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=== 歴代ユニフォーム ===
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2021年8月8日 (日) 10:11時点における版

大阪エヴェッサ
Osaka Evessa
呼称/略称 大阪
愛称 エヴェッサ
所属リーグ 日本の旗 B.LEAGUE
カンファレンス B1 西地区
創設年 2005年
チーム史
本拠地 大阪府大阪市
アリーナ 舞洲アリーナ[1]
収容人数 7,056人
チームカラー   パッショナリーレッド[2]
  マジェスティックブラック[2]
  キングリーゴールド[2]
運営法人 ヒューマンプランニング株式会社[2]
代表者 安井直樹[2]
ヘッドコーチ 天日謙作
竹野明倫(代行)
優勝歴 bjリーグ:3回(2005-06,2006-07,2007-08)
bj-KBLチャンピオンシップゲームズ:1回(2006-07)
永久欠番  44 
公式サイト http://www.evessa.com/
ホームのジャージ
チームカラー
ホーム
アウェイのジャージ
チームカラー
アウェイ
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ヒューマンプランニング株式会社
Human Sports Entertainment Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
542-0081
大阪府大阪市中央区南船橋4-3-2
御堂筋MIDビル9F
設立 2005年平成17年)6月7日
業種 サービス業
事業内容 バスケットボールの興行
代表者 安井直樹[2]
資本金 5,000万円
主要株主 ヒューマンアカデミー
外部リンク https://www.evessa.com/
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大阪エヴェッサ(おおさかエヴェッサ、: Osaka Evessa)は、大阪府大阪市をホームタウンとしてB.LEAGUEに所属しているプロバスケットボールチームである。

概要

教育事業、人材サービス事業などを展開する大阪発祥のヒューマングループが出資して設立した「ヒューマンスポーツエンタテインメント株式会社」が運営母体である。なお、2014年11月に広告代理業務・広告企画制作の事業を加えた「ヒューマンプランニング株式会社」に名称が変更された。吉本興業と提携を結んでいる。

テレビ放送

地上波
  • NHK大阪放送局による実況生中継が、2007-08シーズンより毎シーズン1-2試合行われていた。
CS
  • GAORAでエヴェッサのホームゲームを中心に放送されていた。また、BSフジにおいて放送される場合もある。

チームカラー

  • チームカラーは、  パッショナリーレッド、  マジェスティックブラック、  キングリーゴールド。

歴史

bjリーグ加入まで

チームの源流は2004年に発足したバスケットボール界初の特定非営利活動法人大阪ディノニクス」である。当初bjリーグにはその大阪ディノニクスとして登録する予定であったが、運営母体の資金的問題によりメインスポンサーのヒューマンホールディングス(前述)を主体として、大阪を代表する商売繁盛の神様・戎様(えべっさん)をニックネームにした「大阪エヴェッサ」として参加することになる(名目上はディノニクスのトップチームを移譲する形となっている[1][2]。なお、大阪ディノニクスは大阪府実業団リーグで活動している)。

bjリーグ

2005-06シーズン

bjリーグ初年度の2005-06シーズンは、ガードのマット・ロティック、フォワードのリン・ワシントン、センターのジェフ・ニュートンらを中心に手堅いオフェンス・ディフェンスを展開し、平均得点と得失点差でリーグ首位に立った。レギュラーシーズン31勝9敗で勝率トップとなる。ロティックはリーグ最多の平均アシスト数を記録し、ベスト5に選ばれる。ニュートンの平均ブロック数はリーグ首位、天日謙作監督は最優秀コーチに選出される。プレイオフでは初戦で仙台89ERSを下し、決勝では新潟アルビレックスを破って優勝を果たす。MVPにはリン・ワシントンが選出された。

2006-07シーズン

開幕に先立ち、9月25日・27日に大阪市中央体育館と韓国で開催された、bj-KBL チャンピオンシップゲームズに出場。25日は5,540人の観衆が詰め掛けた。結果は1勝1敗で得失点差も同点のため、両者優勝となった。

レギュラーシーズンは一時期5連敗を喫するなど苦戦を強いられたが、田村大輔の復帰後は、徐々に勝ち星を重ね、29勝11敗で1位でプレーオフ進出を決める。プレーオフでは準決勝で大分に69-63で勝利。決勝では高松を94-78で勝利を収め、2シーズン連続で完全優勝を果たす。MVPにはデイビッド・パルマーが選出された。

2007-08シーズン

前シーズンMVPのデイビッド・パルマーが退団し、シーズン序盤にリン・ワシントンを怪我で欠き苦戦が予想されたが、波多野和也の成長や大分から新加入したマイキー・マーシャルが2試合連続でトリプル・ダブルを記録するなどの活躍で西地区を引っ張り、西地区1位でプレイオフに進出する。プレイオフも勝ち上がり3連覇を達成した。MVPにはリン・ワシントンが選出された。

開幕に先立ち、9月23日・30日に尼崎市記念公園総合体育館と韓国で開催された、bj-KBLチャンピオンシップゲームズに2年連続出場。23日は3,203人の観衆が詰め掛けた。結果は1勝1敗で得失点差により優勝を逃した。

当年度はなみはやドームでの試合はメインアリーナーで11月にある2試合だけ(サブアリーナーでの試合なし)の開催となり、18試合を大阪府各地を巡回して行い、2試合を兵庫県内初のbjリーグ公式戦として、尼崎市記念公園総合体育館で開催。また、NHK大阪放送局製作で、地上波における初めての実況生中継が2試合行われた。観客動員数は大阪府各所を回って開催したため、1,500人前後にとどまった試合もあったが、シーズン中の2試合で7,000人を超え、ホーム最終戦では7,417人を集めた。観客動員総数は66,069人、平均で3,003人となった。経営においても、初の単年度黒字を計上した。

2008-09シーズン

2008年オフは日本人選手の大量移籍、マイキー・マーシャル、マット・ロティック、ジェフ・ニュートンといった主力外国人の退団により選手の顔ぶれが大幅に変わった。石橋、田村、ロティック、ニュートンの退団により、チーム結成当初から在籍するメンバーは、波多野、ワシントンの2人だけとなる。

選手の大型化を図りニック・ダウィッツ(前:仙台)、エリック・ウォルトン(前:琉球)を獲得、ナイル・マーリー(元:富山)とアイルランド代表のジャスティン・ノートンを加え、日本人選手も早川大史(前:大分)、堀川竜一(前:埼玉)、呉屋貴教(前:富山)といずれも190cm以上の選手を揃えた。

開幕に先立ち、9月19日・28日に大阪市中央体育館と韓国で開催された、bj-KBLチャンピオンシップゲームズに3年連続出場。25日は5850人の観衆が詰め掛けた。結果は2敗で優勝をまたも逃した。

例年にない高さのバスケでシーズンに臨んだが、開幕戦で滋賀レイクスターズに苦戦すると、琉球ゴールデンキングス高松ファイブアローズとの上位陣相手には勝ちきれない試合が続く。埼玉ブロンコスに大差で敗北、代々木第二体育館で行われた東京アパッチ戦でホーム初勝利を献上するなど波に乗れず、呉屋をライジング福岡仲西淳とのトレードで手放し、年末にはダウィッツの契約を解除、プレイオフが迫った4月にはウォルトンも手放した。

それでも、2月にライアン・ブラックウェル(元:仙台)が加入すると、チーム状態は上向き、終盤は沖縄戦の勝利と高松との直接対決での連勝を含む9連勝でレギュラーシーズンを西地区2位で終え、プレイオフ進出とカンファレンスセミファイナルのホーム開催権を得た。

プレイオフ・カンファレンスセミファイナル(守口市民体育館)では高松(西地区3位)と対決した。レギュラーシーズン終盤で仲村直人と波多野和也が相次いで故障で戦列を離脱し、仲西淳と今野翔太が先発。彼らをはじめ日本人選手の活躍もあり、高松を2勝1敗で下してファイナル4に進んだ。カンファレンスファイナルで琉球ゴールデンキングス(西地区1位)に敗れ4連覇はならず、3位決定戦でも浜松・東三河フェニックス(東地区1位)に敗れ総合4位に終わった。

2009-10シーズン

オフに波多野が埼玉ブロンコスに移籍したことにより、リーグ開幕当初から大阪に所属している日本人選手は一人もいなくなった(当初からの所属はワシントン1人のみ)。これは開幕当時の6チーム中初である。新加入選手は、陳海沫(前:浜松)、勝又英樹(前:仙台)、ドラフト指名により勝久マイケル井上裕介高田紘久、2006-07シーズン以来の復帰となるデイビッド・パルマー、NCAAの名門メンフィス大卒のワキ・ウィリアムスである。

シーズン前半は外国人選手の合流が遅れたことや新加入選手の多さなどが響き、負けが先行。そこで、喜多誠(前:高松、高松の初代キャプテン、当初エヴェッサのスクールコーチ)と選手契約を交わし、チームの活性化を図った。さらにウィリアムスを高松へ放出、彼に代わるビッグマンとしてジェイソン・クロッツを加えた。クロッツの加入・日本人の活躍を通してチーム状態は上向き、3月は負け無しの10連勝で西地区1位に躍り出て、プレイオフのホーム開催権を得た。

プレイオフ・カンファレンスセミファイナルは、エヴェッサとしても初開催となる神戸ワールド記念ホールに滋賀レイクスターズ(西地区4位)を迎え行われた。マイキー・マーシャル、堀川、佐藤、石橋、城宝と元エヴェッサ選手が多い滋賀を相手に連勝し、リーグ創設から唯一となる5年連続ファイナル4進出を決める。5月22日に有明コロシアムにて西地区2位の琉球ゴールデンキングスと対戦し、これを破り2年ぶりにファイナルに進出。しかしファイナルでは浜松・東三河フェニックス(東地区1位)に圧倒され、王座奪還はならなかった。

2010-11シーズン

チーム創設時から指揮を執っていた天日謙作HCが退団し、芦屋大学のHC兼客員教授に就任。比嘉ACも退団した。後任HCにはライアン・ブラックウェルが現役を引退して就任。ブラックウェルの新HC就任により、彼の母校であるシラキュース大学のような守備が日本で披露されると、アメリカESPNのブログでも紹介された。[3]

仲西、陳、マーリー、井上、仲村、喜多、パルマーは他チームに移籍し、勝久マイケルはサテライトチーム「大阪エヴェッサEII」のコーチに就任。ドラフト会議では小淵雅(前:沖縄)を指名。他にはウィリアム・ナイト(前:浜松)、ローレンス・ブラックレッジ、ウェイン・マーシャル、田村大輔(何れも前:IBLバンクーバー・タイアンズ)が加入。なお田村は久々の大阪復帰となった。"Win with defense"をテーマに、守備からリズムを作るバスケを目指した。

なお、このシーズンよりサテライトチーム「大阪エヴェッサEII」が設立され、トップチーム「大阪エヴェッサ」への昇格を目指して天野喜崇、ケビン・タイナー、宮本真司(元:高松、なお2011年3月より高松のフロントスタッフ[4])らが入った。

仲西、マーリー、喜多と実績あるPGが移籍した中で、小淵がスタメンPGとして活躍し、10月は5勝1敗でスタートした。しかし11月に滋賀・沖縄に連敗し首位を明け渡した。12月に小淵がケガにより長期離脱を余儀なくされたが、7連勝を挙げて首位を奪い返した。1月上旬には地元大阪でのオールスターゲームに出場予定だった今野、下旬にはオールスターゲームMVPのワシントンが怪我で戦線離脱した。状況を打開するために、開幕当初からPGに挑戦した高田だけでなく、シューターのナイトをPGとして起用、さらに離脱したワシントンがACのような役割を担い、ブラックウェルHCをサポートするなどしたが、チームは調子を落としていった。

2月に刺激策としてEIIコーチの勝久マイケルと再び選手契約を結び、EIIから天野とタイナーを昇格させてPGの拡充を図った。さらにクロッツの契約を解除し、現役のチャイニーズタイペイ代表であるツェン・ウェンティンも獲得した。新戦力の活躍で勢いを取り戻したかと思われたが、今度はスタメンPGとして期待されたタイナーがケガに見舞われた。さらにスタメンに定着していたブラックレッジが退団。そこで活動休止となった仙台から薦田拓也、埼玉から元NBAプレーヤーでありPGとして実績のあるケニー・サターフィールドをレンタル移籍により獲得した。絶対的なPGを固定できず、選手の入れ替わりが多いという状況ではあったが、西地区2位を確保。プレイオフ・カンファレンスセミファイナルのホーム開催権を得た。

プレイオフ・カンファレンスセミファイナルは、エヴェッサとしても初開催となる住吉スポーツセンターにライジング福岡(西地区3位)を迎え行われた。マーリー・仲西という昨年までエヴェッサの主力として活躍した選手がいる福岡を相手に2戦連勝し、リーグ創設から唯一となる6年連続ファイナル4進出を決める。5月21日に有明コロシアムにて西地区1位の琉球ゴールデンキングスと対戦したが敗れてしまった。翌日の3位決定戦では新潟アルビレックスBBに勝利した。

2011-12シーズン

退団したのは、サターフィールド(埼玉に復帰)、ナイト(JBL2兵庫ストークスへ移籍)、ウェンティン(内定先の上海西洋シャークスへ移籍)、勝久マイケル(横浜ビー・コルセアーズのAC兼通訳に就任)、薦田拓也(仙台に復帰)の5人。新加入は竹田智史(前:高松、05-06シーズン以来の復帰)、青木康平(前:東京)、ラベル・ペインの3人。残留したのが11人と、選手を多く入れ替えていたここ数年のオフとは異なり、前シーズンの既存戦力をベースに臨むことになった。

新加入の青木・竹田がスタメンに定着し、前年のレギュラーであった小淵・今野・高田らがベンチに控えるという層の厚さとリーグ最少失点の守備を誇り、10月23日の沖縄戦(東大阪)〜11月20日の大分戦(大原)まで9連勝を挙げて首位を独走した。しかし11月26日の宮崎戦(守口)でワシントンが負傷、翌27日からの3試合を欠場した。チームは26日の宮崎戦から3連敗、沖縄に首位を明け渡し前半戦を2位で折り返した。オールスターによる中断期間中にペインが退団、ブラックレッジを浜松へ放出、マイク・ベル(前:仙台)とボビー・セントプルー(元:仙台)が加入した。

2012年3月13日、リン・ワシントンがアメリカから大麻密輸したとして、大麻取締法違反容疑で逮捕された[5]。その後、不起訴となり釈放されるも、現役を引退した[6]

西地区2位を確保して、プレイオフ・カンファレンスセミファイナルのホーム開催権を得たが、住吉スポーツセンターでのプレイオフ・カンファレンスセミファイナルにおいて京都ハンナリーズ(西地区3位)に敗れ、初めて有明行きを逃した。

2012-13シーズン

チームスローガン:可能性無限大

新HCにセルビア人でクウェート代表HCを歴任したゾラン・クレコビッチが就任。なお、ブラックウェル前HCは、シーズン途中から群馬HCに就任した。外国人選手全員と、青木・高田・田村らが退団した。新加入は川辺泰三(前:京都)、橘佳宏(前:仙台)、高田秀一(前:高松)、綿貫瞬(前:JBL2・石川)、橋本拓哉(前:大阪エヴェッサバスケットボールカレッジ、bj史上初の現役高校生選手)、ネイサン・ウォークアップ、アンドレ・コインブラ、ラリー・コックスである。

伝統である「走るバスケ」の復活を目指したもののシーズン開幕4連敗を喫し、クレコビッチHCが解任され、古屋孝生が後任のHCに就任した。選手もコックスの契約解除、コインブラの大分放出、リック・リッカート(前:京都)、ドウェイン・レイサンの加入、マイク・ベルの復帰で臨戦態勢を整えた。しかし順位はプレイオフ圏内までは上昇せず、西地区9位で前半戦を終了した。そこで後半戦巻き返しの起爆剤として、選手時代にシカゴ・ブルズでNBA制覇に貢献し、ブルズHCも務めたビル・カートライトを新HCに迎えた。なお、古屋前HCはACとなった。

その後チームは10連勝を記録して7位まで浮上するも4月13日に京都が高松に勝利したことで5試合を残して7位以下が確定。初めてプレーオフ進出を逃し、同じく初の負け越しとなる22勝30敗の7位に終わった。

2013-14シーズン

チームスローガン:REDEEM 〜反撃開始〜

選手・コーチングスタッフに対して総入替えを実施した。新HCに元男子日本代表ACであった東頭俊典、新ACに森山知広(エヴェッサカレッジHC)が就任。なお開幕当初、根間洋一(前:滋賀AC)がACとして所属していたが退団し、古屋孝生が再びACに復帰した。選手は、呉屋貴教(前:信州)、石橋晴行・仲村直人(共に前:岩手)、佐藤浩貴(前:島根)といったエヴェッサに復帰となる選手を含め、昨シーズン4回もトリプル・ダブルを達成したケビン・ガロウェイ(前:浜松)、澤岻直人ディリオン・スニード(共に前:岩手)、菅原洋介(前:琉球)、ザッカリー・アンドリュース(元:新潟)といったbj経験者らを新たに迎えた。

開幕から奈良、大分、埼玉に対して6連勝と波に乗るかと思われたがその後8連敗を喫して失速した。以降は連勝ができずオールスターゲームまでの前半戦は11勝17敗でプレイオフ圏外に低迷。前半戦終了後に、ケイパース、澤地が退団。球団初のアーリーエントリー制度で相馬卓弥畠山俊樹の2選手が入団、ダルコ・チョハダレヴィッチ(前:群馬)をスニードとトレードする形で獲得し、ディアンドレ・ベル(前:千葉)も加入。

相馬、チョハダレヴィッチ、ベルと3Pシューターを増やして後半戦に挑み、連勝数と連敗数を3以内に抑えることで調子の波を小さくし、6位に浮上。シーズン終盤は高松・大分とプレイオフ最後の席を争った。4月11日・12日に高松に連敗したことで、ゲーム差1に詰め寄られた。高松に全敗したため、勝利数で並ばれるとプレイオフ圏外となる危機を迎えたが、4月20日からの最終3試合で福岡・島根に対して開幕時以来の3連勝を記録してウエスタン6位の座を守り、2シーズンぶりのプレイオフ進出が決定した。

プレイオフファーストラウンド(地区1回戦)では、3位の滋賀と対戦した。第1戦に勝利したが、翌日の第2戦および決定戦に敗れてシーズンを終えた。

2014-15シーズン

チームスローガン:RE-VESSA

(REの意味)

  • 1 “再び”:今野翔太の復帰による「再びエヴェッサで戦う」強い決意
  • 2 “REVENGE(逆襲)”:昨季敗れた雪辱を果たし、6年間遠ざかっている優勝を果たすための覚悟
  • 3 “RETURN(立ち戻る)”:球団創設10周年を機に、あるべき場所=王座に立ち戻るという目標

日本人では呉屋、澤岻、菅原が退団。相馬、畠山、石橋、仲村、佐藤が残留。西裕太郎が新加入、今野翔太が信州から復帰した。外国人に関しては総入れ替えを行い、ゲイリー・ハミルトン(元:福岡)、セス・ターバー(前:福岡)、ジョナサン・クレフト(前:NBADLタルサ・シックスティシクサーズ)、ジョシュア・ドラードが加わった。

開幕戦の福岡戦に勝利するも、入れ替わり立ち代わり故障者が出る状況に陥り4連敗を喫す。その後8連勝で勢いに乗り、前半戦を15勝11敗で折り返す。これまでのシーズンで見られた選手のシーズン途中退団がなく、更に橋本尚明を新たに加え、チームの成熟度を上げて臨んだ。一時はプレイオフホーム開催権の得られる4位に肉薄するも、畠山・クレフトが負傷離脱すると上位との差が開き、6試合を残してウエスタン5位が決まった。

プレイオフファーストラウンド(地区1回戦)では、2シーズン連続で滋賀(4位)と対戦した。怪我人が復帰するも、第1戦、2戦に連敗しシーズンを終えた。

2015-16シーズン

チームスローガン:BACK ON TOP

東頭HCが退団し、新HCに岩手から桶谷大を、新ACとして秋田から元安陽一を招聘。新設されたアドバイザリーコーチに、12-13シーズンにHCを務めたビル・カートライトが入った。 日本人選手では仲村(島根)、畠山・佐藤(西宮)が退団。今野、相馬、橋本、石橋、西が残留。新加入選手は並里成(琉球)、久保田遼(NBL・和歌山)。綿貫瞬が京都から12-13シーズンぶりに復帰した。 リーグ規約変更により4から3に減った外国人は総入れ替えを行い、ローレンス・ブラックレッジが岩手から11-12シーズンぶりに復帰、NBDLで2シーズン連続リバウンド王のマーカリ・サンダース・フリソン(NBDL・東京EX)、昨シーズンのファイナルで決勝点を挙げたオルー・アシャオル(浜松)が加わった。

インサイドを強化し、「トライアングル・オフェンス」を基軸に臨んだシーズンも、開幕戦で負った怪我の治療に専念するフリソンが退団、短期契約でマイケル・シングルタリー(Acmar Ravenna/italy-LNP)が加わるも延長せずに退団、ディアンジェロ・ハミルトン(仙台)が加わった。アシャオルも負傷離脱する時期があったが、久保田ら日本人選手の成長もありチーム力が向上、リーグ最少失点という堅守を武器に、プレイオフホーム開催権の得られる4位を滋賀・浜松と最終戦まで競う大混戦を演じるも、ウエスタン6位で終了した。

3位・島根のホームに乗り込んだプレイオフファーストラウンドを2連勝、11-12シーズン以来のカンファレンス・セミファイナルに進出、桶谷HCや並里の古巣である琉球のホームで対戦するも、2連敗で敗退した。

B.LEAGUE

2016-17シーズン(B1西地区)

B.LEAGUE参入に伴い、本拠地を関西文化圏から大阪市に変更。桶谷HCが続投、岩手時代の"右腕"であった穂坂健祐を新ACとして、清水良規(前:熊本HC)をGMとして招聘。

選手では西(埼玉)、NBA挑戦を表明した並里(シーズン途中に滋賀へ加入)、そして外国人3人が契約満了。石橋が合田怜・根来新之助とトレードされる形で西宮へ移籍、木下博之が日立から新加入、12-13シーズンにbj史上初の現役高校生選手としてプレーした後、芦屋大学に入学した橋本拓哉が4シーズンぶりに復帰した。外国人選手は総入れ替え、天理大卒の劉瑾、アルバルク東京の前身であるトヨタや信州でもプレーしたエグゼビア・ギブソン、NBAの強豪であるマイアミ・ヒートに在籍したジョシュ・ハレルソンが加入した。その後、劉が東京Zに期限付き移籍したことで空いた外国人枠に、リチャード・ロビー(三遠)が加わった。

シーズン序盤は西地区4位が定位置だったものの、インターカンファレンスにおいて2位だった名古屋ダイヤモンドドルフィンズが苦戦を強いられることもあり、西地区の2位争いは大混戦となり、結果的には終盤以降は琉球と2位争いを繰り広げることとなった。最終戦は琉球との直接対決となるが、2連敗を喫し、結果は西地区で28勝32敗で6チーム中3位、総合順位9位でBリーグチャンピオンシップ出場を逃した。なお、ジョシュ・ハレルソンはB1リーグ初代ブロックショット王を獲得した。

2017-18シーズン(B1西地区)

日本人選手では、橋本尚明、久保田、相馬、さらに外国籍選手3人が契約満了。加えて綿貫が京都へ期限付移籍となった。新加入には安部潤(島根)の他、寒竹隼人(島根)、藤高宗一郎(渋谷)、熊谷尚也(栃木)といった190cm台の日本人ビックマンを多く迎え、さらに外国籍ではトレント・プレイステッド(東京)、U18のアメリカ代表経験のある大型シューター:デイビッド・ウェア、NBAでの長いプレー経験を持つグレッグ・スミスが加入し、チームの大型化を図った。しかし、シーズン開始直前にプレイステッドがアキレス腱断裂での長期離脱(その後、引退を表明)、急遽金沢からジーノ・ポマーレを獲得した。

シーズン序盤は外国籍の成績不振、日本人の好不調の差から勝ち星に恵まれず、一時は残留プレイオフ圏内まで低迷。シーズン途中でトレント・プレイステッド、グレッグ・スミス、ジーノ・ポマーレを契約解除。NBAGリーグからキース・ベンソン、そして昨シーズンのインサイドの要であったエグゼビア・ギブソンが加入。シーズン後半は二人の活躍もあり、残留プレイオフを回避。24勝36敗、西地区4位、全体順位13位という成績でシーズンを終えた。なおシーズン中、熊谷・橋本が日本代表候補に選出された。

2018-19シーズン(B1西地区)

桶谷HCが契約満了となり、前年度ACを務めた穂坂健祐がHCに就任。選手は澤邊、寒竹、安部、ウェア、キースが退団、畠山俊樹が4シーズンぶり、ジョシュ・ハレルソンが2シーズンぶりの復帰、さらには大卒ルーキーの長野誠史、レギュレーション変更で大きなアドバンテージとなった帰化選手枠にファイ・パプ月瑠を獲得した。しかし、日本代表の買春問題により橋本が1年間の出場停止処分となり、実質ロスター枠が1人少ない状態となる。

シーズン途中では特別指定選手として大阪学院大から吉井裕鷹、天理大から佐々木隆成と契約。4月までチームに帯同した。さらにエグゼビア・ギブソンの怪我により、ジャマール・ソープと一時契約。その後、契約を解除し、トレバー・ムバクウェとシーズン終了まで契約を結んだ。

シーズン開始当初から怪我人が多発し、全員で迎えられる試合が少なかった。前年度に比べて守備力が向上したが、攻撃力不足が課題となり、23勝37敗、西地区4位、全体順位12位といった成績でシーズンを終えた。なお、ジョシュ・ハレルソンはB1リーグでリバウンド王を獲得した。

2019-20シーズン(B1西地区)

穂坂健祐HCが退任、bjリーグ時代に大阪エヴェッサのHCを務めた天日謙作がHCに就任。選手は、長野、根来、木下、トレバー、ギブソンが退団。

走るバスケットを目指すために、京都から伊藤達哉、琉球からアイラ・ブラウンを獲得し、ほかにも、リチャード・ヘンドリックス、ショーン・オマラ、長谷川智也、小坂彰久が新加入。シーズン途中に中村浩陸・今村拓夢と特別指定を結び、2月に伊藤と合田が負傷したため、宇都宮ブレックスから田原隆徳を獲得した。

シーズン打ち切り後の2020年4月、選手・チーム関係者の合計13名が新型コロナウイルスへ感染したが、全員回復している。[7]

2020-21シーズン(B1西地区)

昨年に続き天日謙作HCが継続。選手は、ヘンドリックス、オマラ、長谷川、小坂、今村、田原が退団。

新加入選手では大卒ルーキーからはエリエット・ドンリー、角野亮伍、駒水大河ジャックを西宮からは土屋アリスター時生を獲得。外国人は群馬からギャレット・スタッツを獲得しディージェイ・ニュービルとの契約を発表。しかし新型コロナウイルスの影響でニュービルの合流が間に合わないことからアンドリュー・ランダルと契約。ニュービルがチームに合流するとランダルとの契約を解除した。シーズン途中に高原晟也と特別指定で契約した。

成績

B.LEAGUE

大阪エヴェッサ シーズン成績
レギュラーシーズン プレーオフ 天皇杯
# シーズン リーグ 地区 順位 勝率 ゲーム差 ホーム アウェイ 自地区 他地区 得点 失点 点差 総合 結果 備考 HC ref. 結果

1 2016-17 B1 西 3 28 32 (.467) 21(-) 15-15(.500) 13-17(.433) 17-19(.472) 11-13(.458) 4466 4590 -124 9 桶谷大 [8]
2 2017-18 B1 西 4 24 36 (.400) 24(-) 12-18(.400) 12-18(.400) 15-15(.500) 9-21(.300) 4418 4570 -152 13 桶谷大
3 2018-19 B1 西 4 23 37 (.383) 29(-) 15-15(.500) 8-22(.267) 14-16(.467) 9-21(.300) 4117 4383 -266 12 穂坂健祐
4 2019-20 B1 西  2  26 15 (.634) 1(-) 14-8(.636) 12-7(.632) 10-5(.667) 16-10(.615) 3201 3117 84 7 天日謙作
5 2020-21 B1 西  2  34 20 (.630) 5(-) 17-11(.607) 17-9(.654) 23-8(.742) 11-12(.478) 4561 4454 107 4  QF 敗退 天日謙作

ゲーム差:1位との差(PO圏との差)  地区1   # :ワイルドカード  QF :準々決勝  3決 :3位決定戦  SF :準決勝   FINAL :決勝 B1:9~14位はPOなし   チャンピオン   B2優勝   昇格   降格   残留  
2021年08月8日更新


過去のリーグ戦

bjリーグ

年度 レギュラーシーズン(RS) プレイオフ結果 HC
勝率 ゲーム差 得点 失点 得失点差 順位
2005-06 31 9 .775 - 84.6 74.4 +10.2 1位 優勝 天日謙作
2006-07 29 11 .725 - 85.8 80.2 +5.6 1位 優勝
2007-08 31 13 .705 - 88.4 81.3 +7.1 西1位 優勝
2008-09 35 17 .673 6.0 87.8 83.4 +4.4 西2位 4位
2009-10 34 18 .654 - 82.8 78.4 +4.4 西1位 準優勝
2010-11 32 18 .640 2.0 81.2 76.0 +5.2 西2位 3位 ライアン・ブラックウェル
2011-12 35 17 .673 4.0 76.3 73.3 +3.0 西2位 地区準決勝敗退
2012-13 22 30 .423 20.0(6.0) 77.1 76.9 +0.2 西7位 (RSで敗退) ゾラン・クレコビッチ

古屋孝生

ビル・カートライト
2013-14 24 28 .462 19.0 78.0 76.5 +1.5 西6位 地区1回戦敗退 東頭俊典
2014-15 28 24 .538 10.0 74.3 74.5 -0.2 西5位 地区1回戦敗退
2015-16 35 17 .673 6.0 78.9 67.6 +11.3 西6位 地区準決勝敗退 桶谷大

ゲーム差は()外は1位、()内はプレイオフ圏との差をそれぞれ表している。

B.LEAGUE

年度 カテゴリ レギュラーシーズン プレイオフ
結果
HC 備考
勝率 ゲーム差 得点 失点 得失点差 順位
2016-17 B1 -- -- ---- --- ---- ---- --- --- --- --

個人別タイトル

MVP

コーチ・オブ・ザ・イヤー

ベスト5

アシスト

ブロックショット

  • bjリーグ2005-06 ジェフ・ニュートン
  • bjリーグ2006-07 ジェフ・ニュートン
  • bjリーグ2007-08 ジェフ・ニュートン

フリースロー成功率

その他受賞

トリプル・ダブル達成者

ケビン・ガロウェイ(3回) リン・ワシントン(2回) マイキー・マーシャル(2回) ナイル・マーリー(1回)

選手とスタッフ

大阪エヴェッサ (B1 西地区 2023-24)ロースター
選 手 スタッフ
Pos # 名前 年齢 身長  体重 出身
SF 7 西川貴之 32 (1992/1/14) 1.96 m (6 ft 5 in) 90 kg (198 lb) 日本の旗 明治大学 
PG 8 多嶋朝飛 35 (1988/10/8) 1.73 m (5 ft 8 in) 75 kg (165 lb) 日本の旗 東海大学 
SG 11 李賢重 23 (2000/10/23) 2.01 m (6 ft 7 in) 95 kg (209 lb) 大韓民国の旗 デイビッドソン大学 
SG 14 橋本拓哉 29 (1994/12/3) 1.88 m (6 ft 2 in) 88 kg (194 lb) 日本の旗 芦屋大学 
PF 15 竹内譲次 39 (1985/1/29) 2.07 m (6 ft 9 in) 98 kg (216 lb) 日本の旗 東海大学 
G 20 合田怜 30 (1993/8/31) 1.83 m (6 ft 0 in) 80 kg (176 lb) 日本の旗 大阪学院大学 
F/C 21 ショーン・ロング (Shawn Long) 31 (1993/1/19) 2.08 m (6 ft 10 in) 112 kg (247 lb) アメリカ合衆国の旗 ルイジアナ大学ラファイエット校 
SG 22 飯尾文哉 24 (2000/6/10) 1.87 m (6 ft 2 in) 85 kg (187 lb) 日本の旗 日本大学 
PG 31 木下誠 27 (1997/3/31) 1.85 m (6 ft 1 in) 78 kg (172 lb) 日本の旗 大阪学院大学 
SF/PF 32 アンジェロ・カロイアロ (Angelo Caloiaro) 34 (1989/7/28) 2.03 m (6 ft 8 in) 102 kg (225 lb) アメリカ合衆国の旗 サンフランシスコ大学 
F/C 34 イアン・ハマー (Ian Hummer) 33 (1990/8/23) 2.01 m (6 ft 7 in) 102 kg (225 lb) アメリカ合衆国の旗 プリンストン大学 
PG 35 鈴木達也 33 (1991/3/30) 1.69 m (5 ft 7 in) 67 kg (148 lb) 日本の旗 拓殖大学 
PF 77 土屋アリスター時生 28 (1995/12/31) 1.98 m (6 ft 6 in) 95 kg (209 lb) 日本の旗 大阪教育大学 
ヘッドコーチ
マティアス・フィッシャー
アシスタントコーチ
輪島射矢
ルーベン・ボイキン
デベロップメントコーチ兼クラブアドバイザー
今野翔太

記号説明
キャプテン チームキャプテン (C) オフコートキャプテン
故障者   (+) シーズン途中契約
(S) 出場停止   (帰) 帰化選手
(ア) アジア特別枠選手   (申) 帰化申請中選手(B3
(特) 特別指定選手   (留) 留学実績選手(B3) 
(育) ユース育成特別枠選手
公式サイト

更新日:2021年08月8日

ユニフォームスポンサー (2020-21シーズン)

  • 前面:KINCHO(左肩)、ヒューマンホールディングス(中央)
  • 背面:フロアテック(背番号上部)、エネクスフリート(選手名下部)
  • パンツ:明康(右前腰部側)、やすらぎグループ(右前太もも側)、ホワイトベアー(左前上、「ecost」明記)、CLUB ECO WATER(左前下、「ポタポタクラブ」明記)、ブルーコンシャス(右後ろ)、ハウスイノベーション(左後ろ)

過去のユニフォームスポンサー

ユニフォームサプライの遍歴

歴代ユニフォーム

HOME
2017 - 18 のジャージ
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2017 - 18
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AWAY
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2020 - 21
Other
2018 - 19 3rd のジャージ
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2019 - 20 3rd のジャージ
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2019 - 20
3rd


ホームアリーナ

TKbjリーグ

全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML


地区 アリーナ名称 愛称 地図 収容 年度
05-06 06-07 07-08 08-09 09-10 10-11 11-12 12-13 13-14 14-15 15-16
大阪市 舞洲アリーナ おおきにアリーナ舞洲 北緯34度39分56.3秒 東経135度23分51.4秒 7,000 10 - - - 8
住吉スポーツセンター サンエイワーク住吉スポーツセンター - 3,500 2 10 2' 10 12 8 4
大阪市中央体育館 - 北緯34度39分33.8秒 東経135度26分41.1秒 10,000 6(1) 2 8(1) 2 2 - 2 2
大阪府立体育会館 エディオンアリーナ大阪 北緯34度39分44秒 東経135度29分57秒 (3,000) 2 8 4 2 2 4 8 2
北大阪 池田市五月山体育館 - 北緯34度49分41.9秒 東経135度25分43.8秒 (860) (1) 2(1) (1) 4(1) 4 (2) 2 2 2 2
東部大阪 なみはやドーム・サブ 東和薬品RACTABドーム 北緯34度42分53.6秒 東経135度35分41.8秒 2,000 12 4 6 2 2 4 - -
なみはやドーム・メイン 東和薬品RACTABドーム 北緯34度42分56.4秒 東経135度35分39.8秒 10,000 2(1) 4 2 - - - -
東大阪アリーナ - 北緯34度39分28.5秒 東経135度35分34.4秒 (1,400) 2 4 2 4 - - - -
守口市民体育館 - 北緯34度44分6.8秒 東経135度34分3.9秒 2,000 2 6 4 2' 4 4 4 2 4 2 6
泉州 堺市金岡公園体育館 - 北緯34度34分14.4秒 東経135度30分22.9秒 2,000 2 4 2 - - 2 2
岸和田市総合体育館 - 北緯34度28分6.1秒 東経135度23分44秒 2,500 (1) 4 2 2 2 2 - 2 -
兵庫県 尼崎市記念公園総合体育館 ベイコム総合体育館 北緯34度43分53.6秒 東経135度25分25.2秒 3,500 2(1) 4 2 2 - - - -
神戸市立中央体育館 - 北緯34度40分58秒 東経135度10分27.9秒 2,600 2 2 2 2 - - -
神戸ポートアイランドホール ワールド記念ホール 北緯34度39分50.1秒 東経135度12分36.6秒 8,000 2 - - - - - -
奈良県 橿原公苑第一体育館 - - - 2 - - -
レギュラーシーズン・ホーム試合数 20 20 22 26 26 26 26 26 26 26 26
レギュラーシーズン・平均観客数 2,130 3,178 3,003 3,069 1,835 1,636 1,774 1,469 1,459 1,489 1,744
プレイオフ・平均観客数 - - - 1,659 2,216 1,991 1,615 - - - -

B.LEAGUE


区分 アリーナ名称 愛称 地図 収容 年度
16-17 17-18 18-19 19-20
ホームアリーナ 舞洲アリーナ おおきにアリーナ舞洲 北緯34度39分56.3秒 東経135度23分51.4秒 7,000 24 24 20 23
サブホーム 大阪府立体育会館 エディオンアリーナ大阪 - (3,000) 0 4 2 6
住吉スポーツセンター サンエイワーク住吉スポーツセンター - 3,500 4 1 7 1
池田市五月山体育館 - 北緯34度49分41.9秒 東経135度25分43.8秒 (860) 2 1 1 0
  • 収容:概数を記載。

(カッコ書き):2階席の収容数のみ

  • 試合数

斜数字:プレイオフの開催数、「'」は最終決定戦を示す

(カッコ書き):プレシーズンマッチの開催数

(カッコ書き・斜数字):bj-KBL チャンピオンシップゲームズの開催数

ホームアリーナ移転

  • かつては、府立、大阪中央、住吉、なみはや、東大阪、池田、守口、尼崎、神戸中央、岸和田の各体育館を使用していた。
  • 2015年1月30日、舞洲アリーナの貸付事業者に決定、同年4月から定期建物賃貸借契約を締結する事を発表した[11]。賃貸料は年間約1千万円。

そして、2016年4月1日に本拠地を舞洲アリーナに移転したことが発表され[12]、日本史上初の「プロバスケチーム専用アリーナ」として練習拠点・試合会場として使用されるだけでなく、アウェイ開催となったプレイオフのパブリックビューイングを実施するなど、ブースター交流の拠点となった。

その他

  • 住吉:2011-12シーズンより、最寄駅の御堂筋線あびこ駅近くにある地下鉄あびこ中央商店街を「エヴェッサストリート」と銘打ち、チームの地域密着に一役買った。
  • なみはや:サブアリーナの方がメインアリーナより多く使用されていることが上記よりわかる。これは、サブアリーナは通年使用可能なのに対し、メインアリーナが冬季はスケート場、春季はプールとして使われる関係で、秋季のわずかな期間しかバスケのために使えないからである。
  • 2007-08シーズンのプレシーズンマッチは、上記の他に和歌山ビッグホエール守山市民体育館でも開催している。

チームの特徴

チームの特徴は、初代HC・天日謙作が掲げた「走るバスケ」。ボールを奪えば即座に相手陣内に入り、得点を狙いにいくスタイルである。よって、俊足の選手やスタミナのある選手が多い。チアダンスチームbtによる当時の応援コールに"Run To Win!"(勝利のために走れ!)というのがあるほど、「走るバスケ」はブースターにも浸透していたと言える。2代目HC・ライアン・ブラックウェルは、「走るバスケ」に守備からリズムを作る要素を加えることを目指し、"Win with defense"をテーマにした。その後を受けたHCは「走るバスケ」の復活を目指した。

リーグ戦の主な記録

観客動員記録

最多観客動員試合 6760人 (Bリーグ2018-2019シーズン 対京都ハンナリーズ戦 2019/04/21)

最少観客動員試合

年度別観客動員記録

年度 試合数 合計 平均 最大 最小 試合会場 備考
bjリーグ 2005-06 20 42,600人 2,130人 4,190人 1,509人 --- bjリーグ開幕
2006-07 20 64,336人 3,178人 5,625人 1,733人 --- ---
2007-08 20 ---人 ---人 ---人 ---人 --- ---
2008-09 26 ---人 ---人 ---人 ---人 --- ---

会場別観客動員記録

年度 自治体 アリーナ 座席数 ホームゲーム観客数
試合数 合計 平均 最大 最小
2005-06 門真市 なみはやD(サブ) 約2300席 12 1836人 1987人 1509人
門真市 なみはやD(メイン) 約6000席 2 3742人 4190人 3294人
堺市 金岡公園体育館 3540席 2 2259人 2503人 2014人
東大阪市 東大阪アリーナ  席 2 2092人 2266人 1918人
守口市 市民体育館 約3000席 2 2187人 2352人 2022人
ホーム計 20 42600人 2130人 4190人 1509人
2006-07 大阪市 中央体育館 10000席 6 28056人 4676人 5625人 4091人
守口市 市民体育館 約3000席 6 12419人 2070人 2164人 1975人
門真市 なみはやD(メイン) 約6000席 4 16458人 4115人 5105人 3580人
門真市 なみはやD(サブ) 約2300席 4 7403人 1851人 1971人 1733人
ホーム計 20 64336人 3178人 5625人 1733人
2007-08 大阪市 中央体育館 10000席 2 ---人 ---人 ---人 ---人
大阪市 府立体育会館 3131席 2 ---人 ---人 ---人 ---人
守口市 市民体育館 約3000席 4 ---人 ---人 ---人 ---人
門真市 なみはやD(メイン) 約6000席 2 ---人 ---人 ---人 ---人
堺市 金岡公園体育館 約2300席 4 ---人 ---人 ---人 ---人
池田市 五月山体育館 2 ---人 ---人 ---人 ---人
岸和田市 総合体育館 4 ---人 ---人 ---人 ---人
兵庫県尼崎市 記念公園総合体育館 2 ---人 ---人 ---人 ---人
ホーム計 22 ---人 ---人 ---人 ---人
2008-09 大阪市 中央体育館 10000席 8 ---人 ---人 ---人 ---人
大阪市 府立体育会館 3131席 8 ---人 ---人 ---人 ---人
大阪市 舞洲アリーナ 7056席 10 ---人 ---人 ---人 ---人
ホーム計 26 ---人 ---人 ---人 ---人

ホームゲーム開催時のタイムスケジュール

試合開始前

  • 2時間前:開場・bt/アリーナDJによるお出迎え/ミニバスによ前座試合。
  • 1時間前:開演・btによるオープニングダンス・アリーナDJ登場。
  • 50分前:bt'sによるダンス。
  • 45分前:両チーム選手紹介・ウォームアップ・応援練習。
  • 試合開始前:スターター5発表・btウェルカムダンス・ティップオフ(サンダーバードのオープニングで流れるカウントダウンが流れ、ティップオフ)。

試合開始後

  • 前半
  • ハーフタイム:btハーフタイムダンスショー・冠スポンサー提供ミニゲーム。
  • 後半
  • 試合終了:監督・選手インタビュー。
  • 退場:選手がブースターとハイタッチを行い退場・bt/アリーナDJによるお見送り。

以上に関しては試合日によって変更あるなので大阪エヴェッサホームページで確認すること。

応援

応援スタイル

  • ハリセン:エヴェッサホームゲーム会場のグッズショップで500円で販売されている。野球のメガホンやチアスティックスのように叩いて応援するスタイルである。なお、ハリセンで応援するスタイルは、浜松・群馬・横浜でも採用されている。
  • 2012-13シーズン、第3Q終了時にbtの振り付けに合わせてダンスを踊ったり、タイムアウト時にシャナナ☆MINMI)の音楽が流れ、リズムに合わせてタオルを回す応援があった。
  • 2013-14シーズンから、後半のタイムアウト終了の際、I Heard 'Em Say(Jermaine Dupri)が流れる。
  • 2015-16シーズンは、チームコンセプトの「走るバスケ」に因み、R.Y.U.S.E.I.三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE)が流れ、会場全体で「ランニングマン」を踊った。

マスコット

コート隅においてエヴェッサを応援している。また、タイムアウトにおいてbtが登場しない時は、まいどくん自らコート内に登場し、音楽を流してダンスを披露する。

チアダンスチーム

アリーナDJ

オフィシャルソング

当初は藤井隆歌唱の「OH MY JULIET!」をブースターソングとして使用していた。

2007年4月には松本人志の実兄・松本隆博作詞・作曲・歌による公認ブースターソング『商売繁盛で・・かかってこんかい 〜大阪エヴェッサ応援歌〜』が発売。4月1日、大阪市中央体育館にて行われた東京アパッチ戦で本人が登場して初披露された。また、4月21・22日に有明コロシアムで行われたセミファイナルおよびファイナルの試合前にも披露され、ダンスチーム「bt」と共に歌い踊った。その後年数回、ホームゲームでミニライブを開催している。

2009-2010シーズンからは新たに、かおり&ユカリ Featuring SHINGO★西成の「Go EVESSA!」が応援ソングとして加わった。

応援番組

応援番組はないが、アリーナDJのたつをがレギュラーを務めるABCラジオCheers!(毎週日曜日18時から21時)内でエヴェッサのPRを行い、ホームゲーム開催時は試合終了後に番組に出演して試合結果を報じたり、翌週にホームゲームがある際は開催告知を実施したりしていた。

キーワード

関西文化圏

エヴェッサのホームタウンは「関西文化圏」となっている。関西文化圏とは、大阪という枠組みを超えて、大阪エヴェッサを応援する人たち、同じ関西人としての気質、それは関西弁を使ったり、笑いのつぼが一緒であったりという人たちが生活する文化圏のことを示すと、球団の公式HPに記されている。実際に、兵庫県阪神地域における公式戦開催・エヴェッサバスケットボールスクールとチアダンススクールの展開、芦屋大学との教育提携などを行っている。 しかし、2016年のB.LEAGUE参入に伴い本拠地は大阪市に変更された。

ダイナスティ(DYNASTY)

英語で“王朝”という意味であり、球団HPにおいて「3連覇達成でダイナスティを築く」とある。また、ホームゲーム会場で配布されるマッチデープログラムの題名としても使用されている。

有明コロシアムで16連勝

bjリーグ開幕以降、公式戦、プレーオフにおける全ての試合で、エヴェッサが過去に有明コロシアムで行った試合は16勝0敗と、全て勝利している。これには、東京アパッチブースターからも12月22日の試合前に、「有明で12連勝中!?(連勝したため記録は14に伸びた)でもそんなの関係ねぇ!」と小島よしおのギャグを用いた揶揄をするほどである。プレイオフでも連勝し3連覇を達成し、連勝は16に伸びている。また、『商売繁盛で・・かかってこんかい 〜大阪エヴェッサ応援歌〜』の歌詞の中にも「アウェイはうちらの別荘や」という歌詞があり、まさに有明はエヴェッサにとって別荘であるといえよう。ただし、2008-2009シーズンの行われたアウェイでの東京アパッチ戦で1敗を喫しているが、有明ではなく代々木第二体育館で行われた試合なので、記録は継続していた(また、富山グラウジーズのホームゲームも負けなしである。逆に高松ファイブアローズのホームゲームではプレシーズンゲームを含め未だに勝利したことがなかったが、3月30日の試合でトリプルオーバータイムの激戦の末、117-113で勝利し、高松のホームゲームで初勝利となった)。

なお、東京アパッチとの試合は代々木第二体育館で行われた関係で、大阪エヴェッサが今シーズン有明コロシアムで試合をするには、カンファレンスファイナルいわゆるファイナル4にまで残らなければならず、ファイナル4まで進出は果たしたものの、琉球ゴールデンキングスに敗れ16連勝で止まった。

ティップオフ時のカウントダウン

大阪エヴェッサは、bjリーグ開幕当初から試合開始の時にカウントダウンを行う演出をしている。この演出は、2年目以降に参入した高松ファイブアローズライジング福岡滋賀レイクスターズ浜松・東三河フェニックスの試合でもカウントダウンが行われている。

ブースターズMVP

2008-09シーズンより「ブースターズMVP」と題して勝利した試合ごとにMVPを決めている。

Jリーグクラブなどで行われている「マン・オブ・ザ・マッチ」に近いが、名前の通りブースター投票により決定しているのが大きな特色である。

ヤングスターバスケットボールプログラム

2010年より3ヵ年計画で、バスケットボールの普及と強化を目的としたプロジェクトを開始する。

サテライトチーム「大阪エヴェッサEII」の設立

トップチーム・リーグプレイヤーへの入り口としてサテライトチームを編成し、トップチーム環境下の高いレベルで技術の向上を図るステージを設立。日本クラブバスケットボール連盟または、日本バスケットボールリーグ2部機構への参入も検討。天野喜崇ケビン・タイナーがトップチーム「大阪エヴェッサ」へ昇格した。

「エヴェッサカレッジ」の設立

2010年4月開講予定でサテライト、トップチームへつながる育成機関として2年制専門校の「エヴェッサカレッジ」(プロプレイヤー育成科、コーチ育成科、スポーツマネジメント科など)を設立する。

「エヴェッサバスケットボールスクール」「チアダンススクール」の教室数を拡大

バスケットボールの普及と青少年育成を目的とした「エヴェッサバスケットボールスクール」を、現在、大阪府・兵庫県下で展開。2012年より「エヴェッサジュニアスクール」「エヴェッサキッズスクール」としてさらに展開する。 また、「チアダンススクール」も大阪府・兵庫県下で展開。チアダンスの楽しみを教え、“トップチーム”とも言えるbtへの輩出を目指す。

永久欠番

チーム創設初年度から中心選手として活躍し、bjリーグ三連覇に大きく貢献したリン・ワシントンの44番は永久欠番となっている[14]

イベント・他団体との連携

大阪エヴェッサのラッピングバス。広栄交通バスが高速バスとして運行
  • スポンサー企業が主催するイベントに選手・コーチ・btが出向き、フリースロー大会やパフォーマンス披露などを実施している。
  • 関西のライバルチームである京都ハンナリーズ滋賀レイクスターズと合同で新聞社やテレビ局をはしごする、「プレスキャラバン」を実施している。また、関西ダービーである京都・滋賀戦アウェーゲームのチケットを球団の公式HPで購入できるなどの協力関係も構築されている。また、滋賀を迎えて行われた2009-10シーズンのプレイオフ・カンファレンスセミファイナル(神戸ワールド記念ホール)では、アウェーである滋賀のブースも設置された。
  • 2009年11月5日、芦屋大学と教育提携を結び、教育・スポーツ業界の人材育成を目指して業務協力を行うことになった[15]。エヴェッサ初代HCの天日謙作をHC兼客員教授として招聘、2010年からは元社長の上原光徳も芦屋大学へ転身した。芦屋大学は天日の指導の下、6部リーグで優勝を果たした。また、冠試合の開催などを行っている。

脚注

  1. ^ a b c 大阪エヴェッサ, B.LEAGUE公式サイト, https://www.bleague.jp/club_detail/?TeamID=700 2020年11月9日閲覧。 
  2. ^ a b c d e f g h チーム概要, 公式サイト, https://www.evessa.com/team/outline/ 2020年11月9日閲覧。 
  3. ^ Syracuse's zone defense exported to JapanESPNブログ(英語) 2020年6月3日閲覧
  4. ^ 【Episode #2】高松ファイブアローズ公式Facebook 2011年11月24日 2020年6月9日閲覧
  5. ^ プロバスケの米国人選手、大麻1.5キロ密輸 読売新聞 2012年3月13日
  6. ^ 【リン・ワシントン選手、引退のお知らせ(大阪)】bjリーグ公式facebook 2012年4月9日 2020年6月3日閲覧
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  15. ^ 芦屋大学HP

関連項目

外部リンク