置。
区域
2002年の改正以前は旧大宮市と旧与野市の2つの市で構成されていた。2002年に、後に見沼区になる地域が1区へ編入されたが、2017年の改正で見沼区の一部が編入(事実上の復帰)された。
歴史
第42回以降民主党→民進党→立憲民主党の枝野幸男が連続当選を重ねている。
第46回では埼玉県で唯一民主党が議席を守った選挙区であった。自由民主党は第44回以降は牧原秀樹が同選挙区から立候補しており、第45回を除き比例復活している。枝野と牧原はいずれも弁護士出身であり、「弁護士対決」となっている。
第47回では民主党幹事長を務める枝野に対して安倍晋三首相をはじめとした閣僚や小泉進次郎をはじめとした党幹部級が続々と牧原の応援に入るなど重点選挙区として狙い撃ちを受け、牧原は前回より2千5百票ほど票を上積みし、枝野は苦戦を強いられながらも約3千票の僅差で8選。
第48回では多数の民進党候補者の希望の党への合流と一部候補者の排除の混乱を受けて、枝野は立憲民主党を結党して党代表に就任。前回同様に全国を遊説したことから選挙区入りはままらなかった。対して牧原は前回同様に閣僚・党幹部級が応援に入るなどした。また、希望の党が枝野への刺客候補として若狭勝の政治塾出身の弁護士である高木秀文を擁立した。共産党は枝野を支援するため候補を取り下げた。結果、総選挙では立憲民主党が躍進。枝野自身も得票を増やし、4万2千票差で9選。牧原は前回より得票数を伸ばすことができず、第45回以来となる70%以下の惜敗率となったが、自民党は比例北関東ブロックで7議席を獲得し、北関東ブロックで自民党から重複立候補して小選挙区で落選した候補は牧原を含めて3人であったため、牧原は惜敗率に関係なく比例復活を果たした。また、政権批判票のほとんどが枝野に集中した結果、希望の党の高木は北関東ブロックの同党候補者の中で唯一得票数が供託金没収点未満の惨敗となった。
小選挙区選出議員
選挙名 | 年 | 当選者 | 党派 |
---|---|---|---|
第41回衆議院議員総選挙 | 1996年 | 福永信彦 | 自由民主党 |
第42回衆議院議員総選挙 | 2000年 | 枝野幸男 | 民主党 |
第43回衆議院議員総選挙 | 2003年 | ||
第44回衆議院議員総選挙 | 2005年 | ||
第45回衆議院議員総選挙 | 2009年 | ||
第46回衆議院議員総選挙 | 2012年 | ||
第47回衆議院議員総選挙 | 2014年 | ||
第48回衆議院議員総選挙 | 2017年 | 立憲民主党 |
選挙結果
時の内閣:第3次安倍第3次改造内閣 解散日:2017年9月28日 公示日:2017年10月10日
当日有権者数:38万2565人 最終投票率:54.76% (全国投票率:53.68%(1.02%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 枝野幸男 | 53 | 立憲民主党 | 前 | 119,091票 | 57.40% | ―― | ◯ | |
比当 | 牧原秀樹 | 46 | 自由民主党 | 前 | 77,023票 | 37.12% | 64.68% | 公明党 | ◯ |
高木秀文 | 44 | 希望の党 | 新 | 11,379票 | 5.48% | 9.55% | 日本維新の会 | ◯ |
時の内閣:第2次安倍改造内閣 解散日:2014年11月21日 公示日:2014年12月2日
当日有権者数:35万7720人 最終投票率:55.54% (全国投票率:52.66%(6.66%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 枝野幸男 | 50 | 民主党 | 前 | 90,030票 | 46.09% | ―― | ○ | |
比当 | 牧原秀樹 | 43 | 自由民主党 | 前 | 86,636票 | 44.36% | 96.23% | 公明党 | ○ |
山本悠子 | 62 | 日本共産党 | 新 | 18,654票 | 9.55% | 20.72% |
時の内閣:野田第3次改造内閣 解散日:2012年11月16日 公示日:2012年12月4日 最終投票率:59.87% (全国投票率:59.32%(9.96%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 枝野幸男 | 48 | 民主党 | 前 | 93,585票 | 45.37% | ―― | 国民新党 | ○ |
比当 | 牧原秀樹 | 41 | 自由民主党 | 元 | 84,120票 | 40.79% | 89.89% | 公明党 | ○ |
藤島利久 | 50 | 日本未来の党 | 新 | 15,434票 | 7.48% | 16.49% | 新党大地 | ○ | |
大石豊 | 52 | 日本共産党 | 新 | 13,109票 | 6.36% | 14.01% |
時の内閣:麻生内閣 解散日:2009年7月21日 公示日:2009年8月18日 最終投票率:66.00% (全国投票率:69.28%(1.77%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 枝野幸男 | 45 | 民主党 | 前 | 130,920票 | 59.15% | ―― | ○ | |
牧原秀樹 | 38 | 自由民主党 | 前 | 85,139票 | 38.47% | 65.03% | 公明党 | ○ | |
佐々木正子 | 55 | 幸福実現党 | 新 | 5,274票 | 2.38% | 4.03% |
時の内閣:第2次小泉改造内閣 解散日:2005年8月8日 公示日:2005年8月30日 最終投票率:64.97% (全国投票率:67.51%(7.65%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 枝野幸男 | 41 | 民主党 | 前 | 103,014票 | 48.68% | ―― | ○ | |
比当 | 牧原秀樹 | 34 | 自由民主党 | 新 | 91,472票 | 43.22% | 88.80% | ○ | |
松下裕 | 60 | 日本共産党 | 新 | 17,140票 | 8.10% | 16.64% |
時の内閣:第1次小泉第2次改造内閣 解散日:2003年10月10日 公示日:2003年10月28日 最終投票率:53.04% (全国投票率:59.86%(2.63%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 枝野幸男 | 39 | 民主党 | 前 | 95,626票 | 56.41% | ―― | ○ | |
高橋秀明 | 47 | 自由民主党 | 新 | 60,410票 | 35.63% | 63.17% | ○ | ||
松下裕 | 58 | 日本共産党 | 新 | 13,493票 | 7.96% | 14.11% |
時の内閣:第1次森内閣 解散日:2000年6月2日 公示日:2000年6月13日 最終投票率:56.66% (全国投票率:62.49%(2.84%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 枝野幸男 | 36 | 民主党 | 前 | 106,711票 | 45.52% | ―― | ○ | |
福永信彦 | 56 | 自由民主党 | 前 | 86,179票 | 36.76% | 80.76% | ○ | ||
藤原幸朗 | 70 | 日本共産党 | 新 | 34,192票 | 14.58% | 32.04% | |||
会田千和 | 45 | 自由連合 | 新 | 7,369票 | 3.14% | 6.91% |
時の内閣:第1次橋本内閣 解散日:1996年9月27日 公示日:1996年10月8日 最終投票率:51.49% (全国投票率:59.65%(8.11%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 福永信彦 | 52 | 自由民主党 | 前 | 63,120票 | 30.89% | ―― | ○ | |
金子善次郎 | 53 | 新進党 | 新 | 54,032票 | 26.44% | 85.60% | |||
比当 | 枝野幸男 | 32 | 民主党 | 前 | 51,425票 | 25.17% | 81.47% | ○ | |
藤原幸朗 | 66 | 日本共産党 | 新 | 33,643票 | 16.46% | 53.30% | |||
阿部政幸 | 47 | 自由連合 | 新 | 2,127票 | 1.04% | 3.37% | ○ |