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2021年8月8日 (日) 10:40時点における版
千葉ジェッツふなばし Chiba Jets Funabashi | |||
---|---|---|---|
呼称/略称 | 千葉ジェッツ/千葉 | ||
愛称 | ジェッツ | ||
所属リーグ |
![]() | ||
カンファレンス | B1 東地区 | ||
創設年 | 2011年 | ||
チーム史 |
千葉ジェッツ (2011年~2017年) 千葉ジェッツふなばし (2017年~) | ||
本拠地 | 千葉県船橋市[1] | ||
アリーナ |
![]() 船橋アリーナ[2] | ||
収容人数 | 4,368人 | ||
チームカラー |
チャレンジング レッド[3] ライジング プラチナ[3] ビヨンド ブルー[3] | ||
運営法人 | 株式会社千葉ジェッツふなばし[1] | ||
代表者 | 田村征也[1] | ||
ヘッドコーチ | 大野篤史 | ||
優勝歴 |
B1:1回(2020-21) 天皇杯:3回(2017,2018,2019) | ||
永久欠番 | 0 | ||
公式サイト | https://chibajets.jp/ | ||
|
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
![]() 〒273-0011 千葉県船橋市湊町二丁目3番17号 湯浅船橋ビル6F[1] |
法人番号 | 6040001025094 |
代表者 | 田村征也[1] |
資本金 | 5155万円 |
純利益 | ▲1億5177万7000円(2020年06月30日時点)[4] |
総資産 | 5億4960万2000円(2020年06月30日時点)[4] |
決算期 | 6月末日 |
外部リンク | https://chibajets.jp/ |
千葉ジェッツふなばし(ちばジェッツふなばし、英: Chiba Jets Funabashi)は、千葉県船橋市をホームタウンとしてB.LEAGUEに所属しているプロバスケットボールチームである。
概要
千葉県初のプロバスケットボールチームであり、チーム名の「ジェッツ」はNFLのニューヨーク・ジェッツと同様に、空港(成田国際空港)とジェット機にちなんでいる[2]。当初千葉県全体をホームタウンにしていたが、2016年のBリーグ参入とともにホームタウンを船橋市に、ホームアリーナを船橋アリーナに定めた[5]。また、2017-18シーズンからチーム名を「千葉ジェッツふなばし」(呼称は千葉ジェッツ)に改めた。
2011年、千葉ジェッツの名称でbjリーグに参入し、2013年からは「ナショナル・バスケットボール・リーグ(NBL)」に移籍する[6]。2016年にbjリーグとNBLが統合されBリーグが設立されると、千葉はB1リーグ東地区に振り分けられた。Bリーグ発足後以降は、試合観客動員数1位、2年連続B1東地区優勝、天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会3連覇を築いている[7]。
運営は「株式会社千葉ジェッツふなばし」(2017年2月1日に株式会社ASPEから社名変更)。2019年4月15日、新アリーナ建設に向けてミクシィと業務資本提携並びにグループ入りする事を発表した[8][9]。
チームカラー
- 2011年 - 2021年
ジェット機の無機質さと強さを表現するプラチナに、選手の志やブースターの情熱・歓喜を表現するジェッツレッドを合わせることによって、ジェット機の強さと人間の温かさを兼ねそろえたチームとして表現[1]。
チームロゴ
初代ロゴは、鉄壁な守備を現す盾から音速を超えるジェット機が飛び立つイメージを表現。盾は音速を超えた際に起こるソニックブームを表している[1]。カラーは、盾部分はプラチナの原型色、それが選手の想い、ブースターの声援(ジェッツレッド)によって磨きあげられて輝きを放つ千葉ジェッツの文字(プラチナカラー)になっている[1]。
2021年6月7日、チーム創立10周年を迎え、新たなキャッチフレーズとチームロゴなどを発表。2018年のシーズンから約2年間、選手・ブースター・パートナーの意見をもとに、リブランディングのプロジェクトが進められた。チームロゴは、ChibaのC、JetsのJを逆三角形のデザインに落とし込んだテイストになっている。併せて、ユニフォームなどに使用するオリジナルフォントも発表された[10][3]。
ユニフォームスポンサー (2020-21シーズン)
- サプライヤー:アンダーアーマー
- 金太郎ホーム(胸)
- サテライトオフィス(胸上部)
- 船橋整形外科(背中 背番号上)
- 東京天竜(背中 背番号下)
- 鎌ヶ谷巧業(パンツ左上)
- スワローロジスティクス(パンツ左中)
- コカ・コーラボトラーズジャパン(パンツ左下)
- XFLAG(パンツ右上)
- 川崎陸送(パンツ右中)
- 大将軍(パンツ右下)
- リサイクルガレージケーワン(パンツ背右中)
- 小久保製氷冷蔵(パンツ背右下)
- 日本都市(パンツ背左上)
- シー・エム・シー(パンツ背左中)
- 日本航空(パンツ背左下)
歴代ユニフォーム
HOME | ||||
---|---|---|---|---|
AWAY | ||||
---|---|---|---|---|
応援
ホームゲームでチアパフォーマンスを行っているのは千葉ジェッツエンターテイメントチーム・STAR JETSで、メンバーはチアダンサーズ、チアアテンダント、ドラムラインで構成されている。ディレクターは2011-12シーズン途中まで元NFLチアリーダーの中山麻紀子が担当、2012-2013シーズンまではSTAR JETS兼任でakingがディレクターを務め、2013-2014シーズンからアドバイザーに久野明子、ディレクターに松田華衣という体制である[11]。
マスコットキャラクターはエンターテイメントチームの一員のジャンボくん[2][12]。職業は世界最速「千葉ジェッツ号」の整備士で選手(パイロット)を目指している[12]。
これら全員をチームでは「フライトクルー」と総称しており、試合前の映像も飛行機のフライトにちなんだものになっている[11]。
なお、アリーナMCは2011-2012シーズンからMC RISUKEが担当している。西武ドームでの埼玉西武ライオンズホームゲームのMCも務めているため、時折MCの代理もある。
歴史
bjリーグ参入まで
2010年3月1日、日本プロバスケットボールリーグ(bjリーグ)参入を目指して梶原健ら有志が集まり、千葉プロバスケットボールチーム準備委員会を設立。3月31日にbjリーグへ正式に参入申請を行った後、リーグの審査を経て8月26日に2011-12シーズンよりのbjリーグ新規参入が正式決定する[13]。9月17日、チーム運営会社「株式会社ASPE」を設立[13]。11月25日、一般公募により決定したチーム名の「千葉ジェッツ」(命名、鎌ケ谷市の会社員)やチームロゴなどを発表する。
bjリーグ
2011-12シーズン
ヘッドコーチに元カタール代表チームHCのエリック・ガードーが就任。2011年に行われたドラフトでは、エクスパンション・ドラフトで大分ヒートデビルズの佐藤博紀と前年度に活動休止した東京アパッチの田中健介、新人ドラフトで石田剛規、育成ドラフトで亀崎光博と一色翔太を指名し、獲得。レラカムイ北海道より八幡幸助、富山グラウジーズより白田敏人、東京アパッチより板倉令奈と中村友也、bjリーグ合同トライアウトを経てドラフト外で佐々木クリス、新潟アルビレックスBBよりジョージ・リーチを獲得した。また、モリース・ハーグロー、ガストン・モリヴァ、ジャメル・スタテンの3人を獲得し、開幕を14選手で迎えた。開幕後にリーチが故障したため、11月にジャマル・ホルデンを獲得するも、翌年の2012年1月に契約解除し、2月にbjリーグのチームへの在籍経験があったアントワン・ブロキシーを獲得した。
2011年10月に参入初年度のシーズンが開幕。10月15日の開幕戦で2010-11シーズンの覇者浜松・東三河フェニックスに77対74で勝利して公式戦初勝利。
2012年1月にはbjリーグ所属チームとして初めて全日本総合バスケットボール選手権大会(オールジャパン)に出場した。2回戦のツースリー戦は99対68で勝利したが、3回戦のレバンガ北海道戦は59対97で敗北した[14]。
2012年1月15日に行われたbjリーグオールスターゲームには、主催者推薦でモリース・ハーグロー、Facebook枠で石田剛規、アシスタントコーチにヘッドコーチのエリック・ガードーが選出された。
チームの得点源はリーグ得点ランク2位のモリース・ハーグローと4位のジャメル・スタテン。開幕節の浜松戦で2連勝を飾ると、10月22日のホームゲーム開幕戦でbjリーグ参入同期の横浜ビー・コルセアーズに勝利して3連勝を記録。翌週も高松ファイブアローズに連勝して10月は5勝1敗と好スタートを切ったが、その後は3度の5連敗を喫するなど低迷し、最終順位はイースタン10チーム中9位。オフシーズンに一色が左膝外側半月板損傷・関節軟骨損傷、石田が右膝前十字靭帯損傷・半月板損傷の手術を行い、一色が全治5ヶ月、石田が全治8ヶ月と発表された[15]。
2012-13シーズン
島田慎二が代表取締役社長に就任[16]。エリック・ガードーHCが退任し、後任に前岩手ビッグブルズHC代行の冨山晋司が就任。前シーズンに在籍していた外国人全5選手を含む9選手が退団した。一方で、千葉エクスドリームスより狩俣昌也を獲得。外国人選手も、ライジング福岡から交渉権を獲得したケビン・パルマーとは契約締結に至らなかったが、ジョー・ワーナー、サージ・アングーヌー、ディアンドレ・ベル、マーキン・チャンドラーの4選手を獲得した。
その後12月に入ってから、ヒザの故障が癒えないサージ・アングーヌーとの契約を解除、直前に新潟アルビレックスBBとの契約を解除されたマーキス・グレイと契約、さらに2月に筑波大学から練習生契約で星野拓海を獲得した。
1月から2月にかけてチーム記録の9連勝を達成。レギュラーシーズンは26勝26敗の勝率.500でイースタン11チーム中6位に入り、プレイオフ出場権を獲得。カンファレンスファーストラウンドではイースタン3位の富山グラウジーズとアウェイ・ありそドームで対戦して、第1戦77-97で敗れた翌日、第2戦を103-73で取り返したが、決定戦17-19で敗れて敗退が決定した。
NBL
2013-14シーズン
2013-14シーズンからは日本バスケットボール協会が中心となって発足させた新リーグのナショナル・バスケットボール・リーグ(NBL)に参戦。NBLは日本バスケットボールリーグ(JBL)とbjリーグを統合して発足する予定であったが、bjからは千葉のみの初年度参加にとどまった。
新ヘッドコーチは前年度まで横浜ビー・コルセアーズを率いてチームを2012-13シーズンのbjリーグ優勝に導いたレジー・ゲーリーが就任。選手は佐藤博紀(主将)、田中健介、一色翔太の日本人選手3名のみが残留し、その他は入れ替えた[17]。佐藤は12月の第1回NBLオールスターゲームにチーム・メディア推薦で出場した。
シーズンは9月28日に行われた船橋アリーナでの開幕戦から日立と栃木を相手に4連勝を飾って首位に立つ好スタートを切ったが、5戦目で連勝が止まるとそのまま20連敗を喫して最下位まで順位を下げた。12月のウエスタンとの交流戦で連敗を止めた後、再び4連勝を記録したが、上位には進出はできず18勝36敗のイースタン6チーム中最下位でシーズンを終えた。
2014-15シーズン
2014-15シーズンはHCがレジー・ゲーリーが残留、さらに新外国人選手として横浜からジャスティン・バーレル、和歌山トライアンズからリック・リカート、アメリカからパリス・ホーンを、日本人選手として日立サンロッカーズ東京から西村文男を補強、開幕の代々木第二で行われた日立との連戦は連敗したが、ホーム開幕のサイバーダインつくばロボッツ戦に連勝し、さらに前年度全敗だったトヨタ自動車アルバルク東京、東芝ブレイブサンダース神奈川に初勝利を挙げるが、熊本ヴォルターズに初敗戦を喫するなど安定した戦いは出来なかった。イースタンカンファレンス34勝20敗でカンファレンス5位で終え、プレーオフにはワイルドカードで進出。
プレーオフではクォーターファイナルで日立東京に2連敗しシーズン終了する。
2015-16シーズン
2015-16シーズン、HCは三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋に移籍したゲーリーに変わり、元和歌山トライアンズHCのジェリコ・パブリセビッチを招聘。外国人選手はバーレル、ホーンに変わりNBAでもプレー経験のあるブライアン・クック、広島ドラゴンフライズからクリント・チャップマンが加入。日本人選手は広島から岡田優介、レバンガ北海道から阿部友和と、シーズン開幕直前になりアメリカ挑戦中だった元秋田ノーザンハピネッツの富樫勇樹を獲得、補強と昨シーズン終盤からの観客数・スポンサー数の増加などで開幕前は優勝候補にも挙げられていた。
しかし、開幕前に阿部がアキレス腱断裂の怪我で全治6ヶ月の離脱。開幕後は新加入選手と既存選手とのフィットが上手くいかず、クックは10試合を終了した時点で契約解除となり、デクアン・ジョーンズと入れ替わることになる。けが人が大量に出たことやシーズン前の補強がジェリコHCの意図していない選手補強でもあって選手への戦術浸透もままならず、ジェリコHCは3月に契約解除となり、前シーズン限りで引退をした佐藤博紀が残りシーズンのHC代行を務めることになった[18]。
佐藤HC代行に変わり、選手への戦術約束事を減らしたチームは立て直してレギュラーシーズンを22勝31敗と負け越しながらも8位に滑り込みプレーオフ進出を果たした。
その他、このシーズンは観客動員が好調で4月の千葉ポートアリーナで行われたリンク栃木ブレックス戦でNBL最多の6835人を達成した他、シーズンを通したホームゲーム観戦者数が累計10万92人となり、bjリーグ・NBLを通して日本のバスケットボールチームで初めて、シーズン観客数10万人突破を達成した。[19]
B.LEAGUE
2016-17シーズン(B1東地区)
本拠地を船橋市に変更。Bリーグ初年度となる2016-17シーズンは船橋アリーナでホームゲーム8割以上を行い、練習場も同所で確保。1部リーグ(B1リーグ)・東地区でのスタートとなった。 HCは元広島アシスタントコーチだった大野篤史を招聘、選手は星野拓海が現役を引退、前年途中からレバンガ北海道にレンタル移籍していた宮永雄太と岡田優介(京都へ移籍)が契約満了となり、A東京からマイケル・パーカー、名古屋から伊藤俊亮の獲得を発表している。
開幕戦(9月24日・9月25日)はホーム・船橋アリーナで仙台と対戦。1勝1敗のスタートとなった。10月の試合は4勝6敗と負け越したが、11月の試合ではアウェー・仙台戦(ゼビオアリーナ仙台、11月5日・11月6日)で2連勝を果たすと、7連勝負けなし。12月18日の富山戦まで13連勝と盛り返した。
特に富樫勇樹はチームにとって頼もしい存在だった。第92回天皇杯 全日本総合バスケットボール選手権大会では準々決勝に栃木、準決勝に三河を破り、決勝戦では川崎を88-66で破り、初優勝を飾った。創設6年目にして、クラブ史上初のタイトルを手にした快挙だった。また旧bjリーグに加盟していたチームの優勝も史上初である。
2017年になっても勢いは衰えず、2月・3月の試合は僅か1敗ずつという驚異的な強さを見せる。最終的に、東地区の優勝争いは栃木ブレックス、A東京の三つ巴となった。レギュラーシーズンはA東京とは同じ44勝16敗、勝率は.733であったがも3位になった。それでもワイルドカード上位枠でBリーグチャンピオンシップ出場を決めた。
クォーターファイナルではアウェーで東地区優勝の栃木と対戦した。第1戦は80-73と完敗したが、第2戦は第1クォーターは千葉が33-13と大差でリードした。一時は22点もリードするなど、第2クォーター終了時点で43-28と15点リードで前半を折り返す。しかし第3クォーター以降は栃木が反撃の狼煙を上げる。特に栃木は田臥勇太などが奮闘を見せ、第3クォーターは9-21。試合の流れは栃木に傾いていった。第4クォーターでは残り6分、1点差に追い詰められた場面で、パワーフォワードのタイラー・ストーンの無理な攻撃に対し、センターのヒルトン・アームストロングが激怒。プレーが止まった直後に殴り合い寸前のけんかが勃発した。その事が響き、第4クォーターは18-28。結果は70-77と逆転負け。2連敗でクォーターファイナルで敗退し、後味の悪い終わり方となった[20]。
シーズン終了後、上江田勇樹、ヒルトン・アームストロングの退団が発表された。またBリーグの年間表彰において、「ベストシックスマン賞」としてタイラー・ストーンが、そしてベストファイブでは富樫勇樹が選出された。
ホームゲーム30試合の平均観客動員数は4,503名(前年比126%)とBリーグでトップとなった。この数字は2位の栃木ブレックスを1,000人以上引き離したものであり、チケット単価も2,081円(前年比113%)と上昇していることから、有料入場者数自体が増えたことがうかがえる。
2017-18シーズン(B1東地区)
2017年7月1日、クラブ名を「千葉ジェッツふなばし」、運営会社も先立って2月1日に「株式会社千葉ジェッツふなばし」に変更する[21]。
渋谷からは素早い攻撃を体現する存在としてアキ・チェンバースを[22]、三河からはインサイドの主力としてギャビン・エドワーズを獲得[23]。
7月26日には、ドイツでプレーしていたトニー・ガフニーと契約した。積極的な守備から攻撃に移るチームの戦略に適合する選手として契約したが[24]、11月27日にチームはガフニーとの契約を解除し[25]、代わってレオ・ライオンズと契約する。ライオンズは2016-17シーズン終了後に引退しファッションデザイナーとして活動していたが、現役に復帰した[26]。
5月5日のリーグの琉球戦で80vs76で勝利し、リーグ戦残り1試合を残して混戦の東地区で地区優勝を決めた。
2018-19シーズン(B1東地区)
天皇杯3連覇を達成。レギュラーシーズンは52勝8敗(勝率.867)の成績で2季連続の地区優勝達成。勝率数・勝率共に2020-21シーズン終了時点でB1歴代最高[28]である。CSでは2季連続で決勝進出するも準優勝に終わる。
2019-20シーズン(B1東地区)
2019年8月21日、島田社長が代表取締役会長に就任し、新社長に野村證券出身で3月に入社、4月に副社長就任したばかりの米盛勇哉が就任すると発表[29]。
2020-21シーズン(B1東地区)
2020年5月26日、島田会長の時期Bリーグチェアマン就任に伴い会長職を退任、併せて米盛社長も退任することが発表された[30]。後任には親会社ミクシィの執行役員スポーツ事業本部・本部長である田村征也が就任する。
同年8月、船橋市のららぽーとTOKYO-BAY第10駐車場に、本拠地として1万人規模の新アリーナを建設する計画を明らかにした。同地を所有する三井不動産とミクシィが出資する方針で、設計コンペでは清水建設が優先交渉権を得た[31][7]。
レギュラーシーズンは東地区2位(全体順位3位)で宇都宮ブレックスに地区優勝を明け渡したが、B1チャンピオンシップではホーム・船橋アリーナで開催されたクォーターファイナルでは三河を2勝0敗で、アウェー・沖縄アリーナで開催されたセミファイナルで西地区優勝の琉球戦では2勝1敗で3シーズン連続でファイナル進出を決める。
横浜アリーナで開催されたBリーグファイナルでは東地区優勝の宇都宮との対戦となったが、2勝1敗で宇都宮を下し、3度目のファイナル進出で見事Bリーグ初優勝を手にした。ファイナルMVPはセバスチャン・サイズが選出された。
ホームゲーム
初シーズンとなった、11-12シーズンから船橋アリーナにて試合を多く開催しており、B.LEAGUEとなった16-17シーズン以降はホームアリーナとして使用している。 また、先述の通り、本拠地として1万人規模の新アリーナを建設する計画がある。
会場名 | 年度 | ||||
---|---|---|---|---|---|
11-12 | 12-13 | 13-14 | 14-15 | 15-16 | |
船橋アリーナ | 12 | 8 | 12 | 14 | 16 |
千葉ポートアリーナ | ‐ | 4 | 4 | 5 | 5 |
市川市塩浜市民体育館 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 |
八千代市市民体育館 | 4 | 4 | ‐ | 2 | 4 |
浦安市運動公園総合体育館 | 6 | 2 | 2 | 2 | ‐ |
佐倉市民体育館 | ‐ | 2 | 2 | 2 | 1 |
千葉商科大学体育館 | 2 | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ |
千葉県立館山運動公園体育館 | ‐ | 2 | ‐ | ‐ | ‐ |
柏市中央体育館 | ‐ | 2 | ‐ | ‐ | ‐ |
印西市松山下運動公園体育館 | ‐ | ‐ | 2 | ‐ | ‐ |
成田市中台運動公園体育館 | ‐ | ‐ | 2 | ‐ | ‐ |
墨田区総合体育館 | ‐ | ‐ | 2 [32] | ‐ | ‐ |
合計 | 26 | 26 | 28 | 27 | 28 |
アリーナ名 | 年度 | ||||
---|---|---|---|---|---|
16-17 | 17-18 | 18-19 | 19-20 | 20-21 | |
船橋アリーナ | 24 | 24 | 24 | 26 | 26 |
千葉ポートアリーナ | 6 | 6 | 6 | 4 | 4 |
合計 | 30 | 30 | 30 | 30 | 30 |
成績
B.LEAGUE
千葉ジェッツ シーズン成績
| |||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
レギュラーシーズン | プレーオフ | 天皇杯 | |||||||||||||||||||
# | シーズン | リーグ | 地区 | 順位 | 勝 | 敗 | 勝率 | ゲーム差 | ホーム | アウェイ | 自地区 | 他地区 | 得点 | 失点 | 点差 | 総合 | 結果 | 備考 | HC | ref. | 結果 |
1 | 2016-17 | B1 | 東 | 3 | 44 | 16 | (.733) | 5(0) | 21-9(.700) | 23-7(.767) | 26-10(.722) | 18-6(.750) | 4935 | 4455 | 480 | 5 | QF 敗退 | 大野篤史 | [33] | 優勝 | |
2 | 2017-18 | B1 | 東 | 地区1 | 46 | 14 | (.767) | 0(0) | 22-8(.733) | 24-6(.800) | 22-8(.733) | 24-6(.800) | 5072 | 4409 | 663 | 2 | 準優勝 | 大野篤史 | 優勝 | ||
3 | 2018-19 | B1 | 東 | 地区1 | 52 | 8 | (.867) | 0(0) | 26-4(.867) | 26-4(.867) | 26-4(.867) | 26-4(.867) | 5157 | 4282 | 875 | 1 | 準優勝 | 大野篤史 | 優勝 | ||
4 | 2019-20 | B1 | 東 | 3 | 28 | 12 | (.700) | 3(3.5) | 13-8(.619) | 15-4(.789) | 8-6(.571) | 20-6(.769) | 3353 | 2992 | 361 | 4 | 大野篤史 | ||||
5 | 2020-21 | B1 | 東 | 2 | 43 | 14 | (.754) | 4.5(0) | 23-5(.821) | 20-9(.690) | 23-10(.697) | 20-4(.833) | 5073 | 4460 | 613 | 3 | チャンピオン | 大野篤史 | |||
ゲーム差:1位との差(PO圏との差) 地区1 # :ワイルドカード QF :準々決勝 3決 :3位決定戦 SF :準決勝 FINAL :決勝 B1:9~14位はPOなし チャンピオン B2優勝 昇格 降格 残留 2021年08月8日更新 |
過去のリーグ戦
bjリーグ
年度 | レギュラーシーズン | 最終結果 | HC | 備考 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
勝 | 敗 | 勝率 | ゲーム差 | 得点 | 失点 | 得失点差 | 順位 | ||||
2011-12 | 18 | 34 | .346 | 19.0(7.0) | 78.1 | 84.5 | -6.4 | 東9位 | 17位 | エリック・ガードー | 新規参入1年目 |
2012-13 | 26 | 26 | .500 | 10.0 | 81.7 | 80.1 | +1.6 | 東6位 | 9位 | 冨山晋司 | プレイオフ 地区1回戦出場 |
ゲーム差は()外は1位、()内はプレイオフ圏との差をそれぞれ表している
NBL
年度 | レギュラーシーズン | 最終結果 | HC | 備考 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
勝 | 敗 | 勝率 | ゲーム差 | 得点 | 失点 | 得失点差 | 順位 | ||||
2013-14 | 18 | 36 | .333 | 28.0(13.0) | 69.4 | 75.4 | -6.0 | 東6位 | 9位 | レジー・ゲーリー | 転籍1年目 |
2014-15 | 34 | 20 | .630 | 11.0 | 75.4 | 71.2 | +4.2 | 東5位 | 6位 | レジー・ゲーリー | ワイルドカードでプレイオフ クォーターファイナル進出 |
2015-16 | 22 | 33 | .400 | 25.0 | 73.6 | 76.3 | -2.7 | 8位 | 8位 | ジェリコ・パブリセヴィッチ →佐藤博紀(代行) |
プレイオフ クォーターファイナル進出 |
ゲーム差は()外は1位、()内はプレイオフ圏との差をそれぞれ表している
その他表彰
全日本総合選手権
- 2012年 - 3回戦
- 2014年 - 3回戦
- 2015年 - 準々決勝(4回戦)
- 2016年 - 3回戦
- 2017年 - 優勝
- 2018年 - 優勝
- 2019年 - 優勝
- 2020年 - 5回戦
- 2021年 - 3次ラウンド(3回戦)
選手とスタッフ
選手
千葉ジェッツふなばし (B1 東地区 2023-24)ロースター
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
選 手 | スタッフ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
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歴代ヘッドコーチ
エリック・ガードー(2011-12)
冨山晋司(2012-13)
レジー・ゲーリー(2013-15)
ジェリコ・パブリセヴィッチ(2015-2016.3)
佐藤博紀(代行、2016)
大野篤史(2016- )
永久欠番
脚注
- ^ a b c d e f g h i j 会社概要, 公式サイト 2021年1月12日閲覧。
- ^ a b c 千葉ジェッツ, B.LEAGUE公式サイト 2021年1月12日閲覧。
- ^ a b c d e f g CHIBAJETS REBRANDING, 公式サイト 2021年7月11日閲覧。
- ^ a b 株式会社千葉ジェッツふなばし 第10期決算公告
- ^ “バスケNBL千葉ジェッツが船橋ホーム発表”. 日刊スポーツ. (2015年4月23日)
- ^ “2013-2014シーズン「新リーグ」参加決定のお知らせ”. 千葉ジェッツ公式サイト. 2012年6月23日閲覧。
- ^ a b 【千葉ジェッツ 夢のアリーナプロジェクト】 始動, 公式サイト 2021年1月12日閲覧。
- ^ “千葉ジェッツふなばしとの戦略的資本業務提携および株式取得に関するお知らせ”. 株式会社ミクシィ(2019年4月15日作成). 2019年4月15日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “Bリーグ千葉、ミクシィと提携…アリーナ建設へ”. 読売新聞(2019年4月14日作成). 2019年4月15日閲覧。
- ^ Bリーグ覇者 千葉ジェッツが生まれ変わる。創立10週年を機に『CHIBA JETS REBRANDING』, ヤフーニュース 2021年7月11日閲覧。
- ^ a b フライトクルーチアリーダーズ STAR JETS, 公式サイト 2021年1月12日閲覧。
- ^ a b ジャンボくん, 公式サイト 2021年1月12日閲覧。
- ^ a b 沿革, B.LEAGUE公式サイト 2021年1月12日閲覧。
- ^ 普段のbjリーグ戦では外国人を複数名同時出場させている千葉だが、この大会ではルールにより1人しか出場させることができなかった。逆に北海道には日本に帰化した選手が所属していたため、外国出身選手を2名同時起用することができた。
- ^ #1一色翔太、#31石田剛規選手手術のお知らせ 公式サイト 2012年6月1日
- ^ “千葉ジェッツ 島田慎二代表インタビューvol.1「地域密着を実現するには経営を強くして、地元で存在感を出すしかない」”. バスケット・カウント. (2017年4月11日) 2020年6月14日閲覧。
- ^ 千葉・大分・宮崎チームおよびその他公示選手(6月6日)
- ^ http://www.chibajets.jp/news/detail/2016-03-04/3769
- ^ [1]
- ^ スポーツ報知 (2017年5月15日). “【Bリーグ】千葉、栃木に屈した 富樫、味方のけんか止められず「抑えないと…」” 2017年6月30日閲覧。
- ^ "チーム名称変更のお知らせ" (Press release). 千葉ジェッツ. 8 September 2016. 2018年1月8日閲覧。
- ^ 鈴木健一郎 (2018年1月7日). “天皇杯連覇を決めた千葉ジェッツ祝勝会、欠場の富樫勇樹も「去年以上にうれしい」”. バスケットカウント. ティーアンドエス. 2018年1月8日閲覧。
- ^ 鈴木栄一 (2017年12月17日). “ビッグプレー連発のギャビン・エドワーズは千葉ジェッツの『謙虚な大黒柱』”. バスケットカウント. ティーアンドエス. 2018年1月8日閲覧。
- ^ “「千葉のバスケスタイルにふさわしい選手」トニー・ガフニー獲得でラストピースが埋まった千葉ジェッツ”. バスケットカウント. ティーアンドエス (2017年7月26日). 2018年1月8日閲覧。
- ^ “千葉ジェッツがガフニーとの契約を解除、GMは「苦渋の決断」と説明”. バスケットボールキング. フロムワン (2017年11月27日). 2018年1月8日閲覧。
- ^ 大島和人 (2017年12月10日). “引退を撤回し「二刀流」を目指すB1千葉・ライオンズ”. Yahoo!ニュース. 2018年1月8日閲覧。
- ^ “千葉ジェッツV2、主将小野が「走るバスケ」体現”. 日刊スポーツ. (2018年1月8日) 2018年1月8日閲覧。
- ^ B2も含めると、最多勝利数は2017-18シーズンの秋田(54勝)、最高勝率は2020-21シーズンの群馬(.912)である。
- ^ “急成長を見せる千葉ジェッツ、29歳の米盛勇哉氏が新社長に就任”. バスケットボールキング. (2019年8月21日) 2020年6月14日閲覧。
- ^ "【ご報告】代表取締役の異動および経営体制の変更について" (Press release). 千葉ジェッツふなばし. 26 May 2020. 2020年6月14日閲覧。
- ^ 【夢のアリーナプロジェクト】Bリーグ「千葉ジェッツふなばし」南船橋に新アリーナ検討中 - 建設通信新聞・2020年8月20日
- ^ 「墨田区バスケ祭り」として日立サンロッカーズ東京(当時)とのコラボレーション開催が行われた。
- ^ “STANDING”. bleague.jp (2017年5月7日). 2017年5月7日閲覧。
- ^ BLEAGUEAWARDSHOW Bリーグ
- ^ 2017年5月8日時点 BLEAGUEAWARDSHOW Bリーグ
- ^ 佐藤博紀選手引退およびアンバサダー就任のお知らせ千葉ジェッツ2015年6月19日
関連項目
- 千葉ジェッツふなばしネクスト
- アルティーリ千葉
- 千葉ロッテマリーンズ
- ジェフユナイテッド市原・千葉
- FC東京 - 同じくミクシィや金太郎ホームがスポンサーのJリーグクラブ。
- デザインナンバープレート - 船橋市の原動機付自転車用のナンバープレート(白色(第一種)・黄色(第二種乙)・桃色(第二種甲))としてジャンボくんをあしらったものを2016年9月21日より交付開始した。船橋市のデザインナンバープレートとしては2例目、かつひとつの自治体が複数種類のデザインナンバープレートを交付した最初の例。
- 株式会社千葉ジェッツふなばし(旧称:株式会社ASPE) - チームの運営会社であり、千葉商科大学サービス創造学部の公式サポーター企業。
- ミズノ興業 - 選手輸送用のバスを所有。
- 仮面女子 - オフィシャルイメージソング『全力エンジン』を歌うアイドルグループ。
- ふなっしー - 船橋市非公認マスコットキャラクター。2020年2月15日にジャンボくんとともに一日プロ選手契約を結んだ。
- 新京成電鉄 - チームのラッピングを施した「ジェッツトレイン」(8000形または8800形を使用。愛称はシーズンにより異なる)を運行している。また系列の船橋新京成バスがホームゲーム開催時に直通バスを運行する。
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チームのラッピングを施した「ジェッツトレイン」(新京成電鉄8000形)
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ジェッツトレイン車内
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 千葉ジェッツ (chibajets) - Facebook
- 千葉ジェッツふなばし (@CHIBAJETS) - X(旧Twitter)
- 千葉ジェッツふなばし (@chibajets_official) - Instagram
- ジェッツチャンネル - YouTubeチャンネル
- 【公式】ジャンボくん(千葉ジェッツふなばし) (@Jumbokun_GOJETS) - X(旧Twitter)